【ココヘル632】感情コントロールのレベル3

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 632号 2013.11.2
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 人間関係力向上セラピスト養成講座、基礎コース
 今日から始まりました。
 また新たな、素敵な受講生との出会いがあると思うと、
 楽しみでもあり、ちょっと不安もあり、という感じです^^
 
 
 
 さて。
 
 
 前回、最後に、
 
 >他人から、「浮気しても良いんじゃないの?」
 >とか言われても、自分の中の倫理観がぐらぐらしないぐらい、
 >しっかりしている、ってこと。
 
 >まだぐらぐらしちゃう人は、
 >レベル3にいきなりジャンプしようとするのではなく、
 >今の自分はレベル2をしっかりクリアすることが大事だ、
 >と考えてください。
 
 >そして、今回のココヘルは、すぐに閉じる(笑)
 
 >で、浮気はいけない、ということが、
 >骨の髄までしみこむまで、
 >自分にしっかり言い聞かせてください。
 
 >一方、もう、
 >「そんなの当たり前すぎるじゃん、
 > わざわざ言わなくても。」
 
 >と言えるぐらい、自分の中のルールが、安定していて、
 >他人の言葉でぐらぐらしないようになったとき、
 
 >ようやく、次のステップに進む準備ができた、
 >ということになります。
 
 と、書きました。
 
 
 人間は持って生まれた感情のみの状態(レベル1)から、
 社会性、外的基準を学ぶ段階(レベル2)
 を経て、成長していく存在なんですね。
 
 そして、その先、それが、
 今日これから書く内容ですし、
 このシリーズで一番お伝えしたい内容でもあります。
 
 
 感情のコントロールレベル3。
 
 
 このレベルでは、
 
 【ルールは、十分に分かっている】
 
 でも、
 
 【ルールに反する感情が湧くのも
  また人間だと分かっている】
 
 ということが前提になります。
 
 
 
 浮気を例にとって言うならば、
 
 【浮気はいけないこと、そんなことは百も承知だ】
 (ルールは、十分に分かっている)
 
 でも、
 
 【結婚期間中に、他の異性に恋心を抱いてしまう
  ことがあるのもまた人間だ、と分かっている】
 
 という話になります。
 
 
 人間は、ルール通りに感情が動くわけではありません。
 
 
 他人を叩いたり、言葉で攻撃したり、
 無視したりしてはいけません。
 
 そう言われても、腹が立って叩きたくなったり、
 悪口を言いたくなったり、
 
 もうこんなやつとは関わりたくない、
 とばかりに無視したり、
 したくなることって、あります。
 
 
 自分の中に、ルールが確立すればするほど、
 そのルールに反する感情は、行き場を失います。
 
 
 で、どうするのよ、
 
 というのが、
 感情のコントロールレベル3の課題なんです。
 
 
 
 少し難しい言葉で言うと、
 ペルソナとシャドウをどう統合して、
 折り合いをつけていくのか、という話なんですね。
 
 
 このレベルになると、
 模範解答、といったものは、ないと思うんですね。
 
 その都度、自分の頭で考えて、創意工夫をするしかない。
 正解のない世界。
 
 
 
 で、
 
 その、始めの一歩が、
 認める、ということ。
 
 
 自分の感情を、そういう感情があると認める。
 
 
 
 そう、それが、
 
 「オレはホントは、婚外恋愛がしたいんだよ」
 
 という言葉。
 
 
 感情のコントロールレベル3の段階の人の、言葉なのです。
 
 
 似て非なるものに、
 感情のコントロールレベル1の支配的夫、があります。
 
 「オレは婚外恋愛がしたいんだよ。
  (だからお前は黙って従え)」
 
 これは、相手に意見を言う機会すら与えず、
 自分の感情に従って生きるだけの、
 感情のコントロールレベル1の夫です。
 
 
 
 で、レベル1の場合は、
 そのまま行動化してしまうわけですが、
 
 では、レベル3の場合は、
 その後どうするのでしょうか。
 
 
 ここは、カップルによって様々でしょう。
 
 
 一番、波風が立たない結末は、
 
 どうしてそう思うのか、深く考えてみる、
 ということを通じて、
 
 夫婦間にどんな新しい風を入れるべきかが明らかになり、
 さらに深いレベルで夫婦が分かり合えるようになる、
 ということでしょうか。
 
 
 たとえば、若い頃は、夫は、性欲がどんどん湧いてくる、で、
 品がなくてすみませんが、ある種、
 たまったら出す的な欲求の充足が必要だったのが、
 
 男性も40代ぐらいになってくると、
 何もなくても性欲がどんどん湧くということが少なく
 なってきて、むしろ、
 
 性欲をかき立ててくれるような、
 刺激の方がほしくなる。
 
 で、妻を見ると、セックスに応じる姿勢はあるけれど、
 もっと刺激してくれる、なんてことはなくて・・・
 みたいな。
 
 
 今のは一例ですが、
 
 たとえば、こういう風に、夫婦の間で、
 相手に求めるものが変化しているにもかかわらず、
 
 お互いに良く考えず、
 コミュニケーションも取ってこなかった、としたら、
 
 婚外にそれを求めたくなる瞬間も、あるかもしれません。
 
 そういうことを、ちゃんと見つめて、
 お互いに自分の気持ちを伝え合い、
 建設的な解決策を考える。
 
 
 まあこの場合であれば、たとえば、
 改めてお互いに、男女として、魅力的である努力をしようと、
 まあそんな方向の取り組みになるでしょう。
 
 これが、感情のコントロールレベル3、ということです。
 
 
 
 再度念を押しておきますが、
 
 レベル2を十分に卒業していない人が
 3に生半可な気持ちで進むと、
 自己犠牲になってしまいます。
 
 ルールを自分の中にしっかり刻み込む、
 というレベル2の段階をしっかりクリアしていない人は、
 まずそこをしっかりやってください。
 
 
 関連した話を書いておきますが、
 感情のコントロールレベル2を十分に卒業する、
 ということは、
 
 世界のデフォルトは、ルールを守る信頼で出来ている、
 ということを受け入れる、ことでもあります。
 
 人を見たときに、基本、信用に値する、
 と自分の心が自動反応するのか、
 
 人を見たときに、基本、信用できない、
 と自分の心が自動反応するのか、
 
 
 これは、他人に対するイメージ、
 私はこれをセルフイメージの対義語として、
 【ワールドイメージ】と呼んでいるのですが、
 (心理学の教科書には載ってない言葉です)
 
 この、ワールドイメージが、
 人は信用に値するもの、というイメージになっているかどうか、
 それが、最終的には大事になります。
 
 
 感情のコントロールレベル2を十分に卒業
 =そういう人が世界に多い、というワールドイメージを持つ
 
 と、言い換えてもいいでしょう。
 
 
 
 話を戻しますが、
 どんな場合でも先ほどの例のように
 解決しなくてはいけないのか。
 
 それは、そうではないと思います。
 
 夫婦でお互いによくよく話し合った結果、
 自由恋愛で行こう、という合意ができたなら、
 
 それはそれで、アリだと思います。
 
 
 但し、お互いに感情のコントロールレベルが3で、
 ふたりとも自分の意見を言い合える空気の中で決めた、
 ということが前提になりますが。
 
 まあこれは、少数派ではあるかな、という気はします。
 
 
・・・と、ここまで書いて思いましたが、
 人間の成長って、めんどくさくできてますね。
 
 わざわざルールをしっかり自分の中に刻み込む段階をへて、
 今度はそのルールを一部手放すような方向に
 進むのが成長だなんて。
 
 
 自分もそうやって成長してきたと思うんですが、
 それにしても、めんどくさい仕組みになってます。
 
 
 
 次回、感情のコントロールレベル2を十分卒業した人が、
 3に進むために、どんな取り組みをしたらいいか、
 
 その話を書きたいと思います。
 
 次回もお楽しみに!
 
