心理学」カテゴリーアーカイブ

人間関係の心理学、動機づけ、行動原理など、生活に役立つ心理学の知識をご紹介。

相談:食欲と性欲と寂しさが満たされません3。

M.Mさん(40代 女性)からのご相談 3回目(終)

食欲と性欲と寂しさが満たされません。
・ダイエットしてもやせられず太ってしまう
・夫ともセックスレス
・イライラして夫に当たってしまう
・レズの傾向があるかもしれない
・(詳細は動画を御覧ください)

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自分を表現するのを禁止すると夫婦破たんする!?

あづまです。こんにちは。

自分を表現すること。
これは、人間にとって大変重要なテーマです。

誰でも、心の内には、何か表現したいものを持っています。
それは、その人だけのものです。比較的多くの人と共通する場合もあれば、とても個性的な場合もあります。

そしてそれは、押し殺しながら生きていくことはできないほど、
強い力を持った、強いエネルギーを持った欲求であり、衝動です。

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暴言が原因、怒りが結果、は本当か?

あづまです。こんにちは。

心理的な問題をいつも扱っていると、
物理的、化学的な話などとは、ちょっと違う感じがする場面にもよく遭遇します。

もっとも違うのが、因果関係の推定に関するロジックです。

物理や化学で言えば、
ものを落とした(原因)→壊れた(結果)
物質AとBを混ぜた→溶けた、反応したなど(結果)

と、因果関係は、比較的ハッキリしています。
原因と結果の順番を間違うことは、あまりないんですね。

ところが、心理的な問題だと、そうはいかないことが、多々あります。

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恋愛・引き寄せ・愛情の維持は接近戦が大事

恋愛の相談や、夫婦関係の相談を受けていると思うことがあるんです。

それは、多くの問題が、相手との距離感で起きている、ということ。

たとえば、
・憧れの人となぜか結ばれない
・一人の人と交際しているのに別の人に惹かれる
・三年過ぎたら徐々に関係が険悪に
・リアルな恋愛より二次元の方がいい
などなど・・・

もっと近い距離感を大切にしたらいいのに。
なんて思うことが結構あります。

これからお付き合いするかもしれない相手との、交際前の段階(いわゆる友達以上恋人未満)でも、(もちろん、誰彼構わずはダメですが)向こうの出方は分からなくても自分的にはOKと思っているなら、触れ合うぐらいの距離まで近づけばいい。もうほんと、物理的に距離を近づけて、手でも握ったらいいのに。そう思います。こっちの一方的な勘違いで、相手が嫌がったら素直にゴメンナサイすればいい話。

遠くから見ていて憧れるとか、じゃなくて。
接近戦を挑めばいいのに。

 

夫婦仲が冷める問題なんて、距離感の問題はさらに重要。

個人的経験と、仕事柄結構、大人の性教育本みたいな本も(夫婦仲が深まるセックスの仕方みたいな)読んでいるんですが、その知識から言わせてもらうと、夫婦はもっと触れ合うことが大事、って思います。毎日スキンシップする。

そして、毎日、プラスの感情を作りっこする。心理学的に言うとアンカーリングと言います。ある体験と、その時の感情が心の中で結びつくことです。
相手の顔を見て、姿を見て、触れて、そのときに(もちろんセックスの時も)温かい言葉をかけあう。そうしたら、相手を見たときに、触れたときに、そのときの暖かい感情を思い出すようになる。

お互いの存在が、お互いにとって、温かい気持ちを思い出すスイッチ(=アンカー)になるわけです。交際が始まったら、会うたびに、結婚したら、毎日が、アンカーづくりです。

逆にマイナス感情をためこんで、相手の姿が、マイナス感情を思い出すアンカーになってしまう、なんていうのは、お互いの距離感が開く大きな原因です。マイナス感情を癒す力を高めることも、近い距離感を維持するためには重要な能力です。

 

リアルな異性との付き合いが出来ず、二次元の相手に恋してしまう、なんてのも、異性との心の中での距離感が遠すぎることが原因だと、私はそういう仮説で見ています。

 

恋愛が始まらない、
恋愛がうまく行かない、
恋愛でのトラブルが多い、
夫婦間のトラブルが増えた、
そういうことを感じる方は、自分の心の中の、他人との距離感、異性との距離感ってどうなっているのか。パートナーがいる人の場合はその相手との距離感がどうなっているのか。それを一度よく、省みてみるとよいと思います。

なんといっても、土台中の土台、基礎中の基礎、ですから、そこが。

ではでは!

「ウソをつかない人」をパートナーに求めるダサさ

あづまです。

私は常々思っていることなんですが、
パートナーに「ウソをつかない人」という要素を求めることは結構ダサいというか、考えが浅いと思ってしまうんです。

別に相手が嘘つく人であっても我慢しろとか、ウソぐらいどうってことないでしょとか、そういうことを言いたいわけじゃないんです。

そうじゃなくて、そもそも「ウソ」と「ホント」の境界って結構あいまいで、どこまでがウソなのか、突き詰めて考えるとかなり難しいもののはず。

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私は本当に過去を乗りこえたのか? ときどき振り返る大切さ。

あづまです。

私は本当に過去を乗りこえたのか?
ときどき、振り返ってみることは大切だと思う。

というのも、何か、つらい出来事があったあと、それを乗りこえていくプロセスは、おおむね次のように進展するから。

  1. 感情があふれてきて、常につらい
  2. そのことを思い出さなければ大丈夫
  3. そのことを思い出しても大丈夫

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食べ放題と運命のパートナーの関係

あづまです。

食べ放題と運命のパートナーを得られるか、といった恋愛・結婚の引き寄せとの関係について、ふと気づいたことがあるので投稿します。

どうしたら恋愛、素敵な彼氏ゲットに成功するか、というテーマ、みんなそれぞれに考えているテーマだと思うんですが、はた目から観察していると、大きく分けて二種類あるように思えるんですね。

それが、恋愛力重視と、人間力重視。

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これから毎日心理学tipsを投稿しようと思います。

あづまです。

心理学的なちょっとしたコツを、コツコツと。

コツを、コツコツと!?
ダジャレか?

失礼しました。

毎日、コツコツ投稿しようと決めました。
とりあえず、宣言です。

それだけでは、中身がないので、今日のコツを。

やる気が出ないときのコツ。

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悲観脳(レイニーブレイン)と楽観脳(サニーブレイン)

エレーヌ・フォックス教授によると、人間には、ネガティブな刺激に反応しやすい「悲観脳(レイニーブレイン)」を持った人と、ポジティブな刺激に反応しやすい「楽観脳(サニーブレイン)」を持った人がいる、とのことです。

同じ経験をしても、片や、楽しい側面を記憶し、楽しい思い出を残すけれど、片や、イヤな出来事を記憶し、つらかった思い出を残してしまう。

根本的な原因としては、遺伝的な要因+環境要因の両方が関係していると考えられています。

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