離婚したあとの悩みの理由のひとつに、恥じてしまう、ということがある。最近ではバツイチも増えたが離婚して悩みを抱えてしまうケースもまだ多い。年配の人の中には離婚は恥ずかしいこと、と思っている人も多い。特に自分の両親がそう考えていたりすると、どうしても影響を受けて離婚後悩みを持ってしまうもの。
離婚はしたくてするものではないし、夫婦仲良くできればそれに越したことはない。でも、破綻してしまったとき、離婚は選択肢のひとつ。こう割り切れればいいのだが、どうしても後ろめたさが残り、悩みを抱えるものである。
幸せな結婚生活をしている友人との交友関係を絶ってしまったり、疎遠になってしまったり。
このような心の動きはむしろ自然なこと。悩みを持った自分を十分にかみしめればいい。でも、離婚したから自分の価値が落ちたとか、自分は結婚に不適格だとか、そう思う必要はない。だれでも、幸せになれる資格はある。
一番問題なのは、自分から周りの人との間に壁を作ってしまうこと。離婚したことをあれこれ言ったり責めたりする人は本当に少ない。むしろ同情してくれる人が意外に多いもの。そんなときに正直に明るく「バツイチで?す」と言ってしまうと、相手も気を遣わなくていいし、普通につきあえるもの。
問題なのは、「離婚して悩み、ダメな自分」を自分で演じてしまうこと。
望ましくは、「離婚後の悩みを乗りこえ、もうめげていない自分」
前向きな気持ちと態度で、次の良縁を呼び込みましょう。