責めないけれど、放置もしないためには?

 

あらゆる問題に対処するときに必要な考え方です。
 
旦那さんが浮気をした
あるいは、
自分が既婚だけれど、別の男性と浮気もしている、
そういう状況を想定してみましょう。
 
世間一般の常識・道徳・法律からすれば、
それは、「いけないこと」ですから、
 
やってはいけないことをしている自分(相手)を責めたくなります。
がしかし、心の問題を解決するときには、実はそれでは解決できません。
 
責められれば責められるほど、心にゆとりがなくなります。
ゆとりがない状態が、問題の根っこを作っているので、
無理して行動だけ直しても、歪みはどこかにまた別の問題を作ります。
 
 
では、どういう心構えで臨めばいいのか。
 
私は、病気の人に対するのと同じようにすればいいと思っています。
 
 
新型インフルエンザをもらってしまった。
必要なことは、本人の責任を追及することではありません。
まずは、治すこと。
 
浮気という問題が起きている。
必要なことは、まず、浮気をしなくても生きていける道をきちんと作ること。
 
病気になってしまった人に対するのと同じように、
「その症状は治さないといけないもの。
 でも、あなた(自分自身の場合は「私」)にはいたわりの気持ちを持っている。」
 
そういう気持ちで接することが出来るかどうか。
それが、問題解決のために大事なことです。
 
 
参考までに、深く関係のある記事:
夫の望むことをするな、夫のためになることをせよ
「叱る」とは「あんた不幸に向かってるよ」と諭すこと


 

「責めないけれど、放置もしないためには?」への10件のフィードバック

  1. はじめまして。
    自分に対する許しというコラムなのですが、ぴったりあてはまるのかどうか分からなかったので、ここに投下させて頂きます。
     
    このHPを存在を最近知りました。今ではちょくちょく読ませて頂いております。
    ここのコラムを読むと、心がほんわかしてきます。
     
    知ったきっかけは、私(独身)の不倫でした。不倫のことを考えている時に、知りました。
    2か月ほど前に始まった関係で、平均週3回会い、毎回身体の関係も付いてくるような具合でした。
    詳しくは割愛させて頂きます。
    ですが、つい一週間前に、抜け出すことができました。
    その時のことを、今でも考えています。お別れしたその日、彼と待ち合わせする直前まで、私の胸中は色々な負の感情がまざまざとしていました。が、お別れしたその次の朝から、私はお別れしたのにもかかわらず、とても幸せな気分で満たされているのです。
    なおかつ、相手のことは、憎んだり記憶の中から消したいと思うことなく、無理のない形で今まで以上に愛せる気がするんです。(それが彼の家族のことを考えると良い事なのかは、残念ながら私にはわかりません。)
    もちろん、相手の奥様や、生まれたばかりの子供さんのことを忘れないように自分に言い聞かせています。が、今回の不倫は相手から迫られた…ということもあるのかもしれませんが、自分が幸せを追求しても良いのだという気持ちも同時に持っています。
     
    どうして今回、コメントを残そうと思ったのかといいますと、あれだけどろどろとした感情をもてあましていたのに、一夜でがらりと心が変わってしまったその理由が、コラムを読んでもよくわからなかったからです。そして、今回のお別れで良かったポイントがもしあるなら、それを不倫ではなく、一般的なことにあてはめて、今後の人生をよりよく過ごしたいなと思ったからです。
    前置きが長くなり、本編も長いのですが、一読して頂けたら幸いです。
     
    さて、その「お別れ」についてですが。その数日前のことから書かせて頂きます。
    私は実際のお別れの5日前に、一方的に彼に「お別れしましょう。さようなら」というようなメールを送りました。
     
    自分の苦しい思いが最高潮に達していたというのが理由の一つ目です。
    私はいつからか、彼がそばにいることが当たり前のように「錯覚」してしまっていました。
    そしてそれがやはり錯覚でしかないことに、絶望を感じていました。
     
