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◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 137号 2006.10.21
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こんにちは。あづまです。
今日から読んで下さっている方、ありがとうございます。
もしまだこれをダウンロードされていないようでしたら、
ぜひ読んでみてくださいね。
【男心理解】30分でわかる男心のつかみ方
いまだに感謝のメールが届く、私の力作無料レポートです。
さて、今回は(予告を変更して)嫉妬について書きます。
◆私はなぜ嫉妬してしまうのか?
私の受けた相談の中に、嫉妬してしまう自分をどうにかしたい、
というものがありました。
仮にH子さんとします。
彼女は、彼氏がある女性のことを褒めたり、飲んだときに1対1
であれこれ聞き出しているのを見て、我慢できずに彼氏を問いつ
めて喧嘩になってしまったそうです。
その女性は既婚で、過去にもめ事があったそうですが、その件は
一旦は解決済みで、でもどうしても彼氏がその女性に好意がある
のがダメでちょっとでも会話に出てくると突っかかってしまうの
だそうです。
さて。
◆前提1:ふつう、嫉妬するものです。
ふつう、彼氏が他の女性のことを褒めていたら、なんか損した気
持ちになるものです。
いいじゃないですか。健全な嫉妬は可愛いものですよ。
全く嫌な顔をしなくて、いい人でいつづけるような女性だったら、
かえって物足りないですけどね。私なら。
◆前提2:恋愛には依存側と自立側があり、依存側が嫉妬します。
必ず依存側と自立側があるかというと、そうも言いきれないと思
いますが、多くの場合、
自立側:お金を出す。世話をする。能力がある。魅力がある。
相手に与えることが多い側。
依存側:おごってもらう。面倒を見てもらう。相手を立てる。
相手から受け取ることが多い側。
どちらかがより自立的で、どちらかがより依存的になるのです。
自立側は自分が与えているので、行動は自由です。
こういう言い方をすると身も蓋もないのですが、相手が勝手なこ
とをしたらおごらない、世話をしない、みたいな方法で罰を与え
ることもできるわけです。
だから、心は比較的楽なのです。嫉妬もしにくいのです。
逆に依存側は自分が受け取っているので、幸せです。
でも、相手の機嫌を損ねたら、今の幸せが受け取れなくなるとい
うリスクをいつもしょっています。
だから、相手の心の動きには敏感に反応します。
そして、嫉妬もするのです。
◆前提3:自分に自信がないと、嫉妬が強くなります。
感情は常に自分のためにあるのです。
あなたをよりよく生かすための、潜在意識からのメッセージです。
強いネガティブな感情は、あなたの潜在意識からの警告です。
このままじゃやばいよ!まずいよ!行動して!
そう伝えてきているのです。
自分に自信がないと、素敵な女性が現れたとき、その人の方が自
分より魅力的かもしれない、そう感じて、潜在意識は警告を発す
るのです。危ないぞ!と。
さて、現実的なアドバイスですが。
◆彼からの愛情が足りないのなら、要求してください。
もし彼が、H子さんのことを日頃から「可愛いね」みたいに褒め
てくれなくて、その女性のことばかり褒めているのであれば、
(ちゃんと思い出して数えてください)
その女性を褒めないようにさせるのではなく、H子さんをもっと
褒めてほしい。そうしたらもっと笑顔でいられると伝えるのがよ
いでしょう。ポジティブにね。
◆彼からは愛情のこもった言葉があるのに嫉妬が止まらないなら、
もし彼は「可愛いね」みたいに優しい言葉をかけてくれるにもか
かわらず、でも自分は嫉妬の感情を感じる、というのであれば、
やはり自信のなさが課題になります。
これは回を改めて詳しく書こうと思いますが、
自信を持つというのは、ダメな自分でもOKを出すことなのです。
学歴、資格、お金、容姿などでごまかすことはできません。
もう一つだけ言うと、ダメな自分でもOKというのは、自分の嫌
な感情も認めてあげることと深いつながりがあります。
お金や容姿など、客観的な(=他者の)基準を満たしたときにO
