【ココヘル425】行動から、望みの人間関係を作る

 

◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 425号 2009.12.15
 
 今日のアファメーション
 
 「私は、考えを改めてもよい。」
 (解説は巻末)
 
 
 あづまです。こんにちは。
 いつも読んでくださってありがとうございます。
 
 
 ★年内の恋愛セラピーは、
 電話・小田原→満席
 対面→12/21のみ若干の空きアリ
 という状況です。たくさんのお申し込みありがとうございます。
 https://www.556health.com/order.html
 
 ★癒された!ためになった! オススメワークショップです。
 HUG&ACTワークショップ
 https://www.556health.com/archives/2009/12/091219.html
 
 
◆ コミュニケーション上手とは・・・
 
 会社員時代、とても印象に残っている出来事がありました。
 それは、先輩研究員たちのコミュニケーション力。
 
 「その研究を○○と××で発表してくれないか(無理な要求)」
 「いやいやいや。それは△△の理由で、できないんです。」
 「そう言わず、発表してくれないか。」
 「いやいやいや(笑顔で)、それは勘弁してください。」
 
 この方は結局、最後まで笑顔で「いやいやいやいや・・・」と
 言って、断っていました。
 
 
 その時私が思ったのは、
 「断るときに、キッパリしているけれど、イヤな印象はないし、
  イヤミでもないし、すごく爽やかだなぁ・・・」
 
 ということでした。
 
 
 また、コミュニケーション能力の高い別の先輩研究員のやりとり
 を聞いていたときも、同様でした。
 
 相手に「No」を言ったり、言いにくい要求をするときにも、
 堂々としているし、感情的ではなく落ち着いているし、
 
 それでいて、決して押され負けたりしない。どっしりしている。
 
 
◆ さわやかな主張=アサーティブ という気づき
 
 その後、心理学やコミュニケーション方法を色々学ぶうちに、
 あの先輩研究員たちの対応は、本当に上手に、自分も相手も大切
 にするコミュニケーションを実践した対応なのだということが分
 かってきました。
 
 アサーティブという言葉で表現されるコミュニケーションの形だ
 ということも分かってきました。
 
 アサーティブなコミュニケーションを実践している人を間近で見
 ることができたのは幸運なことだったと、今でも思っています。
 
 
◆ コミュニケーションの「クセ」が人間関係を作る
 
 今年のココヘルでは「幸運を引き寄せる」というテーマも取り上
 げてきましたが、
 
 私たちは気づかないうちに、自分のコミュニケーションのパター
 ンによって、知らず知らずのうちに人間関係を引き寄せています。
 
 
 特に【自分ができないこと】【やっていないこと】の中に、
 重要な問題が潜んでいることが多いと、経験的には感じています。
 
 
 たとえば、
 
 「理不尽な要求をされたときに【キッパリ】断れない」
 
 という【できないこと】を持っていると、
 理不尽な要求をして、他人を利用する人の標的にされます。
 (残念ながら、この世の中にはこういう困った人もいるのです)
 
 
 また、たとえば、
 
 「問題が起きそうなときに【早めに穏やかに伝え】られない」
 
 という【できないこと】を持っていて、
 いつも我慢を重ねて、限界まで来ると【人間関係を切る】か、
 【感情的になってキツク言う】のどちらかしかできない、
 というコミュニケーションパターンを持っていると、
 
 「この人といると、なんか最後には悪者にされるんだよな」と
 思われて、(特に男性には)避けられてしまいます。
 
 
 さらに、たとえば、
 
 「人と話すときに【相手の目を見て明るく話す】ことができない」
 
 という【できないこと】を持っていると、
 なんとなく友達が増えないとか、明るい子が寄ってこないとか、
 男性から声をかけられない、という、
 
 人間関係が疎遠になる、というパターンになります。
 
 
 もうひとつ、おまけで。
 
 「人間関係を作る努力を【粘り強く続ける】ことができない」
 
 という【できないこと】を持っていて、期待してがっかりするの
 がイヤだから「すぐにあきらめてしまう」とすると、
 
 問題が起きるたびに、人間関係がすぐ壊れてしまいます。
 
 
 
 このように、自分の回りの人間関係は、もちろん偶然の要素もあ
 りますが、自分の持っているコミュニケーションのクセによって
 できているんです。
 
 とくに【できないこと】【やっていないこと】が引き寄せている
 場合、本人が気づきにくいので「人間関係の運が悪い」などと片
 付けてしまいがちです。
 
 
◆ テレビドラマを見ていると陥る間違い
 
 私たちは、コミュニケーションの仕方を、親の態度から学びます。
 無意識に学習してしまうので、大きな影響を受けています。
 
 それを、他人とぶつかったり、優しさに触れたりする中で、
 修正しながら生きているのです。
 
 でも、なかなか「お手本」と言える人には出会えません。
 それに、どの人が理想なのか、出会っても分からないんですね。
 
 
 テレビドラマは、私たちの願望を映し出します。
 その時代の気分で、憧れる生き方をしている人物が登場します。
 
 でも、ドラマの主人公を真似してしまうと、残念ながら、
 コミュニケーション能力は、低くなってしまうのです。
 
 
 ドラマの登場人物は、
 ・相手のことを「ズバリ」攻撃的に指摘する
 ・自分が言われたら、もっと言い返す
 ・基本的に、現実の世界より感情的に振る舞っている
 ・簡単に素直にならない(ので見ていてハラハラする)
 
 という、「よくない」コミュニケーションの代表例のようです。
 
 ドラマを見て「自分もああなろう」と思うのは「生き方」として
 は意味がある部分もありますが、コミュニケーションの方法とし
 ては、間違っています。
 
 
◆ では、コミュニケーションはどこで覚えればいいの?
 