    が、それ以上に、好き・嫌い・尊敬・恐れ・・・色々な点で波長が合い、同じプロジェクトで同じものを目標にして、
    (不倫を始めたという無責任さはあるとはいえ)私にとっては彼がとても大切で魅力的だったので、そんな彼に、もうこれ以上、本来ならば使う必要のないお金や時間や労力を使わせたくなかった。本来あるべき方向に彼に帰ってほしいと思ったからです。
     
    私はそのメールで終わりにするつもりでした。ほどなくして、彼から返信が来ました。
    「君には色々なことを考えさせてしまった。本来ならば、僕の方こそたくさんのことを考えなければいけなかったのに。ごめん。けれど、君との事をこのまま終わらせるのもいやだと思ってしまった。しかしこの関係をずるずると続けるわけにもいかないという気持ちもあった。20日には確実に長く時間がとれそうなんだ。それを最後に・・・と決心時に、君からメールが来た。自分より先に君の決心がついたことは、メールから分かったが、どうか20日に会えないか?」
    という内容でした。
    それまでは彼と会うことを何よりも優先してきたのに、その時ばかりは本気で行くか行かないか迷いました。
    20日まではしばらく日があきますので、それまでに少しでも癒えた心の傷が、行ってしまえばまた開くのではないかとも思うし、彼に会ってきちんとお別れした方が、ちゃんと前を向いていける気もするし。すぐには返事はできないと、その時は言いました。
     
    19日まで答えを引きずって、19日に再び「どうだろうか?」というようなメールが来ました。
    私はその時初めて彼に、自分が思っていたことをすべてぶつけました。
    少しだけ、いらだちを覚えたのかもしれません。
    いつも物分かりのいいふりをして、いい女ぶっていたが、本当は全然違っていたこと。
    帰ってしまったそのあとは、泣いていたこと。
    今は本当に好きで、こういうことになってしまったことにはお互いに半分ずつ責任があると思えるのだが、どうして自分の性欲のため?に私を巻き込んだのかと、どんどん責任を押し付けて憎みそうになる自分がいること。そんな自分にはなりたくないこと。
    貴方のけじめのためだけに、5日分の後戻りをしたくないとも思うこと。
    けれど、とても会いたいと思う自分も確かにあること。
    書けばきりがありません。
    彼からの返事はありませんでした。
     
    今考えても、どうして結局当日会って終わろうと決めたのかは、よくわかりません。
    怖いけど、潔く終われることに賭けてみよう、とは思ったのですが。明確な理由はありません。
    私は当日になってようやく、「泣き叫ぶかもしれないし、自分でも自分がどうなるか分からないけど、会ってくれますか?」という返事をしました。「もちろん。」という返信が、いつもと違って異様に早く帰ってきたのが印象的でした。
    送った後も、これで良かったのかと、時間まではずっと悩んでいました。
     
    そして、絶対に許される行いではないのですが、私達はその日、ご飯を食べて、落ち着ける場所で話をしました。
    二人きりになるなり、お酒が入っていて脱抑制の状態になっていたこともあると思いますが、彼は私を抱きしめて、「会いたかった」の一言を何回も繰り返して、泣きました。
    私は彼より7歳下なのですが、大の大人の男性が、年下の前でこんなに泣くのかと思うくらい泣いてましたし、本当にしばらくは「会いたかった」以外の言葉を何も言いませんでした。
     
    私はそれを見聞きして、「ああこれで、未練なくお別れできる。もういいや。もう十分だ。」
    と思いました。そしたら、彼に対する気持ちが、変わりなく愛しているんだけれども、何か違う性質のものに変わった気がしました。とても静かな気持ちでした。「まんなかの気持ち」と言いますか・・・。ごめんなさい、うまく表現できません。
    私は無意識のうちに、彼を逆に撫でてしまっていて、「私に何かできることありますか?最後だし・・・。」と言いました。彼は、「本当は抱くつもりだった。けどこうしてるだけでいい。」
    と言いました。
    言葉通り、最後の日は、それだけで終わりました。さよならということもなかったけど、
    これが最後だという気持ちが、5日前よりも無理なく自然に座ってました。
     
