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◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 300号 2008.6.17
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今日のアファメーション4 ?育てる言葉・許す言葉・裁く言葉
「いままで無理させてごめんね。頑張ってくれてありがとう。」
続きは巻末のミニ解説へ
こんにちは。あづまです。
昨日モエヤンの
「ヤッホッホ? ヤッホッホ? ヌーブラヤッホ?」を見ました。
格好はすごく笑えましたが、もう少しネタをひねってほしい。
(モエヤンは日テレ系月曜朝11時頃に登場します。)
矢野先生とのコラボで、【愛】について真剣に語っています。
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★このメルマガは、心理に関する内容を扱っています。読んで
いるうちに、感情が乱れるなど、感情的ストレスを感じるこ
とがありますが、あくまで自分の感情には自分で責任をもつ
という姿勢でご利用いただきますようお願い申し上げます。
今回は、前回募集したご意見をご紹介しつつ、
私も頭が整理できてきましたので、もう少し分かりやすく、
ひどい男との別れ方について書きたいと思います。
◆◆
◆ まず、「嫌だ」と声を上げること。
日本人には「我慢は美徳」みたいな共依存を助長する価値観があ
りますので、多少わがままなぐらいに「嫌なことは嫌」と助けを
求める声を上げることが大事です。
相手が治りそうにない浮気性、借金を繰り返す、暴力をふるう、
言葉の暴力、行動の監視、などをするようなケースでは、まずは
逃げ出すのが一番大事なことです。
とは言え、逃げ出せないのは、自分の心の中に(相手と合作で作
り上げてしまった)心の監獄があるからです。
檻にでも入れられていない限り、物理的には逃げようと思えば逃
げられるわけです。一番のブレーキは自分の心の中にあります。
だから、まずは、嫌だと言ってみることからです。
このときは、少しぐらい相手のことを悪く言っても構わないと思
います。
周りの人のサポートは、必ず必要です。
こういう人が助けを求めてきたら、とにかく「嫌だ」という気持
ちを受け止めてあげてください。
「そんな環境にいたら、苦しいよね。嫌だよね。」と。
但し、サポートする人は、相手の男性を悪く言うのはやめたほう
がいいと思います。一度は好きになった人を、他人に悪く言われ
るのは嫌なものです。
反発して、一転、そのひどいはずの男を弁護し始めるかもしれま
せん。こうなってしまっては、逆効果です。
あくまで、「嫌だ」という気持ちだけ受け止めましょう。
◆◆
◆ 相手を悪く言うと、自分の心が傷つく
相手を悪者にすると、自分の心も傷つきます。
罪悪感が湧いてきます。
暴力的な環境に甘んじてしまう人は、罪悪感が強い場合が多いで
す。自分を罰するための環境に身を置いているのです。
実際、何の罪も犯してはいないのですが。
相手を悪者にすると、自分の罪悪感が刺激されます。
そうすると、別れられなくなるんです。
幼少期に恵まれた環境で育った人には、これが分からない人も多
いです。「ひどい男」「ありえない」「別れなよ」相手を簡単に
モノ扱いして切り捨てようという発言をします。
でも、罪悪感の強い人は、こういう「相手を悪者にする」考えが
心に入ってくると、また、自分の罪悪感が刺激されてしまいます。
実際、客観的に見たらひどい男と別れられないケースの相談を受
けているとき、
「でも、好きなんです」
という訴えを、よくよく掘り下げていって見ると、
その「好き」という感情の主成分が「罪悪感」でできていた、
ということも、決して珍しくありません。
本人も、怒りと罪悪感と依存心が混じり合って、好きなんだか嫌
いなんだか分からなくなっていることがあります。
ここで、罪悪感を煽れば、別れられなくなります。
だから、この段階では、
できるだけ相手を悪く言わず、
そして、自分自身も大切にしていくこと、つまり、
