★女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 562号 2012.1.22
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
さて。
傷つきにくい心の育て方シリーズを続けています。
おさらいです。
これまで、
感情の仕組みで、こう書きました。
1.外部からの刺激がある
2.その出来事を解釈し、感情が生まれる(自動反応)
3.感情が溜まる
4.感情を感じて、浄化する
前回は、解釈を変えることで生まれる感情も変わる。
だから、解釈をポジティブに変えることが大事、
それをリフレーミングと言うんですよ、
という話をする一方で、
それは、潜在意識レベルの「自動反応」が変化しないと意味が
ないという話もしました。
潜在意識レベル、感情レベルでは「やっぱり私には価値がない」
と反応しておきながら、頭で考えて「ポジティブ、ポジティブ」
とやると、4の段階の「感じる」部分を抑え込んでしまい、
かえって溜まった感情にフタをする結果に危険性がある、
という話をしました。
それがニセモノのポジティブ思考ですよ、と書きました。
今回は、ではなぜ、ニセモノのポジティブ思考をしてしまうのか?
そして、そこからの抜け出し方は?
というお話をします。
◆ 人は、自動反応の部分になかなか気づけない
実は1?4の感情のしくみで、2番にわざわざ括弧で「自動反応」
と書いてあるのには大事な意味があります。
人は、4の段階の感じる段階まで来て、初めて感情を
知覚するものなのです。
私は心理療法を学び、自分を見つめるトレーニングを一般的な人
よりやっていると思いますが、それでも2や3の段階で何が起こっ
ているかは、実感としてはなかなか分からないものなのです。
だから、心底ポジティブに捉える習慣ができてネガティブな感情が
生まれなくなったという、本物のリフレーミングと、
本当はネガティブに捉えていてネガティブな感情も生まれている
のに、あとから頭で考えて、感情の出口をふさいだ、
ニセモノのリフレーミングの区別は、本人の自覚レベルでは、
なかなかつきにくいわけです。
◆ ネガティブな考え方は、生育環境が引き金。
よく、自分に対するイメージのことを「セルフイメージ」と
言いますよね。
自分に対する潜在意識レベルの評価が低いことを、
「セルフイメージが低い」と言います。本人の自覚としては
「他人の目がプレッシャーに感じる」「自分に自信がない」
というような感覚として知覚しますね。
さて、今日はその話じゃないんです。
セルフイメージのほかに、
人が持っているイメージで大事なものに、
「自分を取り巻く世界ってこんなところ」
という、世界に対するイメージがあります。
これは、相談の経験の中から見つけてきたものなので、
心理学用語があるのかどうかわかりません。
言うなれば「ワールドイメージ」でしょうか。
この、自分にとって世界はこんなところ、というイメージの
根本は、生育環境からきています。
長くなってきたので続きは次回。
◆編集後記
今日は、運命の相手にだけ出会う 恋愛心理学ワークショップを
開催しています。がんばりまっす。
昨日は交流分析士1級の講座を受講していました。
講座って、結局講師が自分らしく話せるのが、一番おもしろい
んだなと、思いました。
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応援ありがとう!まぐまぐ殿堂入り! 祝!20000部
◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学
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◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
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