 
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 ま、自分で立てたスケジュールなんですけどね。
 
 今日は、基礎コースの初日。がんばりま?す。
 
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【ココヘル631】感情のコントロールレベル2ー2

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 631号 2013.10.25
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
 
 さて前回、
 
 
 >まあそんなわけで、
 >感情のコントロールレベル2のまま、
 >夫婦関係を長続きさせるのは難しいんです。
 
 >だから、
 >感情のコントロールレベルを3に上げる必要があります。
 
 
 >この話、以前にどこかで書いて、
 >レベル1 振り回される
 >レベル2 がまんする
 >レベル3 建設的に自分を満たす
 
 >って言っていますので、
 
 >もしかするとあなたは、
 >「そうそう、建設的に自分を満たすんでしょ?」
 
 >って先回りして、私の書くことを予想されているかも
 >しれませんが。
 
 >ぶっぶ?。
 
 >まあそれは、間違いではないのですが、
 >今回一番伝えたいことは、それではありません。
 
 
 
 >レベルを3に上げるにあたって、
 >実は必要なことは、
 
 
 >レベル2を完全に卒業する、ってことです。
 
 
 
 と、書きました。
 
 
 レベル2を完全に卒業する、とはどういうことか。
 
 今回はそのことについて、考えていきます。
 
 
 始めに、そもそも、感情のコントロールレベル2って
 どういう意味があるのか、という、大原則から、
 
 確認していきたいと思います。
 
 
 レベル1は自分の欲求に素直に従う、
 というレベルで、
 
 レベル2は、
 社会性も身につけるレベルです。
 
 
 レベル2の段階で必要なことは、
 ただ単に感情に従うだけでなく、
 もうひとつ別の「ルール」を
 心の中にしっかりと刻み込むことなんです。
 
 
 仮にもしも、その場の感情だけがルール、
 という世界があったとすると、
 
 すぐに、
 怒ったもん勝ち、
 キレたもん勝ち、
 ゴネたもん勝ち、あと、
 泣いたもん勝ち、
 
 という世界ができあがります。
 
 
 この、不健全なルールがまかり通る世界においては、
 自分の主張を通し、相手をコントロールするために、
 自分が感情的になればいいわけです。
 
 (うちの友里椛は、世界をこういう風に
  理解しているかな、と感じることがあります。
  4歳児としてはまあ自然だと思いますが、
  彼女も、徐々に抜け出しつつあります)
 
 
 しかしそれでは、人間関係は安定しませんし、
 社会は成り立ちません。
 
 
 
 だから、子供でも分かるレベルでいえば、
 同じケンカになったとしても、
 先に手を出した方が、より悪いとか、
 
 他人の物を勝手に取ったらダメだとか、
 ルールがあるんですね。そしてそれを覚える。
 
 
 もし仮に、
 感情だけを基準にしたら、より怒った方が勝ち、
 という非常に理不尽なルールができてしまいます。
 
 たとえば、相手の物を勝手にとって、ケンカになって、
 でも取った方も、取られた方も怒っている。
 
 より怒っている方が勝ち、となったら、
 もう、無法地帯です。
 キレたもん勝ち、暴れたもん勝ち、です。
 
 これは、まずいですよね。
 
 
 まあ、父親がルールより自分の感情優先だったりして、
 理不尽なルールがまかり通ってしまう家庭もあったりするのは、
 知っていますが、本来そうあってはいけないわけです。
 
 相手の物を取って、ケンカを起こして、怒っている子と、
 自分の物を取られて、ケンカになって、怒っている子と、
 両方いた場合、やっぱり、「取った方が悪い」となる。
 
 
 その場の感情が基準ではない。
 感情を超える、「ルール」があるんだ、という感覚。
 そしてそのルールを信頼する感覚。
 
 これが、大事なんですね。
 
 
 
 それで、
 感情のコントロールレベル2というのは、
 
 自分の感情が絶対だ、というレベル1から少し成長して、
 ルールや正義、倫理、道徳といったものがあるんだ。
 
 人間は、感情に振り回されるだけの生き物ではない、
 ということを学ぶ段階、と言い換えることができます。
 
 こんな風に言語化しながら身につけるものではないですが、
 内面で起きていることを言葉にするなら、そういうことです。
 
 
 だから、この段階では、
 
 「この世界には、安定したルールがちゃんとある、」
 ということを、学ぶ必要があるんですね。
 
 
 
 
 「浮気はしてはいけない」
 
 話がようやくここに戻ってきたわけですが、
 
 感情のコントロールレベルが2のあたりにいる人は、
 
 とにかく、この世界にはルールがあって、
 それを守っていれば、一定の安全が得られる、という
 「ルールへの信頼感」を、自分の中に育てる必要があるんです。
 
 
 だから、
 そういう段階にいる人は、
 
 「オレは婚外恋愛したいんだよ」
 
 なんていう、ルール破りとも思える発言は、
 受け入れられないし、
 
 むしろ、「浮気は絶対ダメ」ということを、
 他人から言ってもらいたいわけなんですね。
 そしてそれが精神的成長のために「必要」なんです。
 
 
 そう、レベル2を完全に卒業する、
 ということは、
 
 
 ルールへの信頼感、
 道徳観への信頼感、
 正義感への信頼感、
 
 この世界には信頼に足るルールがあるのだ、
 という感覚。
 
 それをしっかりと、ビシッと、身につける、
 ということにほかなりません。
 
 
 
 まだ自分の内側がぐらぐらしている人は、
 「オレは婚外恋愛したいんだよ」
 なんていう言葉が学びになるわけでもなく、
 
 先ほど書いたとおり、
 
 むしろ、
 「浮気は絶対ダメ」
 という言葉を繰り返し聞いて、
 自分の道徳観、正義感に自信をつけることが、
 必要なんです。
 
 
 
 で、それを分かっていて、ココヘルではなんで、
 「オレは婚外恋愛したいんだよ」
 なんて発言を書くかというと、
 
 
 その先に進んでほしいと思っているからです。
 
 
 感情のコントロールレベルが3までいける人、
 というのは、
 
 レベル2を十分に卒業した人です。
 
 
 他人から、「浮気しても良いんじゃないの?」
 とか言われても、自分の中の倫理観がぐらぐらしないぐらい、
 しっかりしている、ってこと。
 
 
 まだぐらぐらしちゃう人は、
 レベル3にいきなりジャンプしようとするのではなく、
 今の自分はレベル2をしっかりクリアすることが大事だ、
 と考えてください。
 
 そして、今回のココヘルは、すぐに閉じる(笑)
 
 
 で、浮気はいけない、ということが、
 骨の髄までしみこむまで、
 自分にしっかり言い聞かせてください。
 
 
 
 一方、もう、
 「そんなの当たり前すぎるじゃん、
  わざわざ言わなくても。」
 
 と言えるぐらい、自分の中のルールが、安定していて、
 他人の言葉でぐらぐらしないようになったとき、
 
 ようやく、次のステップに進む準備ができた、
 ということになります。
 
 
 次のステップというのが、感情のコントロールレベル3、ってこと。
 
 
 次回、レベル3について、
 書いていきたいと思います。
 
 
 ではまた!
 
 
 
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◆編集後記
 
 衣替えで、幸恵ちゃんが、思い切りよく、服を捨てます(笑)
 「え?まじで?」って言いたいこともあるんですが、
 よく聞いてみると、かなり黄ばんでる、とか、今期出してから
 一回も着た形跡がない、など、なかなか勘も良いし、
 筋が通った判断してます。
 
 で、判断に従うことに(ていうかすでにポリ袋に詰められた)。
 
 服は時々入れ替えないとね。
 良い機会なので、そうします。断捨離断捨離・・・(笑)
 
 
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【ココヘル630】感情コントロールのレベル2

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 630号 2013.10.17
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
 
 前回、感情コントロールのレベル1について書きました。
 
 レベル1は、感情に振り回されているレベル。
 
 
 浮気したくなったからする
 かーっと来たから、感情を相手にぶつける
 むかついた相手に陰険な方法で仕返しする
 
 みたいなのは、感情に振り回されている行動で、
 レベル1と言えるでしょう、という話をしました。
 
 
 
 では、レベル2は?
 
 レベル1が振り回されている、
 ある意味、感情の奴隷になっているレベルであるのに対し、
 
 感情のレベル2の特徴は、
 ガマンする、ということです。
 
 
 欲求はあるんですね。
 
 でも、それをそのまま垂れ流してもうまく行かないと、
 頭で分かっていて、ガマンして、抑えつける。
 
 
 これが、感情コントロールのレベル2です。
 
 
 感情のコントロールというのは、
 がまんすること、だと思っている人も、
 世の中では、多いんじゃないでしょうか。
 
 言い換えると、
 
 感情コントロールは、
 レベル2(我慢する)までしかない、
 
 と思っている、ってこと。
 
 
 いつも、我慢することで対処している人は、
 もっと高度なレベルがあることなんて、
 想像もしないでしょう。
 
 
 でも、私はその先を提案したいので、
 「オレは婚外恋愛がしたいんだよ」
 みたいな発言を引き合いに出したりするわけです。
 
 
 