自分を許し、相手を許すことが必要なのです。
ここで、間違っても相手だけ許して、自分は許さず、再び罪悪感
に縛られてもとの関係に戻ってしまっては意味がありません。
◆◆
◆ ご意見を頂きました。
前回ご意見を募集したところ、「私はこう捉えました」という
メールを多数頂きました。
全て、個別にお礼のメールをご返信させていただきました。
(もし届いていない方は、私宛のメールが迷子になっています)
ここで、一部をご紹介させていただき、皆さんと気づきをシェア
したいと思います。
◆Fさんより
>「渦中にいる方は、まず自分を大切にしてください。
> あなたは悪くない。万一、何かあったら、必ず逃げてください。
> そして休んでください。
> 今回のテーマは、心と体に力が戻ってからのお話です」
>というような但し書きが、はじめにあるとよかったかなと
>思いました。
確かに、おっしゃるとおりです。
ココヘルは、私が思っているよりはるかに色々な方に読まれてい
るようだと、最近分かってきました。
全員に役立つメッセージを送るのは難しいですが、色々な方がい
らっしゃることを配慮してメッセージを届けたいと思います。
今回、冒頭で補足させていただきました。
>また、カーネギーの「人を動かす」に言及もされていましたよね。
>(中略)時代のギャップにより非道徳的な犯罪は増えており、人
>を騙すことに対する大衆意識も変化している可能性があるのでは
>ないかと思ったからです。
ここについても、伝えきれなかったことがありました。
それは、【関係を継続したい相手に対しては】という前提です。
私は、すべての人を【信頼】するのは不可能だと思っています。
でも、せめて、友達や恋人、結婚相手、仕事のパートナー、お客
さんや取引先など、
付き合いを続ける人は、信頼し、紳士として扱うべきだと思いま
す。そして、【紳士として扱えないなら、離れるべき】です。
ずるずる関係を続けて、でも、信頼していない。
私はこういうのが、一番いけないと思っているのです。
メールを下さったFさんは、きっと分かって下さっていると思い
ますが、同じように感じた方がいらっしゃるかもしれないと思い、
補足させていただきました。
◆匿名希望Aさん
>もともとこのメルマガは「どうすると幸せな恋愛ができるか」と
>いうテーマで書かれているものではないでしょうか。
>あづまさんが伝えたかったのは「相手を信じることの大切さ」で
>はないですか?
はい、ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。
こうして理解してくれる方がいらっしゃるのは心強いです。
そして、上で補足しましたが「信頼できないなら別れる」という
ことも大切なことです。
◆Yさん
Yさんは 暴力ではなく浮気性的な彼に悩まれて、
私の恋愛セラピーを受けて下さった方です。
心のデトックスマニュアルも購入して下さいました。
すごく前進できたのですが、でも、誤解されていたようです。
>私は間違ってココヘルの内容を理解していました。
>私が心の声に反して別れを決意できなかったのは
>ココヘルに書かれている「相手の中の愛を信じる」をあづま様の
>真意とは違って誤解して受け取っていたからだと思います。
>「信じて、いい感情を彼に向けていれば彼は気付いてくれる」
まずは、これをやってみることが大事ですから、
それは、間違っていなかったと思いますよ。
ただ、やっても「相手が進歩しないかな」という時は、
違うことを試みる時期なんです。
>それと、罪悪感。
>「女性がいるのではないか?と猜疑心の塊のような心になっていた」
>→「嫌な感じ」として彼に伝わっていた。→「あ?私が悪かった。」
大変でしたね。自分の中の罪悪感に振り回されてしまうと、
自分を苦しめる方向に行動してしまいますから。
>「宗佑の幸せのためには、一旦別れて、そして、
> 心の問題をしっかり解決して、再び恋愛にとり組む。」
> ↑
>これでしょうか。私に必要な考え方は。
>彼の幸せのために。(別れる)
>彼は紳士である。
>彼の力を信じる。
>(こうおっしゃて下さった方がいます。)
>このまま彼と共にいたのではあなたも彼の考え方に巻き込まれて
