アイメッセージ 【あいめっせーじ】

アイメッセージとは、アドラー心理学の用語で、英語の”I”つまり「私」を主語にしたメッセージのことである。私の後には、自分の感情を説明する言葉を続ける。相手の自主性と思いやりを育てるコミュニケーションの仕方として、教育分野でよく使われる。

アイメッセージ 【あいめっせーじ】 (I message)
 
アイメッセージとは、アドラー心理学の用語で、英語の”I”つまり「私」を主語にしたメッセージのことである。私の後には、自分の感情を説明する言葉を続ける。相手の自主性と思いやりを育てるコミュニケーションの仕方として、教育分野でよく使われる。アイメッセージに対比されるものはユーメッセージである。
たとえば、子どもが大事な約束を守らなかったとき、
アイメッセージの例:
「お父さんは、おまえが約束を守らなかったから、とてもがっかりしたよ。」
ユーメッセージの例:
「おまえは約束を守れない、出来の悪い子だ。」
 
上のアイメッセージの例のように、理由を説明する時には「お前の出来が悪いから」のようなユーメッセージを入れないように注意する必要がある。相手の人格や能力には言及せず、相手の行動にのみ言及することが大切である。上の例では「お前が約束を守らなかった」という行動に言及している。これをアクショントーク(行動についてのみ話すので)という。
 
アイメッセージとアクショントークも参考にされたい。