他人と対等な関係を築き、場合によっては相手を動かすためには、
基本的な心構えとして、
「わたしはわたし、あなたはあなた」
これを持っている必要があります。
◆ゲシュタルトの祈り◆
私は私のことをします
あなたはあなたのことをしてください
私が生きているのは
あなたの期待に応えるためではありません
あなたもまた、私の期待に応えるために
生きているのではありません
あなたはあなた、私は私
もし、私たちの心が通じ合わなくても
それは仕方のないことです
そして、私たちの心が
たまたま触れ合うことがあれば
それは最高に素晴らしいことです
これがないと、二人とも相手に寄りかかり合おうとして苦しくなってしまいます。
人間が持っていなければならない「責任」とは、次のようなものです。
常に、自分の幸せのために【行動】すること。
相手の幸せを【願う】こと。
お互いに、相手の人生、相手の幸せの責任を背負わないことが大事です。
人生という山は、自分の荷物を持って登る場所です。
他人の荷物を持って登ったり、自分の荷物を他人に押しつけて登ってはいけません。
但し、もしできたら素敵なこと。
相手の幸せのために、ちょっぴり行動すること。
夫婦であれば、相手の人生をちょっぴり背負ってみるのも素敵なことだと思います。
でもね、2割ぐらいまでです。それ以上すると、息苦しくなりますから。
わたしはわたし、あなたはあなた。
大切にしたい考え方です。