【ココヘル602】メガネあづまが浮気対策特集の意気込みを語りました。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 602号 2012.10.26
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 さて、最近ご相談が増えているのが「浮気問題」ですので、
 浮気問題について、しばらく特集していきたいと思います。
 
 ところで、最近は時に、登録したメルマガが届かない!
 ということが起こるようです。
 登録解除していないのに、勝手に届かなくなってしまうことが。
 (配信元のアドレス整理やサーバーの迷惑フィルターが原因のようです)
 
 今回の浮気対策特集は、特に力を入れて書いていきますので、
 「あ??必要だったのに見逃した??(涙)」ということがないよう、
 あらかじめ、ココヘル(表)とココヘル+の両方で告知しています。
 
 もしも、このココヘル(表)が届いているけれど、
 ココヘル+は届いていない、という場合、今後のために、
 こちらから、ぜひココヘル+にも登録しておいて下さいね。
 https://www.556health.com/sp/e-zine/
 
 
 この特集についての意気込みを動画で語っていますので。
 メガネかけてます(笑)
 https://www.556health.com/archives/2012/10/post_662.html
 
 
 さて。
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
 というご要望がございましたら、
 いまなら採用される可能性が高いですので、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
◆ 5部構成でお届けします。
 
 この特集は、全体を5部構成として、お届けします。
 ■第一部 浮気にまつわる心理学的基礎
 ■第二部 予防編
 ■第三部 起きちゃった編
 ■第四部 こじれた編
 ■第五部 相当厄介なケースについて
 
 順番が前後する可能性もありますが、
 いまのところ、上から順にお届けしようと考えています。
 
 
 第一部の構成は、いまのところ、こんな予定です。
 
 ■第一部 浮気にまつわる心理学的基礎
 ・浮気が起きるとき、心理的に何が起きているか?
 ・恋愛ホルモン三年説
 ・「結婚三回説」から、浮気を考える
 ・マズローの五段階欲求説から、浮気を考える
 ・お互いがお互いの成長にプラスになってこそ、長続きする
 
 ・意志の力だけでは、一ヶ月しかもたない(浮気症)
 ・浮気する「必要がない」潜在意識の状態をつくること
 
 
◆ では、早速第一回の内容です。
 
 浮気が起きているとき、必ず起きていること。
 それは、カップルのうち少なくとも一方(浮気する人)が、
 浮気相手に「恋愛感情」を持ってしまっている、ということです。
 
 恋愛感情は、PEA(フェニルエチルアミン)という脳内ホルモンの
 作用によるもので、怖れの回路を抑制し、幸せな感じを増加させます。
 
 特定の相手と一緒にいるときにこのホルモンが多量に分泌されます。
 これが「好き??♪」となった状態です。
 
 では、結婚していても、別の相手に対して、このような脳内現象が
 起きてしまうというのは、
 人間の生理学的に、避けられないものなのでしょうか?
 
 ひたすら、恋心が開かないように、異性との接触を避けて、
 あるいは近づくのを我慢して生きるのが
 「正しい生き方」なのでしょうか。
 
 それとも、恋愛感情を操縦するポイントがあって、うまくいけば、
 変な浮気心に人生の足を取られることを避けられるのでしょうか。
 
 あるいは、人間は浮気心があるものであるから、むしろ一夫一婦制の
 社会の方を直していく努力をして(もちろん、離婚後のサポートは厚く
 して、特に子供などがダメージを受けないようにする)
 
 人間の感情を肯定する方向に、
 人類の道徳観念も、社会も進歩するべきなのでしょうか。
 
 こんなことを考えながら、
 浮気について深く理解をしていきたいと考えています。
 
 
◆ 理解なんて、なぜするの?
 
 理解なんて、なぜ必要なのでしょうか。
 
 それは、断絶は怖れを生むだけだからです。
 
 浮気する人を、一方的に「悪者」と断罪して、
 自分とは関係のない「向こう側の人」と位置づければ、
 
 その瞬間は確かに、自分だけ正しくて、相手が間違っている、
 その構図に持ち込めて、一瞬楽になるかもしれません。
 
 
 でも、次に誰かと出会うときにどうなるでしょうか?
 
 きっと「浮気しない人」を探しつづけて、
 徒労を繰り返すことになるのではないでしょうか。
 
 
 理解なき断罪は、
 結局自分のためにもならない。
 
 私はそう考えています。
 
 
 これからの、このシリーズ。
 どうぞお楽しみに。
 
 
◆編集後記
 
 今日は、斉藤学さんのオープンカウンセリングを聴講してきます。
 アルコール依存症の家族など、かなり重いテーマを扱う
 専門の先生なので、いろいろ学べることがあると期待しています。
 
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【ココヘル601】本当の「癒し」とは?体験をシェアします

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 601号 2012.10.12
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 札幌で、癒し力ワークショップを開催して、
 帰ってきました。
 
 
 悩みの詳細は、個人情報なので公開は出来ませんので、
 気づきと学びをシェアしたいと思います。
 
 
 ワークショップ自体は、笑いあり、涙あり、ハグありの、
 とっても感動的なものになりまして…
 
 別れを惜しんだ参加者さんからハグされている私の姿を、
 たまちゃんが写真に収めてくれましたが…
 http://on.fb.me/WNgMQr
 (フェイスブックで珠帆美汐さんと友達の人限定。ご容赦!)
 
 
 このワークショップを通じて、私自身気づいたことを、
 ここでシェアしたいと思います。
 
 
◆ 癒しはこうして起こる
 
 「癒し力」ワークショップで目指していたものは、
 
 「癒し」はこうして起こる、という原則を、
 体験的に理解してもらうこと。
 
 だったんですね。
 
 
 体験的に理解して、家でも実践できるようになることも、
 もちろん重視しているんですが、
 
 ワークショップの場の力で、その場で癒しが起こることも、
 貴重な体験なので、うまく起こせたらいいなと思っていました。
 
 
 
 癒しの原則とは、
 
 ・過去の(黒い)ファイルが開いていること
 ・同時にプラスのエネルギーを感じること
 
 このふたつがちゃんと同時に起こること、なのです。
 
 
◆ まずは、プラスのエネルギー補給
 
 マイナスの記憶を開く前に、まず何よりも、
 プラスのエネルギーを補給することが大事です。
 
 プラスのエネルギーを受け取るワークとして、
 
 名札に、自分がほしい「承認」を書いて、
 どんどん相手を変えながら、お互いに承認を交換し合う、
 そういうワークをやりました。
 
 私は自分の名札に、
 「なるほど」「分かりやすい」と言われるとチョー嬉しい、
 などと書きました。
 
 
 東京でも好評だったし、みんなテンションが上がるので、
 札幌では二日目にも、もう一回同じことをやりました。
 
 
 一日目にやったときには、遠慮もあったかもしれません。
 二日目にやるときには「名札を書き直してもいいよ」と言ったら、
 
 「ハグ」を名札に書いた人が、ぐっと増えたんですね。
 ハグ以外のスキンシップを求める人もいました。
 
 ということは、初日には、自分が欲しいものを、
 分からなかったか、言えなかった、
 ってことだったわけですね。
 
 
 社会生活を営んでいると、自分を抑えるのが日常になって
 しまいますから、ブレーキを外すのが難しいんですね。
 
 
 でもようやく、二日目になって、
 ワークショップという安全な場で、
 本当にほしい承認を求められるようになった。
 
 
 そうしたら、「わはは」「げらげら」「きゃ?」って、
 どんどんテンションが上がっていったんですね。
 
 自分がほしい承認(プラスのエネルギー)を受け取ると、
 気持ちがどんどん高まるわけですね。
 
 
 
◆ プラスだけじゃダメ。そこでマイナスを開くべき。
 
 そこで、私のひと言。
 
 
 「癒したい過去の自分をイメージしながら、
  ハグとか、ほしい承認を受け取るといいよ。
  やりそびれている人は、今のうち。やってみて。」
 
 
 これ、癒しの原則である、
 
 ・過去のファイルが開いていること
 ・同時にプラスのエネルギーを感じること
 
 それを今ここでやろう、という提案だったんですね。
 
 
 
