【ココヘル622】人間の強さを信じていますか?(浮気15)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 622号 2013.4.24
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
 というご要望がございましたら、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
 
 さて、浮気対策シリーズ。
 前回、出会いの段階で浮気夫特有のメンタリティー。
 
 表の自分(ペルソナ)と
 抑圧され、隠された自分(シャドウ)が、
 
 かなり解離していて、
 お酒を飲んだときとか、
 突然怒りを感じたときとか、
 
 そういうときにだけ、裏側が出てくる。
 日頃から、穏やかに、自分の弱さを認める、
 みたいなことはできない。
 
 というような話をしました。
 
 
 それで、出会いの段階で、
 それを見分けられるのか、というハナシ。
 
 
 出会った瞬間に、
 ジーっと見て、分かるかどうか、という意味で言えば、
 
 
 そりゃ分かるわけないでしょ。
 
 
 と、私も思ってます。
 
 
 でも、
 
 「出会ったら絶対結婚まで持って行こう」みたいな、
 非現実的な期待をしないことが前提になりますが、
 
 
 言い換えると、
 恋愛の段階で「失敗」することもあると
 認めて、ダメなら別れもアリ。
 
 そういう前提で言うなら、
 結婚前にある程度見分けられると、私は思います。
 
 
 まあ絶対、こんな干渉はしませんが、
 もし仮に、娘の恋愛を観察する機会があって、
 彼が大丈夫かどうか判断して、って
 頼まれたとしたら、
 
 三ヶ月から最大半年ぐらいの交際期間があれば、
 今の私なら、判断できると思います。
 
 まあそんなこと、頼まれてもやりませんが。
 
 だって、自分の人生だもの、
 恋愛する歳になったら、自分で責任もたなきゃね。
 
 
 では、
 
 どうしたら、判断がつくのか。
 
 
 それについてお話ししていきたいと思います。
 
 
◆ 「見る」のではない。
 
 まず、ココヘルを読まれている方なら、
 私が何度か同じことを言っているのを覚えて
 いらっしゃるんじゃないかと思うんですが、
 
 相手を「見よう、見よう」とするだけでは、
 無理です。限界がありすぎます。
 
 
 
 そうではなくて、
 
 「自分のあり方・行動・態度で、相手を巻き込む」
 
 というような考え方が、大事なんです。
 
 
◆ まず自分の「あり方」から。
 
 まず、自分が、どういう行動をするか、
 ということを意識的に考える前に、
 
 自分の「あり方」つまり、
 潜在意識の状態を整えることが大事。
 
 というのは、大抵の心理セラピストが言うことですが、
 
 では、もう少し具体的には、
 どんな部分を整えると良いのかというと、
 
 
 
 自分が過去に傷ついて(子供時代とか)、
 その傷のせいで人生がうまく行かないと
 感じているのであれば、
 
 恋愛に進む前にできる限り癒した方がいい
 というのが、あづまの持論です。
 
 
 というのも、
 
 (1)自分が傷ついて、そこから復活できない、
 という自己概念を持っていると、無意識に、
 
 「人は傷ついたら二度と治らない」というような
 観念を持ちがちになるからです。
 
 
 もう一つ似ているがちょっと違うパターンは、
 (2)母親がすぐ傷ついたことをアピールするタイプの人
 だったりすると、それを見ていて「人はすぐ傷つく」
 という概念を持ってしまう、というものです。
 
 
 (1)(2)いずれのパターンでも結局、
 「人は傷ついたら二度と治らない」
 「だから人を絶対に傷つけてはいけない。」
 という自分ルールを持ちがちになり、
 
 当然ながら、
 
 相手に過剰に気を遣うのが人間の基本、
 という行動が作られます。
 
 
 このパターンのどこがいけないのかというと、
 結局、人間の強さを信じていないんですね。
 
 相手の強さを信じていて、
 人はある程度傷ついても、ちゃんと復活できる、
 と考えている人は、
 
 自分の意見もハッキリ言えるし、
 ここ一番と言うときに苦言も言えます。
 
 
 別の言葉で言うと、
 目の前に他人がいるときにも、
 自分らしくいられるんです。
 
 
 でも、人間の強さを信じられなくて、
 人は傷ついたら最後、二度と取り返しがつかないことになる、
 という観念を持っている人は、
 
 目の前に他人がいると、
 相手のことが気になってしかたがない。
 
 結果、自分らしくいられません。
 
 
 
 そして、ここが重要なところですが、
 
 人間の強さを信じられない状態のときに、
 「あ、この人、いい人だ」と感じる相手は、
 私に言わせれば空気読み過ぎな人。
 
  空気読みすぎ
 =他人の前にいるときの「ペルソナ」が素の自分と相当違う
 =素の自分を押さえ込むクセが強い
 
 これって、前回書いた、
 ペルソナとシャドウがかけ離れていて、ストレスを溜めやすく、
 酒乱とか豹変の問題を起こしやすい男性の特徴そのものです。
 
 
 
