◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 468号 2010.5.22
あづまです。こんにちは。
いつも読んでくださってありがとうございます。
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■ ジュンの物語
だめんず遍歴があり、恋愛下手のジュンが、
どうやって幸せな結婚を手に入れたのか？
多くの恋愛改善パターンは、共通しています。
１５００件を超える相談の中からあづまが見いだした、
「恋愛改善のワンパターンとは？」
これを、物語形式でお届けしています！
■登場人物
ジュン 主人公。ダメンズ遍歴の長かった女性。
大介 ジュンの旦那さん。
サタケン ジュンの仲良し。相談に乗ってもらっていた。既婚。
チハルとアキオ ジュンの友人。
タケシ ダメンズその１。ＤＶ男。
テツ ダメンズその２。優柔不断で借金癖がある。
あづま 恋愛セラピスト
◆ なぜか友達が減っていく状況が続く・・・
「最近ジュン、なんか冷たくなったよね。」
ブツッと電話が切れた。これで今月三人目だ。
最近なぜか友達が減っていくことに、ジュンは不安を感じていた。
サタケンに相談したら
「この間つき合うのが面倒と言っていた子でしょ？ その子。
向こうから去っていってくれてラッキーだったんじゃないの？」
と言われた。確かに頭ではそう考えられるのだが、不安で胸が
もやもやしている。
◆ そして、とうとう・・・
大介にも相談した。
「俺は去っていかないから大丈夫だよ。」
その瞬間に体中が熱くなって、胸のあたりがキュンとした。
◆ セラピールームで・・・
ジュンの話を聴いて、あづまが言った。
「そうですか、ジュンさん。確かに不安になりますよね、人が去っ
ていくと。ところで、去っていった人と、ジュンさんの元に残っ
ている人に、ジュンさんの感覚で判断して、違いはありますか？」
「えぇと・・・残っている人は、一緒にいて楽な人が多いです。
去っていった人とは、一緒にいると何か緊張する感じがあると
いうか・・・趣味で色々教えてもらったりとか、世話になったり
はしていましたけど、人間的にはあまり得意じゃない人が多かっ
たような気がします。」
「実は、自分らしくいることを選び、自己主張したり、自分の気持
ちを自由に感じたりするようになると、ジュンさんのことを都合
よく扱ったり利用したりする人が、居心地が悪くなって去ってい
くんです。
これは前に説明したＳとＮでいうと、ジュンさんがＳタイプを抜
け出してきているので、Ｎタイプの相手とかみ合わなくなってき
ていることを表しています。」
◆ 必ずしもＮタイプばかりとは限らない・・・？
「そんなことがあるんですか・・・でも、必ずしもＮタイプの人ば
かりが去っていくとは限らないように思いますが・・・
疎遠になった人の中にはとても自己犠牲的に頑張っている人なん
かもいましたけど。」
「その人とジュンさんの関係で考えるとどうでしたか？」
「あ、そうですね。確かにその人は家族や職場に対しては我慢して、
頑張って、自己犠牲的だったけれど、その分私に甘えていたとい
うか、私の前ではＮタイプ的だったかもしれません。
そう考えると、なんだか申し訳ないような気が・・・。」
「ジュンさんは、その方がどう変化したら
良い方向に行くと思いますか？」
「自己犠牲をやめて、自分を大切にして、自分らしく生きる方向に
進んだら、いいと思いいます。」
「今の言葉を踏まえて、その人とジュンさんの関わりを振り返って
みるとどうですか？」
◆ 「かわいそう」が呪いになることもある
「あっ！そうか。私はどこかでその人を『かわいそう』って思って
いました。だから助けてあげなきゃいけない人だと。でも、ただ
助ける一方だと、きっとその人は成長できないんですよね？」
「そうですね。良く気がつきましたね。
こうして、今まで一見親しくしていた人との関係が切れていく
ことを私は『人間関係のデトックス』と呼んでいます。」
ジュンは思わず吹き出した。
あづまは続けた。
「新しい人間関係が入るスペースが必要でしょ？
今はそのスペースを作っている段階だと思ってください。ジュン
さんの行動や考え方が変わると、つき合う相手も変わりますから。」
「よく、自分が変わると相手も変わるって言いますよね？」
「そうですね。
自分が変わると、相手の態度が変わる場合もありますし、
態度を変えたくない頑固な人の場合は、いなくなる、
つまり『替わる』んです。」
「それで、話を出会いの種類に戻すと。」
いよいよ、出会いの種類、ココヘル＋でお伝えします。
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ジュンの物語、いよいよクライマックス・・・
の割に落ち着いた展開でしたね。
次号もお楽しみに。
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◆ 今日もつぶやいてみます「セラピストのつぶやき」
自分の気持ちが分からない
自分のやりたいことが分からない
自分の夢が分からない
こういう悩みを聞いたとき、私がまず考えるのは、
「楽しい」「ワクワク」よりも
「イヤだ」「怖い」に支配されているのではないかということ。
マズローの５段階欲求説によれば、
生理的欲求（空腹・睡眠など）
安全の欲求
所属（承認と愛情）の欲求
自尊の欲求
自己実現の欲求
という順番に開いていくと考えられています。
イヤだ、怖い、というのは、
自分の身の回りが安全でないと感じていたり、
所属つまり自分の居場所が脅かされていると感じている、
ということです。
それでは、夢なんて分かりません。
え？
そんな生命の危機みたいな状況はない？
そうですよね。ふつう、生命の危機はないでしょう。
しかし心の奥底では、生命の危機が去っていないことがあります。
子供の頃は誰でも、親にちょっと冷たくされただけで生命の危機
を感じてしまうものです。そういった感情が、表面的に感じなく
ても、抑え込まれた状態で、ずっと存在し続けるのです。
夢が分からないとき ?全てのケースがそうではないですが?
マイナス感情が、未解決のまま抑圧されて、心の中に存在し続け
ている場合があります。
未解決の感情をしっかり解決することが大切です。
ついったー上で、珠帆美汐さんと公開討論します。
質問歓迎。ぜひご参加下さい。
詳細は＞＞＞ http://bit.ly/9luL5s
ちなみに、上記のつぶやきとは全然違うことをつぶやいてます。
http://twitter.com/azmax777
↑あづまやすしのついったー
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毎回コメントには全部目を通しています。
ありがとう！！！
◆編集後記
５／２０は結婚記念日でした。
今年は原点に戻って、
野菜をフードプロセッサーでつぶしてカレーを作って、ワインで
乾杯しました。幸恵ちゃんが初めて家に遊びに来たときに、
カレーとワインだったんですよ。懐かしい。
当時と違うことといえば・・・子供が二人いることと、当時は
ワインを２本空けたのに、今回は１本飲みきらなかったこと（笑）
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