 今度は、空気が一変しました。
 
 さきほど、あんなにテンションが高く、興奮モードだったのに、
 急に、しんみりしました。
 
 
 仲間のハグからエネルギーをもらいながら、
 過去を思い出して涙を流す人が続出。
 
 
 でも、私はこっちの雰囲気の方が好き、って思いました。
 
 
 
 過去のマイナスにフタをして、
 強い刺激でそれをごまかしながら生きる人よりも、
 
 
 ちゃんと過去のマイナスに向き合って、
 それをしっかりと癒しながら、
 強い刺激なんて必要ない生き方へと成長する人の方が、
 
 魅力的だと、私は常々思っていますから。
 
 
 
 最後は自然発生的に、みんなで輪になって、
 それぞれ、エネルギーを受け取りながら、
 過去を癒したい人は、人の輪の中で癒していきました。
 
 
 
 本当は他にもいろいろ気づきや学びや感動があったんですが、
 この瞬間が、やっぱり山場でした。
 
 
 
 家庭環境が安全な環境ではなかったり、親に依存されていて、
 子供らしく過ごせなかった、という方も、
 
 癒し力ワークショップの中でエネルギーをもらって、
 過去の傷を開くことが出来ていたり、
 癒されて安心感を感じることが出来たりと、
 
 
 本やメルマガを読むだけではなかなか起きない、
 場の力、人の輪の力による、癒しが起きました。
 
 
◆ 本当の癒しとは
 
 癒しというのは、
 
 ・本当に必要な種類の承認のエネルギーを受け取って、
 ・それを、心の、必要な部分に届けること
 
 なのだな、とつくづく感じました。
 
 
 過去のマイナスを癒すときには、
 
 ・癒したい過去の自分をイメージすることで、
  その部分へのチャンネルが開きます。
 ・そのときに、本当に必要な種類の承認を受け取ると、
  過去の自分がしっかり癒されていきます。
 
 
 癒されないときと言うのは、
 
 ・ハグがほしいのに、ほめ言葉を求めていたり、
 ・無条件の承認としての笑顔がほしいのに、
  必死で頑張って、条件付きの承認を求めていたり、
 
 というように、ほしい承認の種類がずれている場合。
 
 あるいは、もうひとつのパターンとして、
 
 ・承認を大人の心で受け取っていながら、
  癒したい過去の傷にフタをしているので、
  本当に必要な部分(過去の黒いファイル)に
  エネルギーが届いていない。
 
 
 など、癒しの原則に反することが起きています。
 
 
 
 とくに、家庭環境が安全でなかったり、
 親に依存されていたりすると、
 
 自己否定的なセルフイメージや、
 人間不信(他者否定的なワールドイメージ)が育って
 しまうことがあります。
 
 そうなると、癒しの原則から外れやすいです。
 
 
 
 
 5日間の北海道遠征。
 珠帆美汐さんの家に遊びに行って、
 乗馬もしたし、おいしいものも色々いただきました。
 
 小樽でランチ会&セミナーをして、
 札幌で癒し力ワークショップをして帰ってきました。
 
 振り返ると、私自身とても満たされた体験で、
 感謝の気持ちが、湧いてきます。
 
 
 参加者さんに恵まれて、
 主催者さん(たまちゃん)に恵まれて、
 
 琴似のキノコ荘という、素晴らしい会場に恵まれて、
 近くにたまたま清浄な空気の満ちた琴似神社があって…
 
 というような素晴らしい偶然の力もあって、
 このような癒しの体験になったのだと思いました。
 
 
 私にとっても、充実したいい体験でした。
 
 
 いまの気持ちを、英語で表現すると、
 
 
 I love you, Kotoni!!!
 
 
 あ、そうそう。
 北海道遠征を写真付きでブログにアップしてあります。
 まあ、大したことは書いてないですが、興味のある方はどうぞ。
 http://ameblo.jp/loveandpartnership/entry-11376717895.html
 
 
◆編集後記
 
 家に帰ってきたら、奥さんがちゃんとお水をあげてくれていた
 バジルが元気に育っていて、ルッコラの芽が出ていました。
 早速バジルペーストを数回作りました。
 
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【ココヘル祝★600】RLTで幸せになろう。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 600☆号 2012.10.1
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 なんと今回で、600号です。
 創刊が2005年7月でしたから、7年ちょっと。
 長いですね?。
 
 でもやっぱり、継続は力ですね。
 今の仕事も、ずいぶん安定しましたし、仲間も増えました。
 
 
 前回、自己否定や人間不信があると、他者からの承認を
 受け取ることを、心が拒絶してしまう話をしました。
 
   他者からの承認
   ↓
   ×(ここでブロックしてしまう)
   自分の中に承認のエネルギーが満ちていない
   ↓(弱い)    ↑(弱い)
   自分で自分を認める力が弱い
 
 こんな風に。
 
 そして、その場合、自然や動物からエネルギーを受け取る
 ところから始めるのが、有効だという話をしました。
 
 
 これを改めて、図解的に説明しますと、
 
 承認のブロックがある人は、人間からプラスの
 エネルギーを受け取ることが難しいので、
 
 自分の中に承認のエネルギーが満ちていかないし、
 すると、自己承認ができないので、
 自己否定がなかなか消えないんですね。
 
 こんな感じです。
 
   他者からの承認
   ↓
   ×(ここでブロックしてしまう)
   自分の中に承認のエネルギーが満ちていない
   ↓(弱い)    ↑(弱い)
   自分で自分を認める力が弱い
 
 
 そこで、まず、こういう状態を作ります。
 
   自然・動物など、受け取れるものから受け取る
   ↓
   自分の中に承認のエネルギーが少しずつ満ちる
   ↓        ↑
   自分で自分を認める力が少しずつ高まる
 
 
 そのあと、自己承認がある程度できてきてから、
 人間からエネルギーを受け取る方へと、進みます。
 
   他者からの承認
   ↓
   自分の中に承認のエネルギーが満ちてくる
   ↓        ↑ (ここで循環)
   自分で自分を認める
 
 
 癒し力ワークショップでは、
 自然や動物からの、エネルギーの受け取り方の指導もしますし、
 お互いにエネルギーを与え合い、受け取り合う実習もします。
 
 承認の受け取り拒否をしている人でも、
 うっかり(笑)受け取ってしまうような工夫をしています。
 
 東京でのワークショップでも、とても盛り上がった、
 「名札のワーク」を、札幌でも、もちろん、やります。
 
 
 そうそう、札幌のワークショップでは、
 珠帆美汐さんが、自然から受け取る部分の指導をしてくれます。
 
 琴似神社などを予定しています。
 「など」って言っているのは、珠帆美汐さんの哲学が、
 「自然はあらゆるところにある」なので、
 本当に、どこからでも受け取れる、らしいのです。
 (実は私も楽しみにしています)
 
 たぶんこれって、札幌だけの、スペシャル特典です。
 
 だってこのワークショップ、来春に東京で開催する予定は
 立てていますが、あくまであづま(とHaNA)が講師で
 行いますから、
 
 東京開催の時に珠帆美汐さんに来てもらうことは、
 たぶん永久にないと思うんですね。
 
 (タロット講座などでは、また来てもらう予定ですが)
 
