不倫しているけれど、苦しい。
自分の気持ちにしたがって恋愛した結果が不倫。
不倫解消に向けて、以下の4ステップ(不倫解消の4ステッププログラム)を
実践するといいでしょう。
1.自分の中の「怖れ」と向き合う
人は誰でも何か「とても嫌」だったり「とても怖い」と思っていることがあるもの
です。不倫しているあなたの場合、1対1で向き合う、結婚前提の交際に対
してなにか怖れを持っている可能性があります。
大抵過去の記憶が元になっています。
・病気:子供の頃、楽しいことの前に必ず喘息の発作が起きたなどの原因で、
「幸せが近づくとどん底に落とされる」という心理パターンを持っている。
→幸せを怖れている → 「幸せになって良い」という許可を出す。
・両親の不仲:母親が父親に服従するような夫婦生活をしていたので、
結婚生活に対して漠然とした、嫌な、怖い感じを持っている。
→異性を怖れている → 両親との関係をリセットする。
・満たされていない依存心:親が極度に自立を求めるしつけをした結果、
自分は他人から大切にされない存在だと感じてしまう。
→他人に頼ることを怖れている → 助けてくれた人を想い、感謝する。
※不倫関係だと、相手は「浮気」という負い目があるため、甘えやすい。
2.過去の感情を吐き出す
ここは、セラピストを頼る方が早いかもしれません。過去に無念だったこと、
悔しかったこと、憤りを感じたこと。これを十分に吐き出すことが大事です。
一人でやる場合は、紙に書いていくといいです。
その時大事なことは、たとえ母親が身を粉にして尽くしてくれたとしても、
「ありがたいけれど・・・」「私はこんなに迷惑した(自立できない心になった)」
「不倫の道しか進めない心になった」など、自分の被害を認識すること。
親は、ありがた迷惑なことをするものなので、遠慮無く感情を吐き出すこと。
自分の感情や欲求を自分で認めてあげることがこのステップの目的です。
抵抗なく「嫌が言える」ようになると、不倫なんてバカバカしくなります。
3.同性、異性の友人を作る
不倫など、不幸な恋愛に陥る人の多くに、「友だちが少ない」という傾向が
あります。日常の軽い悩みや、仕事の不満などを全てパートナーに聞いて
もらったら相手も重くなります。だから、気軽に話が出来る友人を確保すると
いいでしょう。特に異性の友人は10人を目標に作りましょう。
4.幸せな恋愛・結婚生活をしている人をモデルにする
お手本がいないというのも、恋愛がうまく行かないパターンのひとつです。
お手本は、
×立派な人をお手本にする ←これはダメです
○手抜き上手で、幸せそうな人をお手本にする
自分の幸せを何より大事にしていて、その結果周りの人ともうまく行ってい
る人をお手本に選んでください。
そして、真似するのはその人の行動じゃありません。
しぐさ、口癖、言葉の抑揚(アクセント)、表情など、「感情や無意識に
関わる部分」をよく観察して、しっかり真似してください。
※恋愛がいつもうまく行かない人は、ここがずれている場合があります!
私は不倫相手になってしまう方からの相談を受けることが多いですが、
不倫解消に向けたアドバイスは、大体こんな感じです。
ご活用下さい。
いつもある意味ドキドキしながらコラムを読ませていただいています。
私は、今とても悩んでいます。つきあっている彼のことです。
私たちは、もう3年も一緒に暮らしていますが、彼はバツイチで男の子が一人います。その子が1歳の時に、前の奥さんの所を出て、私の所へ転がり込んできて、そのまま現在に至っています。
私は、彼のことが結婚前から大好きで、彼が結婚して一時は完全にあきらめたのですが、結局気持ちを振り切れずにずるずると関係を続けている感じです。
最近、私も子どもを生みたい、彼の子どもが欲しいと思い、正直にその気持ちを話したところ、彼からの答えは、「自分はもう二度と結婚とか、子どもとか、それどころか誰かとつきあったりするのは考えられない」というものでした。
私は、3年も一緒に住み、セックスもずっとあった関係だったので、正直ショックで、どうしたら良いか分からない状態になっています。
彼にとって、私は彼女でも何でもなかったのかと思うと、やりきれない気持ちで一杯です。
頭では、もうすぐにでも別れを決意しているのですが、一緒に暮らしているためになかなか行動に移せません。やっぱり、彼のことが好きだと言う気持ちと、言葉とは裏腹に彼の態度の中にどうしても愛情のようなものを感じてしまって、今はまだ小さい子どものために自分の将来のことなどを考えられないのかもしれない、もう少し待つべきなのかもしれないと思ってしまいます。
ハッキリ言って、別れなければならないことは理解しています。離婚した彼の、亡霊のような人生の中で生きていくのはごめんです。
でも、決断出来ないでいます。
彼は、このまま一生涯一人で生きていくつもりなのでしょうか?それなら、私ともこうして生活するべきではないはずです。それなのに日々の生活はまるで夫婦のようだと人に言われるくらいなのに、彼の中では私とつき合っていると言う意識さえないというのでしょうか?
もう、何をどうしたら良いのか分かりません。
どうか、良いアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いします。
nanaさん
書き込みありがとうございます。
大変ですね。
彼の言葉は辛かったですね。
その関係は不倫じゃないようですが、このページに書き込んだのは、
きっと何か意味があるのでしょうから、回答します。
>私は、3年も一緒に住み、セックスもずっとあった関係だったので、
>正直ショックで、どうしたら良いか分からない状態になっています。
>彼にとって、私は彼女でも何でもなかったのかと思うと、やりきれ
>ない気持ちで一杯です。
私にはここの部分がイマイチよく分かりませんでした。
そもそもその関係は、ちゃんと「つきあってほしい」という告白が
あって始まったわけじゃないってことですね?
告白がなきゃいけないとは言いませんが、告白がなくても体を許して
しまうと都合のいい扱いを引き寄せやすいと思いますよ。
(推測ですので、間違っていたらすみません)
>彼は、このまま一生涯一人で生きていくつもりなのでしょうか?
