共依存的な恋愛の解決法について

共依存的な恋愛に悩み、解決法、治療法を求めているあなたへ。共依存(共依存症)の克服は、粘り強い取り組みが必須です。心の基礎体力をつけることが大切です。共依存的な恋愛から抜け出すポイントとしては、素直なコミュニケーション法を身につけること、自分が本当に欲しかったものを知ること、自分がアダルトチルドレンかもしれないと考えてみて、解決のためのヒントを得る、などが役に立ちます。すぐには解決しないと考えてみた方がよいと思います。新しい考え方、新しい行動のしかたに変えるわけですから、右手で持っていた箸を、左手に持ち替えるようなぎこちなさが出て当たり前です。

 共依存的な恋愛に悩み、解決法、治療法を求めているあなたへ。共依存(共依存症)の克服は、粘り強い取り組みが必須です。心の基礎体力をつけることが本質的な解決策ですから、毎日コツコツ筋トレをするようにとり組むことが大切です。
 
 共依存的な恋愛から抜け出すポイントとしては、素直なコミュニケーション法を身につけること、自分が本当に欲しかったものを知ること、自分がアダルトチルドレンかもしれないと考えてみて、解決のためのヒントを得る、などが役に立ちます。
 
 いずれにしても、すぐには解決しないかもしれないと、一旦は考えてみた方がよいと思います。今までの心の習慣や行動のしかたを、新しい考え方、新しい行動のしかたに変えるわけですから、当面は右手で持っていた箸を、左手に持ち替えるようなぎこちなさが出て当たり前です。
 私たちは、右腕が骨折すると、左手で箸を持つ練習をしますが、始めのうちはうまくできなくても、次第に慣れて、できるようになっていきます。こうした、練習、習慣化という意識を持ってとり組むことが、共依存(共依存症)的な恋愛の治療法、解決法としての大原則になります。
 
 このサイトの、他の記事も役立つと思いますので、参考にしてみてください。
 
・素直なコミュニケーションを身につける
アイメッセージとアクショントーク
彼の気持ちが分かりません、という人へ
 
・本当に欲しかったものを知る
感情の90対10の法則
フォーカシングを使って、感情を整理しよう
 
・アダルトチルドレンかもしれないと考えてみる
アダルトチルドレン
恋愛依存症の克服・回復
 
・考え方について
愛と依存心と罪悪感
親からもらった一番悪い癖とは【自分の幸せのために努力しないこと】
心理療法を受けて変化できる人、できない人


 

「共依存的な恋愛の解決法について」への5件のフィードバック

  1. 別れた元夫がやり直したいと何度も戻ってきます。その度突き放せない自分がいて、これが恋愛依存症なのかと、、居ないと楽なのに、側に居ると彼女が出来て家族を捨てた彼が憎く現状の行動全て疑ってしまう。彼は彼で今回知った私の離婚後の男性とのお付き合いがあったことを知り萎えています。何の為に戻ってくるのか、私は自分の為に、彼の為に、子供の為にどうすればいいのか、、今は彼の心が折れてしまい距離を置いていますがもうどうしたらいいのか分からなく、たまたま見つけたこちらのコラムに涙しました。多くの方を見てこられた先生の意見を頂戴したくメール致しました。よろしくお願いいたします。

  2. 私の友達が共依存症と思われます。
    死にたくなる事もあるくらいのところまで悪化してます。
    どうにかして助けてあげたいのですが‥
    毎日の様に相談を受けます。
    私が付き合ってやる事が出来れば守ってあげたいのですが
    18才も年下なので気の毒でアプローチ出来ません
    年相応の良い相手を紹介するにも そんな知人もいません。
    何とか助けてあげたいのですが‥
    よいアドバイスがあれば、おねがいします。
    またどうアドバイスしてあげたらいいのか?

  3. お話しさん(欄にはタイトルじゃなくて「お名前」を入れてくださいね)
    Sugashiokaさん
     
    コメントありがとうございます。
    お二人一緒ですみません。
     
    直接回答しても、あまり解決しない気がするのと、
    根本的に同じ問題であると考えたので、まとめて回答させていただきます。
     
     
    お二方とも、他人を何とかしようとしていますね?
    これが、どれほど難しいことか、きちんと自覚した上でのことでしょうか?
    まず、始めに考えるべきことは、そこです。
     
    半年〜数年ぐらい、相手から愛情は受け取れないけれど、親のような無償の愛で包むことができるかどうか。そこまでの覚悟はありますか?
     