 
 こうやって、
 自然・動物・芸術…そして、もちろん人から。
 どんどんエネルギーを受け取って、内面を満たせる自分になる。
 
 ちなみに、人から受け取るときには、
 ハグしてもらっているときに、子供の自分を胸にイメージ。
 話を聞いてもらっているときに、子供の自分をお膝にイメージ。
 
 といった感じで、やはり同じように、
 リアルライフ(現実の生活)からエネルギーを受け取って、
 インナーチャイルド(ここはイメージを使う)に渡す。
 
 ということをしていきます。
 
 
 それこそが、リアル・ライフ・セラピーの
 基本であり、神髄でもあります。
 
 
 それができたら、
 パートナーシップでも、
 
 内面の満たされなさのせいで、自分では頑張っているつもり
 なのに、相手に減点されてしまい、関係がうまくいかない、
 という不幸なことが、起こらなくなります。
 
 頑張らなくても、相手に好かれる自分、
 に向かって変化していきます。
 
 
 それこそが、今後の生き方(というより社会)の理想だと、
 あづまは考えています。
 
 これまでの社会:自分の行動に責任を持つ(内面は問わない)
 これからの社会:自分の潜在意識にも責任を持つ、
 
 潜在意識の状態を放置して、行動だけ整えて「頑張る」
 そういう時代はもう終わりにしよう。
 
 整った行動が自然にできるよう、潜在意識から整える。
 そういう考えが普通の世の中になってほしいと願っています。
 
 これは、義務とかではなくて、
 そうしたほうが、個人としてはより豊かな生き方になるし、
 社会としても、より豊かな社会になると思うからです。
 
 
 その方法として、リアルライフセラピーというのは、
 コツさえつかめば、「セラピーでございます」ってな
 儀式とか道具とかが不要で、
 
 それこそ、ちょっと学んだ人が、彼氏に実践。
 彼氏は気づかないまま、彼女によって癒されていく、
 みたいなことさえ、できる方法なんですね。
 
 
 セラピーの未来像だと思っています。
 
 ぜひ、志の高い人からまず、潜在意識から整える、
 という考えに向けて一歩踏み出してほしいと願っています。
 
 
◆ このシリーズのまとめ
 
 パートナーシップにおいて、
 相手に「批判、責める、文句、脅し、罰、ほうびで釣る」など
 の方法で「外的コントロール」で接すると、関係が破壊される。
 
 しかし、行動だけ取り繕っても、
 内面の「満たされなさ」がどうしても出てくるのが人間。
 
 根本的に、幸せに満たされた状態になることを目指すべき。
 
 世界は愛(承認)に満ちているのに、人は意外なほど、
 それを「受け取っていない」。
 
 その理由には、自己否定や人間不信などの「ブロック」がある。
 
 
 そういう場合に、リアル・ライフ・セラピーの手法が有効。
 
 まず、自然・動物・芸術・子供時代の幸せ体験(の再現)など
 からエネルギーを受け取って、インナーチャイルドに与える。
 
 そうやって次第に、他者からの承認も受け取れる自分になる。
 
 
 自分の中に、承認のエネルギーが満ちてくると、
 自分で自分を承認することが「力強く」できるようになる。
 
 そうなってくれば、あとは幸せの循環が始まります!!
 
 
◆ 最後に注意点
 
 かなり強い「怒り」を潜在意識レベルで持っていると、
 (本人は慣れっこになっているので「怒っている」かどうか、
  あまり分からなくなっていることが多いです)
 
 このシリーズで提示した解決の道順をうまくたどれない
 ことがあります。
 
 その場合は、やはり、恋愛セラピーや、
 癒し力ワークショップを頼ってほしいと思います。
 
 
 
◆編集後記
 
 いや?
 600号ですか。
 我ながらよく書きました。
 
 これに加えて、ウェブサイトにもかなり多くの記事があります
 ので、よくやったな?、と本当に思いますね。
 
 そのおかげで、本当に、恋愛セラピーを中核とした、
 女と男の心のヘルスのビジネスは、安定してきました。
 仲間も増えたし。
 
 
 ところで今日のタイトルのRLTって何?ってあなたへ。
 それは、エブリ…じゃなくて、
 リアル・ライフ・セラピーの頭文字です。
 
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【ココヘル599】これがリアルライフセラピーです!

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 599号 2012.9.30
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 前回、自己承認がうまく行かない話を、
 図解的に説明しました。
 
 
 自己承認がうまく行っている人は、こうなっています。
 
   自分の中に承認のエネルギーが満ちる
   ↓        ↑ (ここで循環)
   自分で自分を認める
 
 
 自己承認がうまく行っていない人は、こうです。
 
   自分の中に承認のエネルギーが満ちていない
   ↓(弱い)    ↑(弱い)
   自分で自分を認める力が弱い
 
 
 だから最初は、こんな風に他者から受け取ることが必要です。
 
   他者からの承認
   ↓
   自分の中に承認のエネルギーが満ちてくる
   ↓        ↑ (ここで循環)
   自分で自分を認める
 
 
 でも、自己否定や人間不信があると、他者からの承認を
 受け取ることを、心が拒絶してしまいます。
 
   他者からの承認
   ↓
   ×(ここでブロックしてしまう)
   自分の中に承認のエネルギーが満ちていない
   ↓(弱い)    ↑(弱い)
   自分で自分を認める力が弱い
 
 
 と、こんな風に「行き詰まって」いるわけです。
 
 
 今回はその続きからです。
 
 
 
 このような場合、まず、
 どんなところからでもいいから、
 自分が認められている、受け入れられているという感覚を、
 受け取ることが必要なんですね。
 
 機能不全家族で育った。虐待的な扱いを受けたことがある。
 そういう生育歴があったりすると、どうしても、
 人間不信が強くなってしまいます。
 
 それでも、そこから抜け出していった人を見ていると、
 癒しのはじめの一歩は、自然か動物のことが多いです。
 
 ほかにも、芸術(音楽や演劇系が多いです)や、
 子供時代に幸せだった体験(を大人になってからしてみる)
 といったものが、エネルギー源になることがあります。
 
 
 自己流で試してみることができる人は、
 ぜひ試してみてほしいのですが、
 
 胸の中に、子供の頃の自分がいるとイメージして、
 自然や動物(やその他のエネルギー源)から
 エネルギーを受け取る、というワーク。
 
 自然から受け取るならこんな風にします。
 あなたのお気に入りの場所に出かけていって、
 その場所の景色・音・空気の感じを全身で感じます。
 
 そして、全身でエネルギーを受け取りながら、
 胸の中に、子供の頃の自分がいるとイメージします。
 
 その子と一緒に、その場所のエネルギーを、
 しっかり受け取って、体験してみます。
 
 
 ※出かけなくても、イメージするだけでいいですか?
  という質問を受けることが結構多いんですが、
  私は、出かけてほしいと考えています。
 
  この手法が今までの「イメージ療法」と違うのは、
  単にイメージの世界で完結するのではなくて、
  心の中のイメージの世界と、現実世界の「体験」を
  結びつけているところなんですね。
 
  全部想像で済ませてしまうなら、従来のイメージ療法と
  結局一緒になってしまうんです。
  まあそれはそれで、一定の意味はあるのですが、
 
  心の中の承認のエネルギーが枯渇しているから、
  ポジティブなイメージも出てこない、という場合には、
  イメージだけで完結するワークをするよりも、
  現実の「自然」「動物」からエネルギーを受け取る方が、
  効果があると考えています。
 
 
 動物の場合は、ワンちゃんとじゃれているときに、
 同じように子供の自分を登場させてみる。
 
 子供時代に、電車に乗っているときは幸せだった、
 という体験があるなら、なるべくその当時を思い出せる
 ような電車に実際に乗ってみて、
 
 同じように子供の自分を登場させてみる。
 
 
 癒しの原則というのがあるんですが、
 
 ・過去の記憶のファイルが開いている
 ・同時にプラスのエネルギーを感じている
 
 これを、両方満たしていること、なんですね。
 
 
 片方しか満たしていないと、うまく癒しが起こりません。
 
 過去に背を向けたまま、現在のプラスのエネルギーに
 ばかり頼ろうとすると、やってもやっても満たされない、
 依存症的な状態・行動になりますし、
 
 逆に、過去の記憶のファイルを開いたとしても、
 ただ思い出して嫌な気持ちになっただけ、というのでは、
 癒しにつながりません。
 
 だから、両方が必要なんですね。
 
 
 自然や動物からエネルギーを受け取って、
 それを子供の頃の自分を胸にイメージして注入する。
 
 これが、最近私がリアル・ライフ・セラピーと名付けて
 熱心に研究しているセラピーの方法なんですね。
 
 
 今回も長くなってきたので、
 次回、600号記念に、
 リアルライフセラピーの秘密を、
 どどーんと公開してしまいます。
 
 なんて、大風呂敷を広げてみましたが…
 まあ今回の続きの内容ですから。
 
 次回もお楽しみに!!!
 
