★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 619号 2013.3.14
こんにちは、あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
この浮気対策特集で、
こんなことを知りたい!
こんなことを書いてほしい!
というご要望がございましたら、
いまなら採用される可能性が高いですので、
ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
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(個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
前回の最後に、もう少し、
浮気という症状の、根本的な解決方法について、
書いていきたいと思います。
と、書きましたが、
それが、今日の内容です。
◆ 浮気する「必要がない」潜在意識の状態をつくること
浮気を「意志の力で押さえつける」という試みは、
おなかが空いて仕方ない人の前に、食べ物を置いて
「意志の力でがまんしなさい」
という試みに近いと言えましょう。
一日や二日ならともかく、飢餓状態が一ヶ月も続いて、
目の前のおいしそうな食べ物が、入れ替わり立ち替わり
現れたら、やっぱり手を出したくなると思うんですね。
でも、毎日、おいしくて健康的な食事をきちんとして、
過度の飢餓感がない状態の人であれば、
食べてはいけないと言われているものを我慢するのは、
それほど苦ではないはずです。
浮気も同じです。
愛情飢餓感を激しく持っている人に、
意志の力で浮気を我慢させるのは、
極めてストレス度の高い取り組みと言えます。
あまりスマートな方法とは言えません。
それどころか、
害ばかりあって益はないと言ってもよいでしょう。
そうではなくて、
浮気をしなくても大丈夫なぐらい、
感情的に満たされた状態を作ること。
それこそが、根本的な浮気防止策なのです。
修行こそ人間性の極致、と考える方には、
私の考え方は受け入れられないかもしれませんが、
ふつうに生活している私たちの、
一般的なレベルの注意力と努力で、
できる範囲にしないと、
長続きしないわけです。
◆ 愛情のざるの解消は、簡単ではない。
但し、浮気を繰り返してしまう人が、
本当に浮気が必要なくなるところまで変化するのは、
そう簡単なことではないと、あづまは考えています。
愛情飢餓感を持っている人は、
同時に人間不信を持っていたり、
自己否定感を持っていたりすることが多いため、
他者から愛情を示されても、
素直に受け取ることができないのです。
そのために、なかなか愛情飢餓感が癒されません。
はじめは協力的であった周囲の人も、
本人が一向に変化しないので、
次第にイヤになってきます。
あきらめる人や、怒る人が出てきます。
すると、「やっぱり自分はダメだ」と
自己否定を確認する結果になったり、
「やっぱり他人は信用できない」と
人間不信を確認する結果になったりして、
先に進めません。
解決の方法については、
どこまで文章化できるか分かりませんが、
このシリーズの中で追々書いていきたいと思います。
とにかく、
浮気をしなくても落ち着いていられるような、
そのような潜在意識の状態を作ること、
それが、大事なことなのです。
◆ まずは、表面的なところから
浮気を「我慢する(意志の力で抑えつける)ことが、
長い目で見ると効果が薄いことは、これまでに書きました。
とは言え、まずは、浮気に至らないような、
自分の操縦法を身につけようと考えるのは、
大事なことだと思います。
一般的な傾向として、感情を抑圧している人ほど、
気づいたら誰かを好きになってしまっていた、という
衝動的な反応が起きやすいように思います。
抑圧というのは、心理学用語なんですが、
誤解を招きやすい言葉なので注意が必要です。
抑圧とは、
我慢して「ぐーっ」と抑えつけることではなく、
むしろ、
日頃から「嫌なことは忘れる」という対処法を
使っていて、実は結果的に忘れたのではなく、
無意識下に呑み込んでしまっている、
というような状態のことです。
嫌なことは忘れよう・・・無意識下に負の感情が溜まる
嫌なことは忘れよう・・・溜まる
嫌なことは忘れよう・・・溜まる
嫌なことは忘れよう・・・溜まる
嫌なことは忘れよう・・・溜まる
嫌なことは忘れよう・・・溜まる
・・・
・・
・
で、溜め込む限界に来たときに、
無意識が、感情の解放を求め始めるわけですね。
なので、
すでに溜まってぱんぱんになっている状態から、
どう浮気を我慢するかという対策を考えても、
当然ながら、根本的な対策は出てこないわけです。
嫌なことは忘れよう
これをやめることから始める必要があるのです。
これを書くと、傷つく人もいると思うのですが、
解決に向けて、痛い部分にも
直面する必要があると思うので、あえて書きます。
浮気する男性とカップルになっている女性の中には、
その事件が起きるまでは、相手に「べったり依存」
タイプの人が、結構いるように、私は感じています。
それは、こういうメカニズムだと考えています。
妻が依存的。要求が多い。
要求が満たされないと不機嫌になる。
すると、
夫は自分の感情より、
妻の感情を気にして生活するようになる。
自分の感情は後回しにするクセがつく。
そして、夫の中では、
嫌なことは忘れよう・・・無意識下に負の感情が溜まる
のサイクルが回ってしまう。
というわけ。
しばらく、このシリーズを続けていきます。
次回もお楽しみに!
ところで、現在、4/27(土)に行う予定の、
「自分軸ワークショップ」の準備を進めています。
これは、たとえば、夫が浮気をした、といったとき、
・毅然とした態度で「やめてください」と言うべきなのに、
怖くて言えない自分を変えたい
・そもそも、自分も悪いような気がして、自信がなく、
夫に正義を説くことができない、そんな自分を変えたい
・愛情を示し、夫との絆を作ることと、
厳しさを示すことのバランスの取り方が分からない
こんなテーマに対応できる自分を育てるための、
ヒントや方法論を学ぶ講座です。
女と男の心のヘルスの方向性上、浮気など、
男女関係のテーマを題材にすることが多くなりますが、
恋愛に限らず、様々な人間関係に応用できる内容です。
それで、この、自分軸を育てる「前提」として、
やっぱり、自分自身の癒しがちゃんと進んでいる。
これが、大事になってくるんですね。
・自分が心のエネルギーの充電十分。
・自分が安定した精神状態にある
・自分が愛に満ちた気持ちになっている
こういうことが、まず、土台として大事になります。
そんなわけで、
4/27の自分軸ワークショップに参加したい、
と思っていらっしゃるあなた。
その前に、自分癒しをちゃんと済ませておいてね、
というお話でした。
◆編集後記
昨日は、恋愛セラピーで日本橋にいました。
一日五枠。よく働きました(ほんとに)。
その合間をぬって、携帯ストラップを探しに行ったりして、
なかなか、一日忙しかったです。
日本橋でセラピーをやった日は、帰りに旭川ラーメン。
これが、定番になりつつあります。
人間関係力向上セラピスト養成講座 4月からの講座は、
私も、びっくりなんですが、東京講座は満席。
名古屋講座もあと4席です。
名古屋講座の方が、終了が早いので、上級コースの申込が
早くにできて有利、だったりするんですが…
(事前アンケートでは上級コース申込希望者がかなり多い…)
https://www.556health.com/sp/therapist/
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◆女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学
祝!TBS・日テレ・フジテレビ出演(目指せNHK!)
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・お名前はイニシャルにします。
・メール相談は行っていません。また、多数のメールを頂くた
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をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。
◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
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