◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 349号 2009.1.10
あづまです。こんにちは。
いつも読んでくださってありがとうございます。
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と思います。
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今日は、「マリッジブルーの真実」と題して、
・どうしてマリッジブルーになるのか
・それを解消するにはどうしたらよいか
・マリッジブルーが深刻化しないためには?
について、お伝えしようと思います。
◆ 最後の難関
昨年は、永遠の愛を育てる恋愛法として、出会いから結婚までに
必要なプロセスや考え方をお伝えしてきました。
そのシリーズは、一応プロポーズのところまで書いて終わりになっ
たわけですが、実は、プロポーズを受けて、さあ、あとは結婚式
に向けて準備だ、となった後に、もうひと波乱あります。
その、最後の難関が、マリッジブルーなのです。
◆ マリッジブルーとは?
マリッジブルーとは、結婚前に、幸せなはずなのに、なぜか暗い
気持ちになることです。この症状は女性に多いようです。
結婚すると、生活を今までとは大きく変える必要があります。
今まで洗濯は親がしていたという人も、自分で洗濯をするように
なりますし、既に自活している人も、相手と一緒に生活するよう
になると、自分のやり方を曲げる必要が出てきたりします。
変化が起きると、人は不安になります。
自分に自信がない人は、特にこの不安が強くなりがちです。
一般に、これがマリッジブルーの正体だと説明されています。
また、女性に多い理由は、結婚という大きな変化への不安を乗り
こえるためには、男女ともに「腹をくくる」必要があるのですが、
男性はプロポーズをする前に迷い、逡巡し、プロポーズをした後
はむしろ決意が固まって迷いがなくなっているのに対して、
プロポーズを受ける側である女性は、プロポーズの段階ではまだ
腹をくくっていないので、プロポーズを受けた後に、そこを乗り
こえなければいけないということなのです。
かくして、
なかなか煮え切らず、プロポーズしてくれない!
と、彼女から嘆かれる男性と、
プロポーズを受けたくせに不安になって、
彼氏を困らせる女性という、
世の中でよく見る光景が出現するのです。
参考までに、ココヘルのウェブサイトの記事もどうぞ。
マリッジブルー
https://www.556health.com/archives/2008/10/post_280.html
マリッジブルーの原因と解消法?男性と女性でこれだけ違う
https://www.556health.com/archives/2008/05/post_259.html
◆ マリッジブルーが重症化する場合
数は多くないですが、マリッジブルーに関する相談を受けること
もあります。とても深刻なほど不安になってしまうなど、ひとり
では抱えきれない場合などは、恋愛セラピーを利用していただく
のも有効かと思います。
どんな人に、マリッジブルーが強く出るかというと、
私の解釈では、
日頃から自分の本心を出さず、我慢している人。です。
恋愛においては、大抵どちらかが、自分のやりたいことを主張し、
リードしていく側になると思います。もう一方は、相手に合わせ
てついてゆく形になるわけです。
日頃相手に合わせる側の人ほど、マリッジブルーが強く出るのだ
と、私は解釈しています。
一方が主導権を握り、もう一方がついてゆく形になると、関係は
一見安定したように見えます。
でも、潜在意識レベルでは、だれでも自分の希望や欲求を持って
いますから、相手に合わせている側は、どこかで我慢しているの
です。
自分でも気づかないぐらい、深く不満を抑圧してしまうと、日頃
は安定していますが、いざ、大きな決断をするときになるとその
不満や不安が一気に浮上してくるのだと私は考えています。
よくある、なかなか結婚できない恋人同士でも、
依存心が強い側(=自分の都合が優先になる人)は結婚したい。
罪悪感が強い側(=相手の気持ちが優先の人)は踏み切れない。
というパターンが見受けられます。
自分は結婚したいのに、相手が結婚を躊躇しているような場合、
本当は、相手は不満を抱えて言えないでいるのかもしれないとい
う点を考えてみると、突破口が開けるかもしれませんよ。
相手があまり要求をしてこない人だと思って「楽だ」と考えてい
ると、マリッジブルーに限らず、病気になったりして「抗議」さ
れることがあります。
ですから、日頃から
・自分が不満を溜めない努力
・相手が不満を溜めていないかの気遣い
がお互いに必要です。
気をつけましょう(自戒を込めて)。
◆ マリッジブルーを軽くするための、心理学的提案
さて、要するにマリッジブルーが起きる背景には、相手のペース
に巻き込まれてしまって、自分らしく生きられなくなるのではな
いかという不安があるのだろう、という仮説を述べました。
だから、あなたがマリッジブルーになってしまったとしたら、
どんな不満や不安を溜めていたのかを、自分の心と向き合って、
素直に感じてみることがまず大事です。
そして、もしできたら、パートナーを責めないように気をつけな
がら、その不安をパートナーに打ち明けてみましょう。相手がちゃ
んと受け止めてくれたら気持ちが軽くなります。これは、マリッ
ジブルー克服の王道のやり方です。
一方、あなたのパートナーがマリッジブルーになってしまったと
したら、よく意見を聞いてあげて、また、何かを決めるときには
相手の意見も取り入れるようにするとよいでしょう。
その時限りではなく、日頃から相手の意見を聞く習慣を作り、
あなたのパートナーが安心してあなたとの生活を迎えられるよう
「習慣づくりをする」ことが大事です。
そして、結婚するかもしれない彼氏(彼女)と交際中というあな
たにアドバイス。いざ結婚!という段になってマリッジブルーに
振り回されないように、予防対策です。
これは結局、先ほどの対策を事前にやるということなのですが、
・自分の要求があるなら、隠さずにきちんと伝える
(マリッジブルーなどの形で出すと、相手はもっと困るので)
・相手が不満を持っていないか、日頃から思いやる
(結局マリッジブルーなどの形で出された方が大変だから)
ということになります。
当たり前のことのようですが、見落としがちです。
相手の気持ちを知らないうちに踏みにじっていないか、
逆に、不満をため込んでいて、大事なときにマリッジブルーなど
になって、結局相手を困らせたりしないか、
よく考えてみる必要がありそうです。
◆ 今日のまとめ
結婚までの最後の難関は「マリッジブルー」
婚約して、幸せに向かうはずなのに、気持ちが暗くなる。
人は変化に対して不安を感じるもの。
感情面で言うと、不安・不満の感情をため込んでいると、それが
結婚という「変化」をきっかけに噴出することがある。
だから、
・自分が不満を溜めない努力
・相手が不満を溜めていないかの気遣い
が、必要。
ここまで来たら、幸せな結婚に向けて、あと少しです。
次回以降は、著書「あなたの恋愛がうまくいかない本当の理由」
をそろそろ一読された頃だと思いますので、
本の理解をさらに深めるような内容を配信したいと思います。
◆編集後記
知花が転んで足の指の皮がむけました。
カーペットやぬいぐるみに血がついていて・・・
どうしたのかと思ったら、皮がむけていたんです。
おかげで三日前の晩は少し機嫌が悪かったみたいです。
しかし!子どもの回復力は驚異的です。なんかもう、下から皮が
出来てきて、ほとんど治っています。スゴイ。
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◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学
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