>それなら、私ともこうして生活するべきではないはずです。それな
>のに日々の生活はまるで夫婦のようだと人に言われるくらいなのに、
>彼の中では私とつき合っていると言う意識さえないというのでしょ
>うか?
この質問には、私は答えられません。
彼に会ったこともないですから。
他人は変えられない。これは、肝に銘じてください。
他人は変えられないのです。
>頭では、もうすぐにでも別れを決意しているのですが、一緒に暮ら
>しているためになかなか行動に移せません。やっぱり、彼のことが
>好きだと言う気持ちと、言葉とは裏腹に彼の態度の中にどうしても
>愛情のようなものを感じてしまって、今はまだ小さい子どものため
>に自分の将来のことなどを考えられないのかもしれない、もう少し
>待つべきなのかもしれないと思ってしまいます。
>ハッキリ言って、別れなければならないことは理解しています。
>離婚した彼の、亡霊のような人生の中で生きていくのはごめんです。
>でも、決断出来ないでいます。
私はここも、どうしてそういう結論になるのか理解できません。
厳しいことを言うようですが、nanaさんは、彼にとっての太陽になっ
てあげていますか?
私は離婚後まだ辛かった頃に出会った女性(今の奥さん)との交際の
中で気持ちがすごくほぐれて、また結婚したい気になりました。
今の奥さんは、とてもポジティブで穏やかで温かく、私のたましいを
救ってくれました。とても感謝しています。
彼女は私にとって太陽です。
他人を変えられないと上に書きましたが、唯一変えられる可能性があ
るのが、他人の太陽になり、精神的に応援し続けること。
×不機嫌に世話をする←これ、最悪です。ダメ男製造プロセス。
○手は貸さないが、ニコニコして応援する←これが一番の心の薬。
nanaさん。
誰でもいいから一緒にいてくれないと不安で仕方なかったり、寂しく
て死にそうだったりしませんか?もしそうなら、そのネガティブな感
情を解決することがnanaさんの課題です。
彼とは関係なく、心が明るくなることを毎日心がけてください。
そして、心に余裕ができたら、出さない手紙を書いてみましょう。
彼に対して「苦情」「ありがとう」「ごめんね」の3通。
そして、そういう心のクセがつくきっかけがきっと育ち方の中にある
と思うのです。両親やいじめっ子、過去の交際相手に対しても同じよ
うに「苦情」「ありがとう」「ごめんね」の3通、出さない手紙を書
いてみてください。
そうやって、自分の人生の棚卸しをすることがひとつの解決方法です。
※但し推測ですが、nanaさんのようなケースはきちんと心理療法を受
けた方がこれからの人生で生きるのが楽になると思います。
名前のところをクリックすると「うまく行くカップルの特徴」に
ジャンプします。こちらの記事も参考にしてみてください。
さっそくアドバイスをいただいて、感激です。ありがとうございます。
アドバイスの中に、誰でもいいから一緒にいてほしい、一人だと不安で死にそうなどの感情はないですか?とありましたが、見栄でもなんでもなく、私はおそらくそういったタイプではないと思います。
異性、同性問わず、数は多くはないですが、心から親友と呼べる友達には恵まれていると思います。だからと言って、異性の友達に不適切な(ようするに、相談と言いながら体の関係をもってしまったりとか)甘え方をしたことはもちろんありませんし、同性の友達にべったり頼り切りになるようなこともこれまでありません。
相談のメールをした時には本当につらくて、どうしたらいいのか分からないような精神状態でしたが、実はあれから彼への手紙を書いてみました。(もちろん、出すつもりはありませんでしたが。)
初めは、言われたことへのショックと、彼への怒りが文章に出てきました。
でも、数行書いて読み直してみると、どうも自分の言いたいことは彼への恨みでも、不満でもないような気がしてきました。
そこで、「これまで一緒にいれて、本当に幸せだった。ありがとう。」と書いてみると、少し気持ちが楽になりましたが、それでもまだ言いたいことを言い切れていないような気がしました。
そこで、現状は取りあえず無視して、自分がどうなりたいかを書いてみることにしました。
最初は感情が落ち着いていなくてうまくいかなかったのですが、だいたいまとめると、要するに私は彼とずっと一緒にいたい、彼と家族になりたい、彼の子どもを産みたい。彼のことが大好きなんです。
そして、それは彼にとって不幸せなことだろうか?と考えました。彼に言われた言葉がショックで、「どうせ私のことなんか、大切じゃないんだ」とか、「私は都合のいい女なんだ」とか、そんなことばかり考えていましたが、自分の気持ちを文章にした後、再度彼にとってはどうなんだろう?と考えると、不思議と、ホントに都合のいい考え方だなと笑ってしまったけれど、彼もそれを望んでいる!と確信したんです。(笑)
そうしたら、その日はぐっすり眠れました。
次の日、不思議なことに彼もなんだかスッキリした表情で、これまでになく優しく抱き締めてくれました。
そして、「今まで何にも言わなかったから、急に子どもが欲しいとか言われてちょっとあせったけど、本気で考える。でも、もう少しだけ待ってほしい。」というようなことを、ぽつぽつと話してくれました。
「彼の太陽になってあげていますか?」
とっても心が洗われる言葉でした。
これまで、離婚のごたごたで疲れ、傷付いたりむやみに怒りを爆発させたりしていた彼に、無理を言ってはいけないと必要以上に自分の気持ちをおさえてきていたような気がします。彼の仕種や表情から、愛情を感じていたのですが、彼もまた(っていうか男の人はそんなもんなのかもしれないけれど)自分の気持ちをはっきりと言葉に出したりはしてなかったと思います。
二人して、核心に触れずにいたような気がします。
今回、「私も子どもが欲しい!」という気持ちが自分の中で高まって、思わず彼に話してしまい、ショックなことを言われたりもしましたが、二人にとってとても良かったと思いました。
