【ココヘル592】人を育てながら自分も成長する。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 592号 2012.8.28
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて。
 
 今日から、人を育てる、というテーマについて書いてみます。
 一応、育てる対象は、大人、と考えて下さい。
 
 
 人を育てる、というのは、一生のテーマです。
 どんな活動も、最後はそこに行き着く、ぐらいに考えています。
 
 
 夫が困った行動をしている。
 上司が困ったヤツだ。
 部下がまったく成長しない。
 彼女が依存的で困る。
 
 
 などなど。
 
 人間と関わると、面倒な話が色々出てきますね。
 
 
◆ まずはじめに、大事なこと。
 
 他人とうまく関わるために、まず大事なことは、
 自分自身とうまく関わっていること、だと思います。
 
 私たちは、自分の心のフィルターを通して他人を見ます。
 
 だから、つい、
 ??すべてがそうだとは言いませんが??
 他人の中に、自分の嫌な部分を見てしまうのです。
 
 会社員時代、「安全には気をつけろ!」と口癖のように
 言う上司がいたのですが、
 
 はた目から見ていると、その人、結構危ない実験をやって
 いたんですね。本当に好奇心旺盛な人で。
 
 まあ、
 「安全には気をつけろ」←お前がな
 
 みたいな話だったわけです。
 
 
 自分自身とのつきあいがうまく行っていないと、
 他人との関わりも、うまく行きません。
 
 
◆ まずは、関心を持つこと。
 
 マザーテレサは、愛の反対は無関心だと言いました。
 
 対象に、誠実な関心を向けることは、とても大事なこと。
 
 
 まずは、自分自身に、関心を持ちましょう。
 人とうまく関わる前に、自分自身に関心を持つ。
 
 
 それが、大事なことです。
 
 
◆ 「ジコチュー人間」との違い。
 
 自分に関心、というと、
 ナルシシストとか、自己中心的な人を思い浮かべる
 かもしれませんね。
 
 ここで私が言っている「自分に関心を持つ」ことと、
 自己中心的であることの、
 決定的な違いは何かというと、
 
 
 自分のネガティブな面にも関心を持つこと、です。
 
 
 人は基本的に(一部例外はあるようですが)、
 相手に対しての、思いやりの気持ち、
 相手にも、幸せ(笑顔)でいてほしいという願いを
 持っているものです。
 
 自己中心的に見える人の場合、
 その淡い願いよりも、
 自分の内面が、もっと切羽詰まっているわけです。
 
 だから、相手に過度の要求をしてしまい、
 自己中心的だ、という風に、周りからは見えるわけです。
 
 
◆ できるなら、否定せずに受け止めよう。
 
 自分の内面、とくに、自分の中の否定的な側面にも、
 ちゃんと目を向けて、光を当てて、受け止める。
 
 それができてから、他人に(育てる気持ちで)関わる。
 
 
 その順番が大事です。
 
 
 
◆ モチベーションとして「育てたい」は大事。
 
 最近、彼氏のインナーチャイルドが傷ついているようだ、
 ということに気づいて、なんとか育てたいと思った。
 
 ですとか、
 
 どうやらいつも依存的にからんでくる友人のA子は、
 幼少期の承認不足を持っているみたいだ。
 なんとか、成長してくれるといいんだけど…
 
 ですとか、
 
 人間同士関わっていると、
 相手の未熟なところとか、承認不足のところとか、
 目につくことはあると思うんですよね。
 
 
 ※それを「指摘する」しかできないとしたら、
  解決方法として寂しい限りです。
 
 
 で、なんとか成長してほしいと願って、
 私に何ができるだろうか、と考える。
 
 その気持ちが本気なら、
 有効な方法を学ぶために、一生懸命になってみるのは、
 決して悪いことではないと、私は考えます。
 
 
 なぜなら、
 自分の内面を変えるなんて、大変じゃないですか。
 できれば、やりたくないし、めんどくさいって思って普通。
 
 でも、それをやり遂げたあとに、相手を育てるという、
 望む道が開けているとしたら、
 
 がんばれますよね。
 
 
 愛とは、相手や自分の精神的成長のために、自分を伸ばす意思。
 (スコット・ペック)
 
 相手を育てたいから、自分が変化しようというのは、
 まさに、愛の行動そのものです。
 
 
◆編集後記
 
 昨日は、家族で買い物に行きました。
 サブウェイのエビアボガドを久しぶりに食べました。
 
 最近、行く先々にサブウエイがないんですよね?
 
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【ココヘル591】いまの自分は十分クリアなのか?

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 591号 2012.8.17
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 仕事で自己成長という話は、
 まあ考えてみたらふつうの話なんですが、
 
 セラピストなど、内面的なテーマが重要になる職種では、
 自分の未解決の課題があると、仕事にも影響が出やすいんですね。
 
 そこで今日のテーマは、
 自分は十分クリアになっているのか?
 それとも、まだ癒しが必要な状態なのか?
 
 それって、どうやったら分かるの?
 という話を書いていきたいと思います。
 
 
 
 さて。
 
 前回、自分の過去の課題を解決することを、
 仕事を通じて行うとしたら、
 
 それはお客さんを利用していることにならないのか。
 そういうことをしてもいいのか、
 
 という問いに対して、
 
 お客さんの問題解決のサポートができるなら、OK。
 
 という回答を書きました。
 
 
 そして、
 但し、セラピストの場合、
 
 自分の中に、未解決の心理的課題があると、
 セラピーの最中にしんどくなる可能性があるし、
 
 クライアントの課題と、自分が逃げている課題が同じだと、
 セラピーの時に、無意識にそのテーマをスルーしちゃう、
 
 結果、クライアントはその課題を解決できないままになる。
 
 
 ということも書きました。
 
 
 そして、
 じゃあいまの自分は十分クリアになったのか、
 それとも、まだ十分じゃないのか、
 それは、どうやったら分かるのか?
 
