恋愛依存?孤独感との戦いだった?

 

こんにちは。
恢復セラピストまなみです。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
 
恋愛依存と聞くと、どんなイメージがありますか?
 
いつもいつも恋愛している人?
恋、多き人生?
浮気者?
恋愛していないと生きていけない人?
 
皆さんはどんなイメージがあるのでしょう。
 
私は恋愛依存という言葉に、心救われた一人です。
アダルトチルドレンという言葉にも、心救われました。
 
自分の心の中で起きていることの原因が分かり、私のこの感覚は変じゃないんだ!と思えたから。
この心の苦しさには理由があったんだ。と安心できたから。
私の周りの友達には、私と同じ心の苦しさを感じている人がいなかった。
この心の苦しさを、理解してくれる人がいなかった。
なのでさらに苦しかった。
 
私は自分の周りに、近い関係の男性がいると、日常生活に支障が出るほど生きづらさを感じていました。
友達の男性なら苦しさは感じません。
恋愛感情がない人にも苦しさは感じません。
滅多に男性を好きになることもないのですが、「好きだ!」っと感じた瞬間に心の苦しさを感じ始めるのです。
そして、一緒に居ても楽しさは感じないのです。
 
私の心の中では、男性は女性を苦しめるもの。
男性は女性を裏切るもの(絶対浮気する!)
男性の大きな声が怖い。
人を信じることが出来ない。
とにかく不安で不安でしかたがない。
一人のほうが全然、心が楽。
 
それでも一人は寂しいから、誰かと一緒にいたいと感じる。
自分を必要としてくれる存在がいて欲しい。
 
私の場合、何故この気持ちが恋愛をすると強く出るかというと、幼少期の父親の存在が大きいように感じています。
 
父はいつも家では不機嫌で、家に帰って来た瞬間から、眉間にしわを寄せて辺りを見渡しながら部屋に入って来ます。
そして、まず靴の脱ぎ方、部屋が散らかってる、などなど次から次へと文句をたっぷり言って帰ってくるのです。
お酒が入っている時は、さらに大変で何時間も説教が始まる。
お前はダメだ!ダメだ!ダメだ!とひたすら言われます。
父には女性の影が・・・。
母の愚痴をいつも聞いていました。
そんなに嫌なら、離婚すればいいのにと思っていました。
 
思い出すだけでも、嫌だったな?ってつくづく思います。
少しでも言い返したら、もう大変!
色んな物が飛んでくる。
家は私にとっては、安心できる場所ではなかった。
母も父が帰ってくると、ピリピリしていて、父が家に居ない時の母は好きだけれど、父が家に居る時の母は嫌いだった。
 
 
最近、父と母の夢を見ました。
 
食事の時間の夢でした。
私は食事の準備をしていました。
私は食卓に料理を用意しています。
父は不機嫌な顔をして食卓に座っています。そこに母が仕事から帰って来た。
私は、母の食事も用意する。
母は病気なので、食事に色々な制限があります。
それを考えながら食事を用意して、父の顔色、母の顔色を見ながら、気を使っている私がいました。
何故か食卓には封筒に入った一万円札!
そこに水をこぼしてしまい・・・険悪な雰囲気。
 
その場面で、私は夢から目が覚めました。
夢から目が覚めて、思ったこと。
 
あ?毎日毎日こんな気持ちで生活していたよな・・・。
「私、本当によく頑張っていたよね!」
あの一万円札はどんな意味なんだ?
 