>あなたも彼も共倒れになる。まずは、あなたが彼から離れて成長
>するの。彼がボロボロに傷ついてしまったときあなたの言ってい
>た通りだと思い出す。彼が助けを求めてきたときにどん底から引
>き上げてあげるために別れなさい。
そうですね。
一度離れた方が、解決が早いことも多いのです。
(中略)
>私はあづま様のセラピーを受けて心の問題を解決できました。
>なにか心がざわつくとか、引っかかるとか、そんなときは自分の
>心の気持ちを探ったり、子供の頃なぜか嫌でたまらなかったこと
>や、行きたくなかったところなどがないか、その理由は何だった
>のか考えるようになりました。
自分の心をちゃんと見てあげるようになったのですね。
これができると、大抵の問題は、心を探って、自分で解決策を
見つけ出せるようになります。
>以前はデトックスマニュアルのACチェックに当てはまるものが
>非常に多かったのですが、先月セラピーを受けた後はほんの数個
>該当しただけでした。いったい以前は何にチェックがついたのか
>も思い出せません。
すごい成長ぶりですね。
ちなみに私はアダルトチルドレンのチェックリスト、今は一個も
つきません。でも、以前どこにチェックが付いたかはよく覚えて
います(思い出すと結構痛いですが、笑)
(中略)
>一瞬で目の前が開けた感じです。
>あづま様のセラピーで救われました。デトックスも。
>自分の心の重要さには驚くばかりです。
>自分で自分を傷つけているとか、自分を大事にしていないなんて
>思っていなかったですから。
>不安や恐怖は蓋をして見ないようにすれば大丈夫と思ってました
>から。
ありがとうございます。
でも、Yさん自身の力で解決したんですよ。
私は多少のヒントと、解決への効果的な抜け道を提供しただけ。
このメールを拝見しても、私がセラピーの時にお伝えしたこと
以上の内容が含まれているように思いました。
そして、【信頼する】ことについて、
私が一番心を打たれた答を返して下さったのが、
セラピストでありタイマッサージもされている加藤陽子さん。
彼女は矢野先生のセラピスト養成講座で、私と同期でした。
◆加藤陽子さん セラピスト
http://taoroom.net
>私が以前、心理学講座を受けてそこで学んだことで
>目からうろこ、だったことがあります。
>実はそれは斉藤学先生の講座だったんですが、
>先生は「女性は愛を知ることで苦しみから立ち直れるが、
>男性は完全に底をついてしまって初めて立ち直る傾向にある」
>とおっしゃいました。
>(もちろん女性でも底をつかなければわからない人も
>いるかもしれませんが)
>つまり、DV男性の場合は、愛する女性に完全に見捨てられて、
>そして二度と元に戻れない、と分かって初めて、暴力をふるう
>自分は人に愛されない、自分が変化しなければ誰にも相手に
>されないとそこで初めて気づく、らしいです。
>こういう考えだと、DV被害者がDV加害者の相手を信じる、と
>いうことは、「私が勇気を持って彼を見捨てれば、彼は底を
>ついて、その地獄のつらさを経験して初めて自分の暴力がいけ
>なかったと気づいてくれる」と信じることではないかな、
>と思うんです。
>そして、DV加害者が、被害者に「完全に見捨てられた」と
>気づくのはかなりの長い間を要すると思いますので、完全に
>連絡を絶って時間が経たないといけないと思います。なので、
>女性の方でもかなりの勇気を持って彼への愛着を絶たなければ
>難しいと思います。
>ドラマの中のミチルは、「荷物を取りに」せっかく連絡を絶って
>いた彼の家へわざわざ自らの足で行ってしまいます。ミチルは彼
>が優しい人間に変わったと信じていたのかもしれませんが、彼に
>は(暴力を振るってしまう)自分をまだ受け入れていると誤解
>させてしまったかもしれません。そして案の定彼に暴行されます。
>ちょっとまとめにくくなってしまったんですが、暴力男性につい
>ては女性が見捨てるいう行為が、「あなたは私が助けなくても自
>分で学んで立ち直ってくれる」ということを信じるという意味で
>はないかな、と思ったんです。
えと・・・
これを読んだとき、私自身も衝撃でした。
