2009年8月吉日。
あづまはひとつの決意をしました。
それは、「他人は変えられない」から脱却して、
「他人を変えるセラピーの提供をすること」です。
恋愛セラピーの中でいくつか成功事例が出てきているのですが、「浮気相手と、発覚後も会っていた夫が私と向き合ってくれるようになった」など、明らかに他人が変化することがあります。
特に、パートナーが浮気や金遣いの荒さなど、ある種の依存症傾向がある場合は、やはりパートナーが変わってくれないと本当の解決にはならないのです。
これをもう少し研究して、定式化して、成功する確率を高めていきたい。
そう思っています。
もちろん、「依存」や「コントロール」は健全な関係ではありません。
依存というのは、相手が愛情のある人なので、こちらの要求を聞いてくれている、というもの。この関係は一見うまく行っているように思えますが、人生が相手次第になってしまうんですね。
コントロールというのは、相手の怖れの感情を利用して、こちらの思い通りに相手を動かすことです。たとえば、捨てられるのを怖れている相手であれば、言うことを聞かないときに別れるそぶりをすることで、「いや、待ってくれ」と譲歩を引き出すことができます。
これらの方法は健全ではありません。ですから、「依存」や「コントロール」のやり方をセラピーのメニューに加えようというわけではありません。
そうではなくて、相手にしっかり愛情を注いで、成長を促して、そして、より素敵な二人になっていこうということです。
相手にモチベーションを与えて、幸せな方向へ導いていくことを「リーダーシップ」と言います。この、リーダーシップをクライアントが身近な「ちょっと困った人」に対して発揮できるようにしていくセラピーをメニューに加えていこうと考えています。
まずは、セラピーの事例の中にも、成功事例があるのでそれを整理していくことと、人を動かすことに関する知識の整理をしていこうと思います。
まずは、ここに、宣言だけしたいと思います。
そして、学んだことを記事にしていきます。
あづまさま、
約1ヶ月まえに友人からこのサイトを教えてもらって以来、毎日何度もサイト中を読み返しています。
その間、あづまさんがサイトで教えてくださっている潜在意識の分析・解説とセルフヒーリングの実践で
私がいままで振り回されつづけていた自分の感情を客観的に感じられるようになってきて、それに伴い
私の言動が穏やかになってきたことで、私の言動に対する反応としての相手(アル中の父、など)の行動が
穏やかになるという変化があり、それだけでも以前の私の生活を考えると奇跡のように感じて、あづまさん
にとても感謝しています。
けれどもこのコラムを拝読して、自分が変化したことにより間接的に他人が変わることでは無く、「相手の」
成長と幸せを主体とした“他人を変えるセラピー”を確立
なさろうとおっしゃっておられるのですよね。
私はこのようなご発言は初めて聞きました。
自分と相手の潜在意識の浄化と心の成長が同時に行えるようなことができれば、最高ですね!☆
人生のなかでこんなに素晴らしいことはないと思いました。
これからの記事を楽しみにしています。
そして私は、これからあづまさんが教えてくださることを実践できるように、粛々と(笑)自分に愛情を
注ぎつづけます☆ いつもどうもありがとうございます☆☆☆
まじるさん
コメントありがとうございます。
お父様の件、大変でしたね。よく頑張ったと思います。
間接的に変化するだけでも、私は非常に喜ぶべきことだと思います。
セラピストとしては、より高い要求に応えられるように、間接的な変化が期待できなそうな「困った相手」に対しても、できるだけ効果が上がる方法を見つけていきたいと思っています(まだこれからですが)。
世界には、そのようなテーマにとり組んでいる人が既にいますし、本も出版されていますので、不可能ではないのだと思っています。
応援ありがとうございます。
そして、他人を変えるセラピーの第一歩も、実は自分に愛情を注ぐことなんです。これは、全ての基本です。ぜひ、楽しみながらとり組んでいってくださいね。