月別アーカイブ: 2015年9月

傷つけることを過度に恐れず、一歩踏み出そう

あづまです。先日、ある本を読んでいたら、オクテ男子についての記述がありました。

お互い気を遣い合って、恋愛が全然進展しないので、手ぐらいまず握ってみて、とアドバイスするのだとか。それでキレられることはないから、と。もし嫌がられたら、素直に謝って引き下がればいいだけの話、と。

日本人の気質として、「相手を傷つけることを怖れる」というものがあると思います。
相手に気遣い出来るのは、大変な美徳。でも行きすぎて行動出来なくなってしまうとしたら、本末転倒です。

交流分析には、「人生脚本」という考え方があります。人は心の内に持っている脚本に従って人生を歩んでいると。その脚本次第で、よい人生にも、わるい人生にもなる。

脚本なので、細かく見ていくと本当に複雑なのですが、今日の話に関係した部分のみ書くと、大きく分けて「勝利者」「敗北者」「非勝利者」のシナリオがあります。

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恋愛・引き寄せ・愛情の維持は接近戦が大事

恋愛の相談や、夫婦関係の相談を受けていると思うことがあるんです。

それは、多くの問題が、相手との距離感で起きている、ということ。

たとえば、
・憧れの人となぜか結ばれない
・一人の人と交際しているのに別の人に惹かれる
・三年過ぎたら徐々に関係が険悪に
・リアルな恋愛より二次元の方がいい
などなど・・・

もっと近い距離感を大切にしたらいいのに。
なんて思うことが結構あります。

これからお付き合いするかもしれない相手との、交際前の段階(いわゆる友達以上恋人未満)でも、(もちろん、誰彼構わずはダメですが)向こうの出方は分からなくても自分的にはOKと思っているなら、触れ合うぐらいの距離まで近づけばいい。もうほんと、物理的に距離を近づけて、手でも握ったらいいのに。そう思います。こっちの一方的な勘違いで、相手が嫌がったら素直にゴメンナサイすればいい話。

遠くから見ていて憧れるとか、じゃなくて。
接近戦を挑めばいいのに。

 

夫婦仲が冷める問題なんて、距離感の問題はさらに重要。

個人的経験と、仕事柄結構、大人の性教育本みたいな本も(夫婦仲が深まるセックスの仕方みたいな)読んでいるんですが、その知識から言わせてもらうと、夫婦はもっと触れ合うことが大事、って思います。毎日スキンシップする。

そして、毎日、プラスの感情を作りっこする。心理学的に言うとアンカーリングと言います。ある体験と、その時の感情が心の中で結びつくことです。
相手の顔を見て、姿を見て、触れて、そのときに(もちろんセックスの時も)温かい言葉をかけあう。そうしたら、相手を見たときに、触れたときに、そのときの暖かい感情を思い出すようになる。

お互いの存在が、お互いにとって、温かい気持ちを思い出すスイッチ(=アンカー)になるわけです。交際が始まったら、会うたびに、結婚したら、毎日が、アンカーづくりです。

逆にマイナス感情をためこんで、相手の姿が、マイナス感情を思い出すアンカーになってしまう、なんていうのは、お互いの距離感が開く大きな原因です。マイナス感情を癒す力を高めることも、近い距離感を維持するためには重要な能力です。

 

リアルな異性との付き合いが出来ず、二次元の相手に恋してしまう、なんてのも、異性との心の中での距離感が遠すぎることが原因だと、私はそういう仮説で見ています。

 

恋愛が始まらない、
恋愛がうまく行かない、
恋愛でのトラブルが多い、
夫婦間のトラブルが増えた、
そういうことを感じる方は、自分の心の中の、他人との距離感、異性との距離感ってどうなっているのか。パートナーがいる人の場合はその相手との距離感がどうなっているのか。それを一度よく、省みてみるとよいと思います。

なんといっても、土台中の土台、基礎中の基礎、ですから、そこが。

ではでは!

静寂の大切さ

今日は、健康のために「命の貯蓄体操」鎌倉教室に行っていました。

まあ、体操はいつもどおり、なんですが、今日はその話じゃなくて。

行きの道で、ちょうど裏通りを通っているときに、
電車も走っていない。
車も走っていない。
人通りもない。
風も吹いていない。

たまたま、そういう瞬間がありました。

心地よい静寂。

自分の足音を立てるのももったいなくて、
しばらくその場に立って、静寂を聞いていました。

本当に静かな瞬間を体験すると、
いかに、日常が喧噪に満ちているかが分かります。

時には、静寂の中に身を置くことも大事かな、と思いました。

メンタルなテーマを扱っていると、
やれインナーチャイルドだ、
やれ人格の問題だと、

内面的なテーマを常に扱いますが、
(そしてそれは大抵の場合重要なんですが)

自分が暮らす環境も、結構大事だよなー、と感じました。

自分の「居場所」を考えることの大切さ

私はよく、出先ではスタバに寄ります。
そういえば以前、どこかの記事で、スタバが流行っている理由として「サードプレイス」として使われることを意識しているから、というものを聞きました。

ファーストプレイス(第一の場所)は家。
セカンドプレイス(第二の場所)は職場。
サードプレイス(第三の場所)が、家でも職場でもなく、自分の時間が持てる場所。

だそうです。
人間、家と職場の往復みたいな、密な人間関係の中だけで生きていると息が詰まる。
だから、適度に、人との距離感がある「サードプレイス」が必要なのだとか。

何か、人間関係の問題が起きているときに、
やれ、インナーチャイルド的課題がどうのとか、やれ、人格的な問題がどうのとか、内的な要因をあれこれ考えてしまいがちですが、

単純に「すき間が足りないから」「適度なゆるみ、遊びがないから」という要因が重要なことも、あるかもしれません。(逆に、そっちばっかり想定している人は、たまには内的な要因も省みた方がいいかもしれません)

自分の「居場所」について考えてみる。
実は、結構大事なことかもしれません。

では。

愛されキャラの私になる方法 ミニワークショップ終了!