そして、何故かこの夢を見れて良かった!と思いました。
きっと、「本当によく頑張っていたよね」って感じることが出来たからだと思います。
 
何故、この家に生まれて来たんだろう。
生まれてこないほうが良かった。
と、私はよく思いました。
 
父と母の姿を見てきた私は、男の人は嫌だ!
結婚なんて嫌!
男性に対しての、強い不信感がありました。
 
それでもね、心の奥の方では男性に愛されたいって感じていて、憎しみと愛されたいという感情で苦しくなる。
 
私は見捨てられ不安がとても強かった。
嫉妬心も強かった。
私は本当は愛されていないのではと感じていた。
 
なので、相手を試すような発言・行動を繰り返すことが多かった。
 
どこか寂しげな人に魅かれる。
心に傷がありそうな人に魅かれる。
私から離れていかなさそうな、問題ありな人に魅かれる。
 
その結果
 
心が未熟な人と付き合う。
        ↓
御互いが心が満たされていないので、交際が上手くいかない。
        ↓
そして、喧嘩が絶えない。
        ↓
いつまでも心が満たされない。
        ↓
彼は、安らぎを求めて他の女性を求める。
        ↓
やっぱり裏切られた。(私の思っていた通りだ!と思う)
        ↓
相手をとことん責める。(私を裏切るなんて、絶対に許さない!と責める。)
        ↓
それでも別れることが出来ない。(好きな人が出来れば、この苦しみから解放されるのかな?)
        ↓
相手への強い怒りが湧いてくる。(私をこんなに苦しめるなんて許さない!)
        ↓
彼への執着心が手放せない。(自分だけ幸せになるなんて許さない!)
        ↓
孤独感に押しつぶされそうになる。
        ↓
鬱状態になる。
 
自分自身で受け止めきれないほどの心の苦しさ。
真っ暗闇の孤独の世界。
誰にもこの気持ちを分かってもらえない孤独感。
 
この状態から恢復する初めの一歩は
私はアダルトチルドレンだということに気づいたこと。
恋愛依存症だということに気づいたこと。
 
そして、心の苦しさを嘆いたこと
 
そして、セラピーを受け、自分の心を見つめたこと
 
 
 
気づいただけでは恢復はしません。
 
気づいたことで、自分の心が何を必要としていたのかが分かる。(感情の整理をする。)
          ↓
分かったことで行動ができる。
          ↓
心の体力をまず付ける。
          ↓
心の体力を付けたことで、自分の感情に振り回されにくくなる。
          ↓
自分の心が必要としていることを、自分自身で満たしていく。
          ↓
一歩ずつ心が恢復に向かう。
 
 
例えば
 
相手に温もりを求めていたのであれば、ぬいぐるみを抱きしめる。
自分自身の肌の温もりを感じてみる。
どんな時にこの感情が襲ってくるのか、自分のパターンを把握する。
女性の場合は、月経周期が大きく影響しているように感じます。
パターンが分かることにより、感情に大きく左右されにくくなる。
 
 
恋愛依存で、やっと別れることが出来た彼。
なのに、またとっても会いたくなった。
 
そんな時も、会ってはいけないと思はなくてもいい。
会いたい気持ちがあるんだね。と、自分の気持ちを受け止める。
心が疲れてくると温もりを感じたくなるんだな。とか、あ?そろそろ生理だなとか。
自分なりのパターンが分かって来ます。
それでも、やっぱり彼に会いたいと感じて、彼に会うと決めたのなら、会ってもいいと私は思います。
 
感情に振り回されて会うのではなく、自分の気持ちを受け止めたうえで行動する。
私は、彼に何を求めているのかを知ったうえで会う。
そして、彼から愛のエネルギーを注いでもらう。
可能であれば、やってもらいたいことを彼にお願いをしてみる。
幼い頃の自分を感じながら、今、彼からもらっている今現在の愛のエネルギーを感じる。
温もりが欲しいのであれば、抱きしめてもらった時に、幼い頃の自分と今の自分を両方抱きしめてもらっているイメージをする。
心に愛の充電をする。
 
心が温かくなるかもしれません。
涙が込み上げてくるかもしれない。
 
この感覚をしっかり感じる。
心の体力を、日々の生活の中で少しずつ付けていきます。
 
孤独感や心の苦しさから、早く恢復したい。
と、いう気持ちはとてもよく分かります。
私もそうでした。
心を恢復するには、時間がかかるかもしれません。
今までの考え方の癖を変えることにも、時間がかかるかもしれません。
 
心を恢復するには、自分のペースで一歩一歩、歩んでいく。
休みたい時には休んでもいい。
自分が望んだ人生を手に入れることを、諦めないことが大切だと私は感じています。
恢復までの旅も楽しみましょう。
 
必ず恢復すると信じて。
 
私に応援させてください。

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お客様からの感想

 

こんにちは
恢復セラピストまなみです。
 
お客様から、セラピーの感想を頂きました。
セラピーを迷っている方の、参考になれば幸いです。
 
 
(20代・男性) 
 
セラピーを受けさせて頂き、ありがとうございました。
 
実は、心理カウンセリングを受けたのはこれが初めてではなかったのですが、Skype越しでの対話は全く初めてだったので少し不安でした。
 
いざ始まってみると、Skype越しというのはそこまで気にならなく、むしろわざわざ出かけなくても受けられるので負担が少なくて良いかもしれません。
 
実際のセラピーでは、様々な話を聞いて頂くことで、自分の内面を見つめ直す良い機会になりました。
 
気づいてみれば心当たりはあることでも、なかなか自分だけでは気づくことができない内面は多いものです。
ただ、ここから実際にどう自分を成長させるかは自分次第と思っていますので、長い目で自分の内面と向き合っていくことが大切と思っています。
 
 
ありがとうございました。
 
 
(30代・女性)
 
今日のセラピーでは、幼少期の不安な気持ちを思い出すと同時に、自分で自分を癒す
ということを学びました。
まなみさんに教えていただいた手法で、少しずつ理想の自分に近づけたらと思ってい
ます。
前向きな気持ちになれました、ありがとうございました!
 
