◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 470号 2010.6.2
あづまです。こんにちは。
いつも読んでくださってありがとうございます。
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自信のある方も、ご自分の知識のチェックに活かしてください。
自信がない方も大丈夫。分かりやすい解説付きです。
さて。
ジュンの物語も一段落したので、
しばらくは、伝えたい内容を、以前のように書いていきます。
読みたいテーマがあったら、こちらに書いて下さい。
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◆ 正解のある問題と、正解のない問題
先週末、アサーティブトレーニングに参加しました。
そこで、講師の方がこんな話をして下さいました。
◆ アサーティブを学んで、エンパワーされた?
ある女性の方がアサーティブを学んで、
事実→感情→要求、の順で伝える「スキル」を知った。
その方は「そうだ、これだ!」と思ったそうなんですね。
早速、家で試してみました。
「流しが汚いので(事実)
私はとても悲しい(感情)
だから、
お皿を洗ってください(要求)」
細部は省略してますが、大体そういう感じで。
こうして、どんどん頼めるようになり、
彼女は調子づいて元気に。
◆ ところが、相手方は・・・
それと反比例するように、旦那さんはどんどん元気がなくなり、
ある日、
「お前の言っていることは正しい。
でも、一緒にいて楽しくない。
別居してくれ。」
◆ 正解のある世界、正解のない世界。
何かを要求するときに、
「なんでやってくれないわけ?」と責めるように言ったり、
不機嫌な態度で、察してもらおうとしてみたり、
大声で怒鳴ってみたり、
周りの人を使って「外堀から埋めて」従わせようとしたり、
明らかに「それは違う」と思える世界もあります。
それに対して、
「事実」→「感情」→「要求」という言い方は、
かなりスマートだし、相手にも伝わりやすいわけです。
これはつまり「正解のある世界」です。
ところが、正解がない世界は、すぐ隣にあります。
◆ そもそも、要求はそれでよかったの?
アサーティブを学んで、要求するのが得意になると、よく吟味せ
ずに、何でも要求してしまうことがあります。
しかし、「要求はそれで良かったのか?」をよくよく考えてみる
と、最初に自分が「言いたい」と思った衝動が正しいかどうか、
よく分からなくなってくると思うのです。
旦那さんが家事を手伝ってくれないとき、
「アサーティブに要求してみる」選択肢がいいのか?
「まず、旦那さんの不満を聴いてみる」選択肢がいいのか?
「自分が機嫌良く過ごす」ことに力を入れるのがいいのか?
旦那さんの浮気が発覚したとき、
「よい妻としての振る舞いを徹底し、絆を強める」のか?
「きちんと問題を言葉にして伝える」のか?
「別れる」のか?
相手の態度が、いちいち気に障るというときに、
「とりあえず、そのことを伝えてみる」のか?
「言い方をしっかり吟味する時間を取る」のがいいのか?
「自分の中に『相手を否定する』見方が元々ないかどうか、
まずしっかり省みる」ことが必要なのか?
どれも間違いではないですが、
どれが本当に良いのかは、
ケースバイケースで判断していかなければなりません。
◆ この論理に注意
上記のケースでは、言い方はアサーティブにしたけれど、
そもそも要求の論理が、
「私が嫌なのだから、
あなたが行動を直してください。」
という「自分の都合で、相手を変える」論理になっていました。
フリッツ・パールズがこう言っているように、
あなたもまた、私の期待に応えるために
生きているのではありません。
相手を利用して、自分の感情のケアをするようになって
しまうと、それは人間本来のあり方ではないのです。
もし、私たちの心が通じ合わないとしても、
それは仕方のないことです。
もし、私たちの心がたまたま触れ合うことがあれば、
それは最高に素晴らしいことです。
私はゲシュタルトの祈りの、この部分が、
こう言っているように聞こえるのです。
「私たちは元々孤独なのです。
そこを出発点として、
心が通じたり分かり合ったりしたことを、
当たり前と思わず、
喜び、感謝して受け取りましょう。」
私が嫌な気分にならないよう、あなたに行動を要求して当然、
という態度でいるのではなく、
私が機嫌良く過ごせるよう行動してくれていることに感謝する。
そんな態度でいられるといいですね。
◆ 正解のない問題を前に、どうするのか?
上の話では、「その要求をすることが正しいのかどうか」を例に
とって、「正解のない問題」について考えました。
正解のない問題を前にしたとき、
どうしたらよいのか?
私は、よく考えることが大事なのだと考えています。
大きな問題に直面したら、今すぐに答えを出そうとしなくていい
から、とにかくよく考えること。
一人で考えて堂々巡りになる場合は、
一緒に考えてくれる人がいると、助けになります。
恋愛・結婚生活・人間関係に関してなら、
あづまも、恋愛セラピーの場で、お手伝いできます。
★恋愛セラピー
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また、解決のためのスキルや知識を持っておくことも、
プラスになります。
私が主催するワークショップやセミナーは、
ほとんどが、正解のない問題に向かう助けになるものです。
↓これは、自分で答えを出すための講座
★珠帆美汐のスピリチュアルコーチングセミナー
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感情の整理をつける方法を、自習するためには、
マンガで学ぶ、心理療法のテキスト
★幸せな恋愛・結婚生活・人間関係のための
心のデトックスマニュアル
>>> https://www.556health.com/selfcare/
こうして考えてみると、
私が仕事を通じて実現しようとしていることはほとんど、
正解のない問題に直面している人が、
自分なりの答えを出すためのサポート
につながっていることばかりです。
深く考えてサービスや商品を作ったわけではないのですが、
自分のやりたいことが、そこにあるのだと思います。
◆ 次回もお楽しみに!
これからしばらく、心理学的な内容で、
ジュンの物語連載中、あまり伝えられなかったこと
(それがたくさんたまっているので)
そんな話を書いていこうと思います。
クリックアンケートのコメント欄に、
読みたい記事をリクエストしていただけると嬉しいです♪
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◆編集後記
スフレチーズケーキを焼いたのですが、
これがまた、売り物になりそうなレベルの出来映えで・・・
ケーキの枠も買ってきて初めて使ったのに・・・
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◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学
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