 
◆編集後記
 
 この号は、原稿を、どどーんとまとめ書きしたので、
 予約配信です。
 
 日常の話は、また今度書きますね。
 いよいよ次回で600号です!
 
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“【ココヘル599】これがリアルライフセラピーです!” の続きを読む

【ココヘル598】自分で自分を満たせない本当の理由とは?

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 598号 2012.9.29
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 前回、ここで終わっていました。
 
 本当の意味での「受け取り上手」になる必要があり、
 本当に自分を幸せにする必要があるんですね。
 
 
 今回は続きから。
 
 
 受け取り上手って言うのは、
 他人から見て、礼儀正しいとか、
 ありがとうをきちんと言っているとか、
 そういうことではないんですね。
 
 そうではなくて、他人からの親切を受けたときに、
 心の中にうれしさと幸せがじわーっと広がっていく、
 だからこそ、心から感謝して、ありがとうも言うし、
 相手に何か返そうとも思う。
 
 そういう内面的な状態のことです。
 
 
 逆に、受け取っても受け取っても、
 なんだか満たされないものが残る場合、
 それは本当にほしいものじゃないんですね。
 
 本当にほしいものは、人それぞれ、個別に見ていかなければ
 ならない部分があるので、メルマガで一概には言えないですが、
 
 よくあるのは、親の愛です。
 
 親から認めてほしかった、という想いが、思い残しになっていて、
 それをもらうまで、私は満足しないぞ、満たされないぞ、
 という状態になっている。
 
 いわゆる、インナーチャイルドの問題です。
 
 
 これを持っていると、パートナーから何をもらっても、
 本当にほしいものじゃないですから、
 
 いっとき満たされたと思っても、
 またすぐに元の寂しい気持ちに戻ってしまう。
 
 何をしてもらっても、全然癒されていかない、
 というパターンになりがちです。
 
 
 承認を受け取らないブロックを持っている人が、
 自力で自分を立て直すのは、経験上、結構難しいです。
 
 
 自分で自分を幸せにする、
 なんて言い方を、カウンセラーの人はよく言うんですね。
 
 
 でもね。
 
 
 人間には、他者からの承認がまず必要なんですね。
 そのあと、自分で自分を認める力がついてくる。
 
 自分の中に、承認のエネルギーがないうちに、
 自分で自分を認めようと試みても、力強くないんです。
 
 でもその、必要な、他者からの承認が、ブロックされて、
 受け取れない状態になっている。
 
 という行き詰まり状態になっているわけです。
 
 
 ちょっと、図解的に説明しますね。
 
 
 自己承認がうまく行っている人は、こうなっています。
 
   自分の中に承認のエネルギーが満ちる
   ↓        ↑ (ここで循環)
   自分で自分を認める
 
 
 自己承認がうまく行っていない人は、こうです。
 
   自分の中に承認のエネルギーが満ちていない
   ↓(弱い)    ↑(弱い)
   自分で自分を認める力が弱い
 
 
 だから最初は、こんな風に他者から受け取ることが必要です。
 
   他者からの承認
   ↓
   自分の中に承認のエネルギーが満ちてくる
   ↓        ↑ (ここで循環)
   自分で自分を認める
 
 
 でも、自己否定や人間不信があると、他者からの承認を
 受け取ることを、心が拒絶してしまいます。
 
   他者からの承認
   ↓
   ×(ここでブロックしてしまう)
   自分の中に承認のエネルギーが満ちていない
   ↓(弱い)    ↑(弱い)
   自分で自分を認める力が弱い
 
 
 と、こんな風に「行き詰まって」いるわけです。
 
 今回もまた、長くなってきたので、続きは次回。
 
 
 ではまた!
 
 
◆編集後記
 
 今日は日本橋で恋愛セラピーの日。
 がんばりまっす!
 
 今日こそいよいよ、椅子を買う…かも。
 
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【ココヘル597】内面を満たすことこそ、幸せなパートナーシップの鍵

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 597号 2012.9.28
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
 前回、ここで終わっていました。
 
 私が強調したいのは、実はむしろ、行動面よりも、
 内面。
 なんですね。
 
 
 今回は続きから。
 
 
 頭で考えた「行動」「言葉」が、相手にどう伝わるかという
 部分では、自分がどんな感情を(時に、自分では自覚して
 いなくても)持っているか、ということが重要になります。
 
 典型的な例を挙げてみますと、たとえば、相手が浮気をした。
 という状況の時に、
 
 実は問題解決のためには、
 相手の動機を問うことは、役に立つ行動なのですが、
 
 「どうして浮気したの?」
 という言葉を相手に投げかけるとして、
 
 文字にしたときに同じでも、
 やさしく、相手のことを受け入れる気持ちで言うのと、
 不機嫌に、自分のことでいっぱいいっぱいで言うのと、
 
 全然印象が違ってきますよね。
 (ご自分で「どうして浮気したの?」を2種類の声色で、
  言ってみるとよく分かりますよ)
 
 
 今の例は、誰でもが、後者の方に陥りやすい例を、
 あえて挙げたわけですが、
 
 もっと普段の日常生活について考えてみれば、
 不満ばっかりで生きているのか、
 自分で自分を幸せにして生きているのか、
 
 そういう内面の充実が、根本的に重要になります。
 
 
 人は結局、承認を求めて生きているんですね。
 
 だから、相手に自分を承認してもらおうと思う。
 
 そのために、相手をコントロールしがちになるし、
 相手から承認をもらえないと傷ついたりしてしまう。
 
 
 それはもう、人間の性みたいなもので、
 否定しても仕方ないし、我慢しても長くは持ちません。
 
 
 だから、堂々と、承認がほしいんです私、
 という形で生きていいと、私は思っています。
 
 
 但し、それには、重要な条件があります。
 それは、相手が差し出してくれた承認を、
 心底受け取って味わうこと。
 
 
 実は人は、承認を、ちゃんと受け取っていないことが、
 意外と多いんですね。
 
 
 ほめられても、
 「いえいえいえいえ…私そんなんじゃないです。」
 なんて、人間関係を円滑に回すための謙遜ですらない。
 単に、受け取るのができないだけ、になっていますよね。
 
 
 ほめられたときや、親切にしてもらったときに、
 ちゃんと「ありがとう」って言ってます、
 そうおっしゃる方も、日本人には多いのですが、
 
 「ちゃんとお礼しなきゃ」
 と、相手に気を遣う方に意識が行ってしまい、
 逆に、自分の心にうれしさが染み渡るという感じで、
 「受け取る」ことは、ほんの少ししかやっていない、
 という人も、多いんです。
 
 ほかにも、人間不信を持っていたりすると、
 ほめられても、なんか裏があるんじゃないかとか、
 下心があるに違いないとか、色々勘ぐってしまって、
 結局、受け取れないんですね。
 
 
 せっかく承認(愛)をくれる人がいるのに、
 自分の心の中で、それをブロックしているわけです。
 
 
 これを続けていると、相手も、疲れてきます。
 どんなに愛しても(=承認をあげても)満足してくれない。
 またすぐ不満モードに戻るじゃないか、と。
 
 すると「こいつのためにはもう指一本動かしたくない」
 となるわけです。
 
 これ、私の考えでは、
 「口角を上げる」みたいな、表面を取り繕う方法も、
 一時的には効果はありますが、長い目で見ると、
 結局内面がバレてしまう。伝わってしまう、
 と考えています。
 
 ですので、そうならないためには、
 本当の意味での「受け取り上手」になる必要があり、
 本当に自分を幸せにする必要があるんですね。
 
 
 今回はここまで。
 次回をお楽しみに!
 
 
 
◆編集後記
 
 実はね?。
 ある日、肥料をあげたときに、何が悪かったのか原因はいまいち
 明確に分かってはいないのですが、バジルが枯れちゃったんです。
 悲し????
 