離婚して、すぐに別の女性と、なんて、虫が良すぎる、自分は誰のことも幸せになんかできっこない。彼はそんな風に自分を卑下して、勝手に孤独になろうとしていたんじゃないかと気付きました。
まだ、じゃあ具体的にどうするのか、結婚するのか、子どもを作るのか、今すぐには結論は出ないでしょう。でも、大好きな彼を信じて、できるだけ彼の太陽になれるように、彼と一緒にいれる幸せをもっともっと謳歌していこうと思っています。
本当にありがとうございました。
心から感謝しています。
いつもとても参考にさせて頂いています。
私は、W不倫に悩む3人の子持ちの主婦です。
ひたすら子育てに没頭し、子どもの受験にも成功したのですが、夫に支えられていたという気持ちはあっても、一緒に乗り越えた気持ちや達成感はありませんでした。
そろそろ子どもを自立に促す方向に自分の意識を変えようとした頃、一抹の寂しさに襲われたのか、誰かと話したくて、軽い気持ちで出会い系のサイトに登録しました。
そこでは、結構深刻な悩みを抱える人と話をすることもあり、私のつたない人生経験をもとに、私なりに前向きに励ますことで、自分を励ましていたような気がします。
そんな中、セックスレスで悩んでいるという彼と出会い、彼の話を聞いたり、自分のことを話しているうちに、実は私のセックスや結婚生活が、砂上の楼閣ではないかと思うようになりました。
恋愛と結婚は別であり、養ってもらっているからには、セックスに応じなくてはいけないもの・・・という考えにとらわれていた私は、夫を真正面から見ていなかったのです。自分で自分の気持ちをマヒさせていました。と同時に、私は夫を裏切り続けているのです。
彼と毎日メールを交わしているうちに、彼は私の心の闇を照らして癒してくれるようになり、私も彼の心を癒したいという気持ちになりました。お互いが、自然と相手を思い合えるようになり、彼は一緒になろう、どんな困難も一緒に乗り越えようと言ってくれ、誠意を示し、精一杯私を愛してくれます。
本当に幸せいっぱいです。
でも、物事をうまく運ばせたいという彼の気持ちから、奥さんにバレないように用意周到な準備で私と接することが、時々私を不安にさせます。子煩悩な彼の話を聞く時も同じです。
私は私で、自立していくべきだと仕事も少しずつ始めました。でも、私が離婚をしたら、子どもたちを苦しめてしまうのではないか・・・。そして、夫を傷つけてしまう。罪悪感、怖れ、不安・・・そんな気持ちと闘いながら、何が正しいのか分からないままでいます。今は、彼も自分も信じようという気持ちでいますが、誰にも話せずに苦しいです。
さくら みさきさん
コメントありがとうございます。
よく我慢して頑張ってこられましたね。
既に気づき始めていらっしゃいますが、自分を大切にし、幸せな気持ちで過ごすことが本当に大切なのです。
我慢した期間が長いほど、我慢の程度が強いほど心が麻痺して「何がしたいのか分からない」状態になりやすいです。
まずは、自分を観察することから始めてはいかがでしょうか。罪悪感に支配されてしまうのではなく、「あぁ、今私は罪悪感を感じているんだ・・・」と自己観察するということです。
しばらくやってみると自分のパターンが分かると思います。
それでも解決に向かうには少し時間がかかるかもしれませんね。カウンセリングをご利用になることも、解決を早めるためには役立ちます。
まずは、ご自分をねぎらうことですよ。
自分に向かって「今までよく頑張ってきたね」と。
どうか、ご自分を大切になさって下さい。
(名前のところをクリックすると記事「自分を大切にするとは、こういうこと」にジャンプします)
初めてこのコラムに参りました。
私は、少し前に尊敬する上司に、離婚するから一緒になってほしいといわれました。
私も、本当は好意を持っていたけれど、彼は既婚者なので、そういうことは考えたことがありませんでした。
でも、不倫はできないと答えました。
彼は、結婚生活は幸せではなく、すでに破綻しておりいずれ離婚する予定だった、だから、信じて待っていて欲しいといわれました。
私は、尊敬し憧れていた上司と想いが通じていることがとてもうれしくて、まっていると言ってしまいました。
それが、どんな罪深いことか深く考えず、待っていれば、彼が離婚すれば幸せになれると思いました。
それから、2,3日は夢のような気持ちでしたが、その後罪悪感にとてもさいなまれるようになりました。
やはり、こんなふうに待っているのは不倫と同じことではないかと想いました。
それから、電話やメールをするようになり、会社でも相変わらずなかよく仕事をしていることにも幸せを感じました。
でも、会わないと約束をしても、不安そうな彼の誘いに外であったこともあります。
彼は、本当に離婚の話をすすめはじめ、その過程で、好きな人ができてそれが私であることを告げてしまいました。
3人とも同じ会社に勤務しており、その後は修羅場でした。
わかっていたこととはいえ、奥様をそんなにするまで苦しめてしまった自分たちがとても許せませんでした。
奥様は容赦ありませんでした。
事実ではない私の素行や彼との関係を両家の親族、私の親、会社の人に触れ回り、会社でも大声で非難されました。
即日会社を辞めてほしい、死んで欲しいともいわれました。
奥様と話し、自分のしようとしていたことに、本当に申し訳ない気持ちになりました。
こんな最低な人間は生きて幸せになってはいけないんじゃないかって思いました。
私は、会社を即日やめることにしました。
チームには迷惑をかけてしまうけれど、そんな責任感を出してはいけないくらい、奥様を傷つけてしまい、
私はやはり、彼女に対して誠意を見せたいと、さらに上の上司と調整の結果、2週間後にやめることにしました。
不倫関係ってなんなのだろうと思いました。
自分では不倫をしている意識はありませんでした。
私は、彼といると本当に幸せで、彼もそういってくれ、お互いとても優しい気持ちでいられます。
彼は、奥様との結婚は失敗で、私と人生をやり直したいと。
自分にとって、私は運命の人なのだと、ずっと一緒に生きていきたいと。
彼は、私でなければ生きていけないといいます。
私は、そんな彼を支えて生きたいと思っていました。