    それから、無償の愛というのは、ただ相手の要求に従うことではなく、根気よく、何度も何度も何度も何度も、同じことを言って、相手に道徳を教え、諭すことも含みます。
     
     
    依存的な相手に、言い寄られてしまったり、ただただ頼られてしまう人は(お話しさん、Sugashiokaさん、あなた方もここに含まれると、あづまは考えています)、往々にして、相手に「苦言」を言うことが苦手です。
     
    苦言というのは不満を言うことではありません。上に書いたように、相手の将来のために、何度も何度も、自分が嫌われ役をやってでも、道徳を教える、ということです。
     
    これは、簡単なことではありません。
     
     
    まず、本当に、その相手に対して、そこまでやる覚悟があるのか、それを深く深く、自分の胸に手を当てて、自問してみるところから始める必要があると思います。
     
    そして、そこまでの覚悟がないのに、離れられないとしたら、それはご自身の感情的な問題です。何らかの執着をしてしまっているのだと思います。
     
    恋愛セラピーでは、私がガイド役になって、どんな感情が執着の原因なのか丹念に探っていきます。
    コメント欄ではそれはできませんから、ご自分でしっかりとやってみることが必要でしょう。
     
     
    言葉で言うほど、当事者の立場は簡単ではないことは分かっています。
    ですが、だからこそ、客観的な視点の意見を書くことが必要だと思っています。
     
    この問題を、賢く乗り越えていってほしいと、願っています。

  4. はじめまして、こんにちわ。
     
    今、自分が「共依存」ではないかと思っています。
    ・暴力されるが、許してしまう。
    ・彼に怒られるんではないかと、行動を考える。
    ・怒られても同じ過ちを繰り返す。
    ・自分の意見が言えない               など…
     
    彼と一緒にいたいのですが、
    このままの自分ではいけない気がしています。
     
    自分なりにですが、できるだけ
    自分の素直な言葉を言う努力はしています。
    しかし、彼に否定され
    口ごもってしまう日が続いています。
     
    病院やカウンセリングを受けたわけではないので
    「共依存」と確定はできません。
     
    しかし、あまりにも該当してしまうので・・・・
     
    私が悩んでいるのは、彼にこのことを言うべきなのかです。
     
    言ったとこでなにが変わるのか、
    彼に分かってもらえるのか、
    それか別れを言われてしまうのか…
     
    そう思ってしまい言うのをためらっています。
     
    言わずに自分で「共依存」から
    抜け出したほうがよいのでしょうか。
     
    この場をおかりできたことを心から感謝します。
     
    ありがとうございます。

  5. あいさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    >・暴力されるが、許してしまう。
    >・彼に怒られるんではないかと、行動を考える。
    >・怒られても同じ過ちを繰り返す。
    >・自分の意見が言えない               など…
     
    これらが当てはまるのであれば、
    あいさん自身が、変わらないといけません。
     
    >私が悩んでいるのは、彼にこのことを言うべきなのかです。
    と、書かれていますが、いまの状態では、言っても言わなくても、結局解決しないと思います。
     
    厳しい意見になりますが、
    彼に言う→彼が自分と向き合い始める→彼が変化する→私(あいさん)が楽になる。
     
    という手順を想定しているとしたら、それはムリだと言っておきます。
     
     
    彼もまた、かなり深い心の課題を持っている可能性が高いです。
     
    すると、彼が変化するためには、
     
    ・暴力に対しては、「その行動はゆるさない」という毅然とした態度
    (きちんと謝るまで、別居する|会わない、などを宣言し、断固として行動する)
    ・一方で、彼の存在は心から大切にし、気持ちは受け止める
     
    という、かなり難しい対応を繰り返していく必要があると思います。
    これは、非常に高度な対応ですし、メンタル体力が必要です。
     
    そして、一人で取り組むべきでもありません。本人、気持ちを受け止めてくれる応援役(友達とか)、冷静に方針を考えられるガイド役(セラピストなど)、の最低三人でチームを作って対応するようなテーマだと思います。
     
     
    ですので、彼がいなくても生活できるぐらいに、安定した心を作るという取り組みが、普通は一番近道です。
     
    自分がセラピストをやっているから言うわけではないのですが、やはり、一人で取り組むより、セラピーを利用して頂いた方が、解決は早いと思います。
     
    この問題は、あまり軽く考えない方がよいと思います。
     
    私がコメント欄で言えるのは、ここまでです。良くお考え下さい。では。

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