 という問いを投げたところで、終わったんでしたね。
 
 
◆ 周りで起きていることを観察する
 
 私が心理学を学んで、
 ものの見方に関して、一番変化したことは、
 
 周りで起きていることを観察して、
 それを、自分の状態と結びつけて考える、
 
 という考え方、解釈の仕方をするようになったことです。
 
 
 身近なところでは、
 
 自分のストレス状態が今どうなのか、
 それを一生懸命感じようとするかわりに、
 
 夜中の二時の時計を見たら、
 ちょっと生活が乱れてきているな。
 ということは、ストレス度高いのかな? と考える。
 
 というように、
 
 自分の五感で感じられるものの中で、
 ストレス状態で変化するものを見つける、
 
 みたいな工夫をするわけです。
 
 
 人間って、自分の状態が変わると、
 無意識に行動が変化しているものなので、
 
 当然見えている世界(聞こえている音・感じている感覚)も
 変化するものなんですね。
 
 うつむいて歩くようになったら、地面を見ている、
 みたいな変化があるわけなんです。
 
 女性だと、お化粧のノリが悪い、あれ、調子悪いのかな、
 みたいな基準は、多くの人が持っていると思います。
 
 
 
 それをもう少し発展させた考え方なんですが、
 
 自分の内面が、他人の言動にも影響する。
 
 
 とくに、セラピストのような仕事の場合、
 自分の考え方を知ってもらうためにブログなどを書きますね。
 
 そこには、避けがたく、自分の内面が反映されます。
 
 
 コメントがつきますね。
 
 そのコメントに対して、
 自分がイヤな気持ちになることが多ければ、
 同じ構図がセラピールームの中で再現される可能性が高い、
 
 と判断できます。
 
 自分にとって、どう回答したらよいか分からない
 コメントばかりつく場合も、セラピールームの中で、
 同様の構図が再現される可能性が高いですね。
 
 
 なぜそうなるかというと、
 
 細かく見ていくとパターンは千差万別だと思いますが、
 
 
 たとえば、「人を助けたい!」という理想ばかり高くて、
 自分の実力を無視して、そういう理想を掲げて肩書きを名乗り、
 いまの自分の状態を見ないで、記事を書き続けたとします。
 
 それに勘づく読者さんもいますが、
 分からずに、依存してくる人もいるでしょう。
 
 で、どう回答したらよいか分からなくなってしまったり、
 (心の防衛反応として)「何この人!」みたいなイヤな気持ちに
 なったりするわけです。
 
 
 ほかにもパターンはたくさんありますが、
 
 共通しているのは、
 
 
 客観的に見た自分と、
 表現している自分が、
 
 かなり異なっている、ということなんです。
 
 
 
 では、どうしたらよいか、なのですが、
 
 
 私が思うに、
 できるだけ正直に、自分のことを書く。
 
 それに尽きるんじゃないかと。
 
 
 自分の中に、たとえば、
 親子関係の葛藤がまだ解消できていない
 という課題があったとして、
 
 それならそれで、正直に書く、ということです。
 
 
 それでも、同じ道をちょっと先に歩いている先輩
 みたいな感覚で相談に来てくれる人がいたら、
 それはOKですし、
 
 逆に、そこを解決できていない人に相談するのはちょっとな?、
 と感じる人は、お客さんが自分で判断して、
 申し込まないでいてくれるでしょう。
 
 
 私はこれが、
 「お客さんを選ぶ」ということなのだと思っています。
 
 
 実態は、お客さんに、十分な判断材料を見せて、
 「お客さんに選んでもらう」
 
 
 ということなのですが。
 
 
 ということで、今日のまとめですが。
 
 
 「今の自分は、セラピーを行えるほど、十分クリアなのか。」
 
 
 実は、この質問は、
 
 あまり問うても仕方ない質問なのだと思います。
 
 
 そのかわりに、
 
 「私は、今の自分の状態を、まっすぐに表現しているだろうか。」
 
 が、大事なのだと思います。
 
 
 まっすぐに表現した上で、
 お客さんに選んでもらう。
 
 
 そうするとね。
 
 あれこれ、ややこしい話にはなりにくいんです。
 
 
 自分が対応できるお客さんが、ほとんどになります。
 
 
 で、一応、今日の話が成り立つ前提ですが。
 
 自由に関係を結んだり、結ばなかったり。
 それができる世界では、こういう形になりますが、
 
 会社・家族・親戚・地域の関係など、
 長いこと同じ人間関係が続く場合は、
 
 自分をまっすぐ表現したとしても、
 すぐに効果が現れないと思います。
 
 
 
 以上。
 
 まとめますと。
 
 
 今の自分が、ある程度、自分の感覚として、
 仕事をすることに対して、しんどくないのなら、
 
 あとは、自分の状態をなるべくまっすぐに表現する。
 それが大事なこと。
 
 という話になります。
 
 
 次回のテーマはまだ決めていませんが、
 いま力を入れている「リアル・ライフ・セラピー」関連に
 なるんじゃないかな。
 
 このシリーズ、人生は壮大なインナーチャイルドの癒し
 というテーマも、根底に流れつつ…
 
 というわけで、次回もお楽しみに!
 
 
 
◆編集後記
 
 今日は、上の、癒し力ワークショップの内容を高めるために、
 家の近所の小田原フラワーガーデン(研修室があるんです!)で、
 
 セラピスト養成講座の上級コース以上の人を集めて、
 ワークショップの練習会を行っています。
 
 みんな、小田原まで来てくれてありがとう!!
 
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【ココヘル590】仕事で自分の課題解決していいの2?

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 590号 2012.8.7
 
 こんにちは。あづまです。
 今日は、小田原ラスカ5Fマウカメドウズでメルマガを書いています。
 
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 そういえば、
 私の体調が悪いと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
 
 体調面では、既に十分元気になってます。
 
 今日も、小田原で恋愛セラピーをしたあと、どうしても果物を
 食べたくて、ここでフルーツたっぷりのワッフルを食べました。
 
 予約も通常通りお受けしています。
 ま、あまり仕事を詰めすぎないように、気をつけていますが。
 
 
 さて。
 
 仕事はインナーチャイルド的課題の解決につながるのか、
 という話のつづきです。
 
 
 前回、仕事を通じて、自分のインナーチャイルドというか、
 未解決の心理的課題を解決しようという場合、
 
 それは、お客さんを利用していることにならないのか?
 
 という話について書き始めましたが、
 以下のヒントを投げて終わりになったんでしたね。
 
 
 私はあるとき、セラピーのクライアントさんに対して、
 感情的に動揺することがあったんですね。
 
 そのときに、やってみたワークがありまして。
 
 色々細かい話はあるんですが、
 ざっくり言うと、こんな形のものです。
 (ゲシュタルト療法の「エンプティーチェア」です)
 
 
 椅子をふたつ用意します。
 
 片方に自分が座ります。
 
 向かい側の空椅子にクライアントさんが座ったとイメージします。
 
 自分の側にいるときに何を感じるか、感じてみて、
 相手に伝えてみます。
 
 今度は相手の側(クライアントの側)の椅子に移って、
 クライアントになりきって、何を感じるか感じてみて、
 相手(つまり自分)に伝えてみます。
 
 
 で、何に気づいたかというと…
 
 
 クライアントになってみた瞬間に、
 あ、クライアントさんは、専門家を頼ってここに来たわけで、
 私と前妻の関係とか、全然関係ないんだな、
 (あ、これが動揺の原因だったんですね)
 
 完全に、自分の中の出来事、独り相撲だったんだな、
 と、心底気づいたんですね。
 
 
 今日の問い、
 
 仕事を通じて、自分のインナーチャイルドというか、
 未解決の心理的課題を解決しようという場合、
 
 それは、お客さんを利用していることにならないのか?
 