 で、
 
 
 葛藤があるのが当たり前。
 人生は、我慢の連続。
 
 なんて思っている人は、
 レベル2の「我慢する」の先があるなんて、
 想像もしないのだと思いますが。
 
 
 あ、そうそう、
 
 がまんする、のちょっと行きすぎたバージョンが、
 「あきらめて感じなくなる」です。
 
 たとえば、
 子供の頃から「がまんしなさい」と言われて育ち、
 
 自分の望みを口にすることを我慢してきたとしますね。
 
 
 もうそれは日常になりすぎていて、
 
 我慢せず、自分の望みを言うという、
 そういう行動が、この世の中にあるということすら、
 自分の意識から切り離してしまっていて、
 考えもしなくなっている。
 
 
 そのような、
 
 「あきらめた」
 
 
 という状態があります。
 
 
 で、あきらめて、完全に手放して、
 それで幸せになれればいいのですが、
 
 大抵そうならないんです。
 
 
 女性でこの状態に陥ると、
 
 「望みを口にしないことを都合が良いと感じる男性」が
 寄ってくるパターンになることがあります。
 
 まあ、女性のために尽くしたくない、
 未熟な男性、あるいはゆとりのない男性ってことですね。
 
 
 せっかく男性から声をかけてもらっても、
 何となく嫌な感じがして、
 彼氏ができない状態が続いたり、
 
 頑張ってカップルになったとしても、
 何となく大切にされないような気がして、
 満たされない恋愛になったりします。
 
 
 で、そういうときに、
 女友達が彼氏に、
 (我慢する女性の目から見たら)「わがまま」を言っていて、
 彼氏も嬉しそうに、その要望に応えている。
 
 そういう世界があるのを見ちゃった。
 
 
 今まで、フタして、ないことにしていた世界に、
 気づいてしまったわけです。
 
 今まで抑え込んでいた感情が、
 ぐわ???っと湧いてきます。
 
 嫉妬心というか、
 怒りというか、
 イライラ・モヤモヤ、
 なぜそんなに嫌な気分になるのか、説明できない気持ち。
 
 
 説明できるはず、ないんですね。
 
 
 だってその気持ち、
 子供の時に、自分の欲求を無理やり抑え込んだことが
 嫌だった、苦しかった。そこが元になってるわけだから。
 
 無理やり抑え込んだ、自分の一部を、
 心理学的には「シャドウ」と呼ぶのですが、
 
 
 自分で自分のシャドウに気づくなんて、
 心理学をしっかり学んでいなければ、
 なかなかできないです。
 
 
 そして、
 イヤな感情が湧いてくるのを避けるため、
 さらにやってしまいがちな間違った対策が、
 
 
 彼氏に甘えて幸せそうにしている人との交流を断つ。
 というものです。
 
 
 要するに、見なければ辛くないわけです。
 
 
 ・・・ということは、幸せな人の輪からはずれるってこと。
 
 
 人は、自分と同じような心の状態の人と、
 一緒にいた方が、ある意味、安心するわけですが、
 
 逆に、その中で安心してしまうと、
 人生を変えることは出来ません。
 
 
 自分が、こうなりたい、という幸せを、
 一足先に手に入れている人の中に入っていく。
 
 この場合ですと、彼にうまく甘えている女性の中に
 入っていく、ということになりますが、すると、
 
 自分だけみじめに感じたり、
 劣等感を感じたりすると思いますが、
 
 でもそれこそ、
 幸せを手に入れるために必要な「前進」です。
 
 
 
 で、脱線したので、話を戻しますと。
 
 
 まあ、レベル2だと、
 典型的には以下のような状態になるわけです。
 
 
 我慢しても、抑えても、
 その感情や欲求は消えるわけではない。
 
 その結果、
 
 
 表向きの、人の良さと、
 裏側のどろどろとが解離していき、
 
 我慢を追求すればするほど、
 (いい人を演じれば演じるほど)
 
 
 抑え込まれた感情がふくれていきます。
 (シャドウが暴れそうになってくるわけです)。
 
 
 まあその裏側(シャドウ)を、
 人前に出すと、
 他人からも「ウラオモテがある」と言われますが、
 
 裏側を人前に出さない努力をすると、
 さらに我慢してイライラがつのったり、
 
 
 あるいは、感情が出てこないように、
 幸せな人を見ないような生き方をして防衛する、
 
 ・・・で結局幸せから遠くなってしまう。
 
 
 というパターンになって、
 結局うまく行かないんですね。
 
 
 やっぱり、シャドウそのものを何とかしないと、
 問題は解決しないんです。
 
 
 
 あ、話が夫婦関係から少しずれましたね。
 
 
 夫婦関係の場合、
 レベル2のままですと、
 
 わりと、相手を攻撃してしまいがちなんですね。
 
 
 自分はこんなに我慢しているのに、
 あんたは何でそんなに勝手なの!!!
 
 みたいな感じで。
 
 嫉妬からの怒りを相手にぶつけやすいんです。
 
 
 ぶつけないように、距離を取れば今度は、
 夫婦関係の距離が離れてしまいます。
 
 
 
 さて、
 
 まあそんなわけで、
 感情のコントロールレベル1(感情に振り回されている)
 と比べて、レベル2(がまんする)になると、
 短期的には、破たんしなくなりますが、
 
 でも、
 感情のコントロールレベル2のまま、
 夫婦関係を【長続き】させるのは難しいんです。
 
 だから、
 感情のコントロールレベルを3に上げる必要があります。
 
 
 この話、以前にどこかで書いて、
 レベル1 振り回される
 レベル2 がまんする
 レベル3 建設的に自分を満たす
 
 って言っていますので、
 
 もしかするとあなたは、
 「そうそう、建設的に自分を満たすんでしょ?」
 
 って先回りして、私の書くことを予想されているかも
 しれませんが。
 
 
 
 ぶっぶ?。
 
 
 
 まあそれは、間違いではないのですが、
 今回一番伝えたいことは、それではありません。
 
 
 
 レベルを3に上げるにあたって、
 実は必要なことは、
 
 
 レベル2を完全に卒業する、ってことです。
 
 
 
 そう、徹底的に我慢すること。
 
 
 ・・・にちょっと近いですが、
    それともちょっと違います。
 
 
 
 果たして・・・?
 
 
 
 続きは次回。
 
 
 
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◆編集後記
 
 先週末は、珠帆美汐さんのスピリチュアルコーチ養成講座に、
 主催者兼受講生として参加しました。
 
 なかなか、刺激に満ちた三日間でした。
 
 なかでも、一番嬉しかったのは、いい仲間と一緒に活動して
 いることを再確認できたこと、かな。
 
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【ココヘル629】感情コントロールのレベル1

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 629号 2013.10.7
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて。
 
 
 「オレは婚外恋愛がしたいんだよ」
 という発言から始まったシリーズですが、
 
 最後に、感情のコントロールの話を少し出しました。
 
 
 >上の、感想を書いて下さった方も、
 
 >私が感情のコントロールレベル3の話を書いているのに、
 >なぜか感情のコントロールレベル1の話に、
 
 >いつのまにかすり替わっていますし。
 
 >この辺、もう少し誤解なく伝えてみたいと思います。
 
 
 という感じで。
 
 
 感情のコントロールのレベルというのは、
 私が勝手に使っている用語ですので、
 
 心理学の本を見ても書いてないです。
 
 
 ただ、
 精神的成長を考慮すると
 感情のコントロールレベルも、
 私が提示するように、進歩・成長するのではないか。
 
 まあそんな風に考えられるので、
 分かりやすさのために使っています。
 
 
 感情のコントロールレベルは1?3まであって、
 
 
 レベル1は、
 感情や欲求に振り回されるレベル。
 
 前回紹介した感想には、
 
 >主人に不倫されているので、
 >心穏やかにはみれませんでした。
 
 >あずまさんは、奥さんが今から婚外恋愛してくるね!
 >と出かけ時、いってらっしゃい、楽しんで!
 >と見送れますか?
 
 と、ありました。
 
 
 これは、感情のコントロールレベルを使って翻訳すると、
 
 「あづまさんは、奥さんが感情のコントロールレベル1で、
  婚外恋愛したい欲求に、そのまま従ってしまう人でも、
  笑顔で受け入れられますか?」
 
 と言っているに等しいわけです。
 
 
 もちろんその答えは、NO、に決まってます。
 
 
 私は常々言っていますが、
 
 精神的成熟度が低いままでは、
 パートナーシップは維持できない。
 
 これは、私の変わらない信念です。
 
 
 
 感情や欲求を、コントロールできず、
 そのまま垂れ流してしまう。
 
 ・浮気したいので浮気する。
 ・かーっと来たので、目の前の人にぶつける
 ・むかついたので、陰険な方法で復讐する
 
 まあこういうのは、レベル1と言えるでしょう。
 
 
 上記の感想を書かれた方は、
 まあ、直前に浮気されたという経験がありましたので、
 どうしても、周りの人を、
 
 「人は、精神的成熟度が低いもので、
  自分の感情には、振り回されて従ってしまうもの」
 
 というイメージ(先入観)を持ってしまっているかも
 しれません。
 
 あなたはどうでしょうか?
 
