男子の皆様。
女性と接するときに、どうしても知っておかなければならないことがあります。
・・・たくさんあるのですが。
その中で、とても大事なことをお伝えしたいと思います。
それは、女性は、自分の感覚や感情を男性よりもハッキリと強く感じていて、それが絶対だと信じる傾向があるということです。
男性の場合、
職場に、なんとなくいつも不機嫌な女性がいたとして、
「なんか感じ悪い人だな?」と思ったとしますね。
そのときに、同僚から、
「真面目な人だけどね。私は別に嫌だと思わないなぁ。」
と言われたとします。
「そうか。そうなのかも。」
こう思うことは、比較的多いんじゃないでしょうか。
(あなたが男性の場合です)
女性の場合、同様のシチュエーションで、
職場に、なんとなくいつも不機嫌な女性がいたとして、
「なんか感じ悪い人だな?」と思ったとしますね。
大抵の場合、この時点で評価を確定しています。
そのときに、同僚から、
「真面目な人だけどね。私は別に嫌だと思わないなぁ。」
と言われたとしても、
男性のように
「そうか。そうなのかも。」
と、評価を変えないどころか、
その同僚の人に対して、
「あの人に対して味方するなんて、絶対おかしい!」
と、評価を下げてしまうほどです。
多くの場合、女性の感性というのは、熟慮せずに直観的に判断している割には、かなり正しいものなのですが、それは、心の内に溜め込んでいるマイナス感情が比較的少ない女性の場合の話です。
マイナス感情を溜め込んでいくと、女性は、次第にものの捉え方が歪んできます。(それは男性も同じなのですが、マイナス感情を溜め込める量が、女性の方が圧倒的に多いので、影響も大きく出るのです。)
しかも、問題なのは、本人はそのことに無自覚だということです。
自分の感覚はあくまで正しいと思いこんでいるのです。
周りから指摘されたら、指摘者を「あんたの方が間違っている」と思うわけです。
ですので、男子の皆様。
男性的感覚で表現すると、「女性は自分の感覚を強く信じていて頑固」なのです。
これをよく理解しておいてくださいね。
だから、女性の感じたことは、安易に否定してはいけません。
ということは、マイナス感情を溜め込んで、感じ方が歪んできてしまった女性と交際するのはとても難しいことが分かるでしょう?
比較的軽度の場合は、マイナス感情を全部吐き出してもらう、つまり愚痴でも悪口でも、否定せずに話を聴くことが出来れば、元の優しい彼女に戻ります。男子の心得として、身につけておきましょう。
但し、マイナス感情の出所が、今日の職場とか、最近の人間関係など、比較的浅いものの場合は上記の対応で問題ないのですが、幼少期の親への恨みとか、性的暴力によるものとか、非常に深いものの場合、相当熟練したプロのカウンセラーでも、話を聴くだけで大もとのマイナス感情を癒すのは難しいものです。
あなた(男子)がプロのカウンセラー/心理セラピストになりたいのなら、マイナス感情解消のスキルを磨くのも大事なことですが、もしあなたが、幸せな結婚生活を送りたいだけなら、深い部分にマイナス感情を持っていない女性を選んだ方が、悩みの少ない結婚生活を送れると思います。
もしも、交際を始めてから気づいてしまった場合、私のお勧めは「この関係でたぶん大丈夫」と思えるところまでは、結婚前に徹底的にとり組んで癒すことです。彼女も、結婚してから「君のトラウマが解消されなければ別れる」と言われたら納得しないでしょうが、結婚前に「君のトラウマが、ほぼ大丈夫なところまで解消できなければ、結婚は出来ない」と言われたら、本気でとり組む気になるでしょうから。
それに、結婚してから引き返すのはすごいエネルギーが必要ですから。
男子の皆様。
「女性は自分の感覚を強く信じていて頑固」なのです。
よく心得ておいて下さいね。