 
 
(30代・女性)
 
カウンセリングでは、小さい頃の自分と、文字どおり正面から向き合ってお話することができました。書籍等で多くインナーチャイルドの話を読み、隣にいる小さい頃の自分に話しかけたりしてきましたが、実際にワークをしてみるとまた違った、とても温かい感情を覚えました。
 
この気持ちの色のイメージをよく覚えておき、自分の幸せを最優先に行動し、小さい頃の自分と深いレベルの悩みについても対話を進めてみます。
 
人の幸せを優先して、自分の希望は後回しにしていた点にも気づくことができ、久しぶりに穏やかな温かい気持ちで夜を迎えています。
 
また、経過を報告します。
 
 
(30代・女性)
 
昨日はどうもありがとうございました。あれから自分の感情と向き合うことをもう一度やってみたら、強烈にあふれてきたものは独りにされることの恐怖でした。独りの方が楽なんだと思いながら生きてきたと思っていたけれども、違ったようです。今日はなんだか少しすっきりしています。まだいろいろな疑問は残っていますが、ネガティブになったときにはこの感情と向き合う作業をやっていこうと思います。あと、理想の彼との理想の生活を想像するのはとても新鮮でした。今までネガティブな結末しかイメージしかしたことがなかったので。これもちょっとやっていこうと思います。いろいろとありがとうございました。ただあれからいろいろ考えていたら(すみません、まだどうしても考えることをしてしまいます!)、どうして今まで忘れていたんだろうというような記憶が出てきました。また近いうちにセラピーを申し込みたいと思うので、そのときにまたお話しできたらうれしいです。
 
(30代・女性)
 
先日まなみさんのセラピーを受けさせていただきました。
心に寄り添っていただいた、すごく安心感がありました。心の不安をすぐに取り除くのは難しいですが、まなみさんにアドバイスいただいたことを実践して、またセラピーを受けたいと思います。
ありがとうございました。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
セラピーの感想ありがとうございます。
とても励みになります。
感謝しています。
 
 
心が恢復するために必要なことは、安心・安全な場所で思いを話。
そして、気づき、行動し、本当に心が望んでいる道を歩んで行く。
諦めづにコツコツと歩んで行く。
 
心の声にそっと寄り添い。
心をギュッと抱きしめる。
 
必ず恢復すると信じて。
 
恢復セラピストまなみ

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見方を変えると味方が増える

 

こんにちは
恢復セラピストのまなみです。
読んでいただき、ありがとうございます。
 
悩んでいるとき、人はある一定方向からだけ悩みを見つめていることが多いいと感じています。
自分の慣れ親しんだ考え方、自分のずっと信じてきた考え方。
そして、親にずっと言われ続けた言葉を信じて。
 
 
例えば、親にずっと「お前はダメだ!」と言われ続けてきたとします。
 
本来、他に良いところは沢山あるのに、お前のここがダメだ!あれもダメだ!これもダメだ!
と否定され続けていると、本当に自分はダメなんだ。と感じてしまいます。
そう感じてしまうと、どんどんダメな自分ばかりを見つめてしまう。
そして、他人の言葉が心に刺さる。
 
自信なさそうにしていると、攻撃も受けやすくなってしまう。
怒っていい場面でも、相手が正しくて、自分が間違っているんだと感じてしまう。
自分は誰からも認めてもらえない存在なのだ。と感じてしまう。
 
 
本来は輝いているものを、いっぱい持っているのに、沢山努力していることもあるのに。
その輝きに目を向けることが出来なくなる。
向けたとしても、私が輝いているわけがない。何故ならずっとダメだ!と言われ続けたから。
と自分を否定しまう。
 
 
そろそろ、自分の欠けているところばかりを見つめるのは、終わりにしませんか?
誰がなんと言おうと、「私は私を守る!」と自分を抱きしめてみませんか?
今まで、いっぱい頑張ってきたことを知っているのはあなたです。
悔しくて涙を流したことも、見えない所で一生懸命頑張っていたことも。
 
「本当によく頑張ってきたね。」
「私は知っているよ。」と、おもいっきり抱きしめてみませんか?
 