 全部じゃないんだけど。4本あったうちの2本が枯れちゃったの。
 もうね、対策する間もなく、あっという間にダメになってしまっ
 て。
 
 肥料そのものが悪かったのか(前回と同じぐらいの量だったのに)
 ちょっと穴掘ったときに根っこを傷つけちゃったからなのか、
 雨続きで根腐れを起こしそうな状況だったからなのか(栄養分が
 増えて、土中の嫌気性菌が急に増えちゃった、とか)、
 そのあたりが怪しいんですが、
 
 とにかく、2本枯れちゃいまして…がっかりです。
 残ったヤツは、今のところまだ元気に育ってますが…
 
 バジル意外と難しいぜ。
 
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 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
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【ココヘル596】感情的負担が結婚生活を壊す

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 596号 2012.9.27
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 ウィリアム・グラッサー。
 「選択理論」で名の知られた心理療法家ですが、
 彼の書いた「結婚の謎 http://amzn.to/QSsLsp 」
 という本の中に、こんな一節があります。
 
 
 曰く、
 >(氏の元に)助けを求めてきた不幸な夫婦に、
 >私はしばしばこう尋ねて参りました。
 
 >「どうして友だちには、夫婦がお互いにしているのと
 > 同じような対応をしないのですか」
 
 >すると、答えはいつも同じです。
 >「友人にそんなことをしたら、友人を失ってしまいます」
 
 
 ウィリアム・グラッサーは、結婚生活を破壊するのは、
 「外的コントロール」であると述べています。
 
 批判したり、責めたり…あるいは、自分の思い通りに相手を動かそう
 としてほうびで釣る、といった行動さえも、
 
 相手を「コントロール」して自分の欲求を満たそうという試みです。
 
 社会では(たとえば会社)成果を上げたら報奨金があり(ほうびで釣る)、
 ノルマに満たなかったらそれがない(罰がある)ということが、
 当たり前に行われています。
 
 しかし、これを結婚生活に持ち込んだとたん、
 もはや、二人の関係は親密な信頼関係ではなくなってしまい、
 
 お互いにコントロールし合う、権力争いの関係になってしまいます。
 
 
 そしてそのことは、
 夫婦の親密さや、セックスなど、
 
 結婚生活の喜びの多くを奪っていきます。
 
 
 彼はまた、こうも語っています。
 
 曰く、
 >不幸なことですが、私たちが外的コントロールを使い続ける限り、
 >情事の方が結婚よりも性関係においては満足を与えます。
 
 
 不倫関係などでは、外的コントロールを使えば、
 その関係は「イヤなら終わりにしよう」で終わってしまうので、
 
 失いたくないから、人は行動を整える、わけです。
 
 結婚という関係に安住したとたん、
 友だちには言えないような辛辣な言葉を言ってしまう人は、
 
 不倫の方が燃える
 
 と、なってしまうよ、と博士は警告してくれています。
 
 
 結婚関係でも、
 もし毎年、この関係を「契約更新」するとしたら、
 本当に自分はこの相手を選ぶだろうか?
 本当に相手は自分を選び続けてくれるだろうか?
 
 そしてそうなるためには、自分はどういう行動をすべきだろうか?
 それぐらいの緊張感を持って過ごすことが大事だと思うのです。
 
 
 ところで。
 
 私は選択理論は、それほど詳しくはないですが、
 それでも、こんな風に感じています。
 
 選択理論の教える行動は、立派なものではあるが、
 行動だけ取り繕うことを試みると感情が置き去りになりそうだ。
 
 だから、
 私は選択理論の教えに従うことを【頑張る】のではなく、
 
 自分の内面を自分の責任で満たして、
 選択理論の教えるとおりの行動を【自然にしている自分になる】
 という方針が正しいのだと考えています。
 
 
 人は、いっぱいいっぱいの時には、
 理想的な行動は、取れないものですからね。
 
 
 
 さてここで、最近毎回紹介している、
 珠帆美汐さんの体験談の一節をご紹介します。
 
 
>当時は夫とも毎日毎日ケンカ。
 
>自分は両親のような家庭は作らない、
>夫婦の仲の良い穏やかな家庭で子どもを育てるんだ、
>ってあんなに固く誓っていたのにどうしてこうなるの?
>と本当につらかった。
 
 
>そんな私が、いつのころからか、変わりました。
 
>周囲の無理解や意地悪さを嘆くことや、運命を呪うこと、
>自分を可哀想な被害者の椅子に座らせること、を一切やめ、
>自分で自分を幸せにしてみせる、と誓ってから、
>変わり始めました。
 
>いくつになっても、人は変われるのですね。
 
>そして、自分が変われば周囲が変わる。
 
 
>夫がまず変わりました。
>私が自分の人生をイキイキと生きるようになり、機嫌が良くなり、
>夫に対しても感謝やいたわりを伝えるのが自然になると、
>夫が張り切って私の応援をしてくれるようになりました。
 
>ものすごく熱心に支えてくれるようになりました。
 
>今では家事育児を100パーセント担ってくれ、
>私に仕事以外の心配を一切させません。
 
>それが彼なりの美学みたいです。
>以前はあんなに非協力的だったのに。
>この変わりよう!
>その上、毎日抱きしめてくれて「可愛い」って言ってくれます。
 
>子どもたちも変わりました。
>明るくなり、なにより健康になりました。
>長男のあの神経質ぶりはたぶん、
>私の状態の反映だったのでしょうね(汗)
 
>また、私が幸せになってからてきめんに
>子どもたちの病院通いの頻度が減っています。
 
>お姑さんにも可愛がっていただいてます(^^)
>「アイツ(夫のことです)の唯一良かったところは、
>アンタと結婚したことや」と言ってくれます(^^)
 
 
>親友と言える友人複数に囲まれています。
 
>信頼でき、尊敬できるビジネスパートナーたちと、
>盟友関係を築けています。
>(今回コラボさせていただく
>あづまやすしさんはその代表の方ですよね。)
 
 
 ありがとうございます>珠帆美汐さん
 
 気が合うビジネスパートナーを見つけるのは、
 気が合う結婚相手を見つけるより、実は難しいんじゃないかと
 個人的には思っているので、
 
 こうして出会えたことは、
 奇跡的なことだと感じています(*^_^*)
 
 
 それで、夫婦関係に関する話に戻ると、
 ジョン・グレイ博士などは著書の中で、
 夫婦はお互い無意識に、相手にポイントをつけて採点している、
 という話を書かれています。
 
 嬉しく感じたので、何か返したいと思う、
 なんとなくイヤな感じだったので、体が動かなくなる、
 みたいな感覚を言語化(数値化)したわけですね。
 
 博士の本には具体例として主に、分かりやすい表面的な行動が
 書かれていますが、人間はもっと深い部分でもお互いにポイントを
 稼いだり失ったりしているものだと、私は感じています。
 
 
 それが、潜在意識に持っている感情や観念です。
 
 上の、珠帆美汐さんの体験談にあるような、
 
 「私が変わったらパートナーが変わった」
 
 という体験談のほとんどは、
 
 
 私はかつて相手に感情的負担をかけていたけれども、
 自分の幸せには自分で責任を持つように変わった。
 
 すると、相手は私に無意識に高いポイントをつけるようになり、
 なんだか以前とは別人のように、親切になった。
 
 というストーリーなんですね。
 
 
 冒頭のウィリアム・グラッサーの話も、結局はこういうこと。
 
 相手をコントロールして自分に都合良く動かそうという試みは、
 その瞬間は成功しても、相手に感情的負担をかけていて、
 (ジョン・グレイ博士的に表現すれば、ポイントを失っていて)
 
 したがって、長い目で見ると、
 次第にパートナーが「お前のためには指一本動かしたくない」
 と感じる方向へと進んでいくわけです。
 
 
 そうならないための、基本原則は、行動面で言えば、
 ウィリアム・グラッサーの選択理論に沿って行動することや、
 ジョン・グレイ博士の本にあるような、ポイントを稼げる行動を
 すること、になるわけですが(それはそれで大事なのですが)、
 
 
 私が強調したいのは、実はむしろ、行動面よりも、
 
 内面。
 
 なんですね。
 
 
 長くなってきたので、続きは次回。
 
 ここ数日、のんびりすごしていたら、
 頭がスッキリしてきて、もりもり原稿を書きたくなって、
 すごいたくさん書いてしまったので(笑)
 
 連日配信する予定でいます。
 次回は明日かな、たぶん。
 
 
 次回もお楽しみに!
 
