★女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 556☆号 2011.11.28
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
今日は556号。心のヘルスの「ココロ」号です。
思えばこんなに号数出したんですね?
時々、もうひとつのメルマガ「ココヘル+」でも、
より深い内容を書いていますので、そちらもよろしくです。
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ということで、今日は、
心のヘルス(=心の健康)に不可欠な、
自愛について考えてみたいと思います。
◆「自己愛性人格障害」という間違った呼び名
自己愛性人格障害、という病名があります。
まあ、エライ人がつけた病名にケチつけるのもどうかと思うわけ
ですが、一般の人に対しては、誤解を生みやすい病名をつけたも
のだ、と、あづま的には、がっかりな気持ちがする言葉です。
交流分析の有名な概念で、
1.私もあなたもOK
2.私はOKでない あなたはOK
3.私はOK あなたはOKでない
4.私もあなたもOKでない
という、人生に対する4つの態度があるんですが、
自分を愛している、自分にOKを出している、という点で言うと、
第一番目と、第三番目と、
どちらも「私はOK」、になっているわけですが、
自己愛性人格障害というのは、極端に、
第三の立場になっていて、相手を否定しているわけなんですね。
第一の立場の人はうまくいっている状態の人なので、
当然「自己愛性人格障害」とは呼ばないわけですが、
そのことから考えても、この特徴というのは、
「自分を愛すること」ではなくて、
他人を見下したり、軽く扱ったりすること
(あなたはOKでない)
なんですね。
◆ 本質を見よう
自己愛性人格障害までいかなくても、
私たちは、ジコチュー、などの言葉を日常から使いますね。
否定的な意味を込めて。
常に、本質を見失わないように、ものを考えることが大事です。
ジコチューが問題なのは、
自分を中心に考えているからではありません。
だれでも、自分が中心なのです。
そんなの当たり前。
親友とも、結婚相手とも、尊敬する先生とも、
一生のつきあいじゃないです。
長いつきあいの人はいると思いますが、
おぎゃーと生まれてから、死ぬまで一緒の人って、
絶対に、誰もいません。
でも、自分とのつきあいは、
間違いなく一生全部です。
だから、自分を中心に考える、
そのこと自体は、当たり前だし、必要なことです。
◆ 本質はこっち
自分を愛する、自分を大切にする、ということは、
他人を踏みにじることではありません。
交流分析のエリック・バーンは、
1.私もあなたもOK
2.私はOKでない あなたはOK
3.私はOK あなたはOKでない
4.私もあなたもOKでない
という、人生に対する4つの態度のうち、
人は、あちこち行ったり来たりするものだけれど、
第一の立場に戻ってくることが大事、と説きました。
自分を大切にして、かつ、他人も大切にする。
そこが、本質です。
◆ 本質を見失うとき
でも私たちは、本質を見失ってしまうことがあります。
身の回りに、嫉妬深い人がいると、
自分を大切にすることが、難しくなる場合があります。
あるいは、子供の頃に嫉妬深い人の影響を受けると、
自分を大切にすることが、大人になっても難しいことがあります。
嫉妬深い人、というのは、言い換えると、
他人の幸せを、喜ばない人、ということです。
他人の幸せを喜ばない、というと、
なんか、イヤなヤツみたいですが、
まあ確かに、周りから見たらイヤなヤツに見えるわけですが、
自分で自分を愛し、自分を満たすことができないから、
他人に満たしてもらおうと必死になっているのです。
そう、本当の意味で言えば、
嫉妬深い人は、自分ばかり愛しているのではなくて、
心の深い部分で、自分を愛し、自分を満たす力が足りないのです。
そういう人のそばにいると、
だんだん自分まで、イヤなヤツになってしまうことがあります。
一旦離れましょう。
◆ ゲシュタルトの祈り
私は私のことをします
あなたはあなたのことをしてください
私が生きているのは
あなたの期待に応えるためではありません
あなたもまた、私の期待に応えるために
生きているのではありません。
あなたはあなた
私は私
もし、私たちの心が通じ合わなくても
それは仕方のないことです
そして、私たちの心が
たまたま触れ合うことがあれば
それは最高に素晴らしいことです
そう、あなたはあなた、私は私、を土台として、
心がたまたま触れ合うことがあるかどうか、
そういう感覚なんですね。
◆ まず、自分を愛しましょう。
自分を愛することを実践するために、
ふたつのことを、私は重視しています。
☆ひとつめは、自分で自分を満たすこと。
☆ふたつめは、他人の親切を心底受け取ること。
自分で自分を満たす、ということの中には、
過去の愛情飢餓も、自分の責任で克服していく、
ということが含まれます。
これは決して、我慢、忍耐、頑張る、ということではなくて、
ちゃんと、自分に手をかけてあげようね、
ちゃんと、自分に愛情をかけてあげようね、ということ。
自分の心を、ほったらかしにするのではなくて、
ちゃんと、自分で自分の面倒を見ようね、ということ。
人によっては、心理療法などの専門家の助けを借りた方が、
スムーズに行く人もいると思います。
他人の親切を心底受け取ること。
これも、言葉で言うとシンプルですが、
自分に罪悪感があったり、恥の感覚があったり、
その親切を受け取るのに、自分はふさわしくないみたいな、
自分の価値を否定する考え方を持ってしまっていると特に、
他人の親切を、心からありがたく、嬉しく受け取れません。
そのあたりを癒しつつ、
他人の親切を心から受け取って幸せを感じる、
そんな取り組みをしていくことが大事です。
これも、心理療法の専門家の助けがあった方が、
スムーズに行く場合が多いですが、
ひとりでやる場合、
幸せノートをつけて何度も見てみると、
効果があります。
他人にしてもらった親切をノートにつけていくんです。
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★いま、注目のサイト記事★
【好きなことをして幸せになれる人、罠にはまる人】
https://www.556health.com/archives/2007/09/post_231.html
いま、ココヘルのメインサイトの記事で、
注目されているのが、この記事です。
よく、幸せになるためには「自分のやりたいことをやる」
「自分の好きなことをする」という言い方を目にします。
確かにそれは大事なことなんです。ただ、やりたいことをしても
幸せに向かえない状態の人もいます。
あなたは、次の例をお読みになっても、
「やりたいことをやる」と「幸せになれる」と言えるでしょうか?
・浮気性の男が「やりたいことをやる」と
二股三股はあたりまえの浮気をする。
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一生懸命頑張っていたが、最近気力がなく、朝起きれない。
・彼氏はアルコール依存のダメンズだが、私なら更生させられる
と信じて一生懸命お世話をしている。
好きなことをして幸せになるパターンと、
好きなことをしているはずが、幸せにならないパターン。
違いの本質は、どこにあるのでしょうか?
↓この記事を読んで、考えてみてね。
好きなことをして幸せになれる人、罠にはまる人
https://www.556health.com/archives/2007/09/post_231.html
◆編集後記
今日はこれから、小田原に出ます。
楽しみ楽しみ♪
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応援ありがとう!まぐまぐ殿堂入り! 祝!20000部
◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学
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をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。
◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
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https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html
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