でも、その影では、とても苦しんでいる人がいるって、そんな簡単なことなのに・・・
どうしてわからなかったのか・・・
私にとっても、運命の人だと思っていました。
でも、どんないいようにイメージしても、周りを巻き込み、人を傷つけこんな自分勝手な二人に、
手放して幸せになれる将来を考えることができませんでした。
自分勝手だけど、どうして、何年も思ってくれていたなら、夫婦は破綻していたなら、離婚してから告白してくれなかったのか・・・
お互いの気持ちを知ってしまった以上、近くにいることはもうできないと思いました。
両家を巻き込んだ修羅場の果て、彼は、夫婦の関係についてはきちんと結論を出したい、
私とのことは、一旦全部白紙に戻したいと、奥様の前で私に告げました。
彼はないていました。
私も、同じ気持ちでした、このままでは誰も幸せになれないし、罪悪感と奥様の恐怖に
押しつぶされてしまいそうだったから、彼は私を助けてくれたのだと思いました。
最後の最後に彼はきちんとした決断をしてくれたと思いました。
このような出会いの二人が幸せになることを願うのは罪深いことなのだとわかっています。
人として誤ったことをして傷つけてしまった私たち・・・
それでも、二人の未来を願ってしまうのは、利己的なのですよね。
私は、彼の幸せ、奥様の幸せを祈ろうと思いました。
たとえ、私と一緒になれなくても、こんなに思い思われていると感じることができて、
本当に幸せだったのだと思いました。
見方を変えれば、とても偽善的でずるい女性と映ると思います。
まだ、彼を忘れられません。
どうして、先に出会ったのが私じゃなかったのだろう、
いずれ離婚するなら、どうして、その後、気持ちよく出会えなかったのだろうって。
私にできることは、自分の人生をまっすぐに歩んでいくことです。
この過ちを二度と繰り返さないように、彼のために、奥様のために・・・
取り留めのない話を書いてしまって、申し訳ありません。
アドバイスをもらえるとうれしいです。
はなこさん
辛い出来事でしたね。
書き込みありがとうございます。
まずは、気持ちの整理をつけていくところからとり組みましょう。感情が乱れているうちはどんなアドバイスをもらっても実行できないものです。
まずは、今の辛い気持ちをしっかりと味わい、感じ切っていくことです。一見辛いようですが、ここをきちんと通過しないと前に進めないのです。
ところで、人の行動は愛に基づいた「太陽」と、怖れに基づいた「北風」に分かれると思います。
そして、どんな辛い状況にあっても、北風になるか太陽になるか、それを選択しているのは本人なのです。北風になって一番傷つくのも本人です。
はなこさんだけでなく、関係者みんなが「北風」と「太陽」どっちになっていたか、振り返ってみるのも、状況を整理するのに役立つかもしれませんね。北風になってしまった人の気持ちを分かってあげるのは大切なことですが、本人がいつか「太陽になろう」と決めない限り(他人のせいにして被害者を演じている限り)救いはないのです。
ですので、はなこさん自身を、必要以上に責めないでくださいね。
私は、既に破綻している結婚生活をしている人が、次の一歩を踏み出す段階で一時的に二股のようになることはいわゆる典型的な不倫(継続する三角関係)とは違うと考えています。
次のステップですから。
但し、破綻しているのに別れられないということは、そこに何か問題があるということです。片方が別れようとしているのに、もう一方がすがりついている、みたいな。
おそらくとても依存的な人なのでしょう。恋愛依存症といえるのかもしれません。色々問題を起こしたり、あるいは、無意識に問題を起こす(病気になったり)ことで、引き留めようとすることもあります。結婚相手ではなく、子どもがその役割を担うこともあります。
だから、そういう関係の中に入っていくときは、自分の身を守るために、良く注意しなければいけません。たとえば、体の関係のある恋人同士になるのは正式に離婚が成立してからと明確に決めるなど。この点だけは、脇が甘かったと反省した方がよいと思います。
まとめます。
このコラムの主旨とは違いますが、
・既に破綻している結婚生活に、次のステップとして入っていくのは
(あづまの考えでは)典型的な不倫とは違う。
・但し、破綻しているのに別れられないということは、夫婦の少なくとも一方が依存的。
・別れが出たときに、依存的な人は取り乱したり病気になったりしてすがりつく
だから、火の粉が降りかからないように自分の身を守ることが必要
結局、もし本当に破綻している関係なら、
継続しても誰も幸せにならないですから。
このコラムを読まれた、「私の彼も『結婚生活は既に破綻している』と言っている」という方へ。釘刺しをしておきます。
不倫相手に対する口説き文句として「もう、妻には愛想を尽かされていて、別れを考えている」
ということを言う人が結構たくさんいます(はなこさんのコメントの方は離婚に向けて実際に行動しているので、そうではないと思いますが)。
相手が、離婚に向けた具体的な行動をしていない場合、進展しないままずるずるといく可能性が高いと考えた方がいいです。そこは、注意した方がいいです。
最後に、ひとことだけコメントですが、
依存的な人の表面的な要求に応え続けるのは、愛ではありません。他人に機嫌取りをしてもらわないと生きていけない状態にある人に対して、「その状態を卒業できることが幸せなことだよね」「自分で自分の感情の面倒を見られるようになることが幸せなことだよね」という気持ちを向け続けてあげること、つまり相手の成長を願ってあげることが愛であり「太陽」であることなのです。
少しでも、状況や気持ちを整理するお役に立てたら幸いです。
初めまして。
もがき苦しみ検索をし、このコラムに出逢う事が出来、救われた気がしております。
宜しかったらアドバイスを頂きたく、早速コメントを書かせて頂いております。
私は、小学2年生の男の子の子供を持つ、30代のシングルマザーです。
現在付き合っている男性は、小学5年生の男の子と、小学2年生の女の子の子供を持つ、40代の既婚者です。いわゆる「不倫」です。
