難しい相手には、一人で立ち向かわない

 

浮気を繰り返す夫
借金癖のある夫
問題を指摘するとキレる母親
などなど・・・
 
なかなか関係を切りづらいけれど、受け入れることも、とてもできない行動をする人が身近にいるときは、とてもしんどいものです。
 
そういう相手の行動を変化させてゆくための働きかけもあるのですが、楽しい話をして関係をつなぎ、相手のよいところをほめて関係を良くし、相手の苦情を聴いて味方であることを示し、こちらが味方だと言うことを相手が納得してから、アサーティブな言い方で要求をする。この手順を実践するのは、心の力がとても必要です。
 
その間、その相手に頼ることはできないわけです。心が折れそうになることもあると思います。
 
ですから、このような、難しい相手には一人で立ち向かわないことが、本当に大切です。
信頼のおける知人や友人、親戚や家族を必ず確保してください。そしてもしできれば、専門のカウンセラーにも相談しながら進めていくのが望ましいやり方です。
 
目の前にある課題を「簡単だ」と高をくくってしまうと、意外なほど問題が長期化して、気づいたときには心身共に疲弊してしまっていることがあります。
 
「教育とは、同じ人に同じことを400回言うことだ」という言葉があります。
その間、あなたは安定した心を保ち続けられるでしょうか?
 
安定した心を保ち続けるために、
難しい相手には一人で立ち向かわないことが大事です。
仲間を作り、仲間の力を活用しましょう。