今日はちょっと告知があります(本文の後)
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◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 145号 2006.11.18
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こんにちは。あづまです。
心の声に素直になると、色々なことが見えてきます。
本当の心の声に耳を澄ますとは、こういうことです。
◆前回のまとめです
自分の心の内、とくに弱い部分、ダメな部分を見せることは、
とても恥ずかしく勇気がいること。特に男性は裸になる方がまだ
抵抗がないぐらい辛い。
一方で、ダメな自分を受け入れてもらえると心から安心できる。
よそゆきの自分ばかり作らず、
相手の弱い部分を受け入れてあげて、運命の相手だと思ってもら
いましょう。
一緒に服を脱ぐように、心の服を脱いでいきましょう。
そのためには・・・
◆そのためには、自分のダメなところを自然に受け入れましょう。
「いや、それが出来ないから悩んでるんです!」
そうですよね。
多くの人は、私も含め自分のダメなところからは目をそらしてい
るものなのです。
目をそらしているだけならともかく、
「そんな部分があってはならない」
とばかりに、心の深いところまで押し込んで抑えつけています。
◆たとえば、こんな人、いませんか?
部下が少し悩んでいて仕事の能率が落ちた。
それに対して、「たるんでいる」「自覚が足りない」などの厳し
い言葉しか出てこない上司。
理解が足りないのかもしれませんが、
上司本人が、意志の力で自分を律することが立派なことだと思い
こんでいて、だらける日もあるとか、力が出ない日もあるという
ことを認めていない可能性もあります。
やたら自分にも他人にも厳しい人っていませんか?
言葉を替えると、「硬い印象」というのでしょうか。
ダメな自分から目をそらし、自分のそういう部分を消そうとして
いる限り、ありのままの自分を受け入れて、現在の幸せを受け取
ることができません。
特に恋愛になると、心を開けないんですね。
◆本当は、あなた自身のことが大事なんです
今、他人事の方が楽にイメージできると思って「上司」という例
を出しましたが、本当は、あなた自身がどうなのかを考えてほし
いのです。
ちょっと頑張って、どんな時に「ダメな自分」が出てくるのかを
思い描いてみてください。
・仕事で疲れたとき
・これだけは言われたくない、ということを言われたとき
・誰か特定の人と一緒の時
・一人でいるとき
・実は、いつもダメな自分がいて、苦しい。
などなど。
その時にどんな気持ちになるかも、一緒に感じてください。
◆さて、ここからが本番です
そんな、ダメな自分を、人、モノ、動物、植物などにたとえると
何ですか?
「動物園の、だらけきって寝ているライオンです」
「石ころです」
「ゴミ捨て場の、生ゴミです」
色々な例えが出てくると思います。
それを手のひらの上に載せたとイメージしてみてください。
実際に載せてみる感じでやるといいです。
あなたは、その、自分のダメな部分を、どうしてダメだと思うの
ですか?
??考えてみて下さい??
私の勝手な予想ですが、その答えは、だれかの考え方に似ていま
せんか?お母さん?お父さん?先生?
では今度は、あなたの本当の声に触れていく瞬間です。
その手のひらの上のイメージに聞いてください。
「あなたは、どうして私の中にいてくれているの?」
あくまで、「何かの役に立ってくれているはず」という前提で、
肯定的に聞いてみてください。
??答えが返ってくるまでちょっと我慢ですよ??
◆どんな答えが返ってきますか?
