恥ずかしながら、東関東大震災のあと、チャリティーや応援の来日などの活動をしてくれたニュースをきっかけに興味を持つまでは、レディー・ガガのことは、単に「奇抜なファッションの人」ぐらいに思っていました。
しかし、興味を持ってよく知ってみると、この人のメッセージは今の世界に必要なものなのだと、強く思うようになりました。
レディー・ガガ ジューダス(Judas)の中には“I just speak in future tense.”というフレーズが出てきます。私はただ未来形で話すだけ、というような意味ですが、まあ、一人の人間としてすごい勇気だと思います。前後の文脈と合わせて解釈すると、時代遅れのカトリックの権威主義(同性愛を批判したりして、むしろ人を苦しめているので)に対抗して、今の時代に必要なメッセージを発信するのだという強い意志が感じられます。
この方の日本語訳と、聖書の世界観の解説が非常に参考になります。
HN:RINMCU01Cさんによる日本語訳付き「Judas」
こちらは、ガガのオフィシャルな「Judas」プロモーション動画
また、一人一人が、自分らしく生きるべきであるというメッセージをもっとストレートに表現した曲が「Born This Way」です。もし私が、ゲイであっても、ストレート(ゲイでない)であっても、レズビアンであっても、バイセクシュアルでも、トランスジェンダー(性転換者)であっても、私は正しい道にいる、たとえ障害のためにいじめられたとしても、今の自分を祝福し、愛していいんだよ、というメッセージのこもった曲ですね。
やはりこの方の日本語訳と解釈が分かりやすいです。
HN:RINMCU01Cさんによる日本語訳付き「Born This Way」
こちらは、ガガのオフィシャルな「Born This Way」プロモーション動画
で、結局この人を応援したい気になって、GAGAのアルバムを買っちゃいました。
これですが。
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「自分らしく生きるべき」は良いメッセージですが、レディー・ガガは悪魔崇拝主義者とも言われていて、単に反権威主義をそそのかすような彼女の言動には危険なものを感じますが。。
匿名の方へ
コメントありがとうございます…
でもあまり嬉しくないコメントです。
特に、
>レディー・ガガは悪魔崇拝主義者とも言われていて
こういう批判意見が、あなたの見解でないところが残念です。
あなたが、自分の頭で考えて、そう結論づけたなら、一意見として(私とは違う意見だとしても)価値があると思います。
JUDASのプロモーションビデオなどを見たら、かなり宗教批判が入っているので、ガチガチのカトリックの人は気分が悪くなるかもしれません。そういうところから、悪魔崇拝主義などの言葉も出てくるのでしょう。
それでも、同性愛は罪と教えているカトリックの教えのせいで苦しんでいる性的マイノリティーの方がいるという矛盾に、一石を投じるメッセージを出しているのが彼女だと思います。
私がキリスト教徒でないこともあるかもしれませんが、彼女のメッセージには真実があると感じましたので、私は肯定的に捉えることにしました。
あなたは、自分の頭で考えて、「レディー・ガガは単に反権威主義をそそのかす人」と結論づけたのでしょうか。
「彼女が悪魔崇拝主義者である」というのは、あなたの意見なのでしょうか?
正直、とても残念なコメントに感じました。
削除しようかとも思いましたが、これはこれで、ひとつのやりとりとして残しておくことにしました。