 残念ながら、対人関係をよくするコミュニケーション方法は、
 あまり、教わる機会がないのです。
 
 私の場合は、たまたまコミュニケーション上手の先輩研究員が近
 くにいたことがあったので、触れる機会がありましたが、
 
 そうやって、実生活の中でお手本を見つけるしかないのです。
 
 
◆ 但し、学ぶ場所はあります
 
 そういった背景を鑑みて、
 作ったのが「HUG&ACTワークショップ」です。
 
 コミュニケーションの方法を提示して、練習してみます。
 しかも、「今のはちょっと責める調子に聞こえた」などのフィー
 ドバックももらえます。(実際の生活だと、細かいところまでア
 ドバイスしてもらえることはありませんよね?)
 
 https://www.556health.com/archives/2009/12/091219.html
 
 
◆ HUG&ACTワークショップ 参加者の声
 
 
 ★トモさん(女性)
 
 (前略)全文はお知らせのページをご覧ください。
 
 ・・・その後、他の男性とお付き合いするようになり、今度こそ
 は我慢するのはよそう。ちゃんと言いたい事は言葉にだして言お
 う、と決心しました。
 
 しかし、それが出来ないのです。また、一生懸命勇気を振り絞っ
 て言葉にすることが出来たとしても、嫌味な言い方になったり、
 批判的な言い回しになったり、、、。
 
 私が何かを言う度に、彼を傷つけてしまっていました。よくよく
 考えてみると、私は今までお付き合いしている男性に対して、自
 分の言いたい事を言った事があまり無いため、伝え方を知らなかっ
 たのです。
 
 (中略)
 ワークショップではどの課題も大変有意義なものでした。今まで
 の自分の我慢によって、いかに自分と相手を傷つけていたかを知
 りました。そして、特に・・・
 
 
 ※全文は、お知らせのページをご覧ください。
 https://www.556health.com/archives/2009/12/091219.html
 
 
◆ そもそも、HUG&ACTって何?
 
 HUG:Healing Underlying Guilt
    (奥底に隠れている罪悪感を癒す)
 ACT:Assertive Communication Training
    (キッパリ爽やかな自己主張の練習)
 
 
◆ アサーティブなコミュニケーションが難しいケース
 
 自分に自信がなかったり、
 自己主張してはいけないような「抵抗感」があったり、
 その場になると雰囲気に呑まれて相手に押されてしまったり。
 
 そんな「心のブレーキ」がある場合には、
 「これが正しいコミュニケーションの形ですよ」と教わっても、
 その場になるとできない、ということもあります。
 
 
 そんなときは・・・
 この先は、ココヘル+の方でお伝えします。
 https://www.556health.com/sp/e-zine/
 
 
◆編集後記
 
 来年、珠帆美汐さんを東京に招いてワークショップを行おうと
 考えています。現在、最終準備中です。
 
 北海道で3人の子育てをしながら、コーチとして、
 人が「自分らしく生きる」ためのサポートのお仕事をされている
 方です。
 
 2/17?20で来てもらおうかと。
 とっっっっても可愛らしくて魅力的な方です。
 それでいながら、コーチ&セミナー主催業をされていて、
 一家の大黒柱(女性ですが)として家計を支えています。
 
 お楽しみに!
 
┏━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┓
 応援ありがとう!まぐまぐ殿堂入り! 祝!21000部
 ◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学
 ◆ご意見、ご感想お待ちしています。このまま返信!
 ・頂いたメールは、事前確認なく掲載することがあります。
 ・お名前はイニシャルにします。
 ・メール相談は行っていません。また、多数のメールを頂くた
  め、個別の返信はできないことがございます。
 
 もっと幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を求める方に情報提供
 をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。
 
 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
 ◆自己紹介はこちらです↓(声の自己紹介があります!)
  https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html
 ◆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000164141.html
  (解除依頼は受けていません。ご自分でお願いします)
 ◆ウェブサイト https://www.556health.com/
 
 このメルマガは自主的な登録によってのみ登録になります。
違法なアドレス収集は一切行っていません。
 
 ★ご友人への転送は歓迎です。メルマガ全文をお願いします★
 このメルマガの著作権は発行者であるあづまやすしに属します。
 無断転載を禁じます。転載は【事前に】お申し出下さい。
┗━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┛
 
 今日のアファメーション
 
 「私は、考えを改めてもよい。」
 
 一度言ったからと言って、永遠に責任を追及されるというのでは、
 何も言えなくなってしまいます。
 間違えたときは「間違えました」そう言えばよいのです。
 
 そして、考えが変わったときは「考えが変わりました」そう言え
 ばよいのです。周りへの配慮は必要ですが、
 
 基本的に「考えを変えてもよい」のです。
 
 
 
 ◇電子書籍「心のデトックスマニュアル」
 
幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を引き寄せる
心のデトックスマニュアル
https://www.556health.com/selfcare/
 
 >>> 心に抱えた、負の感情を浄化するためのマニュアル
 
 恋愛運がない。
どうも、人から責められる。
 
これは、実はあなたの心が作り出している部分もあるのです。
 特に、心の深いところに抱えた負の【感情】は厄介です。
 
 恋愛セラピーでも、負の感情の浄化は大切なテーマとしてとり組
んでいますが、セルフケアのためのマニュアル本があるといいな
とずっと考えていて、作ったのがこれです。
 
 現在、HUG&ACTワークショップでも中心的なワークである、
 罪悪感を癒す「ゆるしのワーク」が特典としてついています。
 
 幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を引き寄せる
心のデトックスマニュアル
https://www.556health.com/selfcare/