彼とは2年間お付き合いしています。
付き合い当初は、私は違う男性と住んでいましたが(Aと今後は表示させて頂きます。)
私の自宅と彼の職場が近く、Aが仕事で、子供が保育園に行っている間、ランチをたまにしたり、私の職場(当時居酒屋勤務)に彼が来てくれたりと…
彼は彼なりに逢う為の努力をしてくれ、私も私でAに気付かれない様に、お付き合いを続けて行きました。
Aとは彼と出逢う前からも別れ話を進めていました。
原因はDVです…。
子供の前でも首を絞めてきたり…馬乗りで殴られたり…。ですが何度別れ話をしても出て行ってもくれず、別れ話をするだけで暴れる始末で…。
そんな中彼に出逢い、彼の優しさに惹かれて、妻帯者という事を知りつつも、どんどん彼に惹かれて行きました。
付き合い始めて2ヶ月もしない内に、彼が結婚を意識する様な話をする様になりました。
私に「君を幸せにしたい…必ず離婚するから、待っていてもらえないか?」
不倫にありがちな言葉だと、聞き流したい所でしたが、もしかして本気なのかも?と思う気持ちもあった様に思います。
彼はAの相談にも乗ってくれ、私の子供にも「タクシーの叔父さん」と称して保育園の送り迎えをしてくれたり、子供の話し相手になったりして可愛がってくれました。
子供に逢わせるのは抵抗がありましたが…
「いずれは俺の子供になるんだから。そこまでの気持ちが無かったら逢ったりしないよ。」そう彼に言われ、「タクシーの叔父さん」としてだけ、逢わせる事にしました。
それから9ヶ月が過ぎた頃、Aとの別れ話が進み、いよいよ出て行ってくれる事に…。
今まで居酒屋の勤務時間は、Aに子供を看ててもらっていたので、居酒屋もその時に辞めました。
そしてストーカーになる恐れを考え、私は引越しをする事に…。
いずれは一緒に暮らすのだからと、彼は彼の職場の近くで部屋を探さないかと提案して来たので、私は昼間毎日不動産へ行き、物件探しに1ヶ月費やしました。
その頃、彼の奥さんの不祥事が発覚し、裁判沙汰に…。
彼が真剣に離婚を考え始め、その裁判が終わり次第、奥さんとの離婚話も弁護士を通して進めていくとの話を私にしてくれました。
そしてやっと物件が決まり、敷金礼金も払い終え、後は荷物を搬入するだけ…
その次の日…彼の転勤が決まりました。
転勤先は今の会社から、車で約1時間。
勿論、やっと見付けた物件からも約1時間。
敷金礼金も払い終え、貯金も使いつくし、無職になった私は頭が真っ白になりました。
しかし彼は「今の職場からでは逢いに来る事は難しい。だから着いて来て欲しい。」と言うのです。
私は苦渋の選択をし、親から借金をする事に…。
「一緒になったら僕が君の親に返すからね。」
その言葉に、益々気持ちが真剣なんだと実感しました。
再び物件探しをし、どうにか部屋を見付け、子供と2人の生活を始めました。
彼が真剣に私との未来を考え始めてくれてたので、私も子供にキチンと説明し、彼も家に来る様になり始めました。
子供も小さく、身寄りも傍に居ない私に仕事は見付けられず、とりあえずはと、国の力に頼る事にしました。
そして私は裁判が終わる日をひたすら待ち、彼に幾度も幾度も確認する日々でした。
でもいつも「大丈夫だから、もう少しだから。信じて待っていてね。」そう言われ続けて来ました。
そしてとうとう裁判が終わる日が近付いた頃…。
「裁判が終わっても離婚話はしない。理由は、上の子が気が弱くてね、一週間程、僕が居なくなったらどうする?等と聞いてみたら泣かれてね…。」
そして…「離婚する気はあるんだ。だけど3ヶ月後になるか、半年後になるか、10年後になるか解らない…。
だけど今でも君を幸せにしたいって気持ちも変わらないし、一緒になりたい気持ちは本当なんだ。
だけど…もう少し子供の傍に居てやった方が良いかなぁって思ってね。」
「だけどこれ以上君達親子を俺の身勝手で振り回す訳にはいかないから、別れるしか…ないのかなぁ…。」
こう言われた私は、頭の中が真っ白になり、今も何も考えられないでいます。
友達には「そんなズルイ男、すっぱり別れてやりな!!」
そう言われるのですが…
やはり好きな気持ちはまだある中、親への借金を残したまま、無職の私は不安の方が先に経ちます。
「俺が一緒になってから、仕事はゆっくり探せばイイよ。」そう言われていただけに…。
彼は今出張中で、戻り次第もう一度話し合いをする事になっています。
私は何をどう考えていいのかも解らず、ただただ苦しい日々を送っています…。
長くつたない文章で大変申し訳ありません。
読んで頂きまして、有難う御座いました。
宜しければ…アドバイスを頂きたいです。
るぅさん
コメントありがとうございます。
色々大変でしたね。
よく頑張ってこられましたね。
るぅさんが、行動できる方だと信じてアドバイスを書きます。
まず、生活をしていけないという件は、心理学の範囲ではありません。やはり何とかして収入の口を確保するしかないでしょう。
今の日本は、シングルマザーに対する保護が薄いので大変だと思いますが、やはり、ここは何とか自分でもやっていける道を作るしかないと思います。
大丈夫だとは思いますが、収入がないから男に頼るというパターンは、不幸を呼びやすいので本当に注意してください。
それから、結婚生活は、それを営む生活力と問題解決力があってこそ、幸せに送れるものです。相手の言葉だけでなく、それを実現させられる生活力と問題解決力があるかどうかをよく見ましょう。私は、その相手の方を悪く言うつもりは全くありませんが、心が善良であっても、生活力と問題解決力がないと、結婚生活は成り立たないものなのです。その彼で、本当に大丈夫ですか?
もちろん、一番はるぅさん自身の生活力と問題解決力が大事なのですが。
それから、気になる点がひとつ。
一時間ぐらいの距離を会いに来てくれないということが、私の感覚からするとありえないと思いました。あくまで、私の感覚ですが、私は遠距離の経験があって、小田原から広島まで会いに行ってましたから。
るぅさんは、その彼のことを本当に好きなのですか?
それとも、彼がいないと、底なしの寂しさや怖さを感じるのですか?