    冒頭にもあるように、今はとても穏やかに1日を過ごしています。
    彼は職場が同じなので、全く顔を合わせないのは難しいのですが、どうこうなりたいという気持ちは、微塵も起きなくなりました。
    おきなさ過ぎて、「実は、私の方こそ彼のことをなんとも思っていなかったのではないかしら??」とも思うようになりました(汗
    私の方こそ遊んでいたのかと。うーん・・・。
    向こうがもし懲りてないときは、今度こそ殴ってやるって思っています☆
    でも懲りていると、何故か信じられます。
    …私、まだ彼を理想化しているんでしょうか…??盲目的になっているのでしょうか??
     
    やはり、彼のことは今でも大切です。けど、一緒にいなくても平気です。
    メールは時々。「今日こっちは?に出張。そっちははかどってる?」「頑張ってるよ。そっちもしっかりね。」みたいな感じです。約束も何もありません。
    これは不倫だった時と、何も変わっていないのかもしれないという不安は、少しあります。
    が本人の感覚としては、前にあった「いやらしい」感じや「不安定」な感じがなくなった気がします。
    その代わり、細くて長い縁のようなものを、感じながら、過ごしてます。
     
    何が正しいのかは分かりませんが・・・
    とりあえず、当面は、自分の信じる道を行ってみようと思います。
     
    最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
    今年の夏は本当に暑く、まだまだ長引きそうですが、お体に気をつけてください。
    失礼いたします。

  2. 夕日のタルトさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    そうですか。
    不倫に陥ってしまうとき、自分の心の中にあった足りないものを相手に求めているものです。
     
    年上男性との不倫の場合、父親からもらえなかったもの、娘として満たされていない部分を満たしてほしいという気持ちが、一部ある場合が多いと思います。
     
    今回のケースは、結果的に、相手は出来心ではあったものの、幸運なケースだったと言えますね。別れようと言ったときに泥沼にならず、相手も自制心を持って別れを選んでくれたわけですから。
     
    このように、不倫であっても、恋愛関係の中で、満たされなかったものが満たされて、次は幸せな恋愛に向かえる、ということは、決して珍しくありません。ある種のセラピー、癒し効果があるわけです。
     
     
    但し、このコラムをお読みの他の方のために厳しく忠告しておきますが、このようなラッキーなケースばかりではありません。ばれて泥沼になったり、妊娠して更に傷つく結果になったりと、自分の心を癒し、足りないものを埋める手段としては、不倫はリスクが高すぎると思います。
     
    安易に踏み込まない方がよいと、心からご忠告申し上げます。

  3. 主人の浮気の事なんですが、今までも何度かあり、謝ってはやり直すを繰り返してきました。
    ですが、何度も繰り返してるのでまた浮気するのではないか?と不安になり主人を責めたり、釘をさしたりもしていました。
    そんな事を繰り返してたら、今回の浮気で、主人が開き直り、今は浮気をしていても何も言えない状態です。
    主人を信用出来なくて、責めたりした自分を反省しました。
    今の何も言えない状態では、放置している事と同じ事だと思い、どうにかしたいです。
    浮気の事に触れなければ、主人も優しくしてくれたり、普通に笑いあったり、表面上は普通の夫婦です。
    私も、反省し、責めたりしない、感謝をする、笑顔でいるなど、出来る事からやっています。
    ですが、現在進行形なので、辛くなったりもします。
    「浮気を許せない人に」みたいな過去の浮気の心の癒し方ではなく出来れば現在進行形の浮気の心の癒し方を教えて頂きたいです。
    そして、開き直ってる主人の浮気を放置しないには(今は浮気について触れたら、無視するか怒る状態です)具体的にどのような態度や行動、話し合いをすればいいでしょうか?
    ちなみに離婚は考えてません。夫婦が表面上だけでなく、やり直す事が目標です。