 
 についても、同じことが言えると思います。
 
 お客さんは別に、そんなこと全然考えてないです。
 この人に相談したら、自分の悩みが解決するかどうか。
 
 気にしているのは、そこだけです。
 
 
 つまり、今日の結論はこうです。
 
 
 お客さんの問題解決のサポートができるなら、OK。
 
 
 この結論は、あらゆる仕事に当てはまりますが、
 但し、セラピストの場合、自分の中に、未解決の心理的課題があると、
 
 セラピーの最中にしんどくなる可能性がありますし、
 クライアントの課題と、自分が逃げている課題が同じだと、
 セラピーの時に、無意識にそのテーマをスルーしちゃうんですね。
 
 結果、クライアントはその課題を解決できないままになる。
 
 
 そういう意味では、まあもちろん、完璧なセラピストなんていない
 わけですが、自分の心理的課題をできるだけ解決して、心の中を
 できるだけクリアにしておく努力は、大事だと言えます。
 
 
 さて次回、
 じゃあいまの自分は十分クリアになったのか、
 それとも、まだ十分じゃないのか、
 それは、どうやったら分かるのか?
 
 その問いに対してのあづま的回答を書いてみたいと思います。
 
 次回もお楽しみに!
 
 
◆編集後記
 
 ここ最近、バジルの話題が多い気がしていますが、
 脇芽を出させるために剪定したバジルの枝を、しばらく水に
 つけておいて(実はその状態で広島から車で帰ってきた)、
 
 根が出たところで鉢に植えました。
 こうやって増やせば、少ない苗で数が増える…ってそんなとこ
 ろでケチっても仕方ないですが(笑)
 
 植えた枝が、土日にセラピスト養成講座上級コースで東京に
 出ていた間の暑さで、しな????ってしてしまって。
 
 焦って、日曜の夜は、一時間ごとに霧をかけてあげたりしました。
 手が掛かってるな?(笑)
 
 あと数日は涼しい部屋においておこうかと。
 
 
 いやいや。植物を育てるって、意外と奥が深いっす。
 
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【ココヘル589】仕事で自分の課題解決していいの?

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 589号 2012.8.3
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 しばらく、通常のテーマの配信が止まってました。
 少し、仕事から離れて、バジルを育てるとか、
 自分のための時間を取るようにしていました。
 
 さて。
 
 
 おかげさまで、完全復活ですが。
 
 
 今日のテーマは、粘り強く、まだ例のテーマの続きです。
 
 仕事はインナーチャイルド的課題の解決につながるのか、
 という話のつづきです。
 
 
 今日は、仕事を通じて、自分のインナーチャイルドというか、
 未解決の心理的課題を解決しようという場合、
 
 それは、お客さんを利用していることにならないのか?
 
 という話について書いていきたいと思います。
 
 
 
 よく、身近な人が病気になったことをきっかけに、
 医者になったり看護師になったりする人がいますよね?
 
 それはある意味、自分の未解決の課題を、仕事を通じて解決する
 ために、その職業を選んだ、ということになるわけです。
 
 セラピストになる人も、自分自身が心理的に苦しんだことが
 きっかけになっていたり、自分の身近な人が心理的に苦しんだ
 ことがきっかけになっていたりすることは、
 
 珍しくないどころか、
 非常によくあるパターンです。
 
 
 では、自分の未解決の課題を、
 そうやって、仕事を通じて解決しようとすることは、
 
 人間として、良くあることだとしても、
 
 そもそも、良いことなのでしょうか。
 それとも、ありがちだけれど、お客さんを自分の都合で利用して
 いることになるので、できれば避けるべきことなのでしょうか。
 
 
 今日は、そこについて、考えてみたいと思います。
 
 
 そもそも、多かれ少なかれ、あらゆる仕事は、
 自分にとって、なんらかの成長課題の解決や、
 承認不足の解消など、自分都合の部分を持っているものです。
 
 
 ビジョン心理学でよく使われる表現で、
 人の成長の段階に、依存、自立、相互依存、がある、
 というものがあります。
 
 
 仕事も、始めたばかりの頃は、依存の段階です。
 同僚やお客さんの期待するレベルに追いつくために必死ですし、
 
 頼ったり教えてもらったりすることが必要です。
 
 
 次の段階が、自立の段階。
 
 自分の担当範囲のことは、自分でできるようになり、
 私は私、あなたはあなた、という感じに自立していきます。
 
 
 実は、成長はそこで終わりではなくて、
 
 今度は自分ひとりでは
 出来ないテーマにチャレンジするわけです。
 
 
 それが、相互依存の段階。
 
 自分でできないところを他人に補ってもらって、
 逆に自分の得意な部分で他人を補って、助け合いながら、
 より高い目標に向かって進んでいく。
 
 これが相互依存の段階です。
 
 
 「自分は仕事で、お客さんを利用しているのではないか」
 という懸念は、
 
 仕事に対しての自分の成長段階が「依存」の時に、
 とくに良く感じるものです。
 
 実際、まだ、仕事に対しての自信も実績もないですし。
 
 
 
 さて、最初の問いに戻って、
 
 自分の未解決の課題を、
 仕事を通じて解決しようとすることは、
 そもそも、良いことなのでしょうか。
 
 について、再度考えてみます。
 
 
 つづきは次回。
 
 
 と…唐突に終わってすみません。
 
 
 では、次回につながるヒントを投げて終わりにします。
 
 
 私はあるとき、セラピーのクライアントさんに対して、
 感情的に動揺することがあったんですね。
 
 そのときに、やってみたワークがありまして。
 
 色々細かい話はあるんですが、
 ざっくり言うと、こんな形のものです。
 (ゲシュタルト療法の「エンプティーチェア」です)
 
 
 椅子をふたつ用意します。
 
 片方に自分が座ります。
 
 向かい側の空椅子にクライアントさんが座ったとイメージします。
 
 自分の側にいるときに何を感じるか、感じてみて、
 相手に伝えてみます。
 
 今度は相手の側(クライアントの側)の椅子に移って、
 クライアントになりきって、何を感じるか感じてみて、
 相手(つまり自分)に伝えてみます。
 
 
 で、何に気づいたかというと…
 
 
 次回のお楽しみです(ごめんね?)
 