 
誰にだって、多かれ少なかれ苦手なことがあると思います。
だからこそ、専門職があるのだと思います。
 
全ての人が、完璧になんでもこなせてしまったらどうなるのかな?
全ての人がカリスマ美容師!
全ての人が自分の手で家を建て、すべての人が一流シェフ、車も自分で作っちゃう。
 
 
もちろん苦手なことを、頑張る事が大切なときもあります。
そして、ときには今、出来ていることに目を向けることが大切なときもあります。
輝いているあなたを見つけよう。
今ある幸せを見つめよう。
 
 
欠けていることを責めてくる相手からは、離れてもいいのです。
欠けていることを責めてくる相手には、怒ってもいいのです。
 
 
自分の見方を変えて見ると、あなたの周りに素敵な味方が増えていきます。
 
 
 
応援してくれる人が増えていきます。
 
まずは、自分が自分の味方になりましょう。

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ネガティブな感情が湧いてきたら、それは幸せになるチャンス!

 

 
こんにちは。
今日も読んで頂き、ありがとうございます。
とても嬉しいです。
ネガティブな気持ちが湧いてきたとき、どんな気持ちになりますか?
 
・こんな気持ちになる私が嫌だ。
・どうして、心強くなれないんだろう。
・どうして、大人になれないんだろう。
・どうして、みんなみたいに生きられないんだろう。
・こんな気持ちにさせた相手が憎い。
・私のこの感情は間違いなのかな?
・いつもポジティブな私でいたい。
 
辛い時、傷ついた時に、色々な感情が湧いてくると思います。
 
・ネガティブな気持ちに心奪われて、全ての出来事に不満を感じる。
・こうしたらいいよ!と、いうアドバイスさえ腹がたつ。
 
全てのことに、愛を感じることが出来ない。
「出来事、全て愛です。」
なんて言われたら、心がおもいっきり反発してきたり。
 
・感情が湧いてくると辛いので、その感情をなかったことにする。
・傷付いていない振りをする。
・他のことで気を紛らす。
などで自分の感情を抑える。自分の感情に蓋をする。
そして何もなかったように過ごす。
乗り越えたと自分では思う。
自分の感情に蓋をして、感情が出てこないように重い重い石で蓋をする。
どんなに重い蓋をしても、その感情はずっとあなたの心の中で生きています。
ぐつぐつと煮えています。
そしていつか、我慢出来ずに爆発したりします。
心は納得していないから、あなたにメッセージを送っています。
 
いっぱい怒ってもいい。
いっぱい腹をたててもいい。
いっぱい悔しがってもいい。
いっぱいもがいてもいい。
いっぱい泣いてもいい。
 
心の叫びの出口を用意してあげよう。
 
「大人でない」と周りから言われてもいい。
心が未熟だと言われてもいい。
周りから何を言われたとしても、本当に心が望んでいることを知っているのは自分自身なんだ。
 
 
「心が何かを吐き出したい。」と、言っているならば、心の声に従ってみよう。
吐き出したものを見るのが怖いかもしれない。
吐き出したものを自分の感情だと思いたくないかもしれない。
吐き出したものに自分が溺れてしまい、元の自分に戻れなかったらと考えると嫌だって思うかもしれない。
 
心の中をクリアにしたい、ポジティブに生きていきたい。
幸せになりたい。
自分の納得のいく人生を歩みたい。と本気で願うのであれば、
自分の気持ちにしっかり向き合う、心の大掃除をしよう。
心にドロドロを溜めたまま、どんなに綺麗な水を注いでも綺麗な水にはなりにくい。
 
心のお掃除をずっとしていなかったとしたら、なかなか手ごわいかもしれない、頑固かもしれない。
それでも私は、諦めない。
心地よい環境にしたい。
絶対にする!
私は本気だよ!
 