「あなたが無理しないように」
「あなたに、本当の気持ちを感じてほしいから」
「あなたに、自分らしくいてほしいから」
そんな答えが返ってくるかもしれません。
◆ダメな自分とは、実は体からのサインなんです
あなたの体は、病気になったり、無理しすぎて気分が滅入ったり
しないように、実はサインを送ってきています。
自分ばかり損しないように、というのもあるかもしれません。
でも、目に見える物を追い求める、この社会の中で、
仕事を失ってはまずい。
お金がなくなってはまずい。
いい車を持っていたい。
住む家だって、誰それより立派な家じゃなきゃ嫌だ。
そんなことを考えて、自分にむち打っているのかもしれません。
そして、体からのサインを無視して、いや気付かない振りをして
生きているかもしれません。
また、あるいは、身近に大切だけれど、困った人がいて。
あなたにいつも無理難題を言うのかもしれませんね。
そのたびにあなたは、自分を押し殺して「いい人」を演じている
のかもしれません。
でも、本当は知っているはず。
そのダメな自分こそ、自分の本当の心の声だと。
◆自分のペースを知ること
自分のペースを知り、どんなペースで生活したら一番自分が快適
で、力が湧いてくるかを良く感じてみましょう。
そして、それ以上無理しているときがあったら、ちゃんと、
その、
「ダメな自分」さんに登場してもらって、
「それ以上無理しちゃダメだよ」
と、言ってもらうのです。
(無理せず、できない時、やる気のない時は休むということ)
仕事が忙しすぎることだけじゃなくて、
いつも、周りの人に尽くしすぎているような気がする、とか、
買い物に行って、好きな物を買うとき、心から楽しんでない、
とか、
ダメな自分を抑えつけているケースは色々あります。
あなたも、ひとつぐらい経験があるでしょう。
◆その、ダメな自分に「ありがとう」「ごめんね」
まだ、あなたの中のダメな部分は手のひらの上にいますか?
大丈夫ですね?
では、そのイメージに向かって、
「今まで守ってくれて、ありがとう」と言ってみましょう。
そして、
「これまで嫌っていて、ごめんね」とも。
涙が出るかもしれません。
いいことなんですよ。
自分の嫌いな部分にも、目を向けてあげる。
少しは、嫌いじゃなくなったかな?
◆まとめ
今回は、ちょっと長かったので、まとめは簡単に。
つまり、ダメな自分、自分の嫌な部分と思っていたところが、
本当は自分の大事な心の声だったと気付くことが大切です。
そして、その心の声に
「ありがとう」
そう言えるようになると、人生も、恋愛も楽になります。
◆次回予告
ひきつづき、恋愛の基本みたいな話を書こうと思います。
あと、離婚というテーマも書きたいと思っています。
まだ、ネタに不安がありまして・・・
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(結婚とは)
このコーナーはあづまが気付いた結婚とはなにか?を気まぐれに
配信するコーナーです。自分が思い描いていた幻想通りにはいか
ないのが現実の生活。でもそれがいいじゃないの。
そんな肩の力が抜けるためのメッセージです。
今日はお休みです。
(今日のアファメーション)
今日は、できれば自分の嫌いな部分に対して言ってあげるといい
と思います。まあ無理しないで、自分自身に言ってもいいです。
「あなたは、そのままで役に立っているんですよ」
人は、誰かを幸せにするために産まれてくるのだと思います。
でも、その「誰かを幸せにする」ってそんな大それたことじゃな
くていいんです。
あなたがいることで、誰かがほっとしたり、安心したり。
そんな小さなことで、十分なんです。
だから、今日だけは自分を責めるのを一旦やめてみてください。
あなたは、そのままで役に立っているんですよ。
はじめまして。あずまさんのブログに出会えてから1週間、毎日むさぼるように読んでいます(笑)もちろんココヘルもココヘル+も登録させていただきました。
私は30代後半の男ですが、これまでの自分の人生はホントに惨憺たるものだったなと振り返っています。
20代は買い物依存症といいますか物依存で、30代はギャンブルに依存してきました。
