アイメッセージとアクショントークはペアで覚えておくべき、よいコミュニケーションの方法です。
解決志向型の恋愛・結婚生活には欠かすことのできないコミュニケーション法です。
お互い楽しいことをしているときは、大抵誰でも機嫌がよいものです。
しかし、生活していると相手に苦情を言わなければならなかったり、要求をしなければならない
場面が必ずあります。そのたびごとに喧嘩になったり、我慢をして不満を募らせているのでは
恋愛も結婚生活も長続きしません。そのための方法がアイメッセージとアクショントークなのです。
アイ・メッセージ
アイメッセージとは、自分がどういう気持ちなのかを正直に相手に伝える方法です。
私(英語でアイ)がどう感じるかを言うので、アイ・メッセージといいます。
相手のことを分析・批評する(ユー・メッセージ)と関係を悪化させるので要注意です。
アクション・トーク
アクショントークとは、相手を傷つけずに要求を伝えたり、苦情を言う方法で、
相手の行動のみに言及することからアクション(行動)トークといいます。
では、この二つを使って、どのようにコミュニケーションがするとよいのか具体例を挙げます。
こんな状況を想定します。
「旦那さんが、日曜日によく家でごろごろしていて、奥さんは一緒に買い物に行きたい。」
×悪い例(アイメッセージ、アクショントークを使っていない)
「あなたって、仕事人間で、家のことは何もやってくれないのね。」
(ユー・メッセージ。相手を上から評価している。「何もやってくれない」は明らかに言い過ぎ。)
「たまには買い物に行くのだって夫として当然でしょ?」
(「義務」にすれば、自分はあとでお礼を言わずにすむが、相手は奪い取られた気持ちになる)
「○○さん家の旦那さんはいつも買い物に一緒に行ってくれるって。」
(これも義務と同じ。要するに「正しさ」を主張して相手をコントロールしようとするやりかた)
「このまま家のことを何もしてくれないのなら、将来離婚するかもね。」
(ネガティブな将来をイメージさせる言い方。言霊をあなどるなかれ。
言った言葉は実現します。言葉は慎重に!)
○よい例(アイ・メッセージ、アクション・トークを使っている)
「あなた、今月はまだ一回も一緒に買い物に行けてないね。」
(苦情のアクション・トーク(買い物に行ってくれなかったという「行動」のみに言及)。しかも、
回数などが具体的で、客観的。)
「一緒に買い物に行くのが楽しみなのに、行けなくて淋しいし、最近イライラする。」
(アイ・メッセージ。自分の感情を正直に表現する。
但し怒ったり泣いたりして相手を責めるのは逆効果)
「だから、隔週でいいから一緒に買い物に行こう?」
(要求のアクション・トーク(具体的に相手にしてほしい行動とその頻度まで言う))
「そうしたら、私は気持ちが楽になるし、『おかえり』を言うときももっと優しい笑顔で言えるから。」
(ポジティブな将来をイメージさせる言い方。相手もこれで結果をイメージしやすくなる。)
このように、アイメッセージとアクショントークを上手に使えば、
相手に苦情や要求を伝えるのが上手になります。
すると、問題があっても話し合えば大丈夫という自信が生まれます。
問題が起こらないことを空しく祈り続けたり、
問題が起きていないと思うために問題から目を背け続けたりするより、
問題が起きてもアイ・メッセージとアクション・トークを中心とした話し合いによってお互いに理解し合い、解決することができる方がよほど安定したカップルといえましょう。
アイ・メッセージとアクション・トーク。
ぜひ、使ってみてください。
こんなコミュニケーションがとれれば、もっと楽しくなれるって・・・
わかっている・・・はずなんですけど・・・
いざという時には、つい感情が先走ってしまって・・・
泣いてしまいます。。。
『泣くな』って言われると、余計に涙があふれてしまう・・・
暗〜〜いコメント、失礼しました
私の会社の女の子は、
「○○食べる?」っていう私の言葉に、
「食べたぁい」って答えます。
「はい」
でも、
「ください」
でもなく。
私の人生の中で、初めての答えられ方です。
人の問いかけに対して、YES NO ではなく、
自分の意思を伝える。
私は彼女が大好きで、彼女を見ていると元気になります。
◆はむさん
コメントありがとうございます。
感情が先立ってしまうんですね。
それを悪いことだと思っているみたいですね?
感情をかわいがってあげてほしいなぁ。
◆夏海さん
コメントありがとう。
自分の素直な気持ちを相手に伝える。
それができると、温かい関係が作れますね。
いいコメントありがとうございました。