 こういう、人間の強さを信じていない、
 という前提を持った同士の恋愛は、
 あまりうまく行かないし、
 
 そもそも、自分がそういう状態の時には、
 「いい人」と感じる感覚そのものが、
 恋愛がうまく行く感覚とはズレていて
 
 自分の感覚に従って相手を選ぶと、
 うまくいかない、ってことになりがちなんです。
 
 
 だから、恋愛に進む前に、
 自分を癒した方がいいよ、ということなんです。
 
 
◆ 基本は「いい奴」を選ぶべし。
 
 自己犠牲で「いい人」を演じていて、
 それが素の自分とかなり違っている、という人の場合、
 
 ペルソナとシャドウがかなり解離している可能性があるので、
 あまりよくないと書いたわけですが、
 
 じゃあ悪い人がいいのかって言うと、
 そういうハナシではないんですね。
 
 基本的には、気のいい奴がいい、ということなんです。
 
 
 私は以前から「幸せのおすそ分け」って言い方を、
 よくしているわけですが、
 
 私がここで言う「気のいい奴」ってのは、
 
 他人への親切を「幸せのおすそ分け」
 として実践している人、のことです。
 
 
 その逆は、自分の不幸をそのままにして、
 自己犠牲で他人に親切にしていたり、
 嫌われないように他人の顔色を見ていたりする人。
 
 
 次回、ではどうやったら、
 本当に気のいい奴なのか、
 本当は自己犠牲の、表面的ないい奴なのか、
 
 見分けられるのか。
 
 その話を書いていきたいと思います。
 (例によって、気が変わったら、
  話しの順番が変わるかもしれません。あしからず)
 
 
 
 しばらく、このシリーズを続けていきます。
 次回もお楽しみに!
 
 
 
 正しい悩み方について、
 私たちと一緒に考えてみませんか?
 
 
 正解のない世界で、どう決断するのか。
 そんなテーマに興味のある方におすすめの
 女と男の心のヘルスが贈る、新ワークショップ。
 
 
 
◆編集後記
 
 ちょっと、前回の配信から間がありました。
 で、近況報告を。
 
(1)風邪でグロッキーでした
 結構長引いてたわけですよ。これがまた。
 で、トドメに、中耳炎になったわけ。あいたた・・・
 あ、もう治りました。ご心配なく。
 
(2)セラピスト養成講座が始まりました
 いよいよ、人間関係力向上セラピスト養成講座、今期の講座が
 始まりました。今回から8回になった代わりに、
 ワークの解説のDVDが付いたし、講座内でもその映像教材を
 使って解説をしたんですが(ようやくiPadの目的を果たした!)
 心の声や気にするポイントなどがテロップになっているので、
 生でデモを見るより明らかに分かりやすい!
 
 新しい試みなので、ちょっとドキドキものでしたが、
 概ね好評だったので、ほっとしています。
 
(3)一ヶ月ぶりに実家に
 母が一人暮らしになっているので、ときどき行くことにして
 いるわけですが、70超えてもPC使ったりしてますんで、
 なかなか若いといえば若いですが、
 やっぱり分からないところもあるわけなので、
 色々、メンテナンスとか指導とかしてきました。
 
 向こうからスカイプで小田原の幸恵ちゃんとテレビ電話
 しました。可愛かった!(のろけですいません)
 
(4)41歳になりました。
 本日誕生日で、41歳になりました。
 
 
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【ココヘル621】浮気夫の結婚前の姿とは?(浮気14)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 621号 2013.4.12
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
 というご要望がございましたら、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
 さて、浮気対策シリーズ。
 今日から、第二部「予防編」に入りたいと思います。
 
 今日に限ったことではないのですが、このシリーズ、
 学問的には、確定した話ではないのです。
 
 私がセラピーの中で話を聞いた、
 
 
 浮気男の人間像
 
 
 について、書いています。
 
 
 さて、どんなパートナーを選べばいいのか、
 という話になるのですが…
 
 
◆意外にも始めは立派な人が多い
 
 浮気された側からの話を聞くことが多いのですが、
 
 「どうしてその人と結婚したんですか?」
 と、純粋に、結婚の理由や、その人の良さを問うと、
 
 「始めは本当にいい人だったんです」
 
 という答えが返ってくることが、
 とても多いんです。
 
 ちゃんとしている人なんですね。
 
 いや、深く生活に入り込んでみないと、
 本質は分からず、ちゃんとしているように見える、
 という表現の方が正確かもしれません。
 
 
◆優しくて(女性の目から見ると)いい人
 
 また、もう一つ別の視点から言うと、
 共感的で、相手の気持ちを先に察することができて、
 女性からすると、とても素敵な人、いい人に見えます。
 
 だから、恋に落ちちゃうんですね。
 
 あぁ、なんて理想的な人と、
 巡り会えたんだろう!!!
 
 
 
 結局勘違いだったわけですが。
 
 
 
◆仮面とシャドウが相当程度、分離している感じ
 
 それで、浮気症の夫の話を多く聞いていると、
 ある、心理学的な概念が、
 ぴったり当てはまるように思えてきます。
 
 それは、
 
 「ペルソナ」
  と
 「シャドウ」
 
 
 という話。
 
 ペルソナというのは「仮面」という意味で、
 心理学では、
 
 場面場面で、作っている自分、というような意味。
 表に見せている自分、ということです。
 
 
 恋愛セラピストとしてメルマガを書いている私、
 家で子どもたちとじゃれ合っている私、
 セラピスト養成講座で講師をしている私。
 
 
 みんな、ひとりの「私」ですが、
 キャラは、ちょっとずつ違っています。
 
 そのひとつひとつが、ペルソナ、というわけです。
 
 
 人は、そもそも、何らかの
 心理学的仮面をかぶって生活している、
 という考え方なんです。
 
 ペルソナ自体は、
 健全な人でも、持っているものなのですが、
 
 
 
 リラックスしているときの自分と、
 他人といるときの自分が、大きく違いすぎると、
 それがストレス源になるんですね。
 
 
 そのときに、押さえ込まれて、
 出せなくなっている部分のことを、
 
 
 シャドウ
 
 
 と呼びます。
 
 
 