 
◆編集後記
 
 腰痛に関して、アドバイスをいただいた皆さま、
 ありがとうございました。
 
 腰痛に効く、という方法は、ほんと玉石混淆で、
 まあ色々な情報があること。
 
 自分の症状とも照らして考えて、ロビン・マッケンジーという
 人の考え方がいちばん当てはまっている気がしたので、
 その人の本に沿って対策をしようと考えています。
 
 まあその一環で、生活を見直してみたところ、座る姿勢が
 いちばん問題だってことに、思い至ったわけです。
 デスクワークの椅子は、ミラチェアで決定、です。
 あと決めることは直営店で買うかどうか、ぐらいですかね。
 
 腰痛対策の椅子って、妙に背もたれが小さくて、
 なんだか、10年愛用する気が起きない「しょぼい」感じのする
 椅子が多いじゃないですか。私の美的センスに反するわけです。
 
 その点、ちょっと高いけれど、ハーマンミラー社の椅子は、
 なかなか、カッコイイ♪
 
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【ココヘル595】セラピストになる確実な道。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 595号 2012.9.13
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 今日は、ざっくばらんに、近況報告+セラピスト養成講座のお知らせ、
 という感じなので、肩の力を抜いて読んでいただければ、と思います。
 
 
 週刊ダイヤモンドに出ました。
 9/15号です。表紙などの写真はこちら。
 http://amba.to/SeBowc
 
 ビジネスマンにも心理学が大事、という特集で、
 まあ、多くのページは、心理学を売上につなげたり、
 部下を思い通りに動かしたり、というような話です。
 
 「他人を操作したい」みたいな話です。
 まあそれはそれで、大事な話なのですが。
 
 私が取材を受けたのは、夫婦関係。
 裏面のメッセージに関する話と、
 ケンカになるワンパターンの進行の話、
 そして、弱腰な人に高圧的な人が寄ってくる心理学的理由、など。
 
 そんな話が載ってます。
 興味があれば、いま発売中ですので、読んでみて下さいな♪
 
 
 その特集の中に、カウンセラーは稼げない、という話が、
 囲み記事で書いてありました。
 
 そうなんですよね。
 
 
 臨床心理士などの、資格を取ったとしても、
 ある程度の経験がないと、就職先が見つかりにくい。
 一方、就職できないと、経験が積めない。
 というジレンマがあるわけですよね。
 
 でも、別に、病気の治療をしようというのではなくて、
 悩み相談を受けて、その中で、感情面の葛藤の解消をしたり、
 人間関係の問題解決をする、というのなら、
 
 何も資格試験を通らなくても、できるんですよね。
 (私がそうですが)
 
 ただ、こっちの道も、
 
 ある程度の経験がないと、迫力のある記事が書けない。
 記事に迫力や説得力がないと、お客さんが集まらない。
 (加えて、ネット上に「人通り」を作るスキルがない)
 すると、経験が積めない(はじめにもどる)
 
 というジレンマが、やっぱりあるんですよね。
 
 
 そこで、女と男の心のヘルスでは、こういう道を用意したんです。
 
 
 
 …と、その前に、最近名刺を作ったので、その画像をご紹介。
 http://amba.to/SeFF2z
 
 あづまは去年からこの名刺を使っていますが、
 メンバーの名刺も作ることにしました。
 昨日出来上がって、受け取ってきました。
 
 なかなかの出来です。
 元デザインは、ウェブデザイナーの阿部真由美さんです。
 うちのホームページと同じデザインで作ってもらいました。
 
 
 ◇登録セラピストになって、10セッションクリアすると、
 キャンペーン価格も終了し、正式登録。そして、
 
 
  名刺プレゼント。
 
 
 これが、仲間になった感があって、嬉しいみたいです。
 
 がんばれ? >いまそこに向かっているセラピストの皆さん
 
 
 ◇ではどうやったら、登録セラピストになれるか。
 
 インターンシップ(教育実習)の課程を修了したら、
 登録セラピストになれます。
 
 レポート提出が、4本あります。
 
 私の生のセラピーを2件見学してもらいます。
 
 そして、自分の周辺の人に「練習台になって」とお願いして、
 自ら、セラピーの実践を2件行ってもらいます。
 
 そして、見学レポート2件、実践レポート2件を出す。
 
 レポートはあづまが添削します。
 差し戻しも多いです…が、その過程で、
 セラピーの現場に一人で臨むための心構えを身につけてもらいます。
 
 4本とも受理されたら、登録セラピストになります。
 
 
 ◇インターンシップに参加するには?
 
 それは、人間関係力向上セラピスト養成講座の
 上級コースを修了することです。
 
 上級コースは、
 ・やみくもに退行催眠ばかりをする
 ・なんでもトラウマのせいにする
 ・ただ傾聴するばかり
 ・状況把握のない、ワンパターンのアドバイスをする
 
 など、判断のない、ワンパターンセラピーに陥ってしまう
 ことを防ぎ、
 
 ・トラウマが原因だと、きちんと推定して、セラピーに入る
 ・いま傾聴が必要だと、確信を持って、傾聴する
 ・過去を想起することが必要だと推定したから、
  過去をイメージさせるワークをする
 ・相談者の状況に合った行動課題を提案する
 
 というように、きちんと問題の本質を捉えて
 セラピーを行うことを、学ぶ講座です。
 
 
 ◇上級コースに参加するには?
 
 上級コースの参加資格は、
 人間関係力向上セラピスト養成講座の
 基礎コースを修了(8回以上出席)することです。
 
 上級コースでは判断力・分析に関する部分を学びますが、
 実は、分析を最初に学ぶと、頭でっかちになってしまい、
 
 クライアントに指摘ばかりする危険性があります。
 
 問題の本質が分かっても、
 有効な解決方法を持たず、
 指摘することしかできないとしたら、
 
 相手を余計不安にするだけです。
 
 
 だからまず、解決方法、セラピーの手法から学ぶ。
 これは、極めて大事なことだと考えています。
 
 ですので、基礎コースでは、セラピーで有効な、
 心理学的な問題解決法(傾聴やワークや質問法など)を学びます。
 
 
 基礎コースだけでも、
 ・自分のためにセラピーの手法を使う
 ・自分の身近な人のためにセラピーの手法を使う
 という目的のためには、十分だと思います。
 
 お金を頂いて、セラピーを行う場合、
 上級コースの「分析力」「本質を見抜く力」は
 あった方がいいです。
 
 
 まあそんなわけで、全体像をお話しすると、
 うちでは、こんなコースを用意したわけです。
 
 
 人間関係力向上セラピスト養成講座
 基礎コースを修了(8回以上出席)
 ↓
 上級コースを修了(8割以上出席)
 ↓
 インターンシップ修了(4本レポート提出)
 ↓
 登録セラピストになる
 ↓
 10セッションクリア!
 ↓
 名刺プレゼント!
 
