【ココヘル422】不倫と友情の境目

 

◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 422号 2009.12.3
 
 あづまです。こんにちは。
 いつも読んでくださってありがとうございます。
先日のHUG&ACTワークショップは、
主催した私も、とてもやり甲斐があって充実していましたし、
参加者の方も、学びや気づきをたくさん持って帰れたと思います。
やってよかったと思いました。
次回開催は12/19・20の予定です。
「伝わらない」「分かってもらえない」「向き合ってもらえない」
ことが多い方には、すぐに使える実践的なスキルを、
「体験を通じて」学習します。
 
 
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 今日は、「不倫と友情の境目」
というテーマでお送りします。
 
 
◆ 「男女の友情はあり得るか?」に寄せられたコメント
 
 まずは、ココヘルのサイト記事に寄せられた
ティラミスさんのコメントをお読みください。
 
>二人の男の子を持つ既婚者です。
>この「男女の友情はあり得るか」のコラムに共感を覚え、
>コメントさせていただきます。
 
>彼とは習い事を通じて知り合い、ある日いきなり告白されました。
>私は既婚者だから期待されても困るとはっきり言ったのですが、
>「自分も妻子持ち。でも自分の気持ちを伝えずに後悔するのは
>いやだから」との事でした。
 
>その頃彼は家庭内でいろいろ問題があったようですし、私も主人
>とのトラブルが多少あった時期でした。
>ほとんど毎日メールをやりとりしたり、会って話をしたりするう
>ち、お互い強く惹かれるようになってしまいました。
 
>一線を超えることはありませんでしたが、半年ほど経った頃、
>彼の奥さんが何か感づいたとのことで、突然彼から「しばらく
>一人にしてくれ」と言われました。
>いきなりの冷たい態度に私は深く傷つき、彼の言動が理解できず、
>いろいろな心理学情報を読みあさりました。
>その頃、あづま先生のメルマガにも出会い、とても救われました。
 
>そのうちいろいろなことが理解できるようになり、その半年後、
>彼と普通の友達として少しずつまた話ができるようになってきま
>した。
 
>お互いまだ多少特別な感情を持っているようなので、それには
>暗黙の了解で触れないようにしていますが、それ以外は何でも
>話せるようになり、今では心の奥で通じている親友と思えるほ
>どです。
 
>その安心感と、辛い時期にいろいろ勉強したことにより、心の
>余裕が生まれ、主人との関係もとても安定したものになりました。
>または、主人との関係が安定して満たされているからこそ、彼と
>の友情も育めたのかもしれません。
 
>なので、あづま先生のおっしゃるように、心が満たされていない
>と不倫になり得る関係も、心がしっかり満たされていると男女の
>友情もあり得るのではないかと思うこの頃です。
 
◆ あづまの返答
 
 それに対して、私はこうレスしました。
 
>ティラミスさん
 
>とても素敵なお話、ありがとうございます。
>もし別の人生で出会っていたら、結ばれていたかもしれない、
>そう思えるほどの異性と出会えることは、とても幸せなことですね。
 
>私にも、何人もそういう人がいますよ。
 
>そして、自分のパートナーとの関係がしっかりしていればこそ、
>そのような幸せを味わうことができるんですよね。
 
>とても心の温まるお話でした。ありがとうございました。
 
 元記事はこちらです。
 https://www.556health.com/archives/2008/11/post_84.html
 
 
◆ 異性に対する憧れにフタをするのではなく・・・
 
 ◇私のずっと変わらない基本姿勢は、
 ↓こういう発想は、幸せにならないものですよ、ということ。
 
 ×結婚したから、波風を立てないために離婚しない
 ×(本当は彼が好きだけど)旦那と一緒にいる
 ×夫とは仮面夫婦だが、それは対処せずに、
  夫の浮気だけやめさせたい
 ×もう夫には愛想を尽かして別れたいが、腹が立つから、
  夫と不倫相手の関係は壊したい
 
 ◇そして、常に、自分とパートナーとが愛情でつながっているか
 ↓どうか、そこに意識を向け続けなさい、というものです。
 
 ○波風が立たなければOK、ではなくて、
  ふたりの間に愛情があるかどうかを常に大事にする
 
 ○旦那さんとの間に不満などが蓄積すると、他の男性に気持ちが
  向きやすくなるので、不満を溜めないよう日ごろから努力する。
 
 ○どうしても彼が好きなら、そのことに正面から向き合う。
 (喜びだけでなく、その時にぶつかる痛みにも向き合う)
 
 ○仮面夫婦になった段階で、改善する努力をする
 
 ○たとえ別れるときでも、破壊的な行動はせず、悲しみと共に、
  全ての関係者の(最終的な)幸せを願って別れる
 
 ◇さらに言うと「愛情でつながっているかどうか」を考えるとき
  に「自分から見返りを求めずに愛情を示しているか」がとても
  大事、なのです。
 
 
 こうして、人間関係を狭めようと画策するのではなく、
人間関係が広まるほど、夫婦の絆がますます重要になると考えて、
日頃から努力をすることが大事です。
 
 
◆ 長男の夫と、末っ子の妻
 
 先日テレビを見ていたら、一番うまく行く組み合わせが、
 自分が面倒を見たい、長男の夫と、
 上手に甘えられる、末っ子の妻だという話がありました。
池内ひろみさんがコメントされていました。
 
 逆に、面倒見が悪い夫と、甘え下手な妻だと、
 確かにうまく行かなそうですよね。
 
 
 ただ、上記のベストの組み合わせには一つ試練があるのだとか。
それは、夫が40代ぐらいになった頃に、「僕も愛されたい」と
感じるときがあるのだとか。
その時に、末っ子妻は、自分が愛されている側にいるばかりだと、
夫が甘えっ子になったときに、受け止めてあげられなくて、
「私のことは愛してくれないの?」とすねてしまう。
そこを乗りこえられるかどうかが大事だそうです。
 
 
 ずっと愛してくれた夫が、疲れて、悪い子になってしまったとき、
 
 「自分から見返りを求めずに愛情を示せるかどうか」
 
 それが、自立(犠牲)の夫vs依存の妻、というパターンでやっ
てきた夫婦の大きな試練なのだと思います。
 ↑このパターン自体は、極端でない限り、悪くないパターンです。
 
 
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◆編集後記
 
 昨日はあんこを煮たので、今日はこれから、
ホットケーキの素を使って、たこ焼き器で、丸い今川焼きみたい
なものを作ります(説明が複雑ですいません)。
小豆のあんこ、芋のあんこ、バナナ・・・楽しみです。
 
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