◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 192号 2007.4.24
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
あづまです。こんにちは。
先週末は、セラピストのための集客講座を開いていました。
講座の準備のため、一回お休みさせていただきましたm(_’_)m
ちなみに今日は私の誕生日。35歳になりました。
奥さんからは、仕事で使う鞄をもらいました。スーツで持っても
ジーパンで持ってもいけるグレーのやつです。既に使っているの
で、最近私にあった方は、ご覧になったかもしれません。
さて、
前回に引き続き、この恋愛法則を斬ってみたいと思います。
東京大学。1年生の秋。
「駒場キャンパスの銀杏の葉が散るまでに
彼氏ができなかったら、一生結婚できない。」
これは、東大生なら必ず一度は聞いたことのある法則です。
◆東大出に限らず、高学歴・キャリア系女性は
相手の男性が自分に釣り合わないと感じたり、あるいは、
相手の男性が勝手に萎縮するように感じることがあるのです。
「自分の方が仕事ができたり、年収が上だったりするから。」
前回は、相手じゃなくて、自分の側に勝ち負けを気にしたり、
上下を気にする心があるんじゃないかって話をしました。
今回は、勝ち負けや上下を気にする心ではなく、
「過剰な自立心」について取り上げます。
◆健全な自立心は、必要です。
「私は、何も出来ない」
「だから、全部やってくれるひとじゃないと、無理。」
これじゃ、全部相手次第でしょ?
こんなにべったり依存していたら、逆に幸せになれないです。
もし全部叶えてくれる相手が見つかっても、今度はちっぽけな自
分と素敵な彼のギャップを感じて、いつか捨てられるんじゃない
かと不安になり、束縛したり、萎縮したりしてしまいます。
だから、自分のことは最低限自分で出来るのは大事なこと。
◆過剰な自立心って?
私は、「寂しさ(=愛情を求める気持ち)を感じるのをやめてし
まったこと」じゃないかと捉えています。
自分のことを自分で出来るって言っても、いつも全部自分だけで
出来るわけじゃないですから、必要なときに助けを借りることも
大事なんです。他人とのつながりを求めることも大事です。
母親が自立的な人で、依存的な人間を嫌っていたので娘がその気
持ちを取り込んで成長することもあるでしょうし、
逆に母親が一人では生きていけないような依存的な人で、それを
嫌って、極端な反面教師にして、娘が極端に自立的になるってこ
ともあるでしょう。
いずれにしても、依存的なことを嫌う気持ちが心の中にあるんじゃ
ないかと思うのです。
健全な自立心は大事なことですが、頼りたい気持ちや寂しいから
他人とつながっていたい気持ちを嫌い、封印して生きていると、
人生自体がどんどん孤独になっていきます。
◆あなたも、成長できるんです
30歳ぐらいまでは、それまでの価値観の中で自分を伸ばしてい
くことも可能なんですが、大抵成長が止まります。
そこから先、さらに成長するためには、今まで嫌いだと思ってい
て、目を向けてこなかった部分に光を当てる必要があります。
他人の基準に合わせて、一生懸命努力し、資格やスキルを取って、
上司に気に入られるように仕事のスキルを高めてきた人は、
自分の心の声にしたがって楽しむ【感性】を伸ばしたり、
無為なのんびりした時間を幸せと感じる【感性】を伸ばしたり、
あるいは、仕事じゃなくて、ボランティア活動だったり、家庭生
活(料理とか)を楽しむことをしたり。
あるいは、仕事とか家庭生活とかいう「行動」や「物質面」では
なく、同じ行動をしていても「どんな気持ちでするか」という点
に意識を移してみるなど、「精神面」に目を向けてみたり。
◆心の力をつけ、自分の人生を生きよう
かつては確かに、女性が社会に出て稼ぐのは難しかった。
だから、母親を見ていると、横暴な父親に媚びて生きるしかなかっ
たように見えて、
「自分が社会に出て自立した生き方をすることで、
母親の無念を晴らす」
みたいな気持ちが働いているのかもしれません。
だとすると、母親のために人生を生きているんです。
心の力がつくというのは、
過去のそういう事実や母親の気持ちや、母親を思う自分の気持ち
は大切にしつつ、別の見方や価値観も認められるということです。
それはたとえば、男性に愛想を振りまいている新入社員のA子さ
んに対して、「男に媚びるなんて最低」と感じていた自分が、
「明るい気持ち、感謝の心を表現するのは素敵なこと」
という別の価値観も認められるようになることなのです。
◆心の力がつくプロセス
まず第一歩目は、自分の良い面も悪い面もありのままに受け入れ
てくれる友人、知人、先生などとの接触の機会を増やし、
「自分は受け入れられている」という安心感と自信を培うことで
す。受容はセラピストの仕事でも、第一歩目です。
実際に接触の機会を増やすだけでなく、受容的な人に囲まれてい
ることを意識しながら瞑想する時間をとるのも有効です。私のセ
ラピーでもこれは良くやっています。
次第に心のエネルギーが増してくると、第二歩目に進めます。
嫌いだと思っている人の立場に立って、自分とは違う価値観でも
のを見てみるのです。
その際「何を怖れているのか?」と問うことは心の本質に切り込
むために有効です。
愛想を振りまいているA子さんは、嫌われることを怖れていて、
一方自分は、相手に主導権を握られることを極度に怖れている。
みたいなことに気づければ、ものすごい進歩です。
ここまで来られれば、自然なプロセスに任せても変われるかもし
れません。ただ、潜在意識はあらゆる変化に抵抗しますから、
変わった後の自分がどんな素敵な性格になるかをイメージすると
いいでしょう。
第三歩目は、いろいろやり方があるのですが、簡単な方法は、