  4. こんにちは。
    随分前のコラムですが、こちらにコメントさせていただいてよろしかったですか?
    「責めないけれど、放置しない」
     
    長い間(5,6年)、主人の社内不倫に悩んできました。
    一年半前に、携帯を全て見たこと、私も今まで悪かったこと、その上で
    夫婦としてやり直したい、相手とキッパリ別れてほしいと話しました。
     
    主人は元々無口の上、バツが悪かったのか、私の責めるような態度が怖かったのか、相手を庇ってのことか・・・
    ずっと黙ったままでしたが、最後に「わかった」とだけ・・・
    正に、黙り込む男ー
    それで、すんなりいくのかも・・・と甘い考えは打ち砕かれ、携帯を覗くと
    相手からの「別れたくない、死んだほうがマシ」「もう仕事終わった?」「何処どこで待ってる」等々・・・
    その度に主人を責めてました。
    その時は、こちらののコラムも知りませんでしたし、今まで放置してきたことが、こんな結果を産んだ・・・と、トンチンカンな解釈して、詮索ばかりして・・・
    今から思えば「阿修羅」そのもの・・・(笑)
    もう、見てません。
    っていうか見られてもいいように、フリーメールに変えたみたいで、武装してるのかな?(汗)
    ただ、なかなか夫婦の距離を埋めるにはスムーズにはいきません。
    セックスレスも解消していませんし
    毎日顔を合わせて一緒に仕事をしている彼女のこと、主人はたちきれないのかも・・・彼女も諦めてなんていないだろうな・・・
    そんなふうにアレコレ考えると、いつまで続くこの思い・・・と悲しく情けなくなってきます。
    責めずに、放置しない・・・難しいです。
    先生、時々わからなくなります。
    教えてください。

  5. Helpさん
     
    コメントありがとうございます。
    苦しい状況ですね。
     
    態度・行動・話し合いに意識が向いているうちは、解決できない気がします。
     
    この状況を打破するポイントは、Helpさんが、自分の感情に責任を持つこと、です。たとえ相手の行動がきっかけで湧いた感情であっても、それはあくまで自分の反応であって、自分の責任、と考えられるかどうか。
     
    つらい気持ちを癒すのは、あくまで自分の仕事だと考えられるかどうか。
     
    Helpさんが、自分の負の感情を相手に転嫁しようとすればするほど、ご主人さんも、キレたりして浮気の話題ををタブー化することを通じて、負の感情をHelpさんに押し返してくるわけです。
     
    無意識下では、お互いに負の感情の押し付け合いをしていますよね?
     
    まず、それを断ち切ることから始めないと、建設的な話し合いも始められないと思います。
     
    感情の整理は、セラピーの効果が出る分野ですから、恋愛セラピーを利用して頂くのが、これだけ苦しい状況の場合、一番良いと思います。
    (そうでないと、結構時間がかかると思いますので)
     
    でも、その先ですよね。
    Helpさんがご自分の感情を、自分で癒し、完全に癒しきれない部分についても「自分の課題だって分かっているけれど、どうしても不安になってしまう」などの言葉で、自分の感情に責任を持ちつつ率直に伝える、などの行動をしたとしても、
     
    ご主人さんと話し合いができないのであれば、ご主人さんの側のメンタルな問題が大きいです。そのときは、別れも含めて、よく検討すべき時です。

  6. siawaseさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    ・・・それ、やばい女ですよ。たぶん。
    ご主人さんを責めている場合じゃなくて、私が妻の立場なら、これはやばい。危険な相手だ、と考えて、夫を説得し、共にその女性を遠ざけるように闘う道を選びます。
     