◆酒乱や豹変を持っている場合は注意が必要。
 
 浮気症の夫について、妻から話を聞いていると、
 
 夫がモラハラ傾向や感情的不安定さを、
 併せ持っていることが多いと感じます。
 
 夜になってアルコールが入ると暴言を吐く、など。
 
 但し初めの頃はここまでひどくなかった、
 という場合が多いです。
 
 おそらく、強固な「ペルソナ」で表面を取り繕って、
 いい人を演じ続けてきたけれど、
 歳とともに意志の力は弱くなりますし、
 ため込んだ負の感情もどんどん増えていく。
 
 限界を迎えつつあるので、
 問題行動の形でストレスを解放しようとしている、
 のだと思います。(本人は自覚がなかったりします)
 
 
 
 出会いの段階で、このような側面に
 気づいて避けることができるか。
 
 難しいでしょうが、私は可能だと考えています。
 
 少なくとも、半年ぐらい付き合ってみると、
 よほど、意志の力が半端なく強くて、
 ぐぐぐ???っとシャドウを押さえつけることのできる、
 超人みたいな人以外、
 
 何らかの弱さを出してくるものだと思います。
 
 そこが、大事なポイントです。
 
 
 次回は、結婚したあとに浮気がおきにくい、
 出会いのしかた、についてお伝えしたいと思います。
 
 (そんなのあるの??、なんて声が聞こえてきそうです。
  私も初めて分かったときは感動しました)
 
 
 
 しばらく、このシリーズを続けていきます。
 次回もお楽しみに!
 
 
◆編集後記
 
 そういえば、火曜日にラジオに出ました。
 まあ、そんなに「聴きました?」というレスポンスは来なかった
 ですが…
 
 一番勉強になったのは、生放送独特の緊張感。
 みんな、あの緊張感の中で仕事してるんですかね・・・
 
 話の中に「男のバカヤロウ」というフレーズをねじ込んだのが、
 精一杯のがんばりでした。(マニアックな話ですいません)
 パーソナリティーの池辺愛さんには笑っていただけました(^O^)v
 
 
 その後、妻と子供のかかっていた風邪がうつったらしく、
 数日だるくて眠くて、寝てました。まあ大体復活しました。
 
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【ココヘル620】困難なときこそ正しく悩もう(浮気13)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 620号 2013.3.28
 
 こんにちは、あづまです。
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 さて。
 
 今日は、浮気問題の周辺の問題について
 書いてみたいと思います。
 
 夫の浮気問題が起きた。
 そのときに、二次被害的に、
 問題をややこしくしてしまうのが、
 周りの人の意見です。
 
 
 ある人は、もう別れなよ。
 
 ある人は、男なんてみんな浮気するんだから、
      お金入れてくれるなら続けていった方がいいよ。
      自分で楽しみを見つけて。
 
 ある人は、探偵をつけて証拠を集めた方がいいよ。
 
 ある人は、探偵とか、携帯見るとか、良くないよ。
 
 ある人は…
 
 
 …って、いったい誰の意見を聞いたらいいんだ!!!!
 
 
 てなっちゃうものなのです。
 
 
 自分では決められないから、人に相談する。
 でも、みんな違うこと言うし…
 
 
 あるいは・・・
 
 
 母親に相談したら、
 
 男なんてみんな浮気するんだから、
 お金入れてくれるなら続けなさい。
 あんた、我慢が足りないのよ。
 
 と、言われたけれど、
 確かにそうかもしれないけれど、
 でもなんか、すごくいやな感じがする。
 
 
 これって、私のわがままなのかな。
 でもなんか、違う気がするけど。
 でも、お母さん、わがままって言うし。
 
 
 でもでもでも…
 
 
 自分にとって、大きすぎる問題に直面したときは、
 本当は成長のチャンスなのですが、
 
 
 私たちはついつい、今まで通りの対応を、
 今までよりもっと強力にやる、
 という対応をしがちです。
 
 
 たとえば、
 何かが起こると我慢してきた人は、
 夫の浮気に対しても、
 ものすごくつらいし怖いし不安だし悲しいけれど、
 もっと強力に我慢することで対処しがちなんですね。
 
 
 でも、それで対処しきれないと、
 人に聞いたりするわけなのですが、
 
 
 大抵、友人知人に相談すると、
 
 
 【悩ませてもらえない】
 
 
 んですね。
 
 
 悩ませてもらえない、
 ってどう言うことかって言うと、
 
 「実は、○○くん(夫)が、浮気してるっぽいんだよね」
 「え?信じられない!別れた方がいいよ!」
 
 
 みたいな、
 早急に結論を出すみたいな流れ、あるでしょう?
 
 悩ませてもらえない、
 というのは、そういう意味です。
 
 
 聞き手の方も、自分が早く楽になりたいんですね。
 だから、さっさと結論を出そうとする。
 
 すると、本人は悩むチャンスをもらえない。
 
 
 
 逆に、悩ませてもらえる、
 というのはこういうことです。
 
 「実は、○○くんが、浮気してるっぽいんだよね」
 「え?っ。びっくり。大変だね…で、どうするの?」
 
 「どうしたいのか、自分でもわからなくて。」
 「そっか。そうだよね。簡単には決められないよね。」
 
 
 セラピーというのは、もちろん、
 悩みを解決することを最終目的にはしているわけですが、
 
 本人が十分に悩んで、
 自分で納得して前に進むことのサポートをするのが主眼です。
 
 
 十分に悩ませず、指示をして、
 納得してないけど前に進んじゃった。
 
 先生のご指導のおかげで。
 悩みも成長も納得もしてないけど、前には進んだ。
 
 これは残念ながら、
 質の高いセラピーとはいえないんですね。
 
 
 現実問題、緊急を要するような話があり、
 当座しのぎのためにどうするか、
 
 本人も混乱しているので、
 精神的なサポートは後回しにして、
 とりあえず現実問題への対処について、指示をする。
 
 こういうことも、
 セラピーとしては明らかに格が落ちてますし
 妥協ではありますが、必要なこともあります。
 
 (幸い私は、三千件ぐらいやって、
 こういう感じがしたと記憶しているのは1、2件です。)
 