信頼する、というのは、自分自身の怖れとの闘いだと思いました。
ここまで言い切れる強さがすごいですね。
(実は、セラピストとしてちょっと負けたと思いました)
但し、ひとつだけ心配というか、セーフティーネットを作ってお
く必要性を感じます。
DVの加害者になってしまう方は、攻撃的な心を持っています。
そして、攻撃的な心は、自分にも他人にも向かいます。
心理学的に「反転」呼ばれる作用です。
ラストフレンズでも、DV男の宗佑は自殺をしましたし、先日、
自殺念慮のあった男性が秋葉原で無差別殺傷事件を起こしました。
(亡くなった方には心よりご冥福をお祈りいたします)
自分を攻撃することと、他人を攻撃することは、近いのです。
相手を、「はい、さよなら」って見捨てるとき、
相手が自暴自棄になる危険性があると思います。
極論すれば、別れてしまえば他人ですから、「後は知らないよ」
でもよいと思うのです。まずは、ちゃんと自分のことを大切にす
ることが最優先ですから。
ただ・・・そうですね。
底をついたとき、どん底になったときに、ここに連絡しなよ。
DV克服プログラムやDV加害者側のカウンセリングを専門とす
るカウンセラーの連絡先をちゃんと教えてあげて、
その上で、別れる。
それが、いいかもしれません。
なお、私は現在、DV加害男性のためのカウンセリングを専門に
する予定はありません。
ともあれ、やはり「別れることが信頼すること」という意見は、
とても素晴らしいものだと思います。
最悪の事態(自殺など)を防ぐための手は打っておいて、
あとは、相手が立ち直れると信頼して別れる。
これです。
◆◆
◆ お礼
今日のまとめの代わりに、お礼を書くことにします。
前回、やや言葉足らずだったり、誤解を招く表現があったりと、
至らない部分がありました。
それに対して、ご意見を募集したところ、
素晴らしいご意見をたくさん頂きまして、
内容を深めることができました。
ココヘルの読者さんは、私が長文を書くからなのか、
ほんと、長い、真剣なメールを送って下さるんですよね。
今回ご紹介したのも、抜粋です。全文はとても掲載できません。
ありがたいことです。
実は、読むのも大変でしたが(笑)、
おかげさまで、本当に学びになりました。
今後とも、応援して下さいますと嬉しいです。
なお、今号の巻末に、まだまだご意見をご紹介していますので、
そちらも、ご覧になって下さいね。
★このメルマガを読んでいるだけでは、解決の道が分からない。
そんなあなたは、ぜひ、相談にいらしてください。
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恋愛セラピー 受付中です。
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◆編集後記
今週の木曜夜10時、フジテレビ系で、ラストフレンズ最終回。
今まで見ていた方は、お見逃しなく。
宗佑は本当に死んじゃったの? ミチルは誰かと結婚するの?
あの、お腹の子はだれの子? 気になりますね?。
知花は、最近結構言葉が分かるようになってきました。
まだしゃべる方は「マンマ」「ネンネ」ぐらいですが、こっちの
言っていることはだんだん分かってきたみたいです。
今週末で満一歳。一番カワイイのが、朝の番組「とくダネ!」の
オープニングで司会の小倉さんたちが「おはようございます」と
いって挨拶するときに、トモちゃんもおじぎすることです。
いつも「おはよ」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」
と言って、トモちゃんに向かっておじぎをしていたのでそれを
見て覚えたんです。子は親の鏡といいますが、こういう部分を
受け取ってもらえると、本当に嬉しいですね。
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応援ありがとう!まぐまぐ殿堂入り! 祝!23000部
◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学
◆ご意見、ご感想お待ちしています。このまま返信!
