アファメーションというのは、自分に対して肯定的な言葉をかけることを言います。
典型的なアファメーションは、
「私は、愛されるに値する人間です」
のように、肯定的で、断定的な形のものですが、
私自身の経験を考えてみても、断定的なアファメーションは、心の中で「え?ほんとか??」という声がしてしまって効果が半減してしまうという問題があります。
「私は、愛されるに値する人間です」
(え?そうか??)
これでは、効果が半減してしまいます。
そこで、まず一工夫します。
断定型から、許可型に変えます。
「私は、愛されてよい」
これなら、愛されてもいいし、愛されなくても(あまりよくないが)いいわけなので、批判的な心の声は少しおとなしくなるのではないでしょうか。
「私は、愛されてよい」
(まあ、愛されなくてもいいけどね)
これなら、否定しきれないので批判的な心の声に打ち消されることはありません。
でもさらに、自己否定が強い場合には、
否定文のアファメーションという形があり得ます。
これは、少し凝っています。
「私は自分が愛されてよいと思えません。
でも、そんな自分を受け入れます。」
潜在意識が否定文を理解しない性質を利用しているのですが、この形のアファメーションであれば、批判的な心の声は聞こえてこないはずです。
いろいろ工夫できるアファメーション。
工夫してみると手軽でパワフルです。