 
 
 悩むのは、悪いことではないのです。
 
 きちんと悩むことこそ、大事なんです。
 
 
 但し、悩むことと、自分を責めることはちがいます。
 
 自分が本当に大切にしているものを、
 再確認する作業。それこそが、悩むことです。
 
 
 このワークショップでも体験してもらいますが、
 
 ★HUG&ACT 自分軸ワークショップ
 https://www.556health.com/sp/hugandact_jiku/
 
 
 悩み始めたとき、やってみると良いのは、
 関係者全員に、順になりきってみること、です。
 
 椅子を人数分置いて、
 これはAさん、これはBさん…
 
 で、順にその椅子に座ってみる。
 
 それぞれの視点、感じ方を体験してみること。
 自分の立場だけから「うーん」と考えているより、
 視点が変わる方が、すっきり解決します。
 
 
 まあ、それをする前に、
 自分の身方をしてくれる人を確保する。
 これは、土台として大切ですけど。
 
 
 
 しばらく、このシリーズを続けていきます。
 次回もお楽しみに!
 
 
 
◆編集後記
 
 一週間ほど、広島(妻の実家)に来ています。
 こっちにいても、ノートPCとiPhone、iPadがあれば、
 普通に仕事が出来てしまう、のは良いのか悪いのか・・・
 
 私は、仕事用のデータも全部クラウド化しているので、
 データを持って出るとか、そういう必要がないので、
 ・・・技術の進歩を感じます。
 
 今日の夜からまた、ロングドライブで、小田原に帰ります。
 
 
 そういえば、人間関係力向上セラピスト養成講座は、
 東京、名古屋共に満席となりました。感謝。
 
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【ココヘル619】「嫌なことは忘れよう」が浮気を生む!?(浮気12)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 619号 2013.3.14
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
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 前回の最後に、もう少し、
 浮気という症状の、根本的な解決方法について、
 書いていきたいと思います。
 
 と、書きましたが、
 
 それが、今日の内容です。
 
 
◆ 浮気する「必要がない」潜在意識の状態をつくること
 
 浮気を「意志の力で押さえつける」という試みは、
 
 おなかが空いて仕方ない人の前に、食べ物を置いて
 「意志の力でがまんしなさい」
 という試みに近いと言えましょう。
 
 一日や二日ならともかく、飢餓状態が一ヶ月も続いて、
 目の前のおいしそうな食べ物が、入れ替わり立ち替わり
 現れたら、やっぱり手を出したくなると思うんですね。
 
 でも、毎日、おいしくて健康的な食事をきちんとして、
 過度の飢餓感がない状態の人であれば、
 
 食べてはいけないと言われているものを我慢するのは、
 それほど苦ではないはずです。
 
 
 浮気も同じです。
 
 愛情飢餓感を激しく持っている人に、
 意志の力で浮気を我慢させるのは、
 極めてストレス度の高い取り組みと言えます。
 
 あまりスマートな方法とは言えません。
 それどころか、
 害ばかりあって益はないと言ってもよいでしょう。
 
 
 そうではなくて、
 浮気をしなくても大丈夫なぐらい、
 感情的に満たされた状態を作ること。
 それこそが、根本的な浮気防止策なのです。
 
 修行こそ人間性の極致、と考える方には、
 私の考え方は受け入れられないかもしれませんが、
 
 ふつうに生活している私たちの、
 一般的なレベルの注意力と努力で、
 できる範囲にしないと、
 
 長続きしないわけです。
 
 
◆ 愛情のざるの解消は、簡単ではない。
 
 但し、浮気を繰り返してしまう人が、
 本当に浮気が必要なくなるところまで変化するのは、
 そう簡単なことではないと、あづまは考えています。
 
 愛情飢餓感を持っている人は、
 同時に人間不信を持っていたり、
 自己否定感を持っていたりすることが多いため、
 
 他者から愛情を示されても、
 素直に受け取ることができないのです。
 
 そのために、なかなか愛情飢餓感が癒されません。
 
 
 はじめは協力的であった周囲の人も、
 本人が一向に変化しないので、
 次第にイヤになってきます。
 
 あきらめる人や、怒る人が出てきます。
 
 すると、「やっぱり自分はダメだ」と
 自己否定を確認する結果になったり、
 
 「やっぱり他人は信用できない」と
 人間不信を確認する結果になったりして、
 
 先に進めません。
 
 
 解決の方法については、
 どこまで文章化できるか分かりませんが、
 このシリーズの中で追々書いていきたいと思います。
 
 とにかく、
 浮気をしなくても落ち着いていられるような、
 そのような潜在意識の状態を作ること、
 
 それが、大事なことなのです。
 
 
◆ まずは、表面的なところから
 
 浮気を「我慢する(意志の力で抑えつける)ことが、
 長い目で見ると効果が薄いことは、これまでに書きました。
 
 とは言え、まずは、浮気に至らないような、
 自分の操縦法を身につけようと考えるのは、
 大事なことだと思います。
 
 一般的な傾向として、感情を抑圧している人ほど、
 気づいたら誰かを好きになってしまっていた、という
 衝動的な反応が起きやすいように思います。
 
 
 抑圧というのは、心理学用語なんですが、
 誤解を招きやすい言葉なので注意が必要です。
 
 抑圧とは、
 我慢して「ぐーっ」と抑えつけることではなく、
 
 むしろ、
 日頃から「嫌なことは忘れる」という対処法を
 使っていて、実は結果的に忘れたのではなく、
 無意識下に呑み込んでしまっている、
 というような状態のことです。
 