 
 ちなみに、私の個人的見解ですが、
 
 浮気症の人と付き合ってしまうというパターンは、
 
 浮気症の人:感情のコントロールレベルが1の人
 ですので、
 
 子供時代に、親の感情コントロールレベルが1だったりして、
 
 
 自分では無自覚だと思いますが、
 
 
 感情コントロールレベルが低い人を、
 「みんなそんなもんだよね?」と
 受け入れてしまう、
 そういうメンタリティーが大きく影響しているんじゃないかと、
 私は考えているんですね。
 
 
 私の用語で、
 
 「自分にとってこの世の中の他人はどんな人か」
 
 というイメージのことを「ワールドイメージ」
 と呼んでいるのですが、
 
 
 子供時代に、親の感情コントロールレベルが低い。
 
  →感情コントロールレベルは低いのが標準、
   というワールドイメージを持ってしまう
 
   →感情コントロールレベルの低い男性を見ても、
    「そんなものだよね」と受け入れてしまう
 
    →結果、浮気問題などが(必然的に)発生する
 
 というメカニズムが働いているんじゃないかと、
 考えています。
 
 
 ちなみに、レベル1の特徴は、振り回されている、
 であるのに対して、
 
 レベル2の特徴は、我慢する、です。
 
 次回はレベル2を中心に書いていきます。
 
 
 次回もお楽しみに。
 
 
 
 
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◆編集後記
 
 どこかで感情コントロールのレベルの1?3の話を
 書いたはずなんですが、どこで書いたか自分でも分からなく
 なってしまいました。
 
 誰か覚えてる人がいたら教えて下さ?い。
 
 
 最近かなり調子が良いです!
 バリバリ仕事したくなってきました(笑)
 
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【ココヘル628】急性症状と慢性症状

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 628号 2013.9.17
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 人間関係力向上セラピスト養成講座、
 基礎コースの募集、もうすぐ開始しますので、
 待って下さっている方、もう少しお待ち下さいね!
 
 
 オーロラ道中記。ほぼ全部アップしましたが、
 まだ見てない方はこの一覧からどうぞ。
 http://ameblo.jp/loveandpartnership/entrylist.html
 
 
 
 さて。
 
 
 「オレはホントは婚外恋愛がしたいんだよ」
 
 という、衝撃的な発言を紹介・解説する形で
 書いている現在のテーマですが、
 
 
 やはり、現在の自分のステージに合っていなくて、
 全然受け取れていないと思われる感想が来ています。
 
 そこで、それを紹介しつつ、
 さらに話を深めていきたいと思います。
 
 
 その前に、
 私、口うるさい医者、結構好きなんですが、
 
 そこにその人のこだわりがあって、
 あ、なるほど、そういうことを先回りして心配しているのね、
 なんて分析しながら面白がるわけなんですが。
 
 毎年行く耳鼻科の先生が、
 私の前の番の患者さんに対して、
 
 
 かなりの説教調で(笑)、
 
 
 こんなことを言ってました。
 
 「急性症状が出ているときは、それを治さないとダメ。
  急性症状が出ているのに、慢性症状の治療法をやってもダメ。」
 
 まあそういう話でした。
 
 
 やっぱ健康は大事だよね。
 ジョギングとか、水泳とか・・・
 (私は自転車ですが)
 
 で、風邪ひいて熱出しているときに(=急性症状があるときに)
 健康体になるために、ジョギングだ!
 
 ・・・って悪化しますから。
 
 
 要するに、そういう話なわけですよね。
 
 
 
 でも、風邪ぐらいだと、
 そのうち治まるだろうし・・・
 って落ち着いて構えられるんだけど、
 
 
 事が、もう少し重大な病気になってきたりすると、
 病気になる前から行うべき健康法を、
 
 病気になって(=急性症状が出て)から、
 慌てて、焦って、始めてみたり、
 
 
 
 耳鼻科の先生が言っていた言葉、
 
 「急性症状が出ているときは、それを治さないとダメ。
  急性症状が出ているのに、慢性症状の治療法をやってもダメ。」
 
 
 この原則を、忘れて焦ってしまいがちですね。
 
 
 
 まあ、少し深い話を書くと、
 
 本当は、急性症状と慢性症状の対策の取り違えは、
 分かってないからできないのではなくて、
 
 既に、自分は悪化している。
 
 という現実に直面し、
 健康な自分を失ったという、
 喪失を受け入れることができていないから、
 
 
 まだ、慢性症状の緩和(≒健康管理)でいけるはず、
 
 というところにしがみついてしまう、
 というメンタルな理由が大きいと思うんですけどね。
 
 
 
 
 そして、自分のメンタルの管理とか、
 夫婦関係のような人間関係のことになると、
 その傾向が、さらに強くなるように思います。
 
 
 日頃から、
 ・自分のメンタルを良い状態に保つ努力
 ・感情を溜め込んだりせず、潜在意識の中もキレイに保つ努力
 ・人間的成長に、問題の起きていないときから取り組む努力
 ・他人の問題を見て、自分の課題も解決する努力
 ・他人をサポートすることで、自分の成長を図る努力
 
 こうした努力を怠っていて、
 
 
 いざ、浮気問題発覚!!!!
 (急性症状が出ましたね)
 
 
 と、なってから、
 
 
 私が日頃ココヘルで書いているような、
 慢性症状、というか心の健康管理や、
 夫婦間の関係の健康管理に役立つ話を、
 
 焦って実践し始める。
 
 
 「急性症状が出ているときは、それを治さないとダメ。
  急性症状が出ているのに、慢性症状の治療法をやってもダメ。」
 
 夫婦関係の問題の場合、
 極めて悪化しているようなケースでは、
 
 外科的手法、とでもいいましょうか、
 
 法的解決(離婚して慰謝料請求とか)。
 
 
 しかないと、私は考えています。
 
 
 
 私が日頃からココヘルで発信している話は、
 そこに陥らないように、日頃から何を心がければよいか、
 そちらに重点があります。
 
 つまり、体にたとえれば健康法・健康管理系ってことです。
 
 
 
 それと、
 ココヘルを外側から見ていると
 分からないことではありますが、
 
 内部にいると、非常に気になることがあります。
 
 
 それは、個人セッションの申込があって、
 それがキャンセルされることってあるんですが、
 
 まあ事情は人それぞれですから、
 キャンセル自体は、ありうる話なんですが。
 
 気になるのは、
 キャンセルする理由。
 
 
 気持ちがものすごく沈んで、
 激しく苦しくなって、
 で、助けを求めるようにセラピーの申込。
 
 キャンセルの理由は、
 「落ち着いたから」
 というわけです。
 
 
 心理セラピーが一番効果を発揮するのは、
 激しく苦しいみたいな、急性症状じゃないです。
 
 確かに、急性症状が出ているとき、
 誰かに助けを求めたくなる気持ちは分かりますし、
 セラピスト側も、気持ちを受け止めたり、
 安心できるよう、話を聞いたり、
 
 プロですから、ちゃんと対応はします。
 
 
 
 ですが。
 
 
 
 なんでそんなに、
 激しく落ち込んだり、
 不安定な状態なんでしょうか。
 
 
 もう、長年その状態なので、
 慣れっこになってしまって、
 自分の普通が、不安定状態、
 となってしまってるのかもしれませんが、
 
 
 セラピーが一番役立つポイントは、
 激しく落ち込んだりしない、
 安定した心を、じっくり取り組んで育てる。
 
 そういう部分なんです。
 
 
 だから本当は、
 落ち着いたときこそ、
 セラピーの受け時なんですが。
 
 
 あづまの中の常識からすると、
 
 落ち着いたからキャンセルします、
 って判断基準自体が、うーんちょっとどうなのよ?
 って思ったりするんですけどね。
 
 
 まあ人それぞれですから、
 そこに文句を言っても仕方ないですし、
 
 セラピスト側としては、
 申込をいただいたら、一生懸命仕事するだけですが。
 
 
 
 えと。
 
 話が脱線してきました。
 
 
 いただいた感想の話に戻すと、
 こちらのブログ記事にいただいたんですが、
 http://ameblo.jp/loveandpartnership/entry-11601671362.html
 
 この方、「主人に不倫されて・・」と書かれています。
 
 急性症状ですね。
 
 
 そのときに、
 私の書いているような内容、
 それも、今回のテーマは、
 
 夫婦の心の基礎体力づくりみたいなテーマですから、
 
 それを実践するのは、無理でしょう。
 
 
 急性症状が出ているときは、
 急性症状への対処が必要です。
 
 
 そして、
 
 急性症状が出ていないときは、
 それが出ないよう、健康作りが必要です。
 
 
 さらに、
 
 よくあることですが、
 
 どちらを実践するかが、こちゃまぜになってしまうと、
 しばしば、逆効果になりがちです。
 
 
 
 
 最後に、ちょっと思うところを。
 
 
 人の人生、それぞれですから、
 私がとやかく言うものではないのでしょうが、
 
 
 問題がギリギリ起きない、
 すれすれのところで生きるのやめましょうよ。
 
 かろうじて墜落しない、低空飛行じゃなくて、
 もうちょっと高いところを飛ぼうよ。
 
 と、声を大にして言いたいことが多いです。
 
 
 
 さて、
 実はこの話、
 
 もう少し深い話につながっているので、
 
 次回から、
 
 感情のコントロールレベルの話を、
 書いてみたいと思います。
 
 
 上の、感想を書いて下さった方も、
 
 私が感情のコントロールレベル3の話を書いているのに、
 なぜか感情のコントロールレベル1の話に、
 
 いつのまにかすり替わっていますし。
 
 この辺、もう少し誤解なく伝えてみたいと思います。
 
 
 ではまた!
 
