私が行っている恋愛セラピーは、専門的な恋愛相談です。
友達に相談できるレベルの悩み例:
彼氏にどんなプレゼントを買ったらいいか/ 彼とちょっとケンカしたけれど、仲直りできそう。この機会に何をしたらもっと仲良くなれる?/ 好きな人ができたんだけど、自分から告白してもいいのかな?/ 最近彼氏が疲れてるんだけど、何をしたら元気になってくれるかなぁ・・・
友達に相談するのが難しい悩み例:
彼氏といつも激しいケンカになる/ 現在不倫をしている/ 長年不倫癖がある/ 彼氏いない歴10年以上/ だめんずを好きになってしまう/ 相手のことを知る前にセックスしてしまう/ セックスに異常な抵抗感がある/ 男性不信がある/ 激しい夫婦喧嘩/ 離婚するかどうか悩んでいる/ 離婚後の激しい心の痛み/ 親子関係から来る、恋愛の問題/ 恋愛や結婚生活に親が口出ししてくるetc…
専門的、というのは、学校で習ったり、常識的に知られている方法では、なかなか変えられない部分を変えてゆくお手伝いをする、という意味です。
たとえば、不倫が多い方のパターンは、
・不倫相手を探している男性が、なぜか寄って来る
・年上の既婚男性を、好きになってしまう
のいずれか、あるいは両方の問題を持っている場合が多いです。
・自分のことを好きになってくれた人とのご縁を大切にする
・自分が好きになった人にアプローチして、恋を成就する
というのが一般的、常識的な考え方ですが、上記のような問題を持っていらっしゃる方の場合には、
・既婚男性から好かれないような「オーラ」を身につけるためにはどうすればいい?
・年上の既婚男性を好きになるのではなく、将来がある相手を好きになるには?
という、一般常識では解決策の分からない問題にとり組まなければなりません。
もう少し、心理学的に言うと、意識的に考えるだけでは解決策は出てこなくて、無意識を変化させる(たとえば、だめんずを好きにならないような心を手に入れる)ことが必要になるのです。
不倫が多くなってしまうパターンをを例に取りましたが、彼氏がずっとできない、だめんずを好きになってしまう、などの問題についても、無意識を変化させる必要があるという点では、共通していると考えています。
そのための方法として、あづまは、色々な心理技法を取り入れています。
傾聴
話を聴くだけ、と侮るなかれ。
しっかり話を聴いてもらえる機会は、日常生活の中にはあまりないものです。話をしてもすぐに問題点を指摘されたり、否定されたりするのでは、安心して自分と向き合うことができません。
話をじっくり聴いてもらえることを通じて、人は癒されてゆくものです。
ゆるしのワーク
比較的シンプルなワークなのですが、子供の自分にゆるしの言葉をかけてゆくという、インナーチャイルドの癒しのワークに似た、オリジナルのワークです。非常に効果が高く、心理学ワークの中では、あづまが最も多用しているワークです。
ゲシュタルト療法
空椅子を置いて、そこに相手がいるとイメージして対話することを通じて、自分の気持ちを整理していくワークです。汎用性が高く、あづまもどのワークをしていいのか迷ったときはこれを選択するという、頼りにしているワークです。
知覚ポジションの調整
すぐにやめられない会社の上司。すぐに離婚できない旦那さん。ストレスの多い人間関係を、今すぐ断ち切れない状況も多いものです。このワークは、相手から実際以上に受けてしまっているネガティブなイメージを1倍に戻す効果があります。シンプルなやり方で、効果は大きいワークです。
心理分析
だめんずを引き寄せてしまったり、不倫ばかりのパターンから、幸せな恋愛に至る道筋は、多くの事例をよく整理してみるとワンパターンしかありません。そこで、心理分析をしながら、どちらに向かって努力したらよいのか、そのガイドをいたします。
インナーチャイルドの癒し
寂しさが強いなど、自分の中に満たされないものを多く抱えている方の場合、インナーチャイルドの癒しで自分自身に愛情を注ぐことが、恋愛パターンを変えてゆくために有効に働きます。
フォーカシング
感情の整理のために万能に使える、非常に優れたセラピーの技法です。セルフセラピーにも向いていて、覚えて帰って、家で実践することもできます。若干時間のかかる手法なので、最近は他の方法を優先的に使うことが多くなっています。
アンカーリング
幸せの貯金をするための方法です。楽しいことを何度も思い出し、嫌なことは上手に水に流すのが明るく生きるコツですが、楽しいことを何度も思い出したり、ある場面で、いい状態の自分を呼び出したりする方法がこれです。
ビデオ再現法(トラウマ治療)
過去の出来事から恐怖心を持ってしまった対象物がある場合、この技法を使うことを強くお勧めします。私自身はハチ恐怖症が消えましたが、それ以上の課題をお持ちの場合でも、軽減する可能性が極めて高いものです。
イメージワーク
自分の気持ちが良く分からない、といった場合や、頭で考えてしまって、心で感じるクセをつけたい、といった場合に、イメージワークを使ってみることがあります。頭では「結婚したい」と思っていても、結婚をイメージとして表現してもらうとネガティブなものが出た場合、本心では「結婚したくない」と思っているのです。自分の本心を分かりやすく知ることができます。
解決志向ブリーフセラピー
単独の手法として使うというよりは、他の技法を解決志向ブリーフセラピーの枠組みの中で生かしている、と言った方が正解かもしれません。
このセラピー手法特有の技法としては「もし朝起きたら、奇跡が起きていて・・・」で始まる「ミラクルクエスチョン」などがあります。
行動課題
セラピーの場だけでなく、日常生活の中で取り組める課題を「宿題」としてお出ししています。よく使う方法としては「キッパリ日記」「○×セラピー」や、恋愛セラピーで行ったワークの復習をしてもらう、といったものがあります。