 
 嫌なことは忘れよう・・・無意識下に負の感情が溜まる
 嫌なことは忘れよう・・・溜まる
 嫌なことは忘れよう・・・溜まる
 嫌なことは忘れよう・・・溜まる
 嫌なことは忘れよう・・・溜まる
 嫌なことは忘れよう・・・溜まる
 
 ・・・
 ・・
 ・
 
 で、溜め込む限界に来たときに、
 
 無意識が、感情の解放を求め始めるわけですね。
 
 
 なので、
 すでに溜まってぱんぱんになっている状態から、
 どう浮気を我慢するかという対策を考えても、
 当然ながら、根本的な対策は出てこないわけです。
 
 
 嫌なことは忘れよう
 
 これをやめることから始める必要があるのです。
 
 
 これを書くと、傷つく人もいると思うのですが、
 解決に向けて、痛い部分にも
 直面する必要があると思うので、あえて書きます。
 
 
 浮気する男性とカップルになっている女性の中には、
 その事件が起きるまでは、相手に「べったり依存」
 タイプの人が、結構いるように、私は感じています。
 
 
 それは、こういうメカニズムだと考えています。
 
 妻が依存的。要求が多い。
 要求が満たされないと不機嫌になる。
 
 
 すると、
 
 
 夫は自分の感情より、
 妻の感情を気にして生活するようになる。
 自分の感情は後回しにするクセがつく。
 
 
 そして、夫の中では、
 
 嫌なことは忘れよう・・・無意識下に負の感情が溜まる
 
 
 のサイクルが回ってしまう。
 
 
 というわけ。
 
 
 
 しばらく、このシリーズを続けていきます。
 次回もお楽しみに!
 
 
 
 ところで、現在、4/27(土)に行う予定の、
 「自分軸ワークショップ」の準備を進めています。
 
 これは、たとえば、夫が浮気をした、といったとき、
 
 ・毅然とした態度で「やめてください」と言うべきなのに、
  怖くて言えない自分を変えたい
 
 ・そもそも、自分も悪いような気がして、自信がなく、
  夫に正義を説くことができない、そんな自分を変えたい
 
 ・愛情を示し、夫との絆を作ることと、
  厳しさを示すことのバランスの取り方が分からない
 
 
 こんなテーマに対応できる自分を育てるための、
 ヒントや方法論を学ぶ講座です。
 
 女と男の心のヘルスの方向性上、浮気など、
 男女関係のテーマを題材にすることが多くなりますが、
 恋愛に限らず、様々な人間関係に応用できる内容です。
 
 
 それで、この、自分軸を育てる「前提」として、
 やっぱり、自分自身の癒しがちゃんと進んでいる。
 
 これが、大事になってくるんですね。
 
 
 ・自分が心のエネルギーの充電十分。
 ・自分が安定した精神状態にある
 ・自分が愛に満ちた気持ちになっている
 
 こういうことが、まず、土台として大事になります。
 
 
 そんなわけで、
 4/27の自分軸ワークショップに参加したい、
 と思っていらっしゃるあなた。
 
 その前に、自分癒しをちゃんと済ませておいてね、
 というお話でした。
 
 
 
◆編集後記
 
 昨日は、恋愛セラピーで日本橋にいました。
 一日五枠。よく働きました(ほんとに)。
 その合間をぬって、携帯ストラップを探しに行ったりして、
 なかなか、一日忙しかったです。
 
 日本橋でセラピーをやった日は、帰りに旭川ラーメン。
 これが、定番になりつつあります。
 
 
 
 人間関係力向上セラピスト養成講座 4月からの講座は、
 私も、びっくりなんですが、東京講座は満席。
 名古屋講座もあと4席です。
 
 名古屋講座の方が、終了が早いので、上級コースの申込が
 早くにできて有利、だったりするんですが…
 (事前アンケートでは上級コース申込希望者がかなり多い…)
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“【ココヘル619】「嫌なことは忘れよう」が浮気を生む!?(浮気12)” の続きを読む

【ココヘル618】「浮気しない」約束は一か月しか持たない(浮気11)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 618号 2013.3.5
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
 というご要望がございましたら、
 いまなら採用される可能性が高いですので、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
 
 さて、浮気問題の話を続けていきます。
 
◆ 意志の力だけでは、一ヶ月しか持たない
 
 浮気問題が起きたとき、その問題がもし、
 何度も繰り返し起きているような場合、
 それはおそらく「浮気症」です。
 
 これは一種の依存症であり、解決は、
 本人の精神的成長を果たすことによってのみ可能です。
 
 
 つまり、指摘しただけでは、
 問題はなくならないよ、というお話です。
 
 
 意志の力で押さえつける、という対策だけで
 何とかしようとしても、おそらく一ヶ月が限度でしょう。
 
 つまり「浮気しないと約束させる」という方法は、
 一ヶ月が限度である、ということになります。
 
 
 意志の使い方としては、感情を押さえつける方向に
 使うのではなくて、
 
 自分の中にある感情面の課題を、
 本当に有効な方法を使って解決するぞ、
 と決意する。
 
 そして、
 コツコツ努力して、
 徐々に感情面の課題を解決していく。
 
 言い換えると、
 意志の力で押さえつけなくても大丈夫な自分になる、
 
 ということを、遺志の力で決意して、
 解決のための行動をする、ということが大事です。
 
 
 別の言葉で言えば、
 浮気問題という、表面に現れた症状よりも、
 
 根っこの課題を解決することに集中する、
 ということです。
 
 
 と、このようにお伝えすると、
 そうはいっても、
 
 浮気問題は現在進行中で…とか、
 離婚、慰謝料と、経済的な問題に発展しそうで…とか、
 
 もっと、切羽詰まった話があるので、
 そんな悠長なことはいってられない、
 
 なんてご意見も、聞こえてきそうなのですが、
 
 
 そもそも、心理セラピーというのは、
 表面に現れた問題を、短期間に片付けるのは、
 
 それほど得意ではありません。
 
 
 むしろ、現実問題が切羽詰まっているときは、
 
 法的解決を目指した方がいいです。
 
 
 (但し、その場合、感情面の課題や、インナーチャイルド的課題などは、
 すべて置き去りになるので、現実問題が落ち着いたあとに、しっかり
 取り組む必要が出てきますが、その順番で正しいと思います。)
 
