【ココヘル625】本当に相手の気持ちに寄り添う、ということ。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 625号 2013.8.11
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
 さて。前回、
 
 夫が浮気をしているとして、
 なぜ、浮気をやめることが必要なのでしょう?
 
 
 
 なぜなら・・・
 
 ・妻(である私)を悲しませるから
 ・家族を悲しませるから
 ・家族が崩壊し、子供の人生に深刻な影響があるから
 
 などを思い浮かべる人が多いと思うのですが、
 これらの理由ではダメなんです。
 なぜダメなのか、分かりますか?
 
 
 と、書いて終わりになったのですが、
 
 
 では、私の見解を述べます。
 
 
 それは、
 
 
 自分のことでいっぱいいっぱいになっている、
 その本人に向かって、
 
 他人のために、行動を変えなさい、
 ということを言っているからです。
 
 
 前回、苦言とは、
 「あなたの人生のために、
  浮気をやめることが必要です、」
 
 という論理で伝えるものだ、
 という話を書きました。
 
 
 伝える妻の側も、
 自分が何を大切にして生きているか、
 それを見つめ直し、問い直す必要があるんですね。
 
 
 心地よいこと、楽しいことが、よいこと。
 つらいこと、痛いこと、イヤなことが、悪いこと。
 
 そういう基準しか持っていないと、
 
 
 浮気をしている→本人は楽しい→本人にとっては良いこと。
 浮気をされた妻は辛い→妻にとっては悪いこと。
 
 というように、夫と妻の対立構図になってしまいます。
 
 
 たとえ口に出さなくても、こういう考えを持って、
 夫にものを言うなら、逆襲される可能性は高いです。
 
 
 
 私は、究極の答えはこれかな、と思っています。
 
 人は、精神的に成長したがっている。
 浮気は、その、精神的成長を止めてしまうもの。
 なので、いけない。
 
 まあ、妻が、夫と対立構図を作ってしまうと、
 夫婦関係も、精神的成長を妨げる要因になって
 しまうわけですが。
 
 
 
 苦言を言うときに、
 私が大事にしている考え方があります。
 
 それは、
 相手の成長可能性を信じること。
 
 そして、
 どんなに、表面的に抵抗していても、
 心の深いところでは、人は、
 精神的な成長を望み、目指していると信じること。
 
 だから、
 苦言は、いっときは痛くても、
 長い目で見れば、本人のためになっていると信じること。
 
 
 決して、
 ・夫は楽しんでいる
 ・妻は苦しんでいる
 
 という対立構図じゃないってこと。
 
 
 
 深い部分では、
 夫は、浮気に頼ってバランスを何とか取るような、
 そんな自分ではなくて、
 
 夫婦で光り輝くような、そんな関係が作れる、
 そういう自分でありたいと願っているはず。
 
 いまはいっとき、
 あまりに心の状態(主に感情の状態)が荒れているので、
 癒しを求めて、
 
 
 浮気、という、入院状態になっているけれど、
 
 でも、いつまでも、そこにいたいわけではない。
 いつか、退院したいと思っている。
 
 
 それを、妻の側が、信じること。
 
 
 それが、苦言を言う前に、
 整えておくべき、自分の心なのです。
 
 
 ここで、私の言いたいことは、
 
 妻は、夫の浮気に対して、
 怒ってはいけない、
 感情的になってはいけない、
 別れてもいけない、
 あくまで夫のために言葉を紡ごう、
 
 ということでは、 ありません。
 
 
 
 常に、
 あきらめて別れる、という選択肢を持っていて良い。
 
 でも、
 
 相手に変わってほしい、と願うのであれば、
 
 
 怒ったり感情的になったりすることは、
 マイナスに働くし、
 
 別れたり、あるいは別居したりしても、
 たぶん、相手は何も変わらないでしょうし、
 
 夫の立場に立って、
 夫のために、言葉を紡ぐことが必要、
 
 と、言っているのです。
 
 
 かなり難しい働きかけになるわけです。
 
 それをやり遂げるのか、
 それとも、あきらめるのか。
 
 どちらの選択肢もOK。
 
 
 ただ、
 
 中途半端な取り組みでは、
 ほとんど効果が出ないと思われるので、
 そういう、非現実的な期待にしがみついて生きるのは、
 私あづまの流儀じゃない、
 
 
 そう言っているのです。
 
 
 
 ところで、今回、夫の立場に立って、
 自分を脇に置いても、夫自身のために、
 浮気をやめることが必要、ということを伝えるのが大事、
 という話を書きましたが、
 
 先日、人間関係力向上セラピスト養成講座 上級コースの
 1日目、2日目がありまして、
 
 そこで、「相談者の立場に立つ」という
 トレーニングを行いました。
 
 非常に簡単なトレーニングであるにもかかわらず、
 皆さん、効果を実感されたようです。
 
 裏返せば、そのトレーニングをせずに、セラピストを
 やってしまうとしたら…という怖さも感じたようでした。
 
 
 その方法について、
 専門的な内容ですので、
 ココヘル+で簡単に概要をお伝えしたいと思います。
 
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◆編集後記
 
 いよいよ、オーロラツアーが近づいてきました。
 ワクワクします!
 
 先日は、わざわざ、暗い中カメラを持って、
 夜の撮影の練習に行ってきました。
 昼間の撮影とは、勝手が違うので、慣れが必要ですね。
 ボタンに書いてある文字とか読めないし。
 今のカメラは液晶画面に色々表示されるので助かりますね。
 
 ISO感度の設定をどのぐらいにするとどの程度の画質に
 なるのか、みたいなこともテストして調べました。
 私の買ったカメラでは、1600設定ぐらいが
 一番きれいに写るようでした。
 
 ま、オーロラがどのぐらい明るいか、それも分からないので、
 想像で、そのぐらいだろうと思われる雲とか夜景とか、
 そういうものを撮ってみたわけですが。
 
 あと1,2回練習してから、本番に臨みたいと思います。
 
 
 遊びの計画で、ここまで真剣に準備してるのは、
 何年ぶりか分かりません・・・
 
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