と、伝え続けたら、きっと光が心に注がれてくる。
眩しいくらいの光が。
 
感じたくない気持ちの声を聴く。
聴きたくないなら、まずは眺めてみよう。
テレビ画面に自分が写っていると想像してみよう。
テレビを見ているかのように自分を眺めてみよう。
 
怒っているな。
悔しがっているな。
悲しんでいるな。
と、客観的に自分を眺めてみよう。
そして、テレビに向かって「怒っているんだね。」「悔しいんだね。」「悲しいんだね」と言ってみよう。
言葉にして言ってみよう。
自分の感情を感じることはとても大切です。
 
私は自分の気持ちに、蓋をすることが多かった。
強く強くなることを頑張っていた。
でもね、まずはギュッと抱きしめることが大切。
どんなに周りの人が理解してくれていないと感じたとしても、私はあなたの心を受け止める。
私はあなたが愛おしい。
私はあなたの味方。
と伝え続けよう。
 
ネガティブな気持ちが湧いてもいい。
ネガティブな気持ちも、あなたを守ろうとして湧いてきた感情。
 
ときには弱音を吐いてもいい。
あなたは、今まで頑張ってきたんだから。
泣きたい時はどんどん泣いていいんだよ。
助けてと人を頼っていいんだよ。
あなたは一人じゃないんだよ。
今までよく頑張ってきたね。
私は、あなたの心の恢復を願っています。

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自分の一部を好きになるということは

 

 
こんにちは。
恢復セラピストまなみです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、私のインナーチャイルドのお話をします。
 
私はインナーチャイルドを癒すために、色々なワークを行ってきました。
何年間も。
そして、その当時も、完全に癒された。と、言い切れる状態ではないと感じていました。
 
私の心の中で、いつも感じる大きな黒い石。
大きくて、黒くて、いつも私の心を、ネガティブにさせる存在。
 
その名は「ガンコちゃん」
 
私はいつもいつも、ガンコちゃんを心の中から消したかった。
このガンコちゃんさえ居なくなれば、私の心は軽くなるはずなのに。
 
毎回、ワークを行うたびに、ガンコちゃんは現れる。
 
黒くて、大きくて、岩石みたに、心の中にいつも居る。
ときには、ドロドロした真っ黒い泥のようなときもある。
 
何度も何度も、ゲシュタルト療法のワークに現れる。
ワークを行うと、そのドロドロした泥は、カフェオレ色のシェークになるときもある。
せっかく、シェークにまでなったガンコちゃん。
さすがに、もう納得したかと思えば・・・またワークのときに参上する。
まだ居たのか・・・。
いい加減、このガンコさに腹が立つ。
 
ワークを行っているときに、そのガンコちゃんを手のひらに載せて、観察することになった。
正直もう見たくない。
「なんでそんなに、ガンコちゃんはガンコなの!」
 
その時の私の行動課題は、ガンコちゃんを手のひらに載せて見る!
三秒でいいから、ガンコちゃんを見つめる。
本当にそのときは、ガンコちゃんを見るのも嫌だった。
だけど三秒なら頑張れる。
 
私は毎日、ガンコちゃんを見つめた。
毎日、毎日、ガンコちゃんを感じながら、見つめた。
 
そしてまた、ワークを行う日が来た。
もう出てきて欲しくない。
「ガンコちゃんは、素直ちゃんになっていますように。」
 
ところが、
ガーン・・・。
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ?ん。
ガンコちゃん登場!
もういい加減、やになってくる。
もう、私の胸の中からは、居なくなっていて欲しいのに。
どうして私は成長出来ないの・・・。
と、自分自身も嫌になる。
 
あるとき、カードを一枚引くことになった、
沢山あるカードをじっと見つめた。
ピントくるカード、何かを感じるカードがなかった。
なんで何も感じないのか、逆に不思議でした。
かなり時間をかけて、一枚のカードを引きました。
そのカードに、文字が書かれていました。
 
カードには「頑固」と・・・。
私はおもわず笑った。
これでもか?と、ガンコちゃんが現れる。
私は
「もう分かったよ、ガンコちゃん。あなたがそこに居ることは、ちゃんと分かっている。」
 
これだけ、あなたが私の心の中に居るということは、何か大切なことがあるんだよね?
納得できない、何かがあるんだよね。
伝えたいことが、あるんだよね。
その頃から、ガンコちゃんのことは、ちゃんと見れるようになりました。
あまりのしつこさに、私は観念しました。
 
ガンコちゃんは、今までずーっと、私のことを守っていてくれた存在。
いろいろなことに、傷ついたときにも、ガンコちゃんは私のことを守ってくれていた。
今までず?っと守って、そばに居てくれたのに、私はガンコちゃんを嫌っていた。
「あなたが居なくなれば、私は幸せになれるのに。」
早く消えるようにと、いつも念じていた。
「それは、悲しすぎるよ」
と、ガンコちゃんは抵抗して、いつまでもいつまでも私の心の中に居たのだと思う。
ごめんね。ガンコちゃんを嫌って。
今までず?っと、私のそばにいて守ってくれたのにね。
 
