一定期間、たとえば１年以上のつきあいをしているカップルにとって「浮気」の問題は他人事ではありませんね。もちろん、お互いに信頼関係を維持する意志と努力があり、多少の節制があれば浮気をして二人の関係が壊れることは防げるものだと思います。
但し、やはり間違いを犯すのも人間。万が一にも浮気はないと誰が断言できましょう。
どうも怪しい。
そんなとき、どうしましょうか？
最近では、携帯電話の位置を追跡する方法もあるし、多くの探偵・興信所は浮気調査を請け負っています。だから、調査をしようと思えばできるわけです。
でも、ちょっと待って下さい。あなたは別れたいんですか？確たる証拠をつかんで突きつけるのは、別れる場合には必要ですが、修復する場合、あまり役に立たないと言えます。というのは、大抵の場合夫婦の心が離れてしまって、その後にロマンスを外に求めるという順番なので、修復する場合浮気そのものよりも夫婦の心が離れてしまった原因に切り込まないと意味がないからです。
ですから、確証をつかむことよりも、相手が浮気に走ろうとしているのかどうか、その心を捉えて修復の手を打つ必要があるかどうかを知る手がかりにする方がよほど建設的だと言えます。
ここでは、コールドリーディングという、相手にカマを掛けて反応を引き出す方法を紹介します。
まず基本的な考え方ですが、心に何もやましいことのない相手にはまったく普通のやり取りに聞こえるけれど、心にやましいことがあるとドキリとする質問を投げかけるのが大切です。
例えば、
「（芸能人の）○○がまた浮気だって。奥さん可哀想ね。うちは大丈夫だよね？（にっこり）」
一見疑っているようにも読みとれますが、浮気などしていない場合、「なんか不安になったのかな？」ぐらいに思って、「大丈夫だよ」と答えてくるはずです。ドキリとして、あなたの気持ちを気遣う余裕のない受け答えになったら要注意です。
こうしてカマを掛けて、反応を見ます。焦っているようなら怪しいですね。
ポイントは、「うちは大丈夫？（疑っている）」ではなくて「うちは大丈夫だよね（疑っていない）」という形の質問にすることです。どう読んでみても疑ってはいない質問です。但し、浮気に言及する時点で何らかの疑念があるわけですが、そのことは潜在意識には届くかもしれませんが、顕在意識にはあまり届かないのです。
また、カマを掛けるやりかた以外にも、日頃の行動を観察するやりかたがあります。
浮気をしていて、一番気になるのは携帯電話でしょう。急に携帯電話を隠すようになったり、ロックをかけるようになったら怪しいと言えます。あとは、家の中で常に携帯電話を持ち歩いているなど。つまりあなたに携帯電話を見られることを極端に怖れているようなら、浮気の可能性があります。
そうしたら、カマを掛けてみるのがいいでしょうね。
チェックする前に、もし浮気をしている可能性が濃厚だと分かったら自分はどうしたいのか、考えておくことをおすすめします。感情にまかせて取り返しのつかない行動に出てしまわないように。
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