 
 
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◆編集後記
 
 台風、すごかったですね。
 被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
 
 私のところは、特に何もありませんでしたが、
 バジルの根っこがゆるんで、支柱を立てました。
 
 
 今日は台風一過、キレイな快晴ですね。
 これから、小田原市内をぶらぶらします。
 
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【ココヘル627】「オレはホントは婚外恋愛がしたいんだよ2」

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 627号 2013.9.6
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 オーロラツアーから帰国して、
 時差と夜中にオーロラ観察という、二重のリズムの乱れから、
 ようやく回復しつつあります。
 
 え、見れたのかって?
 それは・・・
 
 ブログでドタバタ道中記を書いていますので、
 そちらをお楽しみに・・・
 
 オーロラ見えたかドタバタ道中記
 第一話 http://amba.to/17Ju0T1
 第二話 http://amba.to/17Ju70N
 
 
 さて。
 
 ところで、前回、
 「オレはホントは婚外恋愛がしたいんだよ」と題して、
 思うところを述べた号を配信しましたが、
 
 よく分かった、私も同じことを考えていた、
 という感じの感想もいただきましたし、
 (たとえばこれね http://amba.to/1dJw83b )
 反発を覚えた、という感じの感想もいただきました。
 
 
 まあ、確かにね。
 ちゃんと大事なことを書いたはずなんですが。
 
 分かる人には分かるけど、
 分からない人には不快な内容だったかもしれません。
 
 
 そこで、
 もう少し分かりやすくかみ砕いてみようと思います。
 
 
 
◆ 再度、確認しておきますが・・・
 
 前回、こんなくだりがありました。
 
> 妻が、夫の浮気を禁止することは、
> 相手の意向を無視して、
> 自分の都合を押しつけることには、
> ならないのでしょうか?
 
> 現在私は、なる、と考えています。
 
> つまり、
> 夫は婚外恋愛したい人。
> 妻は夫の浮気を許さない人。
 
> という場合、
 
> 夫が妻の意向を無視して勝手に浮気することも悪。
> 妻が夫の欲求を無視して浮気を禁止することも悪。
 
> と考えている、ってことです。
 
 再度、確認しておきますが、
 現在私は、やっぱりそう考えている。
 それは、他人からの反論があっても、
 やはり、変わりません。
 
 
 で、反発を覚えたとの感想をいただきました。
 まあ、色々書いてあったんですが、要は、
 
>「浮気をすること」と、「浮気を禁止すること」を
>まるで同等レベルの悪とすることにとても驚きました。
 
 
 ということです。
 
 
 確かに、法的にみれば、
 勝手に浮気をした人は「不貞行為」となり、
 離婚申し立てや慰謝料請求の対象になります。
 
 浮気を禁止するということを言った側は、
 そうはなりません。
 
 法的には、同等の扱いにはならないんですね。
 
 それは、法律が、
 幸せなパートナーシップを築くという目的ではなく、
 家族の生活を破綻させないことを目的としているからです。
 
 
 日本の夫婦には、
 生活における相互扶助の義務はありますが、
 
 実は、驚くかもしれませんが、
 愛し合う義務はないんです。知ってました?
 
 
 法律の観点だけから言えば、
 結婚は、別に愛がなくてもいいんです。
 お互いに、仮面夫婦のようになっても、
 生活面で、破綻しないよう、
 お金を入れる・家事をするといった、
 生活面の最低限の義務を果たしていれば、
 
 法的に言えば、離婚申し立てされる言われはないですし、
 立派に夫として、妻としての義務を果たしているわけです。
 
 (セックスの継続的な拒否は離婚理由になりますので、
  そういう意味では、愛することを間接的には、
  法律も支持している、とは言えるでしょうが、
  イヤイヤセックスに応じていれば義務は果たしているのです)
 
 
 それが、
 日本の法律の思想です。
 (まあちょっと、極端に表現しましたが)
 
 
 ですので、
 親密なパートナーシップを築く、という、
 より高度な目的を考える場合、
 
 法律の考え方よりも、
 もっと高度な基準を考える必要があります。
 
 
◆ 実は私も、正しさを振りかざす人でした。
 
 ちょっとここで、昔の私の話をしますね。
 
 東大を出て、大企業の研究者になり、仕事はしっかりして、
 自分はちゃんとやっている、という自負を持っていました。
 
 そして、全ての人は、努力してちゃんとやるべきだと、
 他人を裁く思想を、併せ持っていました。
 
 人は、自分を基準にして、
 勝手な自分ルールを作りがちなものです。
 
 
 私のように、ある程度仕事の能力がある人は、
 仕事をキチンとすべき。
 いいかげんな仕事の仕方は、悪。
 
 で、仕事に没頭してくると今度は、
 自分で勝手に仕事に没頭しているくせに、
 
 仕事よりプライベートを優先する人はたるんでいる、
 みたいに、勝手に考えるようになったりします。
 
 
◆ 一方、別の正義を持っている人もいます。
 
 仕事面では、そんなこと思ってないよ、
 と、今の文章を読んで思った人は、
 
 かつての私とは別の、自分勝手な、
 自分ルールを持っている可能性があります。
 
 次のことを考えてみてください。
 
 
 自分が、仕事面で、他人より劣った部分を意識させられる、
 そういうことが多い人の場合、
 
 人は、仕事の能力で差別すべきではない。
 思いやりを持って、他人に接するべきだ。
 
 思いやりを持っていない人は、悪。
 
 みたいに、これもまた、自分都合の、
 自分ルールを心の中に作って、
 他人を裁いて見るようになりがちです。
 
 
 何を、最上の正しさとするかは、
 
 何を、最上の正しさとすれば、
 自分が一番正しくいられるか、で決めがちなんです。
 
 人間って奴は。
 
 
 
 で、私の場合、
 ある程度分析力や仕事の能力があったので、
 それこそが大事。みたいな自分ルールを持って、
 生きている時期がありました。
 
 
 そうするとね、どうなるかっていうと、
 彼女が疲れて仕事に手を抜きがちになると、
 「そうか大変だね」と共感する前に、
 
 「ナニ甘えてんの?」
 という気持ちが先に出てきてしまうんです。
 
 
 思いやり至上主義の人の場合、
 思いやりを持てない人を見たときに、
 その人の事情を思いやるより前に、
 
 「ナニこの人!」
 と、嫌う気持ちが先に出てきてしまうんです。
 
 
 話を私の過去に戻すと、
 そういう気持ちを持っていると、
 
 まあ、いい人でいたいですから、
 思っていても、言わないわけですが(苦笑)
 
 言わなくてもね、
 空気で伝わっちゃうわけ。
 
 
 そうすると、無言のプレッシャーを感じるの。
 相手はね。
 
 で、次第次第に、それが、
 二人の溝になっていく。
 
 
 
 こういう構図で、
 せっかくの恋愛を壊したことあるんですよ。
 
 昔の私は。
 
 
 
 で、ここで質問ですが、
 
 私がやっていたことは、
 「悪」でしょうか。
 
 
 まとめてみますと、
 ・勉強をしっかりして、いい大学に入った。
 ・仕事を真面目にやっていた。
 ・プライベートより、仕事を優先する傾向があった。
 
 ・それを、自分も他人もそうすべき、と考えていた。
 
 
 こういう風に表現すると、
 とても「悪」とは言えないと思うんですよね。
 
 
 でも、親密なパートナーシップを目指すときには、
 こんなものでも「悪」になるんですよ。
 
 
 
 つまりね、
 たとえ、世間一般に「正しい」とされている価値観であっても、
 相手に押しつけて、相手がそれを受け入れられない場合、
 
 パートナーシップは破綻する、
 
 ということなんです。
 
 
 続きは次回。
 
 
 
 ところで、今日の記事を、
 ちょっと読み返してみてほしいんですが、
 
 私は、
 
 「現在私は」そう考えている、と書きました。
 
 その意味は、
 
 現在の私の、精神的成長のステージでは、
 現在の私の、パートナーシップのステージでは、
 
 という含みがあるんですよね。
 
 分かった人、いました?
 分かったなら、かなり鋭いです。
 
 
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◆編集後記
 
 まあ、日記系はブログにガッツリ書いていますので、
 ここでは一言だけ。
 
 日本は暑い。
 
 ではまた!
 
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“【ココヘル627】「オレはホントは婚外恋愛がしたいんだよ2」” の続きを読む

【ココヘル626】「オレはホントは婚外恋愛がしたいんだよ」

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 626号 2013.8.24
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 考えてみれば、
 浮気をした方が悪いとか、
 でもそれを責めたら解決しないとか、
 
 そもそも正義があって、
 その正義は絶対のものだけれど、
 私は寛容になって、あなたを許してあげてるのよ、
 
 みたいな構図って、
 
 
 やっぱりまだ、
 夫婦の対立という構図には変わりありません。
 
 
 表面的な対立、ケンカ、口論が、
 潜在的な対立、冷戦、ガマンに置き換わっただけです。
 
 
 
◆ オレはホントは婚外恋愛したいんだよ。
  でもお前との結婚が、それを邪魔している。
 
 
 いきなり爆弾発言を書きました。
 
 
 いまから、意図を説明します。
 
 
 私は、夫婦というのは、
 相手の嫌がることを、
 相手の意向を無視して自分の都合だけで、
 やってはいけないと考えています。
 
 だから、妻が、
 浮気されては困る、と思っているなら、
 
 夫は、浮気してはいけない、
 
 それで、正解だと考えています。
 
 
 しかし、
 では、
 
 
 夫は、婚外恋愛したい人だったとします。
 
 
 私は、夫婦というのは、
 相手の嫌がることを、
 相手の意向を無視して自分の都合だけで、
 やってはいけないと考えています。
 
 
 妻が、夫の浮気を禁止することは、
 相手の意向を無視して、
 自分の都合を押しつけることには、
 ならないのでしょうか?
 