 
◆編集後記
 
 妻の実家である広島に帰省して、一週間ほど過ごして、
 ようやく昨日戻ってきました。
 
 今回はバジルをプランターごと持って行ったりしたのですが、
 妻の両親は、野菜などを相当育てていて、トマトもなすも、
 キュウリもピーマンも…という感じで、食事に出てくる野菜は
 軒並み自家製でした。すごい…
 
 一応合作で、バジルとトマトと、あとはモッツァレラチーズで
 カプレーゼを作ったりしましたが、おいしくできました。
 
 車で往復したので、大量に野菜をもらったけれど(笑)
 余裕で積んで帰れました。
 
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【ココヘル588】仕事を楽しむには、まず自己承認から。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 588号 2012.7.8
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 昨日のセミナーは、名古屋初上陸ということもあり、
 とても厚く迎えていただきました。感謝!
 
 
 さて。
 人生は壮大なインナーチャイルドの癒しである、
 というシリーズを書いていますが、
 
 少し間があいてしまいましたが、
 今日は、仕事、について書いていきたいと思います。
 
 
 前回の同テーマの号では、仕事を通じて得られる承認は、
 条件付きの承認である、という話をしました。
 
 承認の種類は、思い切って簡単にみっつに分類すると、
 ・条件付きの承認(行動に基づいてほめられる、感謝される)
 ・無条件の承認(存在を受け入れてもらえる、居場所がある)
 ・スキンシップ(無条件の承認の中でも、身体的なもの)
 
 が、あったのでしたね。
 
 
 仕事にはやはり、お客さんという存在が必ずいて、
 直接「お客さん」と接しない、間接部門の仕事であっても、結局は、
 お客さんのメリットのために働いている、
 
 わけなのです。
 
※別の考え方もあって、間接部門の場合、社内の人がある種の
 「お客さん」である、と捉えることもできます。
 
 いずれにしても、誰かの面倒な作業を肩代わりしたり、
 専門家でないとできないような、難しいことを代行したり、
 
 誰かの「役に立つ」「幸せに貢献する」ことで、
 報酬を得ているのが、仕事です。
 
(中には、誰の幸せに貢献しているのか分からない、
 社会的な意義の微妙な「仕事」もあったりしますが)
 
 
 仕事が、本質的に他者に貢献して、
 その対価として報酬を得る活動であるため、
 
 必然的に厳しい目にさらされる面があります。
 もらっている対価以上の貢献ができていないと、
 マイナス評価をもらってしまうことがある、わけです。
 
 
 実は昔は、会社ももっとコミュニティー的でした。
 私はあまりその時代を経験していないのですが、
 
 一般職という、職場の潤滑油的な女性の採用もあったし、
 宴会部長なんて呼ばれながら、大して役に立たないけれど、
 キャラがいいので職場においてもらえていた男性もいました。
 
 実はこの二つは、
 神田正典さんの分類によれば、
 「お母さん(政治家)」タイプなのだそうで、
 組織の和を保つ役割を担う人たちなのだそうです。
 
 こういう役割の人が「効率化」の名のもと、少なくなったことと、
 最近職場でうつが増えていることとは、その分野の専門家では
 ないので、確信を持って言うことはできませんが、
 個人的には関係しているんじゃないかと思っています。
 
 
 というのも、
 うつというのは、本質的に母なるものとのつながりを求める病気、
 という話は確か、加藤締三さんの説だった気がしますが、
 
 
 ここで、「母なるもの=無条件の承認」のことですから、
 
 
 まあつまり、
 最近の職場では、職場で無条件の承認を得られる機会が、
 効率化を進めれば進めるほど、なくなっている、
 
 という話なわけです。
 
 
 したがって、仕事を十二分に楽しむためには、
 無条件の承認を、仕事以前に、自分で得ていなければならない。
 
 という話になります。
 
 成果を上げたかどうか、
 いい仕事をしたかどうか、
 貢献できたかどうか、
 
 そういう視点は、仕事上とても大切なものですが、
 その視点と同時に、もうひとつの視点、
 
 
 成果を上げたかどうかに関わらず、存在としての自分を認める。
 いい仕事をできなかった日も、自分自身を否定しない。
 貢献できたかどうかだけで、自己価値を決めるのではなく、
 自分の存在価値をまず、認める。
 
 
 それができて初めて、
 仕事を十二分に楽しむことができるのです。
 
 
 逆に、そこができていないと、
 「仕事の成果=自分の価値」みたいな感覚になってしまい、
 
 まるで、自分の命がかかっているような感じにさえ、
 なってしまいます。
 
 
 それで、では、どうすればいいのか、
 という話なのですが、
 
 まず、子供時代の自分をイメージして、
 その子に、仕事で得られたプラス評価のエネルギーを
 あげてみてください。
 
「こんなに認められたんだよ?」
 
 てな具合に。
 
 
 一部の人は、無条件の承認ばかりもらった環境にあり、
 能力や貢献を大事にすると言う考えをあまり経験せずに育って
 いたり、つねに自信のない自分、できない自分という
 セルフイメージで生きてきていたりすると、
 
 こうして自分の能力や貢献を認められたという事実を、
 子供時代の自分とシェアしたら、まさにインナーチャイルドの癒しに
 つながるでしょう。
 
 
 しかし、実は多くの人は、
 もらっている承認が、条件付きの承認ばかりに偏っています。
 
 本当にほしいのは、成果を出してほめられることではなくて、
 成果を出せない自分でも、受け入れられるという経験。
 つまり無条件の承認なのです。
 
 
 そういう場合、仕事を通じて認められたエネルギーを
 子供時代の自分に分けてみても、
 
 「ほしいのはそれじゃない!」
 
 となる可能性があります。
 
 
 そうしたら、本当にほしいのは何なのか、
 その「インナーチャイルドちゃん」に訊いてみてください。
 
 職場の人間関係がしんどい理由が理解できるかもしれませんよ!
 
 
 次号以降また、人生を通じたインナーチャイルドの癒し。
 そんな話を書いていきます。
 
 次回も仕事、にする予定です。
 が、気まぐれで変わるかもしれません。
 
 次回以降もお楽しみに!
 