・頂いたメールは、事前確認なく掲載することがあります。
・お名前はイニシャルにします。
・メール相談は行っていません。また、多数のメールを頂くた
め、個別の返信はできないことがございます。
もっと幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を求める方に情報提供
をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。
◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
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今日のアファメーション4 ?育てる言葉・許す言葉・裁く言葉
「いままで無理させてごめんね。頑張ってくれてありがとう。」
今回は、許す言葉です。
人が苦しくなるとき、どこかで必ず自分に無理をさせています。
今まで無理させてごめんね、と言うことで、自分を許します。
ありがとう、と言うことで、心の元気を作ります。
今回は、育てる言葉はありませんが、自分を育てる元気を増やし
ていくと、自然に心が育っていきます。
許す言葉+育てる元気です。
ご意見のご紹介 続き
◆Mさん
>今回のメルマガで面白いことがあり、以下、シェアと感想を申し
>上げます。
>「言うことを聞かないと、どうなるか分かっているのか?」
>という言葉。
>昔だったら、
>「そんなこと言わないでよーーー」と、
>泣いて傷ついたと思います。捨てられるのが恐くて。
>今だったら、
>「さあ、わからない。」
>と答えます。(そのまんま過ぎっ??)
>人って、見方が変わるだけで、
>こんなにも変わるもんなんだな??っと実感しました。
そうですね。抱えている感情や、囚われている思いこみが変わる
と、同じ言葉を聞いても、反応が全然変わりますよね。
>ただ、別れたときを振り返れば、
>関係を抜けようと決めたときは、ものすごく恐く、
>やっぱり我慢して一緒にいた方がいいのかな、とまで思いました。
>なかなか抜けられないから、「依存症」なんでしょうけれど。
>それでも、思いきって外の世界にダイブできたのは、
>自分をしっかり見守ってくれる第3者がいたからだと思います。
>一人では、きっと抜けられなかった。
>だから、あづまさんのような、セラピストであり、
>経過を見守ってくれる人がいるのは、本当に必要だなと感じます。
はい、ありがとうございました。
その通りですね。やっぱり、見守ってくれる人がいるのは大事で
すね。当事者だと冷静に見守れないので、第三者が必要ですね。
◆Nさん
>私にはDVの経験はありませんが,あらゆる問題において
>どうしてこの人は人を傷つけるのか,私を苦しめるのか
>→苦しめている相手も決してそうしたいのではない
>むしろ苦しいのでは・・・? と考えてみるようにしています。
>だから,この内容もストンと心の中におちました。
>そして,好きな相手に暴力をふるうと,
>ふるっている人も苦しく,当然ふるわれた方もつらい
>だったら,お互いに幸せではないし
>二人が一緒にいることは誰のためにもなりません。
>愛しているのなら,お互いにお互いの幸せを願うなら
>別れるのがベストな選択である
>ということもよくわかりました。
はい、意図したとおりに読んでくださったのですね。
ありがとうございました。
こうして、相手も苦しいんだろうな、と考えてみる習慣を持つこ
とは、よいことですね。
このよい習慣は、ちゃんと「自分の限界を認め、無理をしない」
という習慣と組み合わさって初めてよいものになります。
多分Nさんはお分かりだとは思いますが、他の読者さんのために、
補足いたしました。
◆Kさん
>何年か前ですが友人がやはり浮気・暴力・借金というものがつき
>まとう男と同棲をしていました。
>別れた方がいいよ、といってもやっぱりなんだかんだで別れず、
>だったのですが、新しい恋人が見つかると、結局別れてしまった
>のです。そこで友人が言っていたのは、
>「監獄からやっと抜け出せたような気分なの」
>私は、「だよね、だよね。バカ男(=監獄)から出れてよかった