 
 さて、話を元に戻しますと、
 
 浮気症に陥っている人は、
 本人が自覚できているかどうかは分かりませんが、
 
 多くの場合、愛情飢餓を持っています。
 
 
 さらにその愛情飢餓の原因は、
 多くの場合、幼少期の生育環境で、
 親からの温かい関わりが希薄であった、
 というようなことが根っこにあります。
 
 
 母親が一見過干渉であっても、
 母親自身が愛情飢餓を持っているような場合、
 
 本当の意味で、
 子供に愛を伝えることがうまくできないことがあります。
 
 結局、愛情(承認)は、表面的な行動ではなく、
 親の潜在意識から子の潜在意識へと、
 無意識的・非言語的に伝わるものだからです。
 
 
 ですので、浮気症の本人に事実をインタビューして
 「育った家族には愛情があった」という説明が
 あったとしても、それを鵜呑みにすることはできません。
 
 浮気症の彼を、幼少期に育てた母親が、
 自分(母親自身)の内面がスカスカであることを放置して、
 
 形だけ「愛情がある家の真似」をして、
 「愛情みたいなもの」を与えていたかもしれないからです。
 
 
 今現在、浮気を繰り返している。
 そのような厳然たる事実がある以上、
 それに見合った感情面の課題が必ずあるはずです。
 
 
 おそらくそれは、心の奥底にある愛情飢餓感であり、
 それがいつ形成されたかと考えると、
 
 男性は思春期頃から男性ホルモンの影響で一匹狼的
 (というより親の目線から見れば「鉄砲玉」)になりやすく、
 孤独を比較的好むようになりますから、
 
 そう考えると、ほぼ子供時代に
 愛情飢餓感が形成されたと考えるのが妥当です。
 
 
 一応、別の可能性として考えておくべきなのは、
 10年ぐらいストレス度の高い仕事にずっと就いていて、
 
 なおかつ、ネガティブな感情を飲み込んで
 我慢するクセがついている場合。
 
 この場合、ストレス源の大部分は幼少期の愛情飢餓ではなく、
 現在の仕事からの精神的ストレスです。
 
 但し、感情を飲み込むクセは、
 結局のところ幼少期につくものなのですが。
 
 
 次回、もう少し、
 浮気という症状の、根本的な解決方法について、
 書いていきたいと思います。
 
 
★ 登録セラピストたちのセラピー、おすすめです!
 集まって議論していても、本当にレベルが高くなりました。
 最近では、対等な意見交換ができています。
 
 セラピーのご利用を、ぜひご検討くださいね。
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◆編集後記
 
 バジルを植えていたプランターが、冬の間は空いているので、
 チューリップの球根を植えているんですね。
 10個ぐらい植えた中の、4,5個が芽を出してきました。
 (他は生きてるのか?)
 
 4月頃には咲いてくれるんでしょうか・・・
 まだちっちゃいけど・・・
 
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【ココヘル617】本質を見極め、タネのうちに真剣に取り組む(浮気10)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 617号 2013.3.2
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
 というご要望がございましたら、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
 さて、前回の最後に、
 
 お互いがお互いの成長に
 プラスになってこそ、パートナーシップは長続きする、
 というテーマについて書くと書きました。
 
 
 そう、結局、
 
 浮気をした方も、
 浮気をされた方も、
 
 お互いに、精神的にどう成長するか、
 というテーマを抜きにして、
 
 浮気問題を根本解決することは、
 きっとできないだろう。
 
 私は、そう考えているからです。
 
 
 
◆ お互いがお互いの成長にプラスになってこそ、長続きする
 
 女と男の心のヘルス メインサイトの記事の中でも、
 我ながら気に入っている記事のひとつが、これです。
 
 「浮気はなぜいけないのか」これが私の最終回答です。
 https://www.556health.com/archives/2012/08/post_638.html
 
 この中で、浮気する方の姿勢について、書いていますが、
 なぜいけないかの理由として、
 「愛に反するから」と結論づけました。
 
 愛とは、自分や相手の精神的成長のために自分を伸ばす意志、
 (スコット・ベック)という定義を、ここではしています。
 
 単に声が優しいとか、笑顔でいるとか、
 当たりが柔らかいことだけを言っているのではありません。
 
 相手の精神的成長のために何が必要か。
 それを真剣に考え、ときには、いっとき嫌われ役になってでも、
 苦言を言う。それが愛だと言っているわけです。
 
 
 これは、相手が浮気をしている場合、
 つまり、自分が浮気された側であっても、同じことです。
 浮気された側も、自分のどんな行動が、
 愛の道に叶っているのか、真剣に考えてみることが大事です。
 