◆編集後記
 
 いや?名古屋出張はいろいろ新鮮でした。
 一番の発見は、ココヘルのふる????い読者さんが
 多かったこと。ずいぶんお待たせしちゃいましたm(_ _)m
 
 車を出してくださった方もいて、東京では最近あまり感じなく
 なった「お世話好きのノリ」で迎えていただきました。
 
 名古屋のみなさん????ありがとう????
 また行きま????す。
 
 
 いま、帰りのひかり号の中です。
 奇跡的に座れました。
 
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“【ココヘル588】仕事を楽しむには、まず自己承認から。” の続きを読む

【ココヘル587】仕事を通じてインナーチャイルドを癒す1

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 587号 2012.6.21
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて。
 人生は壮大なインナーチャイルドの癒しである、
 というシリーズを書いていますが、
 
 今日は、仕事、について書いていきたいと思います。
 
 
 要するに、
 
 インナーチャイルドを癒す=過去の承認不足を解消する
 
 
 ということなんですが、
 
 承認って何?
 
 
 って話を考える上で大事なのは、
 
 承認の種類です。
 
 
◆ みっつの、承認の種類
 
 今日お話ししている「承認」のことを、
 交流分析では「ストローク」と呼んで、
 
 身体的・精神的
 条件付・無条件
 肯定的・否定的
 
 なものがありますよ、って教えているんですが、
 それを2×2×2でかけ算すると、全部で八種類になるんですが、
 
 そんな細かく分類したら、考えにくいんですね。
 
 
 そこで、あづまが、思い切って3つにしました。
 (厳密に考えるときはちゃんと八種類で考えるべきですが)
 
 
 それが、
 
 ・条件付きの承認(行動に基づいてほめられる、感謝される)
 ・無条件の承認(存在を受け入れてもらえる、居場所がある)
 ・スキンシップ(無条件の承認の中でも、身体的なもの)
 
 の、みっつです。
 
 
 
 仕事を通じてもらえる承認って、
 上のみっつで考えると、どれでしょう?
 
 
 スキンシップ、のわけないですよね?
 (そういう仕事も中にはあるかもしれませんが)
 
 
 そう、仕事を通じてもらえる承認は、主に、
 条件付きの承認、です。
 
 
◆ 男性は条件付きの承認が必要で、
  女性は無条件の承認が必要。
 
 よく言われることですが、
 男性は、条件付きの承認を求めていて、
 女性は、無条件の承認を求めている。
 
 
 女性だって、条件付きの承認を求めるじゃないか、
 というご意見もありましょうが、
 
 男性は、結果を出せる、できる男、
 というイメージの時に自分を「いい男」だと感じて、
 セルフイメージが上がります。
 
 女性は、他人から好かれる人である、
 というイメージの時に自分を「いい女」だと感じて、
 セルフイメージが上がります。
 
 それを土台として、
 男性も、無条件の承認を求める部分はありますし、
 女性も、条件付きの承認を求める部分はあります。
 
 
 個人差があるので、
 女子系男子とか
 男子系女子とか
 
 そういう人もいると思いますが、
 
 
 そういえばある心理テストをやったとき、
 私は女子系男子と出ました(笑)
 
 まあそういうことはあるとしても、
 
 
 根っこの方で、自分が必要不可欠だと感じている承認が、
 条件付きの承認である人は、
 (行動に基づいてほめられる、認められる、感謝される)
 
仕事が、まさに、
 インナーチャイルドの癒しになる可能性があります。
 
 
 どうつながるのか。
 
 それは、次回をお楽しみに。
 
 
 次号以降また、人生を通じたインナーチャイルドの癒し。
 そんな話を書いていきます。
 
 次回のテーマは、仕事、にする予定です。
 が、気まぐれで変わるかもしれません。
 
 次回以降もお楽しみに!
 
◆編集後記
 
 先日の蛍は、まさに乱舞という状態でした。すごかった。
 
 ところで今日は、知花の5歳の誕生日。
 エコパピエという、紙を漉くおもちゃがプレゼント。
 本人が選んだの。
 あ、でもこっそり私も遊んでみようと思っています。
 
 今日はケーキを手作りするってことで、昼すぎに生クリームを
 ホイップしました。
 
 これから、誕生日会です。ではでは。
 
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【ココヘル586】ほめ言葉を受け取れない場合

 

 
★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 586号 2012.6.15
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
さて。
 人生は壮大なインナーチャイルドの癒しである、
 というシリーズを書いていますが、
 
 今日も、質問にお答えする形で進めて参ります。
 
 
 Nさん(男性)
 
>いつも楽しくメルマガを拝見しています。
>Nと申します。
>今回のメルマガで、僕は「◇自己否定が強く、
>承認を無意識にブロックしている」なと思いました。
 
>人から褒められたりしても、自分ではまだまだだ、そんな努力していない、
>などと思い、素直に受け入れられません。
>このような場合はどうすればいいのでしょうか?
>少しでもよい方法があれば、教えていただけると嬉しいです。
 
 
 はい。
 ご質問ありがとうございます。
 
 
 他人からの承認や、ほめ言葉を、
 どこかで自己否定してしまって、
 受け取れない。
 
 こんなとき、どうしたらいいのか。
 
 
 Nさんだけでなく、日本人の多くが持っている
 パターンだと、私は感じています。
 
 
 まず、初めの一歩は、
 自分がそのパターンを持っていることに気づくこと。
 
 おめでとうございます。
 Nさん、初めの一歩はクリアしましたね!
 
 
 気づいたあとは、少しずつ受け取る練習をします。
 
 まず、いきなり受け取る(=胸の中に入れる)のではなく、
 受け止める(=手に持ってみる)ことをしてみましょう。
 
 「そっか。この人はそう思ってくれたんだ。」
 
 という風に、すぐに自分が同意できなくても、
 相手はそう思っているんだな、ってことを認める。
 
 相手のほめ言葉を、いきなり「ぽいっ」と捨てずに、
 まず手に持って眺めるイメージで。
 
 
 その際に、こういう考えが役立ちます。
 
 
 成果というのは、
 努力だけで成り立つものではなく、
 ギフト(生まれつきの才能)による部分もある。
 
 努力してなくてもほめられたってことは、
 そこにギフトがあり、あなたには、そのギフトを、
 自他のために、最高に活用する使命があるんです。
 
 
 もうひとつ、大事な考え方。
 自分が受け取りやすいほめ言葉と、
 自分が受け取れないほめ言葉。
 
 これを明らかにしてみるといいです。
 
 そして、受け取りやすい方を受け取る練習をしてみます。
 
 
 ちなみに、私の場合、
 「優しいですね」「思いやりがありますね」よりも、
 
 ずっとずっと、はるかに、
 
 「話が分かりやすい」「目からウロコです」
 みたいな方が、嬉しいんですね。
 
 
 ある程度受け取れるようになった人は、
 今度は受け取るのが苦手なほめ言葉を受け取ってみます。
 
 
 基本はそういうことです。
 
 
 でも、中には、
 何かメンタルな課題や自己否定ではなく、
 
 もともと、とても高い理想を持っていて、
 その理想に向かうことが、人生の使命で、
 
 しかも、今はまだ、その途中にいるけれども、
 自分は必ずそこに行ける。
 
 そう感じているからこそ、まだほめ言葉を受け取れない。
 そういう方も、まれには、いらっしゃると思います。
 
 その場合、もうとにかく、理想に向かって努力する。
 それがよいことだと思います。
 
 
 
 次号以降また、人生を通じたインナーチャイルドの癒し。
 そんな話を書いていきます。
 
 次回のテーマは、仕事、にする予定です。
 が、気まぐれで変わるかもしれません。
 
 次回以降もお楽しみに!
 