一昨日になりますが、東京にて、愛されキャラの私になる方法 ミニワークショップが無事終了しました。

 

お話あり、
azmax iPhone 5S 123b

ワークあり、

オープンカウンセリングあり、
kougipic

の、盛りだくさんの内容で行うことが出来ました。

あ、写真取り忘れた!
プロテインを補給出来る和菓子「プもち」(命名:あづま)もアリの、ランチ会も開催したのでした。

お客様の感想も一部掲載。

実際にセラピーの様子を拝見出来たことも、やって頂いたことも大変勉強になりました。
とても幸せな時間でした。
先生のお話の流れ方は、とても心地よかったです。
今日は参加させていただいて、本当に良かったです。また機会を作って参加出来たらと思います。
本当にありがとうございました。

まるさん(女性) |満足 気づきが得られた|


期待通りの内容でした。愛されキャラとはどんな人なのか具体的に分かりまた自分がそうなるための方法がワークをしながらイメージ出来て良かったです。
日々の生活に取り入れやすいワークばかりでした。

K.Iさん(女性) |満足 気づきが非常に得られた|

 

また、テーマを色々選びながら、この形式のミニワークショップは開催していきたいと考えています。真剣に参加して下さった皆さま、ありがとうございましたm(_’_)m

MですかFですかLGBTどれですか思考の浅さ

あづまです。

最近だいぶ、セクシャルマイノリティーへの理解が進んできたように思います。それと同時に、もう少し性的な面での多様性を認める必要が出てきているようにも感じます。

LGBT未満の人。

男の中の男、ではない。
女の中の女、ではない。

ことは分かっているけれど、じゃあ(生物学的性が女として説明していくと)、
女(ストレート)でないなら、レズビアンなのか。

いや、そういうことじゃない。
LGBTという言葉が浸透したことで、理解を得た人も増えたけど、
そういう枠組みでも、しっくりこないと感じる人もいる。

私も男女問題を扱っているので、時折、そういう相談を受けることがあります。

で、思っているわけ。
今後、LGBT未満の人を理解する言葉が必要になる、と。

そんなこと思っていたら、こんなニュースが。
ジョニー・デップの娘リリー・ローズが、自分のセクシャリティーのあり方について「男性も女性も(相手次第で)好きになる」→セクシャル・フルイディティーであることをカミングアウトした、そうです。

記事はこちら。
http://by-s.me/article/193588586432959670

名前をつけると、分かりやすくはなるけれど、
名前が付くことで、ステレオタイプに当てはめてしまいやすくなる。

あなたは男性?女性?
え?違うの?
じゃあ、Lですか、Gですか、Bですか、Tですか、どれですか?

って考える時点で、既にステレオタイプにはめてしまっている。
本当は、ストレートの女性とLとBの真ん中へんかなぁ、みたいな人だっているわけですから、そうやって考えていかないと、人間の個性って理解できないと思うんですよね。

セクシャルマイノリティーのことばかり考えて生活している人は多くないので、「思考のエネルギーを節約する」とどうしてもステレオタイプ的思考になりやすいんですが、ここぞ、というときには、ちゃんと思考にエネルギーを注いで、よくよく理解する、ことを努力したいものです。

まあ、そもそも、典型的な、男の中の男っているのか?
そしてそもそも、典型的な、女の中の女っているのか?
という問いも、意外と難しい問いだと思うけれど。

「ウソをつかない人」をパートナーに求めるダサさ

あづまです。

私は常々思っていることなんですが、
パートナーに「ウソをつかない人」という要素を求めることは結構ダサいというか、考えが浅いと思ってしまうんです。

別に相手が嘘つく人であっても我慢しろとか、ウソぐらいどうってことないでしょとか、そういうことを言いたいわけじゃないんです。

そうじゃなくて、そもそも「ウソ」と「ホント」の境界って結構あいまいで、どこまでがウソなのか、突き詰めて考えるとかなり難しいもののはず。

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目の前のことを「原因」と思ってしまう反応ぐせ

あづまです。

私も含めてなのですが、人は目の前のことを「原因だ」と思ってしまいがちですね。

恋愛で、彼にハッキリものを言ったら嫌われたとか。
本当にそれが「原因」という分析でいいんですかね。
(この例の続きは後ほど書きます)

私の体験で言うと、体調関係の話。
たとえば、左足の股関節まわりが痛い。よく歩いた日は痛くなりがち。と来れば、歩いたことで足を痛めている、と結論づけてしまいやすいです。

まあそれも一つの要因としてあるわけですが、じゃあ何で右足は痛くならないのかとか、ツッコミどころがいっぱいあるわけです。

結局この問題、一年ぐらい考え続けたんですが、
その結果どういう結論に至ったかというと、

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私は本当に過去を乗りこえたのか? ときどき振り返る大切さ。

あづまです。

私は本当に過去を乗りこえたのか?
ときどき、振り返ってみることは大切だと思う。

というのも、何か、つらい出来事があったあと、それを乗りこえていくプロセスは、おおむね次のように進展するから。

  1. 感情があふれてきて、常につらい
  2. そのことを思い出さなければ大丈夫
  3. そのことを思い出しても大丈夫

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