>よね」 と言っていたのですが、
>何年か経って、今度は私が彼と別れようか悩んでいたときに気づ
>いたのです。
>「彼女が言っていた監獄とは、彼女の彼への執着心だったんだ!」
>と。
>もし本気で別れたかったら方法っていくらでもあると思うんです。
>物理的な方法なら。
>でも、感情的なものが自分たちをそうさせないから結局いつまで
>も監獄にいなければならないことになるんじゃないのかなって。。。
監獄という言葉を、本文で拝借させていただきました。
自分の心の中にあるんですよね、自分を縛っているものは。
大変鋭いご意見ありがとうございました。
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はじめて、投稿します。
私は彼に二股をかけられ、付き合ってきました。
それなら、何度も別れるといい続け4年の歳月が経ちました。
最後は、彼は私と別れ、もう一人の方とやっていくと
私たちは別れました。
ところが、彼女が別れる決心をし、彼は私の元に戻ってきました。
私は新しい彼がいましたが、四年という年月を越えられる訳もなく、
彼の結婚と言う言葉を信じて戻りました。
でも、私は猜疑心の塊です。
また、いつか捨てられるという想いもあります。
でも、彼が好きです。他にいい人がいないとは思いません。
好きになれるという意味ではわかりません。
ただ、一緒にいたら、それなりに幸せだったり、傷つくことはないかなとも
おもいます。
私が信じるということをすると、依存してしまうので
それが、彼には負担でもあります。
でも、心が一人なのも寂しいし、一緒にいても一人なら何なんだろうと
思ってしまう自分がいます。
彼は完璧主義だったり、幼少の時にいじめにあったり
太っていたり、身体が弱かったりしたようで
分かってあげられないこと沢山あります。
ただ、今はそれに捕らわれているのかも、わかりません。
私は私にそういった傷があるとは思っていないけど
コンプレックスもあるし、私が幼少や大人になって傷ついたことが
心にありはするので、それが原因ともおもいますが
どうなのか分かりません。
今まで、合わなければ、次!という考えでしたが、
別れて、新しい人とまた一からというのもどうかなと思うし
何かしら問題はあるとも思っています。
精神学的からみて、どうなんでしょう。
私はおかしいのでしょうか?
彼と信頼し合える関係になるのは、難しいと思われますか?
どもこさん
コメントありがとうございます。
・・・やっぱり、どもこさんが、自分自身の課題と向き合うことが、大事なんじゃないかなぁ。
>でも、私は猜疑心の塊です。
>また、いつか捨てられるという想いもあります。
こういう部分とか、
>私が信じるということをすると、依存してしまうので
こいういう部分とか。
どもこさん自身が、依存的である部分が、見え隠れしているように思います。
(これは決して、彼に問題がないといっているのではありません)
このサイトの、回避依存症の記事などを参照していただくと、回避依存症(典型的には何股もかける人)のパートナーになりやすいのが恋愛依存症の人、という話が書いてあります。
そして、愛情不足、承認不足というのが、恋愛依存症の原因ですが、それは、虐待を受けたとか、性暴力を受けたというような、明白なトラウマ体験がなくても、
・親が忙しかったとか
・あまり気持ちを受け止めてもらえない家庭だったとか
・本人の実力以上の勉強面でのがんばりを要求されたとか
そういう、社会学的に見たら、健全な家庭のなかで起きる、小さな承認不足が原因になることだって、いくらでもあるわけです。
彼とうまくやっていけるかどうかは、まずどもこさんが自分の課題をしっかりクリアして、そのあとにもう一度、相性が合う相手なのかどうか考えてみる、という順番でしか、分からないと思います。
そして、かなり本気で取り組んだ方がいいと思います。
一般的に、人間的成長というのは、想像以上に、時間がかかるものですので。
頑張ってくださいね。応援しています。
昨年の5月か6月に回避依存性や浮気性関連の記事に2回位コメントをした者です。(名前は違うかも)