そして、またワークを行う日が来ました。
 
ワークを行っているときに、またまたガンコちゃん登場。
私はガンコちゃんの話をした。
「いつも私の胸のあたりに、黒くて重いものがあるんです。」
「名前はガンコちゃん。」
「いつも心がすっきりしなくてね・・・。」
 
と、私はいつものように話始めた。
そのとき、話を聞いてくれていた人が、こう言いました。
 
「嫌だって言ってるけど・・・。ガンコちゃんの話しをしているとき、楽しそうですね。」
私は驚いた。
 
「え?楽しそう?嫌なんだけど・・・。」
と、いいつつ、私は笑顔だった。
そういえば、笑っている。
何故だか分からないけど、嫌だと言いながら私は笑っている。
その時、私の心が動いた。
心の中から、ピョンとミジンコみたいなものが飛び出してきた。
本当に心の中でピョンと、白い小さなミジンコみたいなものが跳ねたんだ。
ガンコちゃんが私の笑顔に反応したんだ。
やっと、私のこと(ガンコちゃん)を笑顔で話してくれた。と、喜んだのだと思う。
「嬉しいよ。」
と、私に伝え返してくれたのだと思う。
私もガンコだけど、ガンコちゃんもかなりのガンコだった。
ガンコちゃんには負けたよ。
そして私はこう思った。
ガンコちゃんとお友達になれたな。と
私のワークの中に、何度も登場してくれたガンコちゃん。
やっと、ガンコちゃんと仲良しになれそうです。
ときには、喧嘩もすると思うけど。
ガンコちゃん。
あなたを消そうと思っていたことが、勘違いでした。
ごめんね。
そしてこれからも仲良くしてね。
 
今でも、ガンコちゃんと私は、共に幸せの道へと歩み続けています。
 
ガンコちゃん大好きだよ。

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生まれたときの感覚を

 

 
こんにちは。
恢復セラピストのまなみです。
読んでいただき、ありがとうございます。
 
 
「人は変われるんだね。」
 
と、突然、知人に言われた一言。
 
 
私を見て、そう感じたらしいです。
 
私自身の心の中は、何も変わっていない。と思っていますが、 
知人から見ると、何かが違っているように感じたようです。
 
生まれた時から私は私だから。
想いは何も変わっていないのだけれど。
 
 
ただ、生きていくときに、たまに生きづらさが顔を出すだけ。
 
過去に傷付いた部分を刺激されると、自分の心をコントロールすることが出来なくなるだけ。
 
何も出来なくなるぐらい、鬱になってしまうぐらい、生きていくのが辛くなるだけ。
 
私の心は昔から変わっていない。
願っていることは変わっていない。
 
「みんなが笑顔でいて欲しい。」
 
「みんなが幸せでいて欲しい。」
 
「みんなが楽しそうでいて欲しい。」
 
「みんなが健康でいて欲しい。」
 
「みんなと美味しい物を食べたい。」
 
「みんなと何処かに行きたい。」
 
「愛情が必要。」
 
「優しく包まれたい。」
 
「安心したい。」
 
「穏やかに暮らしたい。」
 
「みんなと笑いたい。」
 
 
生まれた時から、私の心の中は何も変わっていない。
 
ただ生きづらさとして表面化されただけで、心は変わっていない。
いつも周りの人の幸せを願っていた。
 
 
だから自分に戻ればいいだけ。
頭でいろいろ考えるのではなく、自然な自分に戻るだけ。
本来の自分に戻ればいいだけ。
 
ただそれだけでいいんだよ。
 
あの頃の私に戻ればいいだけ。
あの頃のあなたに戻ればいいだけ。
 
まだ、傷つく前の私に戻るだけ。
まだ、傷つく前のあなたに戻るだけ。
 
ただそれだけでいいんだと思う。
 
生まれたときのあの感覚を思い出せばいいだけ。
 
成長すると言うことは、本来の自分に戻ること。
私は、そう感じています。
 
本来の自分に戻るのに大切なことは、
 
 
・傷ついた心を放置することはやめた。
 
・傷ついた心を見ない振りをすることもやめた。
 
・悩みの渦に居ることもやめた。
 
・寂しかった、悲しかった、苦しかった、怖かった、不安だった、その感情をなかったことにするのもやめた。
 
・今ある幸せを素直に受け入れた。
 
 
私は、幸せになるために生まれてきたのだから。
あなたも、幸せになるために生まれてきたのだから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ゲシュタルトの祈り

 