後者だとしたら、彼との関係をどうこうする前に、それはおそらく子供時代の心の傷によるものですから、ご自分の心の問題をしっかりと解決して、ひとりで立って生きられるようなところまで成長することが本当の解決です。
そうなってから、今の彼と縁があればまたやりなおせるでしょうし、もし縁がなければ、よい心の状態のるぅさんにふさわしい(たぶん、今の彼よりもっと素敵な)人が現れると思います。
あくまで、寂しさや怖さをちゃんと乗り越えてからの話ですよ。
ここに至るまでには、ひょっとすると子供時代に「おまえは愛されていいんだよ」という言葉や言外のメッセージを親から十分に受けられなかったこととか、色々な事情があるのだとお察しします。
それでも、ご自分の課題として、ご自分の心と向き合うことを、強くお勧めいたします。
ここは、個人相談の場ではなく、ブログのコメント欄ですから、この辺で。
応援しています。では!
早々のアドバイス…本当に有難う御座いました。
おっしゃる通り…
幼少期に愛情を受ける事がほとんど無く育ち、
愛情を求める部分に関しては、人より強い方だと自覚しております。
アドバイスを読ませて頂き、少し冷静に彼の事を考えてみようと思いました。
本当に彼が好きなのか…
只不安なのか…
時間をかけて、自分と向き合い、解決しようと思います。
本当に有難う御座いました。
感謝致しております。
はじめまして。
このコラムに出会えた事、何かのご縁かと早速投稿させて頂いております。
既婚者の彼と出会い、二年が経ちます。
私は独身でごす。
彼が私との将来について具体的な約束をしたりした事はありませんが、ご夫婦は離婚前提の別居をしました。きっかけはやはり私の存在に気付いていた奥さんが先に家を出る事を言い出し、その際私との事も最終通告がありながら彼は完全別居に踏み切り、性格的にも社会的にも彼の行動を考えると、相当の葛藤がありながらも、自分の思いに一番忠実になったからこその決断だと私は思っていました。もちろん私と生きていきたい、と彼も思っているんだ、と俗に言う、不倫男性の言葉を鵜呑みにし彼も願っていた事だと、安易に思い込んでしまっていたのかもしれません。
別居後は彼の方から奥さんにコンタクトを取り、週末は奥さんの家に泊まったり、一緒に過ごしている事が解り、その事で何度も彼に気持ちを問いただしたり、、責めたりと私自身の感情をコントロール出来ない日々が続き、自分でもその事ばかりで仕事も何もかも集中できず、自分勝手ですが辛い毎日でした。
そんな中、フト彼の立場・本心は何だろう。と、彼の本当に願っている事に気持ちがいく様になりました。
特に別居したばかりの時に彼にも色々な思いがあったり、環境が変わり彼自身の気持ちの変化もあった事と思います。責めてばかりだった自分を反省し、それ以来何も言わず、彼の立場にたって考えよう、と自分自身も少しずつ気持ちを建て直し、平日は一緒に過ごしていますが、やはり今でも週末は奥さんと過ごしている事、彼はどう考えているのか、自分自身の先の事も含め、時折どうしようもなく感情が爆発してしまいます。もう終わりにしよう、などと望んでいない事を考えたり思考があちこち移ります。
心安らかに、彼の「太陽」になる為にも自分の心の持ち方をどうしたらいいのか悩んでいます。
あづまさん
お返事ありがとうございました。
おかげさまで、あづまさんの「よく頑張ってこられましたね。」という言葉に、少し救われたような気がします。
でも、自分を大切に・・・という、その自分自身がいまだによくわからないままでいます。
家庭のある彼は私のことを大切にしてくれます。
家庭のある私も彼のことを大切だと思っていますし、お互いの存在があることで
精神的にもバランスがとれているのもわかっています。
私は、このままお互い家庭のあるままで、お付き合いを続けていくことも選択肢の一つだと提案してみましたが、彼はそれはイヤだと言いました。
一緒になりたい。と。
正直、私もそうしたいし、彼の真っ直ぐな気持ちがとても嬉しいです。
でも、現実問題として、一緒になれるとしたら、彼のお子さんの受験がひと段落する2年後以降、その下のお子さんも・・・となると、5年後。
お付き合いを始めて、2年が過ぎました。
正直、私はそんな長期間、家族に・・・そして自分にウソをつき続けることはできないと思っています。
忘れたい。彼のことを忘れることができれば、どんなに気が楽だろうと、何度も思いました。
彼を好きになればなるほど、つらくなっていく。
私が、家庭と仕事と彼のこととでいっぱいいっぱいになって、弱音を吐いた時、一緒に乗り越えようと二人で話し合う一方で、彼はしばらく会わない状態にして、自分の今の状況にケリをつけたら、私を迎えに行く・・・という選択肢を彼が何度か口にしたことがあります。
今のまま、付き合い続けても、なかなか家庭にケリをつけられない。
私と会えない極限状態を自分に強いた方が、行動を起こしやすいというのです。
先日、彼のお誕生日のお祝いを兼ねた旅行をしました。
とても楽しかったのですが、お互いの家庭へ戻らなければいけない瞬間、ちょっとしたケンカをしてしまい、(いえ、ケンカではなく、私がナーバスになっただけです。)私はとうとう耐え切れなくなって涙が止まらなくなりました。あまりのつらさに、別れを見越したような私の言動に慌てた彼は、必死で慰めてくれましたが・・・。
私はその夜、初めて撮ったツーショットの写真を載せ、彼に「私、・・・待ってる。」とだけ、メールをしました。
彼は、唐突だと思ったようですが、それ以降返事をよこさない私がよほど覚悟していると思ったのでしょう。
分かった。
「別れる」と言わないで、「待ってる」と言ってくれてありがとう。
待つ身もつらいと思うけど、からだに気をつけて頑張れよ。と。
それから、約一か月が経ちます。
毎日、苦しいです。
私のとった行動は、ただの逃避だったかもしれない。
しんどいことから逃れたい一心で、彼が本当はしんどいであろう「これからの状況」を支えてあげられない・・・、「待つ」という言葉を使って逃げ出した自分が情けなく思えてきました。
彼もおそらく、しんどいだろうと思います。
彼のことを信じているがゆえに、そう思えるのですが。
付き合い初めて3年目に入りますが、これまで毎日のようにメールで連絡し、お互いの気持ちを紡ぎあってきました。