Kを出すだけでは、感情の根がきちんと張れません。だから自分
がぐらつくのです。
嫉妬をする自分の気持もOK、と認めてあげる習慣を付けましょ
う。この習慣はとても大切です。
◆ダメな自分を罰して叩き直す人は、他人をも罰する
感情によいわるいをつけて、悪い感情を追い出そうとする人は、
他人の行動にもよいわるいをつけて、矯正しようとします。
自分のありのままの感情を、ありのままに感じて、それが必要な
ものだと思えるようになったとき、他人の感情や行動を縛ること
もしなくてよいのだと気づくものです。
◆まずは、存在を認めてあげることから。
まずは、嫉妬する気持ちを自分自身でいたわってあげてください。
今までメッセージを送ってくれてありがとうね。
ちゃんとメッセージを受け取らなくてごめんね。
そして、
嫉妬さん、今まで嫌っていてごめんね。
これが言えると、ずいぶんと気持ちが楽になるのではないでしょ
うか。
◆次回予告
次回あたりから、基本に戻って、恋愛が上手く行くためのテクニッ
クみたいなことを書いてみようかな?なんて思っています。
但し、もちろんココヘルですからちゃんと心理に基づいた話に仕
上げます。
・・・うまく書けるかな。
突然違うテーマになっていたらごめんなさいね。
◆編集後記
今日は髪を切ってきました。
頭をいじられていると、気持ちよくなって寝てしまいますね。
特にシャンプー台がダメです。
もう、意識がとぎれとぎれで・・・・
催眠・・・いや睡眠か(爆)
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(結婚とは)
このコーナーはあづまが気付いた結婚とはなにか?を気まぐれに
配信するコーナーです。自分が思い描いていた幻想通りにはいか
ないのが現実の生活。でもそれがいいじゃないの。
そんな肩の力が抜けるためのメッセージです。
結婚とは、新たな自分の発見である。
人が二人いると感じることは、「あ、これ自分と同じ」か、
「あ、これ自分と違う」のどっちかです。
自分の嫌な面を見せつけられてしまうような相手の前に出ると何
かとても落ち着かなくてイライラすることもありますし、
同じ魂を持っている人同士であれば、強い絆が生まれたりします。
結婚すると、色々相手に合わせることも多く、一人でいるときの
気ままさとはさようならです。
しかし、それがいいのです!
仕事一本で生きてきて、休日をのんびり過ごすことにも罪悪感を
感じていた自分が、パートナーのゆったりしたペースに始めはと
まどいながらも、次第に慣れてゆき、
ゆったりしたことも楽しめる自分を発見したりするのです。
逆のケースもあり得ます。
のんびりすることしかできなかった自分が、仕事人間のパートナー
に始めはとまどいながらも、仕事の先にある、お客さんの笑顔や
収入を得ることで得られる家族の笑顔。そういったものへの熱い
思いを感じていくうちに、
一生懸命働くことの喜びを理解している自分を発見したりします。
相手が自分と違うと感じたとき、
相手の魂が、何を求めてその行動をしているのか?
それを問うことで、新たな自分を発見することが出来ます。
(今日のアファメーション)
「私の心は○○として、日々成長しています。」
いつもは、幸せに対してどうしても素直になれない自分に許可を
与えるようなアファメーションを書いています。
今日は久しぶりに「断定型」のアファメーションです。
こちらが、本来の形です。
自分が、何かになりたかったとします。
たとえば、医者です。
あなたがまだ高校生だったとしましょう。
まだ医者にはなれません。医者として成長するのも無理?
本当にそうでしょうか?
資格を取ったから医者になるのではありません。
それもひとつの要素ですが、
医者の心を持つことが必要ではないでしょうか?
そしてそれは、資格があろうとなかろうと、病気の人のことを考
えることにより日々成長できるものなのです。
たとえ今それが出来なくても、心を育てることは出来るのです。
「私はセラピストとして日々成長しています。」
私が最近唱えているアファメーションです。
あなたも、なりたい自分をイメージしながらアファメーションし
てみてはいかがでしょうか。
優しいお母さん、人生を楽しむ人、幸せなサラリーマンなどなど、
本当に心からなりたいものを入れれば良いんです。