 
 
 現在私は、なる、と考えています。
 
 
 
 つまり、
 夫は婚外恋愛したい人。
 妻は夫の浮気を許さない人。
 
 という場合、
 
 夫が妻の意向を無視して勝手に浮気することも悪。
 妻が夫の欲求を無視して浮気を禁止することも悪。
 
 
 と考えている、ってことです。
 
 
 もちろん、法廷に出れば、
 
 「お互い意見が違いますね?♪」
 では済まされませんから、
 
 法律的には、どちらが正しいかを決めておかなければ
 ならないわけですが。
 
 
 夫婦がふたりでいることで、
 別々にいるときより、より豊かになるためには、
 
 外から持ってきたルールで白黒つけてもダメ、
 だと考えています。
 
 
 もっとぶっちゃけて言ってしまうと、
 法律で白黒つけるのは、離婚するときの後始末のため。
 だと考えています。
 
 
 
 で、先ほどの言葉。
 
 
 オレはホントは婚外恋愛したいんだよ。
 でもお前との結婚が、それを邪魔している。
 
 
 もちろん、理想論ですし、ちょっと極論じみているのは
 承知の上で言うわけですが、
 
 夫婦って、こういう根っこの本音を、
 言える間柄であるのが理想だと思うんですね。
 
 
 まあちょっと、
 わざと神経を逆なでするような表現にしていましたので、
 もう少し実際に言えそうな言葉に直すと、
 
 
 オレはホントは婚外恋愛したい、って気持ちがある。
 でも、お前との結婚生活も大事にしたい。
 自分の中に、そういう形の葛藤がある。
 
 
 まあこんな感じでしょうか。
 
 
 で、このことについて、ふたりで、
 「そりゃ困ったね?」って言いながら、
 
 お互い、自分の側の利益をぶつけ合うのではなくて、
 お互い、二人にとって最善の道は何かを建設的に考え、
 一緒に解決策を考えられたら、
 
 相当人間的に成熟したカップルだと思うんですよね。
 
 
 ま、メルマガでは偉そうなことを書いてますが、
 夫婦としてはまだ7年(8年目)のヒヨッコですので、
 
 
 何でもかんでも言ったら、
 相手を混乱させてしまうかも、
 とか、
 
 これは言うべきじゃないのかな、
 とか、
 
 迷うことは未だ多いです。
 
 
 私は、比較的なんでも妻に言っている方だと思いますが、
 
 それでも、
 親しき仲にも礼儀あり、とも言いますし、
 何でも言えばいいってもんじゃない。
 
 
 そして、
 どこまで、夫婦として本音でぶつかり合うべきで、
 どこまで、相手を思いやって胸にしまうべきか。
 
 それは、正解のない話。
 永遠のテーマのような気がしています。
 
 
 それでも、
 本音で言える範囲を、
 少しでも広げる努力が大事なのだと思っています。
 
 
 
 ・・・いや、そうじゃなかった。
 
 
 本音で言える範囲が、
 夫婦の年輪を重ねるごとに広がって行く、
 結果的にそれは大事なことですが、
 
 
 本当に大事なのは、
 自分の本音を言う努力じゃなくて、
 相手の本音のカミングアウトを受け止める努力。
 
 
 自分の受け止め力を高めることによって、
 相手が本音で言える範囲を、
 少しでも広げる努力が大事なのだと思います。
 
 
 相手の意見に、すぐ自分の意見をかぶせてしまったり、
 自分に都合が悪い意見は、なるべく言わせないようにしたり、
 
 あるいは、
 
 表面的には「何でも言ってね」と言っているけれど、
 実際に言われるとすぐ泣いたり心配したりするので、
 
 実質的には、相手からみると「言えない」と思われていたり。
 
 
 受け止め力の低い状態、って、
 多くの夫婦で、日常的に起きていると思うんですね。
 
 
 だから、
 相手が本音を出しやすい、
 そんな自分であること。
 そこを磨く努力をする。
 
 
 なかなか難しいことだと思いますが、
 それを目指すべきだとも思っています。
 
 
 
 まあ、相手にそれを押しつけても
 良い結果にはならないでしょうから、
 
 
 まずは、ココヘルを読んでいる、
 意識の高い人から、実践してほしいと思っています。
 
 私も努力中です。
 一緒に頑張りましょう。
 
 
 
 
★ 登録セラピストたちのセラピー、おすすめします。
 
 最近デビューしたのが、
 まなみ、とひなた、です。
 
 傷ついた心の恢復(かいふく)を大切にする、
 恢復セラピスト まなみ
 
 自分の許容量を超える一大事に出会っても、
 自分軸を取り戻し、自分で道を決めることをガイドする、
 自分軸セラピスト ひなた
 
 
 いずれも、ココヘルでは新人ですが、
 既に私は十分信頼しているセラピストです。
 
 
 既に活動しているメンバーと共に、
 どうぞ、よろしくお願いします。
 
 
 恋愛セラピスト 玉川華世(HaNA)
 マリッジライフセラピスト 花桜里(かおり)
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◆編集後記
 
 友人の心理セラピスト スズキケンジさんの紹介で、
 生命の貯蓄体操という健康法を体験してきました。
 
 一般的な表現で言うと、呼吸法をしっかりしながらストレッチ
 するような体操で、やってみるとかなり体が熱くなります。
 正しい呼吸法、正しい動きを身につけると、効果が益々出る
 ようなので、しばらく通おうかと思っています。
 
 いよいよ、オーロラ間近だ??
 
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“【ココヘル626】「オレはホントは婚外恋愛がしたいんだよ」” の続きを読む

【ココヘル625】本当に相手の気持ちに寄り添う、ということ。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 625号 2013.8.11
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
 さて。前回、
 
 夫が浮気をしているとして、
 なぜ、浮気をやめることが必要なのでしょう?
 
 
 
 なぜなら・・・
 
 ・妻(である私)を悲しませるから
 ・家族を悲しませるから
 ・家族が崩壊し、子供の人生に深刻な影響があるから
 
 などを思い浮かべる人が多いと思うのですが、
 これらの理由ではダメなんです。
 なぜダメなのか、分かりますか?
 
 
 と、書いて終わりになったのですが、
 
 
 では、私の見解を述べます。
 
 
 それは、
 
 
 自分のことでいっぱいいっぱいになっている、
 その本人に向かって、
 
 他人のために、行動を変えなさい、
 ということを言っているからです。
 
 
 前回、苦言とは、
 「あなたの人生のために、
  浮気をやめることが必要です、」
 
 という論理で伝えるものだ、
 という話を書きました。
 
 
 伝える妻の側も、
 自分が何を大切にして生きているか、
 それを見つめ直し、問い直す必要があるんですね。
 
 
 心地よいこと、楽しいことが、よいこと。
 つらいこと、痛いこと、イヤなことが、悪いこと。
 
 そういう基準しか持っていないと、
 
 
 浮気をしている→本人は楽しい→本人にとっては良いこと。
 浮気をされた妻は辛い→妻にとっては悪いこと。
 
 というように、夫と妻の対立構図になってしまいます。
 
 
 たとえ口に出さなくても、こういう考えを持って、
 夫にものを言うなら、逆襲される可能性は高いです。
 
 
 
 私は、究極の答えはこれかな、と思っています。
 
 人は、精神的に成長したがっている。
 浮気は、その、精神的成長を止めてしまうもの。
 なので、いけない。
 
 まあ、妻が、夫と対立構図を作ってしまうと、
 夫婦関係も、精神的成長を妨げる要因になって
 しまうわけですが。
 
 
 
 苦言を言うときに、
 私が大事にしている考え方があります。
 
 それは、
 相手の成長可能性を信じること。
 
 そして、
 どんなに、表面的に抵抗していても、
 心の深いところでは、人は、
 精神的な成長を望み、目指していると信じること。
 
 だから、
 苦言は、いっときは痛くても、
 長い目で見れば、本人のためになっていると信じること。
 
 
 決して、
 ・夫は楽しんでいる
 ・妻は苦しんでいる
 
 という対立構図じゃないってこと。
 
 
 