    だってね、死んだ方がマシ、なんて言葉を使う人でしょ?
    ちょっとメンタル的に不安定すぎます。
     
    まだ、本格的に自殺をほのめかす内容じゃないので、グレーゾーンだと思いますが、自殺をほのめかす内容が書かれていたら、相手の女性は境界性人格障害じゃないかと思います。
     
    私なら、これは闘いだ、というつもりで臨みますが。
    夫婦で共に闘うべきときです。
     
    仲間割れは致命傷になりかねません。
     
    まず、自分の心をきちんと整理して(むずかしい場合は恋愛セラピーをご活用ください)、そして、夫と共に闘う。そういう道を選んでほしいと、ココロから願っています。
     
    健闘を祈ります。

  7. 先生、コメントありがとうございます。
     
    御心配、いただいたいた、死んだほうがマシ・・・というのは、主人が相手に、私と離婚し相手との将来の夢を、語っていて、
    不倫発覚後、私との話し合い(というより私が一方的に夫婦修復をしたい、と言い、沈黙し続けていた主人が、わかった、と一言)
    それで、多分、相手に「君を幸せに出来ない」と、伝えたため、
    相手が、焦って、取り乱したメール内容です。
    よく、女性が使う手です。男の人は、真に受けるかもしれませんが、死ぬ気などない人が、使う表現で、気にしてません。
     
    今では、相手は、作戦を変え、私よりずっと、ずっとお利口な態度でアプローチしています。
    それこそ、先生のコラムに出てくる女性にように、笑顔で感謝を表現し、主人の仕事のフォローをし、自分のスキルアップもこなす、
    主人にしてみれば、素敵な女性です。
    だから私は、すっかり自信をなくして
    年齢、社会的貢献、何が何でも、主人と一緒になるーーという情熱・・・全てに私は劣っていると、思います。
    家庭では、人から見れば、波風立てないように主人は過ごしていますし、
    何より、無口な人なので、本心が読めません。
    先生のメルマガやコラム等を、参考に私も、私なりに主人の心が家庭に帰ってきてくれるように、
    努力しているつもりですが、
    多分、主人の気持ちは揺れている様に思えます。
    主人は仕事の多忙さに流され、相手とのけじめや、自分の将来について、考えないようにしているのかもしれません。
     
    仕事で、疲れ切って帰って来る主人を見て、
    この人の、安らぎってなに?やっぱり、仕事を理解してくれている、彼女?
    私に、何が出来るのかな?今、私の取るべき態度は何かな?・・・
    時折、自分の心の未熟さに負け、カマをかけるような、言葉を発してしまいます。
    うまく、書けませんでしたが、主人にしてみれば、気のきつい私の方が
    怖いのでしょう。。。
    不倫の動機も、きっと、私の過去の言動で出来た心の隙間を
    自分を、一心に愛してアプローチしてくれる身近な女性に
    本気になってしまった・・・と思います。
    変わろうとしている私を、倫理的とか義務とかでなく、
    自分の本心から、受け入れようと、思ってくれる日が
    いつか、来るのでしようか?
    先生、教えて下さい。

  8. コメントありがとうございます。
    感情の整理を自分でもしやるなら、どのような手順でやるのでしょうか?
    セラピーを受けたいのはヤマヤマなんですが、住んでる所が遠いので中々…。
    小さい子どもが居て、電話もゆっくり出来ない状態なので、
    自分で出来る限り、やってみたいと思いまして。
     
    確かに、私の意識は、主人の事で不安とか心配ばかりで、自分自身と全く向き合えてないのが現状です。
     
    離婚は出来ればしたくないのですが、主人のメンタル面に関して、私が出来る事はないのでしょうか?
    もちろん、自分の感情の整理がついた後になんですが。
    主人が自分の意思で家族を選んで、やり直したいです。

