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◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 171号 2007.2.13
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こんにちは。あづまです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
クチコミキャンペーンで新たにいらっしゃった方、
はじめまして。どうぞよろしく！
早速本題です。
今日は、昔から言われている夫婦喧嘩の法則を斬ります。
「喧嘩するほど仲がいい／雨降って地固まる」
これです。
今日は８０％ぐらいこの法則を否定したいと思います。
私はこの格言、大嫌いなんです。なぜかっていうと、
問題を覆い隠し、深刻な誤解を招いているからです。
◆夫婦げんか・・・というより意見の伝え合いは大切です
うちは恋人同士の時から、喧嘩らしい喧嘩はありません。
しかし、１００％意見が同じということはありえないですし、
必ずお互いの意見を出し合って調整する場面は必要です。
うちの場合は、なんで喧嘩にならないかっていうと、お互いに
喧嘩せずに意見や感情を伝える方法をとっているからです。
（この方法は、回を改めて書きます）
喧嘩が大事というより、お互いに我慢せず自分の気持ちや意見を
伝え合うことが大事なんです。
喧嘩せずに意見を伝える優れた方法「アイ・メッセージ」につい
ては、以下のページをご覧下さい。
https://www.556health.com/archives/2007/02/post_171.html
◆夫婦げんかをして、うまく行く人
私自身はやらないので、
このパターンは経験ではなく、知識として知っているレベルです。
まず大前提ですが、手は出さないこと。これは問題外です。
そして、お互い相手の人格や、女性の容姿、男性の能力を攻撃し
ないこと。つまり「言葉の暴力はふるわない。」
相手の「行動」について、苦情を言い、素直な感情をはき出して
スッキリする。←ここがポイント。
口調は大事ですね。上手に抑揚をつけると、自分もスッキリする
し、相手も傷つけずにすみます。メルマガで書けないのが残念！
恋愛セミナーでは、実演しますね！
くりかえしますが、相手の人格や容姿、能力などを攻撃するのは、
「言葉の暴力」ですからね！
口論するときでも、自分たちが進歩できると思ってすること。
◆夫婦げんかで、罠にはまる人１
よく、夫婦げんかのあとにセックスすると仲直りできるって聞い
たことありませんか？
私は、そのこと自体は否定しません。
喧嘩すると興奮状態になるので、より快感が増すのだとか。
興味のある方はあくまで自己責任で試してみてください。
脱線しましたが、今日問題にしたいのは、
「問題から目を背けるためにセックスに逃げている」ケース
けんかや口論があるということは、二人の間に問題があるという
こと。その問題に向き合うことが本来必要なのです。
セックスして、何となく感情が収まって、
おおもとの問題はほったらかし。
これでは、何のためのけんかだか分かりません。
そして、そんな母親が娘に「けんかのあとはセックス」と
教えるケースもあるようです。
これは、娘さんのセクシャリティーを傷つける言動です。
セックスは本来、夫婦で幸せになるためのものなのに、
けんかの後始末のための義務みたいな思いこみを与えてしまうの
は親としていい性教育をしたとは言えません。
その代わりにたとえば、こんなのはどう？
まず女の方が脇腹を下にして横になります。
次に男の方がその背中にぴったりくっつき、横になります。
そのまま二人で、呼吸を合わせて５分間。←ここがポイント。
その後、喧嘩の続きをおやりなさい。
きっと、感情が収まり、建設的な議論になると思います。
◆夫婦げんかで、罠にはまる人２
共依存（片方がだらしない側になり、もう一方がその人を心の中
であるいは言動で責めながら支える関係）のパターンでは、
こういうパターンが繰り返されることがあります。
男女逆のパターンもありますが、
ここでは、暴力的でだらしない男性と、献身的だがどこかキツい
女性の組み合わせを考えてみます。
【1】男（だらしない側）が、いつもわがままを言う。
【2】女（世話する側）が、
「私ばかり頑張っていて不公平だ」と不満を募らせる。
そして、限界を超えて、「別れる」と言い出す。
【3】男は、そこで爆発し、お互い喧嘩になる。
【4】男が、一旦態度を改めて優しくなる。
（ダメージコントロールといいます）
【5】蜜月期間（一見仲良くなる）
【6】男は、相手に見捨てられる不安を募らせる
（そして、相手を試すようになり、【1】に戻る）
【7】女も、相手に見捨てられる不安を募らせ、
世話焼きのパターンつまり、【2】に戻る。
喧嘩したあとに確かに仲が良くなったような状況が訪れますが、
問題なのは、何も進歩していないということです。
このパターンがまずい点は、喧嘩をするごとに、
共依存のダンスにどんどんはまっていくということです。
こういうケースは、
喧嘩するほど仲がいいとか、雨降って地固まるとはいえません。
◆今日のまとめ
喧嘩するほど仲がいい／雨降って地固まる
私は、あまりお勧めしない考え方です。
喧嘩にならずにお互いの苦情や要求を伝え合う方法を学ぼう。
次回、その次と、夫婦げんかの話をもう少し書いていきます。
次回は「話せば分かる」について書こうと思います。
要望があれば、取り上げていきますので、お寄せ下さい！
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◆コミュニケーション方法をもっと具体的に知りたい方
ブログの記事「アイ・メッセージとアクション・トーク」
https://www.556health.com/archives/2007/02/post_171.html
をご覧下さい。
◆セラピー募集
「もっと楽に恋愛したい」「辛い恋ばかりなのはなぜ？」
恋愛セラピーは、自分が「楽に生きられる」「楽に恋できる」
ように変わってゆくための有効な方法です。
単なるアドバイスではなく、幸せを怖れている心を手放し、眠っ
ていた自分らしい感覚を取り戻してゆく心理療法です。
氏名、年齢、性別、悩みの概要をお書きになり、
必ず当日の連絡先をご記入の上、件名「セラピー申込」で
メールにてお申し込み下さい。
希望のセラピーがありましたら、始めにお書き下さいね。
今回から、赤坂のウィズサロンで行います。
マッサージなどと同じサロンなので、気軽に来られるようになり
ました。心のエステ感覚で来ていただければいいですよ♪
（追記：現在は赤坂では行っていません。）
https://www.556health.com/order.html
◆編集後記
実は既に開業したように書いてきましたが、
書類上は今日が退職日でした。
これで、会社を正式に辞めたわけです。
でもまあ、既に活動をガンガンやってましたので、あまり実感は
ありません。
やめて次の会社がないですから、ハローワークに行くんです。
行くのかな？でも既に稼いでいますので、失業給付はもらえない
んじゃないかな。もったいないことをしたかな・・・
・・・
最近、国際結婚カップルの方からのお悩みメールを頂くことがあ
ります。それが、結構いらっしゃるんですよ。
Ｓｋｙｐｅによる電話カウンセリングを始めてみようかな?
