マリッジブルー 【マリッジブルー】 (marriage blue)
マリッジブルーとは、本来幸せなはずの結婚を控えて、急に気分が落ち込んだり、不安になってしまうことを言います。最も単純な原因としては、人間の潜在意識(心)は本来変化を嫌うものなので、結婚という未知の生活への変化を怖れるというもの考えられます。
しかし、強いマリッジブルーに襲われる人は、そもそも結婚に対してネガティブなイメージを持っていて、でも「親の意向で」「自分の気持ちを押し殺して」結婚に進もうとしていたり、「ひとりで生きていくことができない」ので、消去法で結婚に向かおうとしていたり、本心では結婚したくない(けれどその気持ちを飲み込んでなかったことにしている)こともあります。
また、身の回りに、他人の幸せを妬むタイプの人が多かったり、子供時代にそういう人に囲まれて育っていたりすると、幸せになると嫉妬されたり足を引っ張られるという怖れが出てくることも考えられます。
変化を怖れるという単純な理由の場合、未来の幸せをよく想像してみたりして、希望が怖れに勝っていけば、次第に怖れも薄れていく(時間が解決する)ものですが、結婚に対するネガティブイメージや、幸せを妬むタイプの人に囲まれているようなケースでは、時間が経っても解決しない可能性があります。
心理セラピーや、セルフケアの本などを活用して、心の中にあるネガティブな観念を整理していくことが必要になるかもしれません。
「マリッジブルー」だと名前を付けて安心するのではなく、出てきた感情の意味をよく探ってみて、マリッジブルーを自分の心が本当に求めているものを知るよい機会として活かすことをお勧めします。
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