共働き時代の夫婦は、愛情にも「時間コスト」感覚が必要。

 

あづまです。こんにちは。
 
愛情。
あなたのためになら、私の人生の時間、全部費やしても惜しくない、みたいなもの、という人もいらっしゃるかと思いますが、
 
仕事もある。
生活もある。
 
そういう、現実的な世界の中で、一緒に家族を経営していくチームメイトとしてのパートナー。そう考えたとき、やっぱり、無限時間で頑張ります、は、非現実的ではあると思うんですね。
 
 
さすがに最近は、
手編みのセーター、みたいなのは、よほど趣味で好きな人はいいと思うんですが、それ以外では、古き良き時代のノスタルジー、みたいに思っている人が多くなったと思うんですが、
 
手作り料理、みたいなところになると、
まだまだ、愛情表現として、的なイメージも(特に男性には、かな?)残っているような気がします。
 
 
愛情にも「時間コスト」感覚を。
 
というと、愛情表現などに、長い時間を使わず、効率よくやろうぜ

(なんか、つまらないヤツ、な感じがしますよね)
 
と、聞こえるかもしれませんが、
 
 
そういう面もあり、
逆の面もあります。
 
 
それを、今から説明します。
 
 
夫婦共働きで、お互いに時間が無いとしたら、
ほんとうに、無駄なところをそぎ落としていく必要があります。
 
しかし、そぎ落としてはいけないものもあります。
その筆頭は、お互いの愛情表現だと思います。
 
効率、効率、効率・・・
仕事していると、ついついそういう脳みそになってしまうわけですが、
 
 
仕事上の効率って、結局は、
お金を稼ぐ効率、のことです。
 
 
今日の私の提案は、
愛情を表現する効率についても、考えてみよう、と言っているんです。
 
 
たとえば、
丁寧な手料理(1時間半)
 
これはどうでしょう。
 
同じ一時間半を使うなら、食事は買ってきて、
食後にふたりでソファでラブラブの時間を過ごす方が、
 
時間あたりの、愛情の密度は高いかもしれませんね。
 
 
 
ふたりで、家事を分担することや、
仕事をして、生活費を稼ぐことや、
その他の、生活に必要なことを、分担することも、
大事なことではあるのですが、
 
 
お互いの親密さを感じられる時間、
愛情表現ができる時間、
 
ふつうに会話するだけの時間かもしれないけど、
そういう時間は、とても大事なはず。
 
そのような時間を、どう捻出するか。
 
 
クリエイティブに考える必要があると思います。
 
その結果、
 
もしかしたら、
 
「うちは料理はしない」
「実はパンツも含めて業者さんに洗ってもらってます」
 
という、徹底した家事外注化を選ぶかもしれません。
というか、共働きで、愛情表現の時間を確保しようと思ったら、そのぐらいまで選択肢に入れて、合理的に考えた方がいいと、私はむしろそう思っているんですが。
 
もちろん、たまには、手料理を楽しんだり、
一緒に料理したりするのも、
きっと、豊かな時間になると思います。
 
 
好きならいいんですよ。
楽しいことならね。
時間の許す限り、いくらでもどうぞ、て感じ。
 
 
ここで言いたいのは、
 
前の世代が作った価値観を、
そんなに後生大事に守らなくてもいいってこと。
 
社会環境も変わっていて、同じ前提条件じゃなくなってるから。
今の自分を基準にして、ベストの選択を、みつける必要がある。
 
 
そして、その際には、結構、
「そこまで割り切っていいのか?」
「そこまでしたら、ひどいヨメじゃない?」
「なんか、相当の手抜きしている気がする・・・」
 
など、心の声と闘う必要があると思います。
 
もしかすると、同じように前世代の価値観をひきずっているパートナーからも、似たようなことを言われて、ちょっと自分でも気にしているだけに、何倍も「グサッ」と来るかもしれません。
 
それでも、
 
やっぱり、
 
今の自分を基準にして、ベストの選択をし続けていく必要があります。
それしかできないから、結局。
 
 
あなたの、未来に向けた決断を、応援します。
 
 
ではでは!