◆編集後記
 
 先週末は、千葉県の、私の実家に遊びに行き、
 帰り(月曜)にディズニーランドに行って遊んできました。
 月曜なのにすごい人だった。
 
 昨日と今日と、晴れたので、バジルとシソが青々してきました。
 
 今晩はこれから、蛍を見に行こうと思っているんですが、
 いま知花が寝ているので(>_<) どうなるんでしょうか...   ┏━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┓  ◆女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学  祝!TBS・日テレ・フジテレビ出演(目指せNHK!)  ◆ご意見、ご感想お待ちしています。このまま返信!  ・頂いたメールは、事前確認なく掲載することがあります。  ・お名前はイニシャルにします。  ・メール相談は行っていません。また、多数のメールを頂くた   め、個別の返信はできないことがございます。  もっと幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を求める方に情報提供  をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。  ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)  ◆自己紹介はこちらです↓(声の自己紹介があります!)   https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html  ◆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000164141.html  (解除依頼は受けていません。ご自分でお願いします)  ◆ウェブサイト https://www.556health.com/  このメルマガは自主的な登録によってのみ登録になります。  違法なアドレス収集は一切行っていません。  ★ご友人への転送は歓迎です。メルマガ全文をお願いします  ★このメルマガの著作権は発行者であるあづまやすしに属します。   無断転載を禁じます。転載は【事前に】お申し出下さい。 ┗━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┛ “【ココヘル586】ほめ言葉を受け取れない場合” の続きを読む

【ココヘル585】ほしい承認がずれてしまう時。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 585号 2012.6.8
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて、今日は、先日のメルマガへの、
 ご質問に回答する形でお届けしたいと思います。
 
質問:Hさんより。
 
>あづま先生の講義だったか、他の心理学でのことだったか
>定かではないので申し訳ないのですが
 
>一般的に女性は無条件の承認を欲しがり、
>男性は条件付きの承認を喜ぶと聞いた事が有ります。
 
>これは一般論であって
>男性でも無条件の承認を必要とする場合も当然あるのですか?
 
>私は女性なので、条件付きの承認は嬉しいけど
>無条件の承認は生きて行く上で必要な事と感じています。
 
>男性にとって無条件の承認と、条件付き承認の重要度って
>どのような違いになるのでしょうか?
 
>所詮男と女は違うもの、と言われる鍵を握る様な気がするので
>掘り下げて知りたいと思っていました。
 
 はい。ありがとうございます。
 
 まず、「男性は」という括りにすると、激しく誤解を
 生みますので、ここで、
 
 10歳頃までに無条件の承認をたっぷりもらった、
 言わば、愛情貯金の多い男性と、
 
 10歳頃までに無条件の承認をあまりもらえなかった、
 承認不足、愛情飢餓のある男性と、
 
 分けて考えたいと思います。
 
 愛情貯金の多い男性は、
 大人になるとむしろ、条件付きの承認、
 
 つまり、自分がいるだけで認めてもらえる、
 という形よりも、
 
 自分に能力があるから、貢献をしているから、
 誰かの役に立っているから、それを正当に評価される。
 
 そのような種類の承認を求めるものです。
 
 
 だから、男性にあまりお世話ばかりするとダメだよ、
 男性をうまく頼って、活躍してもらって、
 喜びを表現する方がいいんだよ、
 
 という、パートナーシップの女性側の原則が出てくるのです。
 
 
 さて、ところで。
 
 では、10歳頃までに、無条件の承認を十分に受けとっていない、
 承認不足、愛情飢餓を持っている男性。
 
 こちらは、どうなるのでしょうか。
 
 
 実は、こちらのタイプの男性も、
 大人になるに従い、条件付きの承認を求めます。
 
 表面的には。
 
 ところが、心の深いところでは、満たされていませんから、
 その不満や欲求が、交際が深まるにつれて出てきます。
 
 たとえば、オレサマな彼やオレサマ夫。
 
 これって、表面的には、
 「自分が稼いで、家族を守っているから、
  それを正当に評価されるべきだ。」
 
 って本人も思っているでしょうし(表面的には)、
 妻や彼女にも言っているかもしれませんが、
 
 よくよく考えてみると、
 
 オレサマって状態は、
 自分がどんなに理不尽なことを言っても、やっても、
 それを認めてほしい、っていう、
 
 無条件の承認を、ひねくれた形で求めている、
 そういう状態なわけです。
 
 
 でも本人は、自分が子供のように無条件の承認を求めて、
 あまえたり、ときには弱いところを見せて涙したり、
 
 そういう、相手を傷つけない、相手を支配しないやり方で、
 自分の承認欲求を満たすなんて、
 
 考えつきもしないわけです。
 あるいは、考えついたとしても、ものすごく抵抗があって、
 
 
 できない。
 
 
 ここまでの話をまとめると、
 
 男性は、無条件の承認を求めるのか?
 
 という質問から始まりましたが、
 
 それにお答えするには、まず、男性を、
 愛情貯金の多い男性と、承認不足の男性に分けて、
 
 それぞれについて、考える必要があります。
 という話でした。
 
 愛情貯金の多い男性は、基本的に条件付きの承認の方を、
 多く求めるものです。それに、自分の中に無条件の承認が、
 足りなくなってきたと感じたら、勇気を出して甘えられる
 人が多いように思います。
 
 一方、承認不足の男性は、表面的には条件付きの承認を、
 多く求めていますが、内心、無条件の承認がほしいと思う
 気持ちがまだ満たされていませんから、
 
 オレサマ化したりして、素直じゃない形で無条件の承認を
 求めようとするわけです。
 
 
 はい。
 そういうことです。
 
 ということで、そのまま、
 次の質問に行きたいと思います。
 
 
質問:Eさんより。
 
>今回のメルマガで、質問させてください。
 
>私は今、付き合って4ヵ月の彼氏がいますが、辛い恋愛です。
>それはなぜかというと、私は無条件の承認がほしい人間なのに、
>彼は無条件の承認をくれません。
>条件があってもあまり承認してくれません。
>否定されるということはありませんが、
>私は自分に必要な承認を得られなくて辛いです。
 
>今まで、存在を認めてほしいと言ったこともありますが、
>認めてるよとは言うものの、頻繁に言葉で自ら伝えてくれる
>ことはほとんどありません。
 
>子どもの頃に父親にしてほしかったこと(頭を撫でてもらう
>とか)をしてもらおうと、お願いしていたのに、実際に会った
>時には忘れられていて、
 
>その日は相手もそっけなかったので私から言うに言えず、
>言った時には私が満足いくほどしてもらえませんでした。
 
>この場合、恋愛で癒されるためには、今の彼氏には求めても無理だと
>判断し、別れて付き合う相手を変えた方がいいのでしょうか?
 