 もしかしたら、真剣に接してみて、
 
 相手に温かい母親の懐のような居場所を与えつつ、
 同時に、厳しい父親(というか厳しい肝っ玉母ちゃん)のような、
 相手の成長を願った「苦言」を言い、
 
 という理想的な対応をしっかりやっていくと、
 
 別れにつながるかもしれません。
 
 
 表面的な判断をする人たちは、
 「続いているか、別れたか」みたいなところで
 善し悪しを判断するものですが、
 
 
 私が提案したいことは、
 続いている夫婦でも、不毛な関係のことはある。
 別れを選んだ夫婦でも、結果的にプラスになることはある。
 
 そういうことが、実際にある訳なので、
 
 続けるなら、続けることがお互いの精神的成長につながる。
 別れるなら、別れることがお互いの精神的成長につながる。
 
 そういう観点で、道を選んでほしい、ということです。
 
 
 
 魂の成長を促すタロット占い(3/9・10)
 https://www.556health.com/sp/tamatarot/
 の講師の、珠帆美汐さん(たまちゃん)が、最近、
 
 夫婦関係とは何か、深く問いかける日記を
 書かれているので、ご紹介したいと思います。
 
 
夫婦関係に激震が(久々に続きもので日記書きます!)
http://ameblo.jp/tamahomisio/entry-11471599853.html
 
人生終わったと思いました。続きもの日記2
http://ameblo.jp/tamahomisio/entry-11472980178.html
 
さらに続きもあります。
http://ameblo.jp/tamahomisio/entry-11475049783.html
http://ameblo.jp/tamahomisio/entry-11475777839.html
 
というか、まだつづきそうなんですが
http://ameblo.jp/tamahomisio/
 
で、
 
 たまちゃんは、独特の立ち位置にいると思うんですね。
 
 同じことを男性が書いたら、
 
 なんだよ。責任放棄したいだけじゃないの?
 と、思われる可能性が高いと思うんですね。
 
 
 これって、夫婦関係で不満がくすぶり、
 やがて、浮気に発展していくような、
 
 問題のタネ
 
 に関する話なんですね。
 非常に教訓めいていますよね。
 
 
 こうした類の問題のタネが生まれない夫婦なんて、
 基本的にないと思うんですよ。
 
 それをこうして、タネのうちに、ちゃんと対策する。
 それができる夫婦なのか、できない夫婦なのか。
 
(体を張って記事を書いてくださるたまちゃんに
 感謝と、エールを送りたいです。)
 
 
 魂の成長を促すタロット占い(3/9・10)
 https://www.556health.com/sp/tamatarot/
 
 タロットの講座なので、
 基本的に浮気対策の話ではありませんが、
 休憩時間などにおもしろい話が聞けるかもね。
 
 
◆編集後記
 
 今日は、セラピスト養成講座、2012年10月期、最後の回。
 名古屋に向かう新幹線の中で、iPadで原稿を書いています。
 
 Wi-Fi ルーターを導入したので、iPadの使い勝手が、
 全然良くなりました。ネットがつながるって重要ですね。
 
 今日のお昼はコメダ珈琲店でみそかつバーガーか?
 
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【ココヘル616】浮気された側に必要な課題(浮気9)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 616号 2013.2.25
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
 というご要望がございましたら、
 いまなら採用される可能性が高いですので、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
 さて、前回、
 浮気を起こしてしまう人は、
 
 というか、何か、依存症的な症状を持っている人は、
 マズローの五段階欲求説に照らして考えると、
 
 安全の欲求の段階を卒業できていない、
 
 そのような傾向があるのではないか、
 という仮説についてお話ししました。
 
 
 今回は、浮気された側の課題についても、
 どうように考えてみたいと思います。
 
 
◆ マズローの五段階欲求説から、浮気を考える2。
 
 実は、浮気された側の、メンタルな課題としても、
 幼児期に安全の欲求が充足されたかどうかは、
 とても重要なポイントです。
 
 というのも、感情面では安全の欲求が充足されずに、
 体と思考だけ大人になった女性は、
 
 対等なパートナーシップを求めると言うよりは、
 私に絶対の安全を提供してくれる神様
 (理想的なお父さん+理想的なお母さん)を、
 パートナーに求めたくなってしまうからです。
 
 その感覚が浮気を引き寄せやすいかどうかは、
 単純には言えないと私は考えていますが、
 
 
 少なくとも、これだけは言えます。
 
 
 夫に、「私に絶対の安全を保障してくれる人」
 であってほしい、と期待する、ということは、
 
 夫が浮気をした瞬間に、
 絶対の安全を保障してくれる存在を失う危機に瀕します
 (思いこみですが、彼女にとってはリアリティーのある
  思いこみで、それが真実だとしか思えません。)。
 
 
 すると、身の安全をすべて失ったような感覚に陥ってしまい、
 建設的な解決策を実践するどころではなくなってしまいます。
 
 
 
◆ 引き寄せの法則は誤解されているが…
 
 また、引き寄せの法則は、
 哲学的な概念として、紹介されたという歴史的な経緯があり、
 
 一般の人に降りてくる段階で、
 かなり大きな誤解を生んだと、私は考えています。
 
 
 浮気症の人が、浮気症の人を引き寄せる、
 みたいな、単純な話ではないんですね。
 
 
 それどころか、
 浮気症の人と、とても真面目な人が引き合っている、
 なんてことすらありますから。
 
 
 でも、深い理解によると、
 ・依存的な人(ジコチュウの人) と、
 ・犠牲的な人(真面目な人)   が、
 
 引き寄せの法則的に、引き合っていることは、
 決して珍しくないし、変でもないと、
 あづまは考えています。
 
 
 ひとつの考え方として、
 安全の欲求が満たされていない二人が、
 
 自分の身の安全を確保する方法として、
 たまたま、それぞれ、
 
 ・とにかく相手にたよる(依存)
 