 と、まあ、ここまで目標にして、
 がんばってほしいな、と思っています。
 
 さらにその先にどんな特典があるのかは、
 セラピストになってのお楽しみです♪
 
 
 そしてもちろん、登録セラピストになったあとからが、
 いちばんの勉強(セラピーの実戦経験こそ最高の学びです!)
 だと思って、励んでほしいですね。
 
 
 こうした全体の流れを解説したページは、こちらにあります。
 http://therapist.556health.com/
 
 人間関係力向上セラピスト養成講座 基礎コースの募集はこちら
 https://www.556health.com/sp/therapist/
 
 
◆編集後記
 
 前回のメルマガから、今回まで、色々イベントがありました。
 
 名古屋にセミナーをしに行ってきて、
 今回は「熱い」というより「温かい」感じでした(感謝)
 
 それから、幸恵ちゃんのお誕生日。
 エビチリとバジル棒々鶏を作ってお祝い。
 
 週刊ダイヤモンドにも載っていることが判明。
 (本当は2週間前に載る予定だったみたいですが、
  「シャープ危機」が緊急出版されてずれたみたいです)
 
 女と男の心のヘルスメンバーの名刺もできましたし。
 本人に渡すのはこれからです。
 
 そして、今週末は、ここ数ヶ月、練りに練って準備してきた、
 「癒し力ワークショップ」です。
 
 がんばりまっす!
 
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“【ココヘル595】セラピストになる確実な道。” の続きを読む

【ココヘル594】自分軸を持った親に叱られることの重要性

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 594号 2012.9.8
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて今日は、
 
 先日電車の中で見た光景から、
 思ったことを書こうかと思います。
 
 
 あるお母さんと、二人の息子たち。
 5歳と、3歳ぐらいでしょうか。
 
 一番前の席で、運転席をのぞき込んでいる。
 もちろんお約束の、靴を脱いで座席に立っていました。
 
 
 で、兄弟で、どっちが真ん中で見るかで押し合いへし合い
 しているわけですね。
 
 見え方には大して変わりはないと思うんですが(笑)
 
 
 それで、お母さん、叱っているんですが、
 子どもたちは全然聞かないんですね。
 
 
 まあ、きかない盛りの子どもたちですから、
 なかなか言うことを聞かないものなのだと思いますが、
 
 しかしその一方で、
 叱り方がすごく気になったんですね。
 
 
 【その言い方でいいのか?】
 【そもそも親自身が、子供のままでいいのか?】
 
 
 私はそう感じたんですね。
 
 (その子たちには、そっと、
  自分で成長しろよ?、と心の中でエールを送りました)
 
 
 
 と、ここで、突然話は変わりますが、
 珠帆美汐さんの名文をご紹介。
 前回からの続きですが。
 
 
>学校に行きたくなかった。
>自分は誰からも嫌われる。
>誰からも好かれない。
>みんながあっちに行けと言う。
>こっちに来るな、と言う。
>どこにも居場所なんかない。
 
 
>両親がとても仲が悪く、母がノイローゼ状態で、
>家庭にも居場所はありませんでした。
 
 
>「あんたたちさえ生まれてなかったら、
>離婚できたのに」と母から何度も言われました。
 
>私が生まれてきたせいで、大好きなお母さんが苦しんでいる。
>私さえ生まれてこなかったら。
>自分が生まれてきたことを本当に申し訳なく思いました。
 
>今でも思い出すのがつらい思い出があります。
 
>母が他の兄弟を連れて家出しようとしたときに、
>私だけは置いて行こうとしたこと。
>「あんたはお母さんがおらんでも大丈夫やろ、な?」
>と言われたこと、
 
>次の日、家出を断念した母がトランクから
>他のきょうだいの衣類を出していたけれども、
 
>私の衣類だけはいつものタンスの中に入っていたこと。
 
 
>私は誰からも愛されない。
>みんなから要らないと言われる。
>生みの母からすらも。
>誰一人私を愛さないし欲しがらない。
>私が居ることはみんなの迷惑。
 
 
>自意識が過剰になる思春期は本当に疾風怒濤に苦しく、
>高校から大学にかけて、何度も何度も自殺企図をしました。
 
>びくびくおどおど、人の顔色をうかがい、友達をろくに作れず、
>バイトでちょっと注意されてもいちいち泣き出したりしてしまう。
 
>見捨てられ不安が強く、
>ひとりで居ることに耐えられず、恋愛依存。
 
>複数人から同時に注目を浴びることが病的に怖く、
>そんな機会があると心臓がバクバク、息が上がり、
>イヤな汗をかき、足が震え、目眩がして倒れそうになる。
 
>それゆえ、就職活動もできませんでした。
>面接試験を想像しただけで呼吸ができなくなり、目がくらむ。
>結局会社訪問も面接も一社もしないまま大学卒業。
>だって、できなかったんですもの(泣)。
 
>不可能、でした。
>まっすぐフリーターの道へ。
 
 
>まともな社会人経験がないまま、
>25歳で結婚、26歳で長男に恵まれましたが、
>お約束のように育児ノイローゼ。
 
>赤ん坊の泣き声が私を責める声に聞こえ、
>「あんたまで私を責めるのか!」と子供と一緒に泣き崩れる日々。
 
 
 つづきは「癒し力ワークショップ(札幌)」のページに。
 https://www.556health.com/sp/hugandact_rlts/
 (このワークショップ、東京開催は9/15・16なんですが、
  満席で、次回開催予定はちょっと先です。すいません!!)
 
 
 珠帆美汐さん。
 今でこそ、クライアントが自分らしく生きるための
 サポートをするお仕事で、
 
 北海道にこの人あり、というぐらいの活躍をされていますが、
 こんな風に、苦しんだ過去があったんですね。
 
 
 
 さてここで、冒頭の親子の話に戻りますが、
 
 
 私がなぜ、気になったかというと、
 
 
 そのお母さんの言い方が、
 
 「運転手さんに怒られるよ」
 「周りの人に怒られるよ」
 「周りの人に恥ずかしいよ」
 
 ということばかりだったんですね。
 
 
 言い換えると、
 
 「この世界は、世間様という怖い存在の中で、
  必死で気を遣って生きる場所なんだよ」
 
 ということを、親の無意識から子供の無意識に、
 伝えていることになるだろうな、と思いました。
 
 親もそのことには無自覚だと思うんですね。
 
 
 
 私のところには、
 周りの人の目をすごく気にしてしまって、
 
 なかなか自分らしくいられない、
 
 生きづらい
 
 
 他人の目が怖い
 
 自分の存在が恥ずかしい
 
 
 そういう悩みを抱えて相談に見える方も、
 結構いらっしゃいます。
 
 表面的には恋愛の悩みであっても、
 よくよく話を聞いていくと、根っこはそこにあった、
 みたいなことも、実は多いわけです。
 
 
 そして、そうなった原因が、
 本人も分からない、ということがよくあります。
 
 象徴的な出来事が特にない、ということも多いので。
 
 
 一方、日頃から、母親が叱るときに
 「誰それに怒られるよ」という、
 
 「他人の目は怖い」という視点からものを言っていることが、
 
 無意識から無意識に、じわり、じわりと伝わる、
 ということは、起こっているかもしれないわけです。
 
 本人が、受け取ったことすら気づかないうちに。
 
 
 
 で、その二人の男の子たちは、
 なんだか、すごくいや????な感情を受け取ったかのように、
 ますますケンカをしていました。
 
 
 (がんばれ?、自分で成長しろよ?、
  と心の中でエールを送りました)
 
 
 じゃあ、どうだったらよかったのかってことなんですが。
 
 
 子供は、親の言動を全てまず「鵜呑み」にして取り込むんですね。
 心の動きも含めて。
 
 関わる親の側は、自分が「親P」の自我状態を
 しっかり持っていることが大事になります。
 
 電車の中で、騒いで他人に迷惑をかけることがあったら、
 それは、マナーとして、いけないこと。
 
 そう思ったら、他人様の目を怖れる言葉ではなくて、
 自分基準の言葉で、
 
 「電車の中では、「しー」だよ」
 
 と言えばいいわけです。
 
 
 子供に「しーだよ」と言っている、
 指示出しの責任者は、私です。
 
 そういう意識をしっかり持って。
 
 これが「親P」の自我状態をしっかり持っていると言うこと。
 
 
 メルマガだと文字だけなので伝わりにくいんですが、
 
 親が他人様の目を怖がって言っているのと、
 自分基準の言葉で、責任ある言葉として言うのとでは、
 
 文字にしたときに同じでも、現場にいたら、
 伝わる雰囲気というか、言葉の重みが違うんですね。
 
 
 