酷いDV男の元からの脱出に成功し、被害届を出して逮捕してもらい被害者参加人として裁判に出席しています。
暴力を振るう男でももしかしたら立ち直るかも知れないという僅かな期待を込めて法的措置に委ねました。が、DVをまず認めないので諦めました。
憎いから被害届を出したのではなく、本当に愛していたから、いかなる理由があろうとも暴力は犯罪である事を認めさせるために法廷での決着を求めました。
逮捕から9ヵ月、毎月裁判所へ出向いて被告人となった元夫を見ていましたが、自己弁護に終始してただ呆れるばかりです。
いよいよ来週は私の意見陳述(やたら長い)と論告求刑という最大の山場です。
この裁判が終われば元夫と完全に別れて私は次に進めます。
昨年、あづま先生の記事には何度も救われました。泣きながら読んでたと思います。
そして今、長年のDVによって閉ざされた感情が生き返りつつあり、些細なことが嬉しく幸せに感じます。
DVによって得られたこともあり元夫には感謝しています。
人のことは良くわかるのに自分事となると誤魔化したり我慢してしまいがちなのでこれからもあづま先生のお世話になります。
dorianoujoさん
体験談ありがとうございます。
自分の責任を認めることが、元ご主人さんは、これまでのところ、できないのですね…
法廷に持ち込むことが、人の精神的成長につながるかどうかは、私にはよく分かりません。
(基本的に、法廷に持ち込む状況になる10歩手前で、別れなり、修復の努力なりといった、自分の身を守る行動をすることをオススメするのが私のポリシーですし、活動の中心ですので)
そのような立場から申し上げますと、
まずは、ご自分の心身をいたわってくださいね。
あづま様、以前何回かほかの原稿にコメントさせていただいた者です。
今日は「お互いのために離れる、別れる」というくだりに感動して書き込みました。
理解していたつもりですが、はっとさせられました。
私自身は不倫相手でもある浮気症の相手と2年前に別れましたが、お互い会社の創業役員ということもあり、浮気のことを指摘するたびに、「やめさせてやる」と脅されて今にいたっております。
非常に感情的に不安定な期間をすごしておりますが、それでも別れたことはよかったと思っています。そして、仕事がなければ顔も合わせることのない相手だということも現状理解しております。
その2年間で自分なりにいろいろ癒しをしてきたと思いますが、
思いがけず、嬉しい「おまけ」がありました。
何が決定的だったかわからないのですが、自分の買い物依存症的な部分が
なくなったことです。
本日の記事で思ったのは相手を信頼もしていないのに、このまま仕事のパートナーとして選んでいる自分に疑問を感じました。しかし、生活もあるしな・・・とかやっぱり考えてしまいます。これを思うと浮気症の旦那さんをもつ奥様は大変だな、同じだなって思ってしまいますが・・・・。
ですが、「やめさせる」と脅されて思うのは、もうどっちだっていいや、どっちもOKと思っております。
辞めても辞めなくても、わたしはHAPPYである。そんな風に今は感じるようにしています。それと、彼の浮気症については神様に託しました。
わたしの限界を超える世界だと悟ったので。
今でもその浮気ドタバタ劇をみていると、嫌な気持ちや、哀れな気持ちがわかないとは言えませんが、だいぶ落ち着いてきました。
色々、参考にさせていただいております。
ありがとうございました。
ゆーげげさん
コメントありがとうございます。
いろいろ大変でしたね。
仕事と恋愛関係という、二重の関係を結ぶことは、
お互いにインナーチャイルド的な、内面的な課題が小さい場合でさえ、
それなりに難しいテーマなのです。
つながっていれば、まだ、失ってない、みたいな感じを、人間どうしても持ってしまいがちではありますが、
いまからその相手と関係を結びたいかどうか考えてみて、その答えがNOなら、本当は別れた方がいいのかもしれない、と考えるのが、私は良いと思っています。
すでにコメントに書かれているように、「仕事がなければ顔も合わせることのない相手」、ということなら、関係を解消する方が、よいのでしょうね。
現実問題を解決するには、すこし時間がかかると思いますので、それまで、頑張ってくださいね。応援しています。では。