連絡が途絶えると、寝込むほどにショックを受けていたそんな彼のことを思うと(私もそうでしたが)、連絡したい気持ちでいっぱいです。
でも、私から連絡をとるのは、「待つ」と言った以上できない。
「待つ」と言われた本人はもっとできないでしょう。
このような時、男性はどんな気持ちなのでしょうか。
本当は私はどうしたいのか・・・。
このまま2年・・・いや、5年と待ち続けるのか。
そしてまた私は自分の気持ちに蓋をし続けて、自分の気持ちを麻痺させていくのだろう・・・
自分もさっさと離婚して、自立することを行動に起こせばいいかもしれません。
でも、子どもたちのことを思うとそんな勝手な行動はできない。
でも、子どもたちのことを理由にして自立できない自分にも腹が立ちます。
母である自分、妻である自分、そして女である自分、人間である自分。
本当の自分はどこにいて、
どの自分を大切にすればいいのでしょう・・・。
かなさん
カキコミからずいぶん経ってしまいましたが・・・
不倫の道は、たとえ略奪愛に成功して結婚できたとしても、平坦な道ではありません。
下手に怒りをぶつけてしまえば、彼は前妻を懐かしく思ってしまうかもしれない。男性は、半年ぐらいすると女性との嫌な思い出を忘れてしまうようですから。
すると、今度は自分が立場的に危なくなります。
二人でプラスの感情を作り続けられるカップルになることが、一番の解決策です。一緒に居続けると、次第に不満が蓄積するとしたら、長続きは難しいのです。
そして、表面的な対策では、なかなか解決しないことが多いです。
子供時代に、親から「包む」「ほめる」「叱る」「見守る」という4つの愛情を十分に受けていると心が成熟し、安定した結婚生活を送りやすいのですが、不足している愛情があると無意識に相手にそれを求めてしまい(要するに親代わりを求めている)、相手は親ではありませんので十分に応えてくれず、それで不満が蓄積していくのです。
セラピーやセルフケアの方法を活用して、ご自分の心を癒し、成長させる取り組みをする方が、一見遠回りに見えますが、長い目で見るとプラスになるように思います。
さくら みさきさん
コメントありがとうございます。
前回はどんな状況か分かりませんでしたので、漠然とした回答をしましたが、私は基本的に、不倫において二股をかけている側(W不倫においては両者)は、自分がやっていることをしっかり見つめる必要があると考えています。
自分を大切にする、というのは、この場合、厳しさを持つ、という意味です。
現実をしっかり見据えて、出口の見えない道に入り込んでしまったのは自分の責任だということをはっきりと認識することが大事です。
もちろん、それは苦しい道です。それに、そこに至る原因を探っていくと、おそらく、本人の努力ではどうにもならなかった事情が色々あるのだと思います。
どの道を進んでも何かを失う。負けが決定したゲームのようですよね。
このような状況では、問題解決をするためのカウンセリングやコーチングなどは役に立ちません。むしろ、避けられない運命、死を受け入れるような、カウンセリングが、この苦しい現状を最終的に受容していくためには助けになると思います。
エリザベス・キューブラー・ロスは、人が死を前にすると、始めは否認し、次に怒り、そして何か解決策はないか、何かを差し出したら命を長らえるなら何でも差し出す、といった「取引」を考え、いよいよ万策尽きたと分かると、抑うつ状態になり、そして、最後は運命を受け入れ、幸せではないけれど、穏やかな心の状態になってゆく、というプロセスを臨床の現場で見続けた人です。
私は、こういった厳しさの中で、何かを失うことを、受け入れて行く道が最終的に必要ではないかと感じます。もちろん、みさきさんは死ぬわけではなく、その後の人生があります。
でも、自分の一部が死ぬというか、淡い期待をしていた部分が、打ち砕かれる経験になるように思うのです。だからこそ、支えてくれるセラピストなどがいると、助けにはなるかもしれません。
そして、一度そこで失うべきものを手放してしまった方が、5年後、10年後を考えたときには、プラスになるように思います。
簡単には結論のでない世界だと思います。だから、十分に悩み、苦しんでください。
最後にもう一度書いておきます。
不倫において二股をかけている側(W不倫においては両者)は、自分がやっていることをしっかり見つめる必要があると考えています。自分を大切にする、というのは、この場合、厳しさを持つ、という意味です。
こうなった以上は、この状況を乗り切れるだけの心の強さをつけて、前に進むしかありませんよね。
(愛のある喝を入れてみたつもりです)
頑張ってください。
あづまさん、「愛のある喝」をありがとうございます。
私は、彼と出会った時から、
この出会いと恋愛によって何を学ばせられるのだろうと
できるだけ考えるようにしてきました・・・。
むしろ、知りたいと思ってここまで来ました。
「自分に対して厳しさを持つ」ということですね。
やはり、ここは手放してしまった方がいいのでしょうね。
「心を鬼にする」ということでしょうか・・・。
私が「待つ」と言って連絡を絶ってしまったことは
彼は、「別れ」だと受け止めたのでしょうか。
彼は、本当に真っ直ぐな人なので、私が待つことで
家族と別れる努力をしているとしたら、
私がここで思いを断ち切ってしまうことは
彼を裏切ることになるのではないか・・・と、
自分を責めてしまっていました。
彼が家族と決別した時、
私にその責苦を負わせたくない・・・と、
常々彼が言っていたことを思い出しました。
家族との決別に何年もかかり、私を迎えに行った時、
私が彼を受け入れなかったとしても
私を責めないと言った、彼のそういう強さに
複雑な気持ちになったことがあります。
でも一方で、私への義理を果たすために自分を殺すようなことはしない、
彼は自分自身と向き合い、自分に正直な結論を出す人だと信じています。
そういう意味で、どちらを期待するというワケではなく、具体的なことは言わずに
ただ「待つ」と彼にに言ったつもりでした。
私は、夫が毎日セックスを求めてくることが苦痛でなりませんでした。
それでも夫を嫌いではないし、むしろ求められることを幸せと思うようにし、
感謝の気持ちを表してきました。
彼と出会って、奥さんが結婚以来セックスを拒否してもう何年にもなる、それでも
自分には感謝するどころか、文句を言い、子どもを怒鳴り散らし、仕事から帰ってきても