>私が無条件の承認がほしいのに、
>私が彼に無条件の承認を与えてばかりです。
 
>私が求めすぎなのかなと思って、私が変われば、求めなくなれば
>彼とはうまく付き合っていけるのだと思っていましたが、
>辛いばかりです。
>メルマガで、承認を与えてくれない相手と付き合ってしまった場合の
>対処法を教えて頂けると嬉しいです。
 
 
 はい。ご質問ありがとうございます。
 
 まず、この問題、Eさんが思っている以上に、
 根の深い問題なのです。
 
 彼はきっと、まだまだまだまだ、いっっっっぱい無条件の承認を、
 ほしい段階なのでしょうね。しかもそれをあまり自覚していない。
 
 こういう彼と一緒にいると、
 承認をもらえず、つらいですよね。
 
 但し、彼はお父さんじゃありませんから、
 Eさんの恋愛の目的が、自分の承認不足を埋めること、
 になってしまっていると、
 
 うまくいきません。
 
 というよりも、こちらの講座でも指導しているのですが、
 
 
★運命の相手だけに出会う、恋愛心理学ワークショップ
 日時: 2012.6.17(日)9:30?16:30
 場所: 北区 滝野川会館403
 
 対象:・女性の方
    ・結婚を目指している方
    ・出会いの質を向上させたい方
    ・理想を捨てたくない方
    ・既に自分で取り組んでみた方
    ・自分の結婚は特殊で、難しそうと感じている方
 詳細は…
  https://www.556health.com/sp/bestpartnerws/
 
 
 彼にしてほしいこと。自分が依存したいこと。
 
 これを「運命の相手」ワークショップでは、
 「感謝ポイント」と呼んでいるのですが、
 
 それを、彼に満たしてもらおうと、全面的に依存するのではなく、
 
 いいですか、ここ大事ですよ。
 
 【恋愛が始まる前から】
 【自分で自分を満たすように心がけて生きる】
 
 そういう取り組みが必要なのです。
 
 これは一種の、引き寄せの法則で、
 
 自分で自分をどう扱っているか
 (たとえば、自分を承認しない。自分を嫌っている、
  あるいは、自分の能力を認めない、自信がない)
 
 それが、周りの人が、自分をどう扱うかを、
 決めていく、という側面があるのです。
 
 したがって、Eさんのご質問に、
 もっとも厳しく、ビシッと回答しますと、
 
 
 自分が自分をどう扱っているか、
 その部分を、自分の責任で改善し、
 その後新たに、出会いを求めることが最善。
 
 と、なります。
 
 ご質問は「そういう彼との今後」でしたが、
 
 自分を見つめることなしに、
 続けるか、別れるかだけを考えても、
 答えにはたどり着かないのです。
 
 
 なお、本当にその彼が運命の相手だと感じていて、
 しばらく辛いとしても、彼の承認不足を解消してあげたい。
 
 そのような方法も、あることはあるのですが、
 自分の承認不足が解消していることが前提です。
 
 そして、相手の子供時代の心が開く瞬間を見極めて、
 エネルギーを入れていく。
 
 そういう方法もあります。
 
 但し、生兵法はけがの元ですので、
 9月15日、16日に、実際の生活を利用して、
 自分を満たし、相手を満たす方法を学ぶ、
 心理学ワークショップを企画中です。
 
 そのぐらい、本気で考え、本気で取り組む課題です。
 
 
 
 ここをもっと知りたい!というご意見がありましたら、
 遠慮なくメッセージを頂けると嬉しいです。
 このメルマガに返信すると、あづまに届きます。
 
 次回以降もお楽しみに!
 
 
◆編集後記
 
 今日は、過去最高の一日六セッション。
 あ、私一人で、じゃないです。
 
 登録セラピストのはなの分も合わせて。
 
 最近、自分のセッションより、登録セラピストのセッション
 申し込みの方が、すごくうれしい自分がいます。
 
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  め、個別の返信はできないことがございます。
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【ココヘル584】恋してても癒されない時って何が起きてる?

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 584号 2012.5.29
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて今日は、
 人生は壮大なインナーチャイルドの癒しである、
 というシリーズの第六回目。
 
 恋愛は本来、癒しにつながっていくもの、
 という話を前々回書いたわけですが、
 
 恋愛が癒しにつながらない時って、
 どういうときなのか。
 
 
 今日はそのあたりについて書いていきたいと思います。
 
 
◆ 結局のところ、受け取れていない。
 
 いきなり、結論から言いますと、
 
 愛情と言っても、承認と言ってもほぼ同じ意味ですが、
 それを、受け取れていない。
 
 それが、恋愛が癒しにつながらない原因です。
 
 癒しにつながらないってのは、
 ・恋してても辛いばかり
 というパターンと、
 ・恋してるときだけは安定するが、
  恋が終わったとたんに、暗い世界に逆戻り
 というパターンと、
 
 どちらも含みます。
 
 
 これまでの経験から、ぱっと思いつくのは、
 つぎの4つの原因です。
 ◇実は承認があまりない
 ◇自分のほしい承認と、相手のくれる承認が違う
 ◇自己否定が強く、承認を無意識にブロックしている
 ◇人間不信が強く、承認を信じられない
 
 
 順に解説していきます。
 ◇実は承認があまりない
 
 これは、よく、友達に相談すると、
 「その相手、別れちゃいなよ?」と言われるパターン。
 
 相手も承認不足であったり、他者否定傾向があったりして、
 その相手といても、承認をもらえない、
 
 あるいは、むしろ否定されるばかりになってしまい、
 癒しのもとになるエネルギーが、やってこない場合です。
 
 
 ◇自分のほしい承認と、相手のくれる承認が違う
 
 これも、よくあるパターンなのですが、
 自分は無条件の承認を求めているのに、
 
 相手は、能力や貢献に基づいた、ほめ言葉しかくれない。
 条件付きの承認しかくれない、というパターン。
 
 
 あるいは、自分に本当に必要なのは、存在を認めてもらう、
 といった「無条件の承認」なのに、
 
 自分自身で、それに気づいていなくて、あるいは、
 自分自身で、過去に無条件の承認を「あきらめ」てしまい、
 自分に無条件の承認が必要だと分からなくなってしまっていて、
 
