◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 366号 2009.3.27
あづまです。こんにちは。
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さて、本題です。
今日のテーマは、
「苦しさと共に生きる」です。
◆ なぜ、苦しさと共に生きることが大事なのか。
一般には、明るいことがよい、楽しいことがよい、と考えられて
います。確かに自分から暗くなっている人には近づきにくいもの
ですし、笑う門には福来たるということわざの通り、明るく生き
ることは大切です。
しかし、人生には明るいときも、暗いときもあるもの。
苦しい時期を乗りこえてゆくときに、
しっかりと苦しさを感じながら、苦しさと共に生きることで、
よい生き方になると、私は考えています。
◆ 良くない態度１ 【否認】する
これは、
（１）本当は今のパートナーに不満を持っているのに、
私は幸せだ。感謝している。尊敬している、などの良い考えばか
り意識することや、
（２）嫌な気持ちをぐ?っと我慢しているうちに、
喉元過ぎれば熱さを忘れるのことわざのように、
何となく平気になってしまうこと、
（３）浮気をする男とつき合ってしまって、自分だけそんな目に
あったのが辛いので「男は浮気をするもの」という風に決めつけ、
それが当然だよね、と歪めた考えで自分を説得してしまうこと、
などを指しています。
つまりいずれも、
現実や、自分の気持ちに対して、歪めた見方をしているのです。
こうすると、この現実を変えることはもうできなくなります。
これでＯＫ、ということにしてしまっているわけですからね。
否認してしまえば、偽りの満足を得ることができます。
今の私の人生は幸せだ、あるいはそれほど不幸じゃない、と。
でも、本当の満足との違いはどこに現れるかというと、
たとえば、
（１）素敵なパートナーと過ごしている女性には、なんとなく
怒りや嫉妬を覚えるので、距離を取ってしまい、仲良くなれない。
その結果、結婚生活がうまくいっている人のネットワークに入れ
なくなる。
（２）嫌な気持ちをぐ?っと我慢しているうちに平気になった人
は、うつ病になる危険があります。また、素敵なパートナーと過
ごしている人を見ると、抑え込んだ怒りが湧き上がってくること
もあります。
（３）「男はみんな浮気する」なんて言葉で自分を説得してしま
えば、その後男性に対して過度に警戒していなければなりません。
この心が変わらなければ、男性と疎遠になる人生です。
（１）の例を挙げます。
「私の旦那さんはちょっと気が荒いけど（本当は手をあげる人）、
頼もしくて尊敬しているし、私は好き（否認）。」
↓
友だちの旦那さんが優しくて思いやりのある人だった。
↓
そのカップルを見ていると、すごく嫌な気分になる。
これは「嫉妬」ですよね。
自分の本当の望みを「否認」していると、嫉妬しやすくなります。
この状態では、幸せに生きている人と友だちになれませんよね。
「類は友を呼ぶ」と言いますが、オーラとか波動とかで説明しな
くても、こうやって自分でつき合う人を選んでいるものなんです。
だから、私は、自分の本当の望みにフタをして生きるのではなく、
「自分の幸せは自分の責任」という原則をきちんと守った上で、
本当の望みはしっかり追求することが大事だと思っています。
なお、心理学では
（１）反動形成
（２）抑圧
（３）合理化
と呼ばれています。苦しさにフタをするために人が無意識に行う、
現実を歪めて見る操作のことで、「防衛機制（ぼうえいきせい）」
と総称されています。“心を守る仕組み”という意味ですが、
短期的には成功しても、長い目で見ると歪みが出てきます。
◆ 良くない態度２ 我慢し続ける（不満足のまま生きる）
現実や自分の心にフタをすると、歪みがどこかに出てくる、とい
う考えはとても大事なものですが、
だからといって、苦しい、苦しい、と思いながら生きていくのは
また辛いものです。
苦しさにフタをして、目を背けているよりも、実は一歩前進して
いると、私は思うのですが、このままではいけませんね。
解決に向けて、毎日１センチずつでも進むことが大事なんです。
◆ 現実を見ると、苦しい
現実をまっすぐ見てしまうと、やはり苦しいものです。
出会うまで苦労して、交際も色々気を遣って、ようやく結婚まで
たどり着いたパートナーに対して、自分がすごく不満を持ってい
る、ということを受け入れるのは、簡単ではありません。
過去の自分の行動に自信がなくなってしまったり、
自分の女性（男性）としての能力や魅力に疑問を持ったり、
自分のコミュニケーション能力に疑問を持ってしまったりと、
色々悩むと思うのです。
そのときに、この苦しさを一気に解決したくなります。
（繰り返しますが、良くない態度の例として書いています）
◆ 良くない態度３ 【荒っぽい解決策】をとる
たとえば「相手のせいにする」という【荒っぽい解決策】をとれ
ば、自分はとりあえず楽になります。
相手が加害者で自分が被害者ということにすれば、気分は楽です。
（当然、相手はうんざりしますが）
他にも、
恋愛が行き詰まってくると、すぐに別れる。
という【荒っぽい解決策】をとるのも、考えものです。
荒っぽい解決策の例です。
・脅す
・ガミガミ言う
・常に監視して、干渉する
・無視する（ことで、反省させようとする）
・仕返しする（自分も浮気して思い知らせてやる、など）
・距離を取る（一時避難なら可。但し問題は絶対に解決しない）
・仲間はずれにする（母と娘で結託して父に圧力をかけるなど）
本当の解決とは、相手が心からあなたのために行動しようと思う
ところまで持ってゆくことです。
イヤイヤ行動させても、長続きしないのは目に見えていますし、
スピード違反の取り締まりと同じように、見張り続けなければい
けなくなります。
◆ では、どうしたらよいのでしょうか？
それが、「苦しさと共に生きる」。
苦しいことがあっても、それを抱えたまま、
ポジティブなことに目を向け、喜びを見つける。
もちろん、常にあきらめず、解決策を探すことも大事です。
詳しくは、次回書こうと思います。
お楽しみに！
なお、
こういう辛い局面を乗りこえてゆくときにこそ、
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ずっと元気が出ると思いますので。
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◆ 次回以降の予定
次回も、「間違いだらけの男選び」を書きたいと思います。
例によって、気が変わるかもしれませんが、あしからず。
「自分をゆるせば すべてはうまく行く」というテーマは、
のんびり掘り下げて書いていきたいと思っています。
ではまた！ 次回もお楽しみに。
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今日は、幸恵ちゃんがママ友のおうちに知花を連れて遊びに行っ
ているので、家の中が静かです。
そろそろ、お昼ご飯にしようかな。
肩、というか背中の痛みはほとんど治ったみたいです。
知花に「高い高い」しすぎたのが原因だったと思います（笑）
つい頑張り過ぎちゃうんだよね?やっぱり。
ではまた！
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