 深い部分では、
 夫は、浮気に頼ってバランスを何とか取るような、
 そんな自分ではなくて、
 
 夫婦で光り輝くような、そんな関係が作れる、
 そういう自分でありたいと願っているはず。
 
 いまはいっとき、
 あまりに心の状態(主に感情の状態)が荒れているので、
 癒しを求めて、
 
 
 浮気、という、入院状態になっているけれど、
 
 でも、いつまでも、そこにいたいわけではない。
 いつか、退院したいと思っている。
 
 
 それを、妻の側が、信じること。
 
 
 それが、苦言を言う前に、
 整えておくべき、自分の心なのです。
 
 
 ここで、私の言いたいことは、
 
 妻は、夫の浮気に対して、
 怒ってはいけない、
 感情的になってはいけない、
 別れてもいけない、
 あくまで夫のために言葉を紡ごう、
 
 ということでは、 ありません。
 
 
 
 常に、
 あきらめて別れる、という選択肢を持っていて良い。
 
 でも、
 
 相手に変わってほしい、と願うのであれば、
 
 
 怒ったり感情的になったりすることは、
 マイナスに働くし、
 
 別れたり、あるいは別居したりしても、
 たぶん、相手は何も変わらないでしょうし、
 
 夫の立場に立って、
 夫のために、言葉を紡ぐことが必要、
 
 と、言っているのです。
 
 
 かなり難しい働きかけになるわけです。
 
 それをやり遂げるのか、
 それとも、あきらめるのか。
 
 どちらの選択肢もOK。
 
 
 ただ、
 
 中途半端な取り組みでは、
 ほとんど効果が出ないと思われるので、
 そういう、非現実的な期待にしがみついて生きるのは、
 私あづまの流儀じゃない、
 
 
 そう言っているのです。
 
 
 
 ところで、今回、夫の立場に立って、
 自分を脇に置いても、夫自身のために、
 浮気をやめることが必要、ということを伝えるのが大事、
 という話を書きましたが、
 
 先日、人間関係力向上セラピスト養成講座 上級コースの
 1日目、2日目がありまして、
 
 そこで、「相談者の立場に立つ」という
 トレーニングを行いました。
 
 非常に簡単なトレーニングであるにもかかわらず、
 皆さん、効果を実感されたようです。
 
 裏返せば、そのトレーニングをせずに、セラピストを
 やってしまうとしたら…という怖さも感じたようでした。
 
 
 その方法について、
 専門的な内容ですので、
 ココヘル+で簡単に概要をお伝えしたいと思います。
 
 数日中に配信しますので、読みたい方は、
 こちらから、ココヘル+にも登録しておいてくださいね。
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◆編集後記
 
 いよいよ、オーロラツアーが近づいてきました。
 ワクワクします!
 
 先日は、わざわざ、暗い中カメラを持って、
 夜の撮影の練習に行ってきました。
 昼間の撮影とは、勝手が違うので、慣れが必要ですね。
 ボタンに書いてある文字とか読めないし。
 今のカメラは液晶画面に色々表示されるので助かりますね。
 
 ISO感度の設定をどのぐらいにするとどの程度の画質に
 なるのか、みたいなこともテストして調べました。
 私の買ったカメラでは、1600設定ぐらいが
 一番きれいに写るようでした。
 
 ま、オーロラがどのぐらい明るいか、それも分からないので、
 想像で、そのぐらいだろうと思われる雲とか夜景とか、
 そういうものを撮ってみたわけですが。
 
 あと1,2回練習してから、本番に臨みたいと思います。
 
 
 遊びの計画で、ここまで真剣に準備してるのは、
 何年ぶりか分かりません・・・
 
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【ココヘル624】浮気がなぜいけないか、確信持って言えますか?

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 624号 2013.8.3
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 一昨日、あさ、自転車に乗ろうとして、
 準備して、部屋でストレッチもして、
 さあいくぞ、と思ったら、雨が降ってきましたorz
 
 で、妻と朝食を外食する予定だったので、
 (その前に自転車に乗るという無理めの計画だったのですが)
 一緒に出かけたのですが、
 
 国道を、超気合入った格好で、小雨もまったく意に介せず、
 疾走してくるロードバイク二人組を見かけて・・・
 
 (で、どうなったかは、編集後記で)
 
 
 さて、メルマガ配信復活して、
 で、何を書こうかと思ったのですが、
 
 やはり、伝えたいことは、
 浮気対策シリーズ、の中で伝えたかったこと、
 だと気づきましたので、
 
 まあ、ある意味続きを配信していくことに
 なるわけなんですが、
 
 
 ちょっと、変えようと思っている点があります。
 
 
 それは、
 
 
 たとえば、従来のように、
 浮気症の人の原因分析と、
 その解決策を記事として書いたとしますね。
 
 それを(夫の浮気で悩んでいる)女性が読んで、
 自分の夫に見せて、
 
 こうやって解決してよ、とお願いしたとします。
 
 
 それでは、大抵無理なんですね。
 逆ギレされたり、抵抗に遭うわけです。
 
 
 
 で、それは何故かというと、
 
 ひとつには、浮気をしている本人は、
 ある種、いっぱいいっぱいの状態にあって、
 責められそうになったら、必死で反撃する、
 
 そういう、相手側の問題があるから、
 という面も、もちろんあるのですが、
 
 
 同時に、
 
 相手に要求をする際に、
 本当の意味で、相手の気持ちに寄り添っていない
 そういう突き付け方をしてしまっているから、
 なのです。
 
 
 
 (うんざりした声で)
 「ねえ、あなた、あづまさんって人が、
  こんな記事書いているよ。
  こうやって解決してみてよ。」
 
 
 (おどおどした、自信なさげな声で)
 「ねぇ・・・もしよかったら・・・
  この記事読んでみて・・・あ、無理だったらいいけど・・・」
 
 
 このいずれも、
 あまり良い結果を生まないでしょう。
 
 
 そこで、
 伝え方、という点についても、
 同時に書いていこうと思っています。
 
 
 もうひとつ、
 伝え方について書こうと思った理由ですが、
 
 
 実は、
 伝え方が上手である、ということは、
 
 人間的に成熟していることの証、でもあるのです。
 
 
 
 つまり、よく言われる、
 
 「問題を相手のせいにせず、自分の問題として考えよう」
 
 という話を、具体的に言うと、
 
 
 相手の立場にしっかり立ちつつ、
 言うべきことはちゃんと伝える、
 
 それができる人間になるよう、
 努力を重ねて、自分が成長する、
 
 そういう話になるのだと思うからです。
 
 
◆ 苦言と苦情
 
 コミュニケーションの本を読むと、
 
 「アサーティブ」とか
 「アイ・メッセージ」とか
 
 「あなたのこの行動で、私は、こう感じた。
  だから、こうしてほしい」
 
 という論理で、伝えよう、という話が載っているわけですが、
 
 それは、
 
 関係が比較的良いときの話です。
 
 
 関係がかなり悪くなってきたり、
 相手が深酒、ヘビースモーカー、浮気、ギャンブル、などの、
 「依存症的な」症状を持っているような場合、
 
 アイ・メッセージをしても、
 
 
 構図が、苦情である限り、
 うまく、伝わっていきません。
 
 
 構図が苦情、というのは、
 
 「私がつらいから、あなたの行動を変えてください」
 
 という論理になっている、ということです。
 要求を出す側の、自分都合になっている、ということです。
 
 
 念を押しておきますが、
 関係が良いときは、苦情を言うことは大事です。
 
 関係がかなり悪くなってきたり、
 相手が深酒、ヘビースモーカー、浮気、ギャンブル、などの、
 「依存症的な」症状を持っているような場合、
 
 どんなに良い言い方をしても、
 苦情は苦情。
 言う側の都合をきくだけのゆとりが、
 言われる側にはなくなっています。
 
 だから、逆効果になりやすいのです。
 
 
 
 そんなときに、大事なことが、
 苦言を言う、ということです。
 
 苦言というのは、
 
 私(たとえば浮気された妻)が苦しい気持ちは、
 脇に置いておくとしても、
 
 それでも、あなた(浮気している夫)の人生のためには、
 浮気をやめることが必要です。
 
 なぜなら・・・
 
 (最後の、なぜならのあとに模範解答はありません。
  自分の信念から導かれる言葉を入れるべきです。)
 
 
 実際に言うときには、この通りの文ではなく、
 表現は自分らしくすべきですが、
 
 ロジックとしては、
 
 浮気は、あなた自身のためによくない。
 なぜなら・・・
 
 という構図で行くべきだ、ということなのです。
 
 
 
 これ、ちょっと考えてみてください。
 
 きっと、難しいと思います。
 
 
 夫が浮気をしているとして、
 なぜ、浮気をやめることが必要なのでしょう?
 
 
 
 なぜなら・・・
 
 ・妻(である私)を悲しませるから
 ・家族を悲しませるから
 ・家族が崩壊し、子供の人生に深刻な影響があるから
 
 などを思い浮かべる人が多いと思うのですが、
 
 
 これらの理由ではダメなんです。
 
 
 なぜダメなのか、分かりますか?
 
 (これが分かるようになることが、
  人間的成長、人間的に成熟する、ということです)
 
 
 
 その答えは、次回お届けします。
 
 ではでは!
 
