男性のあなたに、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
それは、男女で記憶力の違いがはっきりしていることです。
男性は、事実を記憶しています。
「その時どう感じた?」と聞かれても、すぐに思い出せません。というより、忘れています。その時のことを思い出して、もう一度感じてみます。そして、【現在の感覚で】どう感じるかを答えるわけです。
あなたも、彼女から「前と答えが違う」と言われたことはありませんか?
男は感情の記憶力が悪いので、昔の感情の記憶は忘れてしまうのです。
一方、女性は、過去の感情を良く記憶しています。
「その時どう感じたか」は覚えているのに、むしろ何があったかは忘れていることすらあります。ただ「嫌だった」みたいなことだけ覚えていることさえあるのです。また、感情つながりで、過去の記憶を芋づる式に思い出すのも女性の特徴です。
こんな性質があるので、女性はよい感情も嫌な感情も貯め込む「貯金箱」だと思って接してください。
あなたとの、良い思い出、笑顔で過ごした時間。こうしたよい感情の経験が全て貯金されていきます。なんと素敵なことでしょうか。幸せなことをずっとずっと覚えていてくれるんですよ(事実は忘れているかもしれませんが、あなたといること=幸せなこと、という感情はずっと覚えています)。
逆に、緊張の中で過ごした経験、嫌な思い出、あなたから責められたことなど。彼女にとって嫌な感情もまた、貯金されていきます。幸せな思い出の貯金を「愛情貯金」と名づけるなら、こちらは「傷心貯金」とでも呼んだらよいでしょうか。
傷心貯金を貯めていくと、次第に女性は優しさ、温かさ、癒しの空気を失っていきます。結局、あなた自身(男性)が一緒にいて幸せでなくなります。
愛情貯金を貯めていくと、次第に女性は優しさ、温かさ、癒しの空気をまとっていき、女神のようになっていきます。一緒にいるだけで癒されます。
交際が始まったら、将来自分に返ってくる「貯金」をしているのだと思って、彼女に愛情を注ぎましょう。
簡単なことでいいんです。会ったら笑顔で挨拶。食事は、出せる範囲でいいからごちそうしてあげる。こまめに連絡&ちょっとでもいいから会う時間を作る。かわいいね、など好意を伝える言葉を言う。記念日は大切にする。
愛情を注ぐことで、彼女はもっともっと素敵になっていきます。
但し、「こんな女性とは、結婚してはいけない」にも書きましたが、自分の身を守ることは必要です。相手に巻き込まれてあなた(男性)まで嫌なヤツになってはいけませんが、手に負えない女性と交際してしまったと思ったら、傷が深くなる前に別れてください。それが最善の方法ですから。
判断に迷う場合は、相談してくださいね。