これまで嫌いだと思っていた人の中の、見習ってもいいかなと感
じる部分を取り入れてみることです。
その際、頭で考えるのではなく、声の調子や表情、仕草まで真似
てその人になりきってみることです。
私の場合は、心理療法の先生とか、ビジネスの先生とか、奥さん
とか、色々な人の心がすぅ?っと頭頂から入ってきて、今までの
自分にひと味加えてくれるとイメージしています。
今まで正しいと思ってきた、
一生懸命努力する生き方を手放すのは怖いかもしれません。
なぜ怖いのか、よく心と対話することが必要なのです。
そして手放すことができたとき、
一回り心が成長したあなたがいます。
◆今日のまとめ
高学歴・キャリア系女性で、出会いを遠ざけてしまう人は、
心の中にある寂しさや頼りたい気持ちを嫌っている(仮説)
すると、人生が孤独になる。
生い立ちなどから、特定の性格や行動を嫌っている場合、他人の
人生を生きている可能性がある。
嫌っている性格や行動の中に、30歳以降の成長の種がある。
今まで正しいと思ってきた自分から、
ちょっと変われるのが心の力。
心の力をつけて、自分らしい人生を歩みましょう。
◆次回予告
次回こそ、相手が勝手に萎縮するというケースを取り上げます。
そういう相手に対して、どう対処するか。お楽しみに。
◆編集後記
今日は誕生日なんです。35歳になりました。
毎日奥さんのお腹をなでて話しかけています。実際に両親がどう
だったかは分かりませんが、こうして楽しみにしてもらっていた
のかもしれないと思うと、なんだか切ないような、温かい気持ち
になりますね。
今年の誕生日は、ずっと忘れないだろうな・・・
今日は奥さんが何か作ってくれるみたいです。
これから材料を買いに行きます。楽しみ楽しみ♪
┏━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┓
祝!まぐまぐ大賞2006 生活情報部門1位! 祝!16000部
●女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学
●ご意見、ご感想お待ちしています。このまま返信して下さい。
これまで、頂いたメールをメルマガで紹介させていただく際の
ルールを明確にしていませんでしたが、このようにします。
・頂いた文面はなるべくそのまま掲載する。
・お名前はこちらでイニシャルにします。
・掲載許可の事前確認は原則しません。
・紹介不可の場合、明記してくだされば、紹介しません。
azma@556health.com ←メールはこちらまでお願いします。
スパム防止で@は全角になっています。半角に直してください。
※たくさんのメールを頂いています。ありがとうございます!
個別の返信はできないことがありますのでご了解下さい。
こんな方にお役立ち情報をお届けします。
○出会いがない(出会う自信がない)
○なぜか不倫ばかり(一対一の恋愛に自信がない)
○不倫されて悩んでいます!
○交際が長続きしない
○今の相手と喧嘩が絶えない
○パートナーとマンネリ(冷戦)
→でも、現状を変えたい!解決したい!
●制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
●自己紹介はこちらです↓(声の自己紹介があります!)
https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html
●登録・解除:http://www.mag2.com/m/0000164141.html
(解除依頼は受けていません。ご自分でお願いします)
●ブログ https://www.556health.com/
このメルマガは、メルマガの登録、無料レポートの請求および
協賛によってのみ登録になります。違法なアドレスの収集は
一切行っていません。
このメルマガの著作権は発行者であるあづまやすしに属します。
無断転載を禁じます。ブログへの転載は事前にお申し出下さい。
1?2号であれば基本的に出所明記(リンクを貼る)を前提に
転載依頼に応じています。※必ず許可を取って下さい。
★ご友人への転送は歓迎です。メルマガ全文をお願いします。
┗━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┛
(アイの儀式)
プライドが高く見える人や、やたら自慢する人。
褒めてほしがっている人を、褒めましょう。
相手がしてほしがっていることをするのが愛情です。
心のエネルギーが低いとき、
人は、問題に触れようともしないのです。
心のエネルギーが少し増してくると、
人は、問題を意識できます。但し、他人を責める形で。
心のエネルギーが本格的に増してくると、
人は、自分の心の問題と向き合うことが出来ます。
褒めると増長するように見えるのは、
問題を意識し、不平不満を言えるレベルに来るから。
良い変化なんです。
そこで止めないでもう少し褒めてみましょう。
褒めてほしがっている人を、褒めてあげましょう。
その人が自慢していることや、得意がっていることをね。
そして、もしも・・・
「なんであんたのことばっかりほめなきゃいけないの!」
って気持ちが出てきたら・・・
あなたも、プライドが高くて褒めてほしい人だったのかもしれま
せんね(笑)
自分に自信がある人は、他人を褒めまくっても、
楽しい気持ちが続くものなんです。
ま、そんな難しいことはさておき、
褒めてみましょうよ。
あなたに、ツキの流れとなって返ってきますよ。
◆頑張れ!シングルマザー 子育て時間と収入を両立する
https://www.556health.com/archives/2007/03/post_194.html
好評です。ありがとうございます。
シングルマザーでなくても豊かに生きるために役立つ内容です。