「彼氏ができない理由を知りたい」という相談を良く受けます。顔立ちも綺麗だし、服のセンスも悪くない。彼氏ができない理由を知りたい・・・ってこっちが知りたいです(笑)
冗談はさておき、30代でも彼氏ができないという女性の場合、彼氏ができないように無意識に行動していることがほとんどです。
彼氏ができる女性の行動パターンはとても素直でストレートです。いい感じの男性を見つけたら、とにかく笑顔が違います。相手のことをちょっとだけ特別扱いするし、よくほめます。私は恋愛セラピーのときに「好き好きオーラが出る」という言葉を使うのですが、彼氏ができない女性はこれが出ていないことが多いんです。好き好きオーラといっても、テレパシーみたいなものというよりは笑顔や相手に対する尊敬の言葉、ほめ言葉、そして決定打になるのがボディータッチです。
彼氏ができる女性は結構ボディータッチをします。まだつき合っていないけれどいい感じの男性がいたら腕をさわったりしています。但しあくまで腕や服程度です。告白される前に抱き合ったりセックスしてしまうのは都合のいい扱いを受ける原因になりますのでね。
それに対して彼氏ができない女性は、なんだか壁を作っている感じがあります。
「交際するまでは、真面目な関係でいて当然」という方の考え方を否定するわけじゃありませんが、それはちょっと損をしやすい考え方です。というのは、男性は結構「ビビリ」なんですね。だから女性がその気かどうか本当に真剣に観察します。
このとき、相手のことを思いやれる優しい男性は、壁を作っている女性を見ると「あぁ、とにかく僕のことは必要じゃないんだな」と感じて踏みとどまってしまいます。相手のことなんかお構いなしの自己中男や、どこか鈍い男はその壁を乗り越えて来るかもしれませんが、それじゃ、望みの恋愛なんてできませんね。
まとめます。彼氏ができない理由は、女性の側から半歩前に出る行動をしていないから。「もう告白してもいいよ」という言外のメッセージを届けられるかどうかが、いい感じの男性と結ばれるための秘訣なのです。恋愛上手の女性には、ほんと当たり前すぎる内容でした。
但し、行動ができない自分を責めないように気をつけましょう。男性と親しくなる行動を取ることに対して、緊張感や怖れを持っているからこそ踏み込めないのだろうと思います。それは親の夫婦関係を見て、恋愛や結婚に対してネガティブな感情を抱えていたり、父親が不器用だったり暴力的だったりして男性全般に対して不信感や緊張感(男性不信)を持っていることが原因かもしれません。あるいは親との関係の中で、結婚に対して何か制約(家を継がなければならない、など)があるのかもしれません。
つまり、そのような場合彼氏ができる、できないの前に解決すべき心の課題や家族の問題があるということです。
心理学も随分進歩し、こういった心の課題を解決するための手法も多岐にわたっています。とり組む気になりさえすれば、ずっとこれまで彼氏ができない状態だったあなたでも、心の課題をクリアして、幸せな恋愛に向かうことができます。ぜひ、とり組んでほしいと心から願っています。
関連記事として、彼氏ができない理由、自己診断チャートもご参照下さい。