こんにちは。
恢復セラピストのまなみです。
読んでいただき、ありがとうございます。
私は「ゲシュタルトの祈り」が好きです。
 
私は私のことをします
あなたはあなたのことをしてください
 
私が生きているのは
あなたの期待に応えるためではありません
 
あなたもまた、私の期待に応えるために
生きているのではありません
 
あなたはあなた
私は私
 
もし、私たちの心が通じ合わなくても
それは仕方のないことです
 
そして、私たちの心が
たまたま触れ合うことがあれば
それは最高に素晴らしいことです
 
 
 
 
私が一番好きなのは
 
「私が生きているのは、あなたの期待に応えるためではありません」
 
「あなたはあなた 私は私」
 
 
私は二十歳頃に、こう思ったことがあります。
私は親のために生きていて、私のために生きているのではない、そんな気がする。
親の望むように生きようと努力していて、私がこうしたいと思って行動するのではない。
こうすれば、親は文句を言わないだろう。
それをいつも基準にして、行動していました。
 
 
そして私は、本当の自分を見失った。
自分が何者か見失った。
本当の自分の気持ちが分からなくなった。
何のために生まれてきたのかも、分からなくなった。
自分がいい子なのか、悪い子なのかも、分からなくなった。
優しい子なのか、冷たい子なのかも、分からなくなった。
 
 
自分の意思で、何一つとして決めることができない。
親の顔色ばかり見ていました。
 
 
そんな私でしたが、今は何のために私が生まれてきたのか、少し分かってきました。
そして自分のための人生を、生きれるようになりました。
 
私と同じような経験をし、今も苦しんでいる人がいるのであれば、そこから勇気をもって一歩前に足を出してみませんか。
 
私は私のために生きる
 
あなたはあなた
 
私は私
 
 
今日、空を見上げると、とても綺麗な青空だった。
「あー綺麗な青空」空が綺麗と思えるこの気持ち、幸せだと感じた。
 
 
上を見上げれば、綺麗な青い空がある。
夜明けのこない夜はない。

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心が苦しいときは

 

こんにちは。
恢復セラピストのまなみです。
読んでいただき、ありがとうございます。
「心が苦しいとき」
 
心が苦しいとき、私はいつも
「どうして私は強くなれないんだろう」と自分を責めていました。
私は同級生の中では、いろいろな経験をしてきたと思っています。
色々な経験と言っても、私が経験してきたというのは、辛い経験が多いいのですが、
こんなに色々な辛い経験を、乗り越えて来たのに・・・。
「どうして、私はこんなに心が弱いのか?」
「どうして強くなれないのか。」
「どうして何事にも動じない、精神力がないのか・・・。」
「どうして・・・どうして・・・。」
私は自分を責めているとは、思っていなかった。
 
しかし、こうして考えてみると、
 
「心の弱い私は認めない。」
「心の弱い私であってはいけない。」
「心が強く、あらねばならない。」
 
「弱い私でも、いいんだよ。」と、
心に寄り添うことが大切だなんて、考えもしなかった。
幼い頃は弱さを見せないことで、自分を守ってきました。
耐えること、我慢することは得意分野。
そう思っていました。
 
なのにどうして、今の私はこんなに心が弱いの・・・?
あんなに幼い頃は、頑張っていたのに・・・。
 
「私は、強くなりたい。」
 
「私は心が強くなりたい。」
「今の私は嫌だ!」
 
落ち込むと、いつもそう思ってしまう心の癖。
そんなときこそ、心は叫んでいるのかもしれませんね。
 
「いつになったら、気づいてくれるの?」
 
「いつになったら、弱くてもいいんだよ。と認めてくれるの?」
「一人でよく、ずっと頑張ってきたね。」
 
「もう大丈夫だよ。」
「もう一人じゃないよ。」
 
「私もここにいるよ。」
「あなたはあなたのままでいいんだよ。」
「弱いあなたでも、大好きだよ。」
 
と言って、すべてを包み込んで欲しいよと。
心が苦しいとき、自分で自分を、さらに苦しめていたのかもしれませんね。
 
 
「苦しいんだよね。」と、心に優しく話かけてあげるだけでも、心はホワット緩みます。
あなたの心はどんな言葉を待っているんだろう・・・。

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どんな経験も無駄なことは一つもない

 