  9. siawaseさん
     
    再度のコメントありがとうございます。
     
    大きなレベルでは、続けるのか別れるのか、
    もっと小さなレベルでは、どんな接し方をするのか。
     
    考えどころですね。
     
     
    表面的に浮気相手の女性が、女性らしく、笑顔で感謝を表現する人であっても、しょせん浮気はあだ花です。恋愛ホルモンが出尽くす3年経ったあと、そのあとまで続けられる関係は、まれです。
     
    ただ、siawaseさんとご主人さんの関係が完全に冷え切ってしまい、向こうの方がむしろ本当の夫婦のようになってしまうと、困りますね。
     
    楽しいことだけを共有する関係は、本当の夫婦関係ではありません。本当の夫婦関係は、つらいことも共有できる関係です。
     
    ご主人さんも、自分の心の影の部分にきちんと目を向けることが苦手な人なんじゃないかと思いますが、その影響もあって、ご主人さんの寂しさや苦しさを共有できる関係性を築いてこられなかったことが、今回の問題として表面化した根本の原因ではないかと思います。
     
    但し、そういう視点から見ると、ご主人さんとその女性との関係も、本当の夫婦関係のような、つらいことも共有できる関係にはなっていないんじゃないかな。つまり、男女が一緒にいたら、いずれ何か苦しいことや試練がやってくるわけですが、そのときにもそれを乗りこえられる関係には、その二人はまだなっていないのでは?ということ。
     
    >変わろうとしている私を、倫理的とか義務とかでなく、
    >自分の本心から、受け入れようと、思ってくれる日が
    >いつか、来るのでしようか?
    >先生、教えて下さい。
    このご質問ですが、あなたは、【どう変わろうと】しているのですか?
    単に、相手のご機嫌を伺う人になることを「変わる」と表現しているのでしたら、そんなことしても何の意味もありません。
     
    基本的に笑顔でいて、
    相手に親切にしていて、
    自分に自信を持っていて、
    自分の感情を相手のせいにしない。
    でも、
    ここ一番というときには、毅然とした態度で苦言も言うことができて、
    怒る相手に迎合することなく、自分の生き方の軸を持ち、
    相手の表面的な甘えを叶えずに、相手の成長に必要なことができる。
     
    こういう人になることが、大事なんですよ。
     
    そうなったときには、siawaseさんを魅力的だと思う男性なんて、いっぱい出てくると思いますよ。そのときに、ご主人さんが自分の運命の相手だと思えば続ける道を選べばいいし、違うと思ったら、きっぱり別れて、違う幸せを探せばよいのです。
     
     
    ご主人さんが帰ってくるかどうかは、ご主人さんが成長できるかどうかにかかっています。相手次第の部分もあるのです。そういう不確定要素に人生を賭けてギャンブルしてしまう考えではなく、
     
    自分の幸せは自分の成長次第、という考えに沿って生きるよう努力する道が、私は好きです。
     
    参考になれば。
     
    応援しています。

  10. 先生、胸に来るコメント有難うございます。
     
    そうですね。私自身の成長ーーここが、結局大切なのですね。
     
    耳が痛いです。
    でも、一番の核心でしょう。
     
    子供のころから・・・結婚してからも、母に
    *思ったことを、口いっぱい言ってはダメよ
     特に男の人に、きつく言うと、男の人は意地になるから、柔らかい態度で
     接しなければ・・・あなたは顔に出るからいつも笑顔でね
    *旦那さんは、表現が下手なひとだから、あなたが察してあげるようにね!
    *いくつになっても、女性は、女性らしくーー
     
    ・・・・等々よく言われていました。
     
    「わかってる」と言いながら、全然、実行してなかった自分を恥ずかしく思います。
     
    父は、亡くなるまで、母をとても愛していました。
     
    このような、女性になれるように、心掛けなければ道は開けませんね・・・
     
    まだまだ、未熟者です・・・
    先生、またくじけそうになったら、コメントさせて下さい。
     
    貴重な、お言葉、本当に有難うございました。

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