 ではさきほどの例では、お母さんは、どうだったのか。
 
 
 周りの人の目を気にするというのは、
 「子供C」の自我状態のひとつで、
 「順応した子供(AC)」という自我状態です。
 
 ちなみに子供Cにはもうひとつあって、自由な子供(FC)
 があります。
 
 まあちょうど、電車の中で展開されていた状況は、
 
 「怒られるよ?やめようよ!」とびくびくした子供が、
 「だって面白いんだもん」と好き勝手やっている子供に
 注意のようなものをしている状況、という話です。
 
 形式上は親が子に注意していますが、
 心理学的には、子供が子供に言っている状態だったわけです。
 
 
 まあそういうわけで、
 注意の効果もなかったわけですね。
 
 
 私は子育てのノウハウをメルマガで教える気は、
 あまりないんです(いま実践を通じて勉強中ですし)。
 
 それよりも、
 こんな風にして、自分が過去に影響を受けたかも、
 という、自分を省みるきっかけにしてほしいと思って、
 こういう記事を書いています。
 
 
 
 自分軸を持って、相手に接することができるようになると、
 急に相手の態度が変わってきたり、ということは、
 
 よく起こることです。
 
 
 特に、今まで「順応した子供(AC)」の自我状態が多く、
 他人の目が気になって仕方ない、という人が、
 
 自分軸を持って、相手に接するようになると、
 
 
 周りの人の反応も、大きく変わることが多いです。
 
 
 
 珠帆美汐さんも、
 自ら試行錯誤されて、
 
 自分で自分を育てることにチャレンジ。
 
 今では、私から見ると別にアダルトチルドレン的なところは、
 ないんじゃないかと感じるぐらいです。
 
 ご本人は、まだ色々あると感じていらっしゃるようですけど。
 
 
 で、たとえ親が、しっかり「親P」の自我状態で、
 自分と関わってくれなかったとしても、
 
 自分で自分を育てていくことができれば、
 その問題、子供や孫の代に持ち越さなくて済むじゃないですか。
 
 
 だから、自分で自分を育てて、成長していきましょう。
 
 
 
◆ 今日のまとめ
 
 親が、どんな自我状態で子供(というか自分)に接してきたか、
 そのことが、親の無意識から子の無意識へと伝わるもの。
 
 それは、出来事ベースの記憶ではないので、
 大人になってから「思い出す」ことができない。
 
 思い出せないが、考え方のクセや、感情のパターンという形で、
 無意識が学習してしまっている。
 
 
 
 もう少し何回かかけて、
 子供時代の影響という話と、
 
 それを変え、自分で自分を育てていく取り組みの話を、
 書いていきたいと思っています。
 
 
 次回もお楽しみに!
 
 
◆編集後記
 
 昨日メルマガを出そうと思っていたんですが、
 昨日は一日、ネット環境を入れ替える作業で終わってしまい、
 (auひかりに切り替えたんですが…大家さんに工事の説明を
  営業担当者がちゃんとしていなかった、などの問題があり(怒)
  いろいろ対応して、あやうく工事中止か、というところまで
  行ったんですが…一応無事終わったんですが、疲れました)
 
 メルマガ発行は今日になってしまいました。
 
 さきほど、バジルを摘んで、ジェノベーゼソースを作りました。
 バジルがずいぶん伸びてもっさりしてきたので(^^)
 
 
 今日は夜から、名古屋でセミナーを行います。
 
 今期のセラピスト養成講座は、名古屋も開講しますよ?
 https://www.556health.com/sp/therapist/
 
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【ココヘル593】ほほえみこそ、無条件の承認の基本

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 593号 2012.9.4
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて今日は、
 「私はここに居ていい」という感覚はどこから来るのか。
 
 というテーマについてお話ししようと思います。
 
 
 いきなり、うちの子の話で恐縮ですが、
 次女の友里椛(ゆりか)は、「やっくんとお風呂入る」
 ってよく言うんですね。ちなみにいま三歳です。
 
 一緒に入りたがってくれるのは、嬉しいことですが。
 
 
 で、なぜ一緒に入りたがるのか、
 それをあづま的に、勝手に分析しつつ、
 
 上のテーマとつなげてお話ししていきたいと思います。
 
 
◆ にこにこして、見守ってもらえるかどうか
 
 え?、実は私、白状しちゃいますが、
 娘と風呂に入って、にこにこしてるんですね。
 
 だってね、小さいおててにスポンジを持って、
 自分の体を一生懸命洗っている姿とか、
 かわいいじゃないですか。
 
 もちろん、全然洗えてないわけですよ。
 ムラに洗ってるわけ。まあそれもかわいいんですが。
 
 その一生懸命やっている姿を、
 私はにこにこして見ているわけなんですね。
 
 
 子供って、結局、感情的(潜在意識的)には、
 
 親がにこにこしている=承認されている
 親がイライラしている=否定されている
 
 って反応していると思うんです。
 
 だから「やっくんとお風呂入る」
 と言うんだろうな、と私は解釈しています。
 
 
 自我が発達してきて、
 ものごとがちゃんと「理解」できるようになると、
 
 親がイライラしているのは、自分への否定じゃなくて、
 ほかに原因があったのかも、なんて考えられるように
 なるわけですが、
 
 小さいうちは、そういう「理解」はできませんから、
 
 
 親がにこにこしている=承認されている
 親がイライラしている=否定されている
 
 って反応してしまうと思うんですよ。
 
 長女の知花はそろそろ、理解もしている気がしますが、
 友里椛はそうやって「反応」している感じがします。
 
 
◆ ここで突然、珠帆美汐さんの人生話を…
 
 ちょっと今日は暗いパートなのですが…
 では、登場してもらいましょう。
 
>珠帆美汐です。
>私はもともと、かなり暗い人でした。
 
>対人恐怖が物心ついたときから本当にひどく、
>幼稚園でも学校でも声が出ず、誰とも遊ばず、
>休み時間もひとりぼっちでポツンと机に座ってました。
 
>子供がみんな無邪気、というのはウソです。
>少なくとも私はぜんぜん無邪気なんかじゃなかった。
>2、3歳の幼さで、恐怖に身をこわばらせながら、
>一日中一箇所でうずくまっていました。
 
 
>そういう状態だと、イジメられました。
 
>バイキン扱いされて、私が触ったものを触ってもらえませんでした。
>机をくっつけてもらえませんでした。
>理由なく男の子たちからたたかれたりけられたりもしました。
 
>班を作るときはクラスで最後までどの班にも入れずにあまってました。
 
>クラス委員の女の子が、先生に言われてイヤイヤ私を班に入れてくれる。
>するとその班の他のメンバーからブーイングが一斉に巻き起こる。
 
>そういうことが日常茶飯事でした。
 
>学校に行きたくなかった。
>自分は誰からも嫌われる。
>誰からも好かれない。
>みんながあっちに行けと言う。
>こっちに来るな、と言う。
>どこにも居場所なんかない。
 
(つづく)
 
 この話の続きは、
 HUG&ACT癒し力ワークショップ(札幌)
 のお知らせページに掲載されています。
 https://www.556health.com/sp/hugandact_rlts/
 
 
 それでね、あづま的にちょっと思うことがあって、
 珠帆美汐さん、タイが好きなんですね。
 タイはほほえみの国なのだそうです。
 
 旅行者にも、ほほえみかけてくれるのだとか。
 
 
 やっぱり、無条件の承認、
 「あなたはここに居ていい」というメッセージの基本は、
 
 ほほえみなんじゃないかな。
 
 
 この「人を育てる」シリーズ、
 どう展開して続けるのか、全体の構想は作っていませんが、
 毎回そのときのひらめきと気合いで、書いていきます。
 
 次回もお楽しみに!
 
◆編集後記
 
 実は密かに(と言いながら書いてしまいましたが)、
 来年はゴーヤのグリーンカーテンをやろうと考えてます。
 
 ウェブサイトなどでコツを調べています。
 なかなか、レベルの高い人が多いなぁ。
 
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