 ・とにかく頑張って尽くす(犠牲)
  ことで捨てられないようにする
 
 という戦略をとりあっている、
 というパターンがあると考えています。
 
 
 そうすると、実は深い理解によれば、
 ふたりとも、
 
 ・安全の欲求が十分に満たされていない段階にある
 
 
 という意味では、
 
 
 引き寄せの法則が教える、
 自分と同等のものを引き寄せる、という法則に
 従っていることになるわけですね。
 
 
◆ 浮気した本人に聞いても、いい情報は得られない
 
 よく、浮気したのはなぜか、
 と浮気した本人に尋ねる人がいますが、
 
 これは、根っこにある衝動に突き動かされた瞬間に
 質問したならともかくとして、
 
 そういう強い衝動が収まったときに質問しても、
 たぶん本人すらいい答えを言えないでしょう。
 
 
 たまたま可愛い子がいたから、とか、
 出来心で、とか。
 
 
 私の元に、数は少ないですが、浮気症であることを
 テーマに、相談に訪れる男性もいらっしゃいます。
 
 カウンセリングの場なので、ご本人も本気ですから、
 どうして浮気に至るのか、色々聞いてみますが、
 
 やはり、自分自身でもなぜ浮気に至るのか、
 分からないというのが正直なところなのだと感じます。
 
 
 それこそ、とんかつが食べたい日に、
 「私はなぜとんかつを食べたいのか?」と聞かれても、
 突き詰めるほど理由が分からなくなるのと
 同じだと思います。
 
 人間の衝動・欲求を頭で理解する試みは、
 とても難しいものなのです。
 
 
 それに、男性に内面の恥ずかしい部分を
 語らせるのは慎重にした方がいいです。
 
 男性が心を裸にされる恥ずかしさ・抵抗感は、
 女性には想像しにくいものですが、
 
 女性が体を裸にされる恥ずかしさ・抵抗感に
 匹敵すると言えば、分かるでしょうか。
 
 
 そのような訳で、心理的な深いテーマが原因の
 浮気の場合、頭ごなしに浮気をやめるよう指示する
 ことの効果が薄いのはもちろんのこと、
 
 根本対策をしようとして
 本人に動機を尋ねることすら、
 有効でない場合があるのです。
 
 なかなか厄介なテーマなんです。
 かなり根性が必要です。
 
 
 次回、お互いがお互いの成長に
 プラスになってこそ、パートナーシップは長続きする、
 というテーマについて書いていきます。
 
 
 そう、結局、
 
 浮気をした方も、
 浮気をされた方も、
 
 お互いに、精神的にどう成長するか、
 というテーマを抜きにして、
 
 浮気問題を根本解決することは、
 きっとできないだろう。
 
 私は、そう考えています。
 
 
 
 
 ところで、
 女と男の心のヘルス 登録セラピストによる、
 特別セミナーが開催されます。
 
 あ、すでに席が半分ぐらい埋まってるようです。
 (2/25 このメルマガの配信時点で)
 
 とっっっってもお得だと思いますんで、
 テーマにピンと来た方は、ぜひご検討を。
 
 ↓↓
 
■HUG&ACT特別編 登録セラピストによる朝HUG生トーク
 
日時:2013.3.16(土)9:15?11:30頃まで
場所:東京都北区 滝野川会館 302号室
定員:約7名
 
参加費:1,000円(当日受付でお支払いください)
 
参加セラピスト&テーマ
 ・恋愛セラピストHaNA:
  ダメんずだった彼の過去と今、HaNAが取り組んだこと
 
 ・マリッジライフセラピスト花桜里:
  夫の浮気相手と二者面談してみたその結果
 
 ・恋愛セラピスト田中延代:法律的に離婚問題を考える限界
 
 ※当日の状況次第で内容が変更になる可能性があります
 
 お申込はこちらから!!!
 https://www.556health.com/archives/2013/02/hug_2013316.html
 
 
 
 
 
 
 
◆編集後記
 
 最近、iPadでウェブサイトやメール、ツイッターをするのが、
 かなり便利だと気づきまして・・・
 
 iPhoneより、こっちの方がいいじゃないかと思い・・・
 
 でも、出先でiPadにネット接続を供給しようとすると、
 意外に高い!
 
 そこで・・・あれこれ調べています。
 
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【ココヘル615】幼少期の「安全の欲求」が満たされていたか(浮気8)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 615号 2013.2.21
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 では今日もまた、
 浮気対策特集・・・というか、
 浮気に至る10歩手前で対策しようというのが主眼です
 から、夫婦長続き特集と言うべきかもしれませんが・・・
 
 始めていきたいと思います。
 
 
 
 では今日も、
 メインの内容に入りたいと思います。
 
 
◆ マズローの五段階欲求説から、浮気を考える。
 
 最近、恋愛セラピーでもよくお話をするのが、
 マズローの五段階欲求説なんですね。
 
 既に心理学では超古典的な話と言えますね。
 
     自己実現の欲求
    自尊の欲求
   承認の欲求
  安全の欲求
 生理的欲求
 
 下の方が下位の欲求で、
 より根源的なもの、
 
 下から満たされると、
 次第に上位の欲求が現れてくる。
 
 という、基本的な話です。
 
 
 現代社会では、
 飢える(生理的欲求が脅かされる)ことも、
 猛獣に襲われる(安全の欲求が脅かされる)ことも
 基本的にはないので、
 
 人は、承認の欲求から上を課題として生きている、
 という説があり、私もずっとそれを信じていたのですが、
 
 
 子供の頃の「見捨てられ不安」
 子供の頃の「お金の心配」
 子供の頃の「家庭生活の不安(ゴミ屋敷・ご飯が出ないなど)」
 
 などに関しては、人間は「安全の欲求」が脅かされている
 というように反応するものじゃないかと
 考えるようになりました。
 
 
 子供にとって、これらの
 「物質面の充足」と
 「精神的な支え」があり
 「家