と、漠然と考えています。
熱いお申し込みがあれば、最初の数名の方のみ無料でお受けしよ
うかと思っています。どうでしょうか？
ちなみに、基本は日本語です。
カップルカウンセリングの場合、英語もお受けします。
ドイツ語とか、他の言語は・・・今は無理です。
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※たくさんのメールを頂いています。ありがとうございます！
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こんな方にお役立ち情報をお届けします。
○出会いがない（出会う自信がない）
○なぜか不倫ばかり（一対一の恋愛に自信がない）
○不倫されて悩んでいます！
○交際が長続きしない
○今の相手と喧嘩が絶えない
○パートナーとマンネリ（冷戦）
→でも、現状を変えたい！解決したい！
●制作：阿妻靖史（あづま やすし 恋愛セラピスト）
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（今日のアファメーション）
「私は、自分を『尊敬に値する人間である』と思ってよい」
喧嘩の絶えない関係では、多くの場合、
「相手にバカにされている」という気持ちがあるものです。
だから、なめられないように反発し、虚勢を張り・・・
そしてその結果喧嘩を招くという悪い循環に陥りやすいのです。
だから、今日はひとつ、自分自身については、ちょっと持ち上げ
た見方をしてみませんか？
私は、自分を「尊敬に値する人間である」と思ってよい。
そうです。
あなたは、「自分は尊敬に値する」という気持ちを持ってよいの
です。
まずあなた自身が、自分を大切にする気持ちを持ってください。
こんにちは。熊本に住んでいるので、Skypeでぜひお願いできませんでしょうか？
現在、二度の離婚で恋愛に対してかなり自分に問題があったと確信してます。お願いします。
今日の記事だと、1も2も経験者です。
相手に好かれる自分を演じていくうち、ストレスでどうでもよくなる、もしくは逃げ出すというパターンです。依存症にもなったことがあり、その時も別れられない憂さ晴らしに逃げました。結果一度目の離婚。
だけど、寂しくて付き合った男性は私が思い描く男性像の中で、最低レベルだとあるとき思い、そう想った頃には、彼のわがままの中心でケアしていました。
私は父に恨みがありました。
働かず、ギャンブルして、独りで母が働いてきたからです。
そんな父と彼が重なって見えたとき、私は何故か嬉しかったです。
話はそれましたが、私にも恋愛できますか？
子どもがいるので、安定して健全なお付き合いで、老後とかに添い遂げられるひとを探し得ます。
あやさん
あづまです。コメントありがとうございます。
（正式の相談お申込は、お申込ページからお願いしますね。）
恋愛できるか、できないか、で言えば、
私は、できると信じています。
但し、気になることはふたつ。
ひとつ目はこの部分。
＞私は父に恨みがありました。
＞働かず、ギャンブルして、独りで母が働いてきたからです。
＞そんな父と彼が重なって見えたとき、私は何故か嬉しかったです。
これは、私が「神経症的恋愛」と呼ぶパターンです。
過去の未解決の恐怖心や怒り、恨みがあると、それを掘り起こしてくれそうな人を、恋人に無意識に選んでしまうわけです。
それをしっかり解決する、という点、がひとつめの課題。
ふたつ目は、年齢の問題です。
年齢というのは、男性は若い女の子が好き、とかそういう話ばかりではなくて（そういう話も少しありますが）、年相応に、精神年齢が上がっていかないと、うまく恋愛ができない、という問題です。
たとえば４０歳なら４０歳ぐらいの人生の課題がありますし、５０歳なら５０歳の課題があるわけです。年相応に精神的に「老けて」いないと、パートナーと安定した関係が築きにくいんです。
そういう課題をきちんと認識して、そこにしっかり取り組むことが前提になりますが、原則、だれでも恋愛はできると、私は考えています。
ぜひ、幸せな恋愛・パートナーシップを手に入れてほしいと願っています。