お父さんお母さんのために生きるのではなく、自分のために生きようよ!

 

こんにちは。
恢復セラピストまなみです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
 
あなたは、自分の望んだ人生を歩んでいますか?
 
それとも、お父さん、お母さんが望む人生を歩んでいますか?
 
私はこう感じたことがありました。
 
「私は、お父さん、お母さんのために生きているようで、自分の人生を歩んでいるように思えない!」
「お父さんとお母さんは、もし私が居なかったら、どうやって生きていったのであろう・・・。」
 
私は、いつも自分の想いを抑えてきました。
お父さんの願いを叶えたい!お父さんを怒らせないようにしなくては。
お母さんを守りたい、お母さんが少しでも幸せだった、と思えるようになって欲しい。
 
父はとても気が短く、気に入らないことがあると暴言・物を投げ暴れ出す!
お酒を飲むと母に一晩中文句を言う。
しまいに鬱になり、自殺すると言って家で暴れる。
 
母は病気。それでも強い薬を服用しながら仕事仕事と仕事が大好き。
文句を言いながら父の世話をする。暴力振るわれるより、何も言い返さないで父のご機嫌を損ねない方が身の安全だ。と思ったからと母はいう。
それでも母は離婚しない。
お前を一人で育てる自信がないと言う。
 
私は本当はこうしたいな、ああしたいなと思っても、きっとお父さんはこう言うだろうな?
お母さんは嫌な顔をするだろうな・・・。
と思うと、自分の想いを抑えてきました。
自分では抑えていたと感じています。
それでも、父はいつもこう言いました。
 
「お前は我儘だ!」
 
こんなにお父さんとお母さんのことを考えているのに・・・それでも私を我儘という。
父は定年後、「生まれ育った故郷に帰りたい」と言う、「今更家事を一人でやるのは嫌だから、母も連れていく」と言う。
 
母は、「お父さんと二人きりの生活なんて嫌だ!地獄だ」という。
 
私も、父の故郷に行かねばならないという、強烈なメッセージ。
しかも、幼い頃からお嫁に行かないでこの家に残った方が幸せだとまで言われ続け・・・。
(お嫁に行くなというのは、父方の祖母にもよく言われてました。)
私はいつもそのことを頭に置きながら、彼氏を見つけていました。
「私はいつか、この地を離れないといけない、それでもいいですか?」
と、付き合うときにいつも聞いていた。
 
自分の気持ちより、いつも両親の気持ち、考えを優先にしていました。
そのうちに、自分の感情がよく分からなくなってきました。
自分が何を望み、どうしたいのか・・・・・・。
家に居る時の私と、外に居る時の私。
ギャップがあり過ぎて、どれが本当の私なのかも分からなくなっていました。
 
そして私は体調を崩し始めました。
心は我慢しても、身体は我慢できなくなっていました。
 
母は難病をいくつも抱えていたのですが、私も母と同じ症状が出るようになってきました。
お医者さんからも、その病気だろう。って言われました。
発症するまでに時間がかかる病気なので、すぐにその病気だとは言えないのですが、母の病気をずっと見ていた私は同じ症状だったのですぐに分かりました。
 
母は言葉では「お母さんと同じ苦しみをして欲しくない。この苦しみはお母さん一人で十分だ!」
という、しかし、この病気は同じ生活をしているとなりやすく。環境を変えることが大切。
ストレスが影響しているので、笑って暮らした方がいいのです。
そのことは母も分かっている。
それでも、私を解放してくれない。
 
私はどんどん体調が悪くなっていった、恐れも強くなってきた。
私は考えました。
自分の身体を犠牲にしてまで、父と母の望みを叶える必要があるのか・・・?
私が自分の身体を犠牲にしたとして、父と母が亡くなった後に何が残るんだろうか・・・。
 
お父さん、お母さんだって、私が幸せな方が嬉しいでしょ?
私が私を犠牲にしたとしたら、私の子供に同じことを繰り返すのではないか・・・。
子供はお母さんが病気より元気でいて欲しいと願うであろう。
この、不幸の連鎖を止めなくては。
不幸の連鎖は私が止める!
そして、私は家を出ることにしました。
 
母は嘆きました。
「お父さんとの二人きりの生活なんて、地獄だ!お父さんに殺される!」
「一人で生きてきたと思うな!」
 
母は嘆いて嘆いて。
まるで私が悪いことをしているかのように、訴えてきました。
 
私だって一人で生きてきたとは思っていない。
それでも、私は私が守るんだ。
そして、自分の子供にこの連鎖を継がせない。
 
そして家を出ました。
家を出ても、毎日のように母から電話がかかってきて、母の愚痴を聞かされていました。
それでも離れたことで、半年間は体調が悪かったのですが次第に体が元気になりました。
 
私は自分の人生を歩みたい。
自分の望むことをしたい。
心軽やかに過ごしたい。
父や母の考えで物事を判断するのではなくて、私は私の考えで行動する!
 