ソファーでイビキをかいて寝ているだけ・・・という話を聞いて、
だんなさんが一所懸命仕事をしてくれて、旅行にも連れて行ってくれて・・・
恵まれた生活をしているのに・・・、したくもないセックスも拒否してこんな楽な人生を送っている女性がいるのかと、
正直驚き、羨ましく思いました。
・・・彼と一緒になっても、夫と同じく毎日セックスを求められるかもしれませんネ。笑)
いえ、彼とのセックスは本当にお互いが癒されていることが実感できるものでした。
本当にお互いが自分自身に戻れた・・・いえ、自分自身を無くせたのかもしれません。
不思議とお互い自分の家族に対する罪悪感というものは
まったく感じなかったのです。
不倫というのは、その背徳感が気持ちに拍車をかけるのだそうですが、
それは、「不倫している」という状況に酔っているだけなのかもしれません。
本当に背徳感が無いのが自分でも不思議でした。
それだけ重症だったのでしょうか。汗)
自分のしたことから、今の苦しみは、受けて当然だと思っていますし、
どんな責苦もあまんじて受けなければならないと思っています。
人は、身近な人を失うと、先ずその喪失感に苦しみ、
次の段階として、その人を忘れていく苦しみに襲われると
カウンセリングの方から聴いたことがあります。
そんな時は、誰かに話をし、聞いてもらうことで救われるということも・・・。
正直、時間が経つにつれ、少し気持ちが楽になってきたことや
いつも彼のことが頭から離れなかったのに、ふと忘れている自分に
気がつくことがあります。
そして自分に戻り、自分を無くせた、光り輝いていた日々を思い出そうとして、
また苦しみます。
でも・・・
前を向いて歩かなくちゃ・・・。
私も彼も何かを失ったのではなく・・・、
与え、与えられたのだと思うようにします。
あづまさん、ありがとう。
しばらく苦しいけど、しんどい時はまた聴いて下さいね・・・頑張ります。
あづまさん
初めまして。いつもメルマガやサイトを拝見しております。
根本から自分の生き方を見直したいと思っており、
あづまさんのご意見やお考えをお聞かせ願いたく存じます。
私は、5年前に既婚者の方と交際しておりました。
(2年前に交際は終了しています)
今は大変後悔しているとともに、懺悔の気持ちでいっぱいです。
当時は、離婚届を見せられたり彼の子どもと私の面会の場があったり
私の両親と食事をするなど(信頼している友人として紹介しました)、
お互いが結婚を真剣に考えているつもりになっておりました。
私達が結婚するということは、今まで大切にしてきたことを欺くことになるかもしれない、
それでも、一緒になろうというのなら鬼になる覚悟をしなければならない、と
腹をくくったつもりにもなっていました。
彼の離婚がかなり難航していく中、奥様に彼の携帯に保存してあった
私の名前、顔写真、住所、メールアドレス、実家住所、母の連絡先、実家の電話番号などの
私の重要な情報をすべて見られてしまいました。
(私が子供のころから喘息で入退院を繰り返しており、いつ発作が起きるか分からない為
念のため彼に知らせてありました。)
それから、奥様から私の自宅と携帯への無言電話が続いておりました。
許されないことをしている私が間違っており、無言電話も復讐も甘んじて受けようと思いました。
ですが、それは日に日に大きな不安となって行き、心身共にまともな状態ではなくなり、
私には今やろうとしていることの責任をとる勇気も度量も無いことに気づき
彼との関係を解消したいと申し出ました。
私の自尊心を維持することをサポートしてくれるような人との出逢いは初めてだったので、
かなりの愛着が私の中にもあり、別れるのも相当な労力を必要として、
気がついたらすべての力を使い果たしてしまったような状態になりました。
今でも、奥様やお子様、そのご家族に心の中で懺悔しています。
そういった反省をする一方で、
私を特定する情報が伝わっている以上、いつ復讐されるかわからな恐怖におののいています。
会社も退職する方向で準備を進めております。
転職活動も出来ずにおります。
どう落とし前をつけたらよいかわかりません。
頭を下げにいくことも考えたのですが、とてもそんな勇気もなく、
許しを請う行為はかえってご家族の傷に塩を塗るようなことになるような気もしています。
残りの人生、私は幸せになることはあってはならないと思います。
でも、本当は情けないから、私は幸せになりたい。
懺悔をして幸せになる努力をすることを許してもらいたい。
健やかな自分に戻りたい。
もう同じ過ちは絶対にしないし、傲慢だったと反省しています。
贅沢なお願いかもしれません。
今の私に、ご助言をいただけませんでしょうか。
宜しくお願いいたします。
桐谷さん
コメントありがとうございます。
あなたが自分を責めることは、誰かを幸せにするのでしょうか?
まず、そのことを深く深く、考えてみてください。
私たちが真剣になるべきことは、
自分を幸せにすること(苦しみから救うことも含む)
他人を幸せにすること(苦しみから救うことも含む)
のふたつしかないと思います。
あなたが自分を責めて、
>残りの人生、私は幸せになることはあってはならないと思います。
という心構えで生きることは、誰かを幸せにするのでしょうか?
もう一度いいます。
まず、このことを深く深く、考えてみてください。
もし深く後悔していらっしゃるのでしたら、
自分を責めるのではなく、誰か一人でも幸せにするために行動を起こすべきです。
その行動は、直接彼や彼の家族に届くものでなくてもいいと思います。
不倫の果てに妊娠して生まれた子供のサポートをする活動でもいいし、不倫で傷ついた人をサポートする活動でもいい。それこそ、不倫と関係なく、何か社会のためになることを一生懸命やることでもいいと思います。
一生懸命やることも、べつに、ボランティアとか福祉でなくてもいいと思います。心を込めて、社会的に意義のある仕事に打ち込む。そういったことだって、立派な活動です。
後悔しているなら、償いたいと思うなら、誰かを(自分も含めて)幸せにするために一生懸命になることこそ、償いでしょう。
そういった行動をすることなく、自分を責めるだけで日々を過ごすのであれば、それは、まやかしの償いに逃げ込んでいるだけだと思います。
目を覚ましてください。
私が伝えたいことは、それだけです。
目を覚ましてください。