恋愛はと言えばあずまさんの解説によるところの回避依存的付き合いをしてしまったり、反省してちゃんと一対一の恋愛をしようとしても全然楽しめなかったり・・・。
当然(?)といいますか仕事も人間関係のトラブルなどで長続きせずに何回かの転職を繰り返しました。
しかし、あるとき自分自身でこのような不幸な人生をやめ、切り替えていこうと決意して数年が立ちました。
ギャンブルは一切やめて、お金のやりくりもきちんとし、仕事も真剣に取り組み、それなりに生活も安定してきたころに出会いがあり、今の彼女と付き合いだしました。が、付き合いだしてすぐに実は彼女は既婚者であることを告げられました。
よせばいいのに受け入れてズルズルと付き合ってしまい今に至ります。
「いい恋愛ができるかも」という気持ちを裏切られたことと、「やっぱり自分は幸せにはなれないのだろうか?」という絶望感をなんとかしたくて本を読んだり日記を付けたりサイトをあさっているうちにこちらに辿り着きました。
お陰さまで、あずまさんのコラムやココヘルのバックナンバーを読んだだけで、自分なりに「なぜ不幸になるのか」というところを気づくことができ、かなり気持ちの整理が付けられました。
そして、今の恋愛は終わりにして、一度ちゃんと自分自身の心をメンテナンスし、本当に幸せになれるように準備をしたいと思っています。
もう少しお金に余裕ができたら「恋愛セラピー」のお世話になりますのでその際はよろしくお願いします。
とりとめも無い長文ですいません。
comさん
コメントありがとうございます。
これまで、大変な人生を歩まれてきたのですね。
依存症的なことには、世間の理解はなく、なかなか辛いですよね。
もちろん、最終的には抜け出すことが必要なのですが、理解してくれて、思いやりを示してくれて、なおかつ、厳しく導いてくれる人ってなかなかいません。
セラピーのご利用は、いつでもお待ちしております。
ところで、心構えとして、こんな風に思ってみるのはいかがでしょう?
辛いから、苦しいからやってしまうこと。
依存もそうですし、恋愛もそういう面がある場合があります。
それらを「病院」だと思ってみるのです。
買い物に「入院」していたなぁ。昔は。
ギャンブルにも「入院」していたことがあったっけ。
今は、「既婚の彼女」に「入院」している・・・まだ退院できそうにない・・・
病院ですから、一時的には、お世話になることもあるでしょう。でもいつか、退院しなければなりません。
なんでそんな話を書いているかというと、依存している自分を、自分で責めたり罰したりして、ますます心が苦しくなると、ますます依存にはまるという悪循環が起きることが、よくあるからです。
責めないけど、でも、ずっと続けていいわけでもない。
それを何かにたとえてみると、たとえば、病院とか。
そもそも、人は、自分の心の中で、足りないもの、満たされないものを埋めるために、つまり、癒しのために恋愛をするのだという説があります。
同じ話を、仕事に関しても、聞いたことがあります。自己表現の仕事や、心の癒しの仕事などは、自分自身の癒しのためにやっている部分も、少なからずあります。
だから、本当はあらゆる活動が「病院」なのかもしれない。
ときどき、そんな風に思うことがあります。
でも、できるだけ「それがないと生きていけない」レベルの依存からは抜け出していた方が、生きるのが楽です。逆に完璧に何者にも依存しない自分を目指すと、それもまた苦しい。
ですから、依存から、7割ぐらいは脱出しよう。そのぐらいゆるーく考えていると、かえって楽にとり組めますよ。
応援しています。
あずま様
大変暖かいお返事、ありがとうございました。
いずれは離れたほうがよいものを「病院」に例えてみるというお話・・・とても分かりやすく納得できました。
そもそも私が常に「0か100か」的な考えしかしていないのかな?と思いました。
頼ったらダメ、断られたらダメ、失敗したらダメetc・・・そういうことを繰り返してる自分はダメとか。
そういうとことも自分を大事にしていない、ということに繋がるのでしょうか?そして、他人もそういう目で見ているんでしょうね。
依存がいけないわけではなく、3割か2割ぐらいにできたらいい、ということですね?
お陰さまでまた少し心が軽くなりました。
ありがとうございます。