 
 
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◆編集後記
 
 今日は、セラピスト養成講座 上級コースの初日。
 今回は、上級コースの申込がかなり多く、
 私も、がんばって受け入れ枠を作りました。
 
 講座の内容も、これまで以上に充実しているはずです。
 (少なくとも、テキストは充実してます。講座の運営は、
 これからの努力次第、というところですが)
 
 今年は、バジルがよく育っていて、
 むしろ収穫できすぎて収拾がつかないぐらいなんですが、
 バジルペーストを使ったおやつを、講座に持って行きます。
 
 講座に手作りおやつを持って行くのは久しぶりだ・・・
 
 
 さて。
 
 冒頭の、自転車の件。
 
 一昨日、雨をものともしない二人組を見てしまったので、
 ちょっと影響を受けまして、
 
 昨日の朝、ちょっと雨模様だったんですが、
 しかもちょっとばかり、霧雨が降っていたんですが、
 自転車を乗りに出かけました!!!
 
 心拍計とケイデンスメーター(ペダル回転数を測る)のついた
 速度計を取り付けたので、90回転/毎分で漕ぐよう努力して
 しまうんですよね?
 
 ママチャリとかは早くても、30回転/毎分ぐらいかな。
 比較するとロードバイクってペダルが相当高速回転なんです。
 
 心拍数も測りながらやっているんですが、
 持久系の運動だと、私の年齢だと心拍数150回/毎分ぐらい
 をMaxとして運動するといいみたいなんですが、
 
 160ぐらいまで行ってましたね。
 メーターとか色々つけると、つい無理しちゃうみたいです(笑)
 
 
 自転車に乗った日は、少し、疲れたりもしますが、
 
 おかげで、
 ・頭はスッキリするし
 ・ご飯はおいしく食べられるし
 ・炭水化物を取ると調子が悪くなる症状は消えたし
 ・腰痛も、ほぼなくなりつつあるし
 
 まあ良いことばっかりです。
 
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【ココヘル623】お久しぶりです!

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 623号 2013.7.29
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 ご無沙汰してます。
 
 前回の配信から、
 ほんと、随分たっちゃいました。
 
 
 その間、どんなことがあったかというと・・・
 
 今振り返ってみると、
 やっぱり、集中力が落ちていたんですね。
 
 デスクに座って、仕事をしようとするとき、
 細かいことを考えると、眠くなる・・・
 
 こういう症状だったわけですよ。
 
 
 それで、
 セラピーは、こなさなきゃならないし、
 セラピスト養成講座も、外せません。
 
 それ関係のデスクワークなども、
 必要最低限は、しないと仕事が回りません。
 
 で、メルマガが優先順位の最後になってしまって、
 そこまで、ぜんぜんエネルギーが回らなかったんですね。
 
 
 いま、これを書いているってことは、
 メルマガまでエネルギーを回せるようになったのか、
 ってことですが、
 
 そうなんです♪
 
 
 それで、
 まあちょっと、
 
 近況報告を兼ねて、
 
 調子が悪くなったときに考えるべきこと、
 なんて話を書いてみたいと思います。
 
 
◆ やめてもすぐに死なないことを、やめてみる
 
 まあ、色々抱えて、いっぱいいっぱいになったときは、
 やめてもすぐには死なないことを、一旦手放してみる、
 一旦やめてみる、ということからスタートですね。
 
 私の場合は、ウェブサイトの記事更新と、
 メルマガの記事執筆がそれでした。
 
 あと、いろいろ後回しにした仕事や、
 やめた仕事もあったんですが、
 
 あれこれ取り組むよりも、
 一旦やめてみる、
 
 
 そうやって、自分にゆとりを作ることが大事ですね。
 
 
 日頃、いっぱいいっぱいに物事を抱えていらっしゃる
 相談者の方に、
 
 「やめてもすぐに死なないことをやめてみる」
 
 という話をすることは、
 よくあるのですが、
 
 
 今回は、自分の調子が落ちていたので、
 自分で自分にそれをしてみました。
 
 
◆ 体の声を聴いてみる
 
 まあ、体の声を聴く、なんて大げさなことを言わなくても、
 
 起業して、ここに至るまで、
 結構運動不足だったので、
 
 なにか運動した方がいいんじゃないかなぁ、なんて、
 漠然とは思っていましたし、
 
 昨年秋から、フリークライミングを試してみたり、
 (小田原にあるその場所は、男ばっかりの雰囲気で、
  あんまりオシャレでもないし、心地よく運動ができる
  感じでもなかったので、続かなかったんですが…)
 
 あとは、休みの日に、箱根湯本とか、
 散歩に出かけてみたりして、
 
 それはそれで、気持ちよかったので、
 こっちの方向で間違いないかな、
 とは思っていたんですが…
 
 しかし、決め手に欠ける感じでした。
 
 
◆ 分からないときは、いろいろ試してみる
 
 明確に「これ」という原因が分かっているときは、
 対策も分かりやすいんですが、
 
 そうでないときは、
 
 何をしたら良くなるのか、
 いろいろ試してみる必要があります。
 
 
 で、(お金かかるので)最後に試してみたのが、
 
 
 自転車、でした。
 
 
 
 以前、マウンテンバイクに乗っていたことがあったんですが、
 それはもう古くなって捨ててしまったんですが、
 
 なんとなく、自転車乗ってみよう、って思って、
 
 
 色々調べてみて、
 置き場所をどうするかってところで、
 引っかかってたんですが、
 
 (いい自転車は、傷み防止に部屋置きが基本なので)
 
 立てて保管するスタンドがあるって分かって、
 
 
 結局、一番走れるタイプのもの、
 ロードバイクを買ったんですね。
 
 
◆ 結果は・・・まさかそんな・・・劇的でした。
 
 まだ、納車されてから2週間ぐらいなのですが、
 週3回ぐらいのペースで、朝1時間ちょっと、
 自転車に乗っているんですね。
 
 これがまた、調子が、
 びっくりするほど良くなってしまったんです!!
 
 
 一番違うのが、
 PC前に座ったときの、集中力ですね。
 
 これまで、ぜんぜんはかどらなかった仕事が、
 ガンガンいけるぜ、ってな感じで。
 
 
 自転車本体と、ペダルに固定できる靴、
 心拍数とペダルの回転数までモニターできる
 スピードメーター。
 
 あと、ロードバイク乗りが良く着ている、
 サイクルジャージと、
 あのパッツンの短パンね。
 
 もちろんヘルメットも。
 
 って思いっきりフル装備ですが。
 で、しめて18万円ぐらいだったかな。
 結構いい値段だったわけですが・・・
 
 
 効果の方も、劇的で。
 
 
 しかし、まさかポイントがそこだったとは・・・
 
 
 いやぁ、
 
 自分のことなのに、分からないものですね。
 
 
 
 今後は、運動不足にならないよう、気をつけます。
 
 
 あと、ここ1年ぐらい腰痛が出ていたんですが、
 それがほとんど治まってるんですよね。
 
 椅子の効果で悪い負担が減ったところに、
 自転車で回復力が増したんでしょうか・・・
 
 
◆ 一応、自己分析しておきます。
 
 自転車が良かった理由。
 
 
 ひとつは、まあなんと言っても、
 いい運動になるってことでしょう。
 しかも、中程度の、循環が良くなる、持久系の運動です。
 
 1時間走るのも、1時間泳ぐのも、結構しんどいけど、
 1時間自転車乗るのは、結構出来ますからね。
 
 
 それから、いま、季節が夏で、暑いので、
 必然的に、運動は朝することになるわけですが、
 朝、日の光を浴びて、体を動かす、
 体内時計をリセットして、交感神経にスイッチを入れる、
 みたいなことが、自然に起きたのかな、とは思ってます。
 おかげで夜はよく眠れるし。
 
 
 あと、小田原って、周りが山と海に囲まれていて、
 自転車で30分も走れば、断崖から海が見える絶景スポット
 みたいなところが、結構あるんですよね。
 川沿いのサイクリングロードも気持ちいいし。
 いい景色を見ながら運動できる。
 これも、大事なことなのかもしれません。
 
 
 まあそんなところかな。
 
 
★ 登録セラピストたちのセラピー、おすすめします。
 
 私あづまが自信を持ってオススメするセラピストたちです。
 
 恋愛セラピスト 玉川華世(HaNA)
 マリッジライフセラピスト 花桜里(かおり)
 恋愛セラピスト 田中延代(のぶちん)
 恢復セラピスト まなみ
 
 一覧はこちら。
 https://www.556health.com/therapist-list.html
 
 
◆編集後記
 
 今回は本文が日記みたいなものだったので、
 特になしです。
 
 あ、ところで、一昨年から取り組んできた、登録セラピスト
 制度ですが、ようやく4人、あとひとりページ準備中で、
 合計5人になりました。
 仲間が増えるのは、嬉しいですね。
 
 今週末から、セラピスト養成講座 上級コースが始まります。
 今度はどんなセラピストが育っていくのか、楽しみです♪
 今回、ケーススタディで新たなネタを一つ仕込んだので、
 早く披露したくてうずうずしてます。
 
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 ◆女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学
 祝!TBS・日テレ・フジテレビ出演(目指せNHK!)
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 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
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