私の癒しの旅はここから始まりました。
 
これでめでたしめでたしと言いたいところですが、人を変えて同じことが再現されていくのでした。
心はまだまだ何かを求めていました。
気づいて欲しいと私にメッセージを送ってきました。
 
魔法のように状況がすぐに変わらないかもしれない、それでも、自分は何を望んでいるのか?
どんな生活を願っているのか?
自分に問いかけ続けてみて下さい。
 
私は自分の幸せを願っていい。
あなたもあなたの幸せを願っていい。

 
 
一度きりの人生、自分で納得いく人生にしよう。
後悔ないよ!と笑いたい。


 

「お父さんお母さんのために生きるのではなく、自分のために生きようよ!」への4件のフィードバック

  1. 私死にたいいきていたくないんです。親も大嫌いいつもぼけたおばちゃんかいいみたいでわわしなんかきらいだつていうし家に居たくありません

  2. 雅子さんこんにちは。
    まなみです。
    コメントありがとうございます。
     
    今は、死にたい、生きていたくない。と感じるぐらい辛いお気持ちなんですね。
    親も大嫌い、私なんか嫌いだっていうし、家に居たくない。
    苦しかったね。
    そんななか、今まで頑張って生きてきましたね。
     
    コメントからだけでは詳しい状況は分かりませんが、こうして、自分の気持ちを外に出すことは、
    良い事だと私は思っています。
     
    辛いときは助けを求めていいんだよ。
    嫌なことは「イヤだ!」って言っていいんだよ。
    寂しいときは一緒にいてくれる人を見つけていいんだよ。
     
    雅子さんはひとりじゃないよ。
     
     
    まなみ

  3. 拝読しました。
    私も親のことで悩んでいます。
     
    私は母子家庭で母は2度離婚し、母と私は二人で暮らしています。姉は一人いますが他県へ嫁に出ていってしまいました。
     
    2度目の離婚のストレスで母は病気にかかってしまい、命には別状はありませんが、女性としては辛い病気で、治る見込みは今のところありません。
     
    そんな母を一人にするのは心が痛み、県外へ出ていた学生時代はその事が頭から抜けることなく、就職活動時も実家から通勤できる会社を第一に考え、地元の中堅会社に就職しました。
     
    しかし、母親の事を考え、決めた今の人生に後悔を感じるようになりました。親元考えず自分の道を生きている友達を見ていると羨ましく思います。
     
    そして、もし母親がこの世から居なくなったら、きっと今の職を辞め、この土地を離れたい、とまで思ってしまっています。
     
    これは、やはり親のために生きているといえてしまうのでしょうか。
     
    お言葉を頂きたいです。
     
     

  4. こんにちは。まなみです。
    コメントありがとうございます。とても嬉しいです。
     
    コメントを読んでいて一番感じたことが、とても優しい気持ちの方なんだなと感じました。
    お母様を一人にするのは心が痛み、県外へ出ていた学生時代はそのことが頭から抜けることなく、就職活動も実家から通勤できる会社を第一に考え就職したのですね。
     
    そして今は、お母様のことを考え、決めた今の人生に後悔を感じるようになったのですね。
     
    コメントからだけでは詳しいことは分からないのですが、後悔を感じるようになった切っ掛けは何かあったのですか?
     
    そして、あなたの夢はなんですか?
    どんな人生を送っていきたいと願っていますか?
    お母様との関係はどうしていきたいと思っていますか?
     
    自分の本当に願っている気持ち、自分の本当の望みが分かってきたら、親のために生きているのか、自分が本当に親のことが心配で、お母様のもとにいてあげたいと望んでいるのかが分かってくるのではないかと私は感じました。
     
    家族が病気だと本当に大変ですよね。
    上手く言葉にすることが出来ないのですが、そのいろいろな思いが伝わってくるのを感じます。
     
    よく頑張ってきましたね。
    本当によく頑張ってきた。
    あなたは優し人。
     
    一人で頑張らなくてもいいんだよ。
    助けを求めていいんだよ。
     
     
     
     

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