 条件付きの承認ばかりくれる人をパートナーに選んでしまった。
 
 平たく言えば、「きちんとやらなきゃだめだよ」と言うタイプ
 のパートナーを選んでしまった、ということです。
 本当は「できない日もあるよ」と言ってくれる人が必要なのに。
 
 
 ◇自己否定が強く、承認を無意識にブロックしている
 
 人は、自分の苦手なほめ言葉や、自分で認めていない部分は、
 たとえほめられても、受け入れにくいものです。
 
 私は以前「声がすてき」と言われたときに素直に受け取れず、
 苦笑したことがありました。
 
 自己否定が強くなればなるほど、
 他人のほめ言葉や承認の言葉が、空々しく聞こえます。
 
 このパターンがあると、他者からの承認を受け取れません。
 
 
 ◇人間不信が強く、承認を信じられない
 
 最後は、自己否定と言うよりは、他人を信じられないパターン。
 
 幼少期に人からだまされたり利用された感覚を持っていると、
 人間不信になり、なかなか他者からの承認を受け取れません。
 
 このパターンは抜け出すのが比較的難しいのですが、
 初めのきっかけは、動物や自然から承認されていると感じる、
 というパターンのことが多いです。
 
 
 
 次号以降また、人生を通じたインナーチャイルドの癒し。
 そんな話を書いていきます。
 
 次回のテーマは、仕事、にする予定です。
 が、気まぐれで変わるかもしれません。
 
 今回は、さらっと書いたので、
 ここをもっと知りたい!というご意見がありましたら、
 遠慮なくメッセージを頂けると嬉しいです。
 このメルマガに返信すると、あづまに届きます。
 
 次回以降もお楽しみに!
 
 
◆編集後記
 
 先週の土日は、珠帆美汐さんをお招きして、
 魂の成長を促すタロット占い講座(略して「たまタロ」)を開催
 しました。温かく、学びに満ちた空気の、よい講座でした。
 
 あ、そうそう、前回の、煮魚「オシツケ」の話。
 あれね、結局、カレー味の煮魚にしました。
 だし+カレーなので、カレーうどん味、って感じでした(笑)
 
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【ココヘル583】感情に責任を持つから、恋愛はうまく行く!

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 583号 2012.5.23
 
 こんにちは。あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて今日は、
 人生は壮大なインナーチャイルドの癒しである、
 というシリーズの第五回目。
 
 恋愛も、インナーチャイルドの癒しにつながる活動。
 しっかり経験し、味わって、心の癒しと成長に、
 つなげていきましょう、というテーマを書いていきます。
 
 
 恋愛をテーマにすると、
 相手との関係がどうこう、といった、
 
 相手に意識を向けた話が主眼になりがちですが、
 
 私自身の信念としては、
 実は、恋愛とは、深く自分と向き合う活動である。
 
 と、思っています。
 
 
◆ 感情に責任を持たないと、すぐ壊れちゃうのが恋愛
 
 というのも、自分の感情や欲求に責任を持つことが、
 安定した関係を維持するためには、必須だからです。
 
 
 感情に責任を持たない、ってどういうこと?
 
 いくつか、例を挙げてみます。
 
 まず、分かりやすい例から。
 
 ・イライラしたときに、パートナーに当たる。
 ・やりたいように振る舞い、パートナーの迷惑を省みない
 
 これらは、分かりやすいですよね?
 
 
 では次に、少し高度な話。
 
 ・自己主張する、適切に怒りを表現する、などを放棄している。
  (代わりに、すねたりいじけたり、不機嫌になったりする)
 ・うまく行っているカップルでは普通にしていることを、
  パートナーがしてくれないとき(話を聴いてくれないとか)、
  ただ文句を言う、あるいは、相手を責める。
 ・相手にちゃんと求めるべきことを、早々にあきらめてしまい、
  ひきこもったり、別の相手(浮気)を作ったりしてしまう。
 
 ありがたい、理解のあるパートナーに恵まれていると、
 これらの問題は表面化しないで済みます。
 
 ですので、結婚10年ぐらいしてから、パートナーが精神的に
 疲れてしまった頃に、表面化することもあります。
 
 
 もうちょっと、分かりにくい話。
 
 ・感情をぶつけたり、不機嫌になってはいけない、と考えて、
  本当は不満なのに、気持ちを抑えつけて、作り笑顔で頑張る。
 
 これね、短期的には有効な瞬間もあるかもしれないけど、
 長い目で見ると、結局どこかでため込んだものを、
 
 どばーーーーーっと出してしまう瞬間が来るんじゃない?
 あるいは、出せずにそのままうつっぽくなってしまったり。
 
 病気になるってのも、一種の「復讐」ですから。
 
 
◆ では、どうすればよいのか?
 
 私が現在思うことは、
 自分の心の中の愛情貯金を、自分で満たす努力をすること、
 
 それに尽きると思います。
 
 
 自分の努力で、友人関係や職場の人間関係、ママ友の関係などを
 維持して、話を聴いてもらったり、相談し合える関係を維持する。
 
 パートナーに、一極集中にならないように注意する。
 
 自分が、どんなことをすると、心が元気になるのか、
 自分でちゃんと分かっておいて、自分を大切にする。
 
 
 そうやって、自分を元気に、キラキラにして、
 
 そのエネルギーを、パートナーにも分けてあげる、ぐらいの
 気持ちで接すること。
 
 
 それと、自分の気持ちの問題は、ちゃんと自分で理解して、
 パートナーに何をしてほしいのか、具体的に言葉で伝えること。
 
 それが、自分の感情に責任を持つ、ということです。
 
 
 
 次号以降また、恋愛の効用について、お話ししていきます。
 次回は、そうはいっても、うまくいかないです!ってときに、
 どうしたらいいのか、という話の予定です。
 (少し変わるかもしれませんが)
 
 次回以降もお楽しみに!
 
 
◆編集後記
 
 今日は、「オシツケ」って魚を買ってきました。
 これから、煮魚にするんですが、
 
 幸恵ちゃん「今日カレーとナンだよ」
 あづま「え?カレーに煮魚か?。」
 幸恵ちゃん「合わないかね?」
 あづま「・・・・」
 
 というわけで、なるべくエスニックっぽい煮魚にチャレンジ
 する予定です。果たして美味しく仕上がるのか?
 
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