こんにちは。
恢復セラピストまなみです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
 
「どんな経験も、無駄な経験は一つもない。」
 
今だから言えるこの言葉。
 
今だからこそ、自信を持って言えるこの言葉。
その経験をどう生かすか。
それが大事。
 
 
私は辛い経験を、人一倍してきたと思っています。
少なくとも、同級生の中では負けないぞ!
幸せな経験より、できたら避けたかった経験。
そんな経験も、今なら自信を持って言えます。
だからこそ、今の私がある。
そこから這い上がって、必ず花を咲かせて見せる。
全ての経験を生かす。
 
生きた経験。
幸せが生まれる花になる。
 
最近、蓮の花が気になっていました。
新しいヨガマットを購入するとき、蓮の花のヨガマットにしたいと思いました。
そして、いつもはあまり身に着けない色の、紫が良いと思った。
蓮の花で紫。
それが条件だった。
蓮の花は、綺麗な水で育ったのではなく、泥水で育ち、水面に綺麗な花を咲かせます。
 
意識していたわけではありませんが、私が蓮の花に惹かれたのは、泥水で育った。
と、いう所なのかもしれません。
 
綺麗な水の中で育たなくても、あんなに綺麗いで、人の心を動かす、花を咲かせることができるんだ。
どんな家庭環境で育ったとしても、どんなに辛い経験をしてきても、
「必ず花を咲かせて見せる。」
と、強い思いがあるのなら、必ず花は咲くのです。
私はそう信じています。
 
あなたは、この経験を、どう学びますか?
 
あなたは、本当はどうなりたいの?
 
あなたは、この経験をどう生かしますか?
 
その先には、必ず自分の求めている、宝物に出会える!
私は、そう信じています。
 
私はいろいろな経験をしてきたからこそ、セラピストという道を選びました。
そして、素敵な人たちに、出会うことが出来ました。
 
「楽しい!学びたい!」
と、思えることに、出会うことが出来ました。
 
全て無駄な経験なんて、一つとしてないのです。
 
私は、そう信じています。

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近づきたい…なのに近づくと心が苦しい

 

こんにちは。
恢復セラピストのまなみです。
読んでいただき、ありがとうございます。
 
「近づきたい・・・なのに近づくと心が苦しくなる。」
 
大好きな人に近づきたい…近づけた。
一ヶ月は幸せだった…。
しかしその後は、苦しい日々が待っていた…。
 
 
「何が苦しいの?」
 
「心が苦しい…。」
 
「これは愛?」
 
「好きだから苦しいの?」
 
「きっとそう。」
 
だけどこの心の苦しさは、何かが変!
 
人を好きになって幸せな気持ちより、憂鬱な気持ち、不安、よく分からないけれど、自分の感情がコントロールできない。
 
「もう苦しい…。」
「こんな恋愛はもう嫌だ。」
 
「別れたい。」
「なのに別れられない。」
 
「どうして?」
 
「孤独が怖いから?」
 
「相手を他の人に、取られたくないから?」
 
「相手だけが幸せになるのが、許せないから?」
 
気がつけば、いつも同じ恋愛パターン…。
 
「どうして?」
 
それは幼い頃の、未完の思いが影響しているのかもしれません。
 
 
恋愛をすると、今まではギュッと押さえ込んでいた感情が、出口を見つけて流れだしてきます。
 
流れ出してきた感情を、無理に押さえこもうとすると、よけいに苦しくなります。
 
もし何度も同じパターンの恋愛で、苦しいと感じているとしたら…。
 
 
心の中で小さな小さな子供が、「私に気がついて?!」と一生懸命、貴方に訴えているのかもしれません。
 
 
見て見ない振りをすると、あなたが気付いてくれるまで、その小さな子供は心の中で泣き叫びます。
 
 
「私を見て!」
「私を抱きしめて!」
「私を一人にしないで!」
と…。
 
 
気付いて欲しいから、貴方の心を苦しくさせて、「今度こそ気付いて!」と、一生懸命にメッセージを送っているのです。
 
 
いつも恋愛すると、ワクワクしたり、楽しい気持ちだったり、安心感があったり、穏やかな気持ちだったりしたら、その恋愛は幸せに向かっている恋愛です。
 
 
いつも恋愛をすると、心が苦しかったり、不安だったり、幸せな気分が一ヶ月ぐらいだったり、彼と一緒に居たいのに、近づきたいのに、友達のときは楽しかったのに、近づいたら心が苦しくて、頭と心がバラバラで、辛くて抜け出したいのに抜け出せない。同じ所を心がグルグルして、辛い恋愛…。
 
もしそうだとしたら、そろそろ心の中の小さな子供を、ギュッと抱きしめてみませんか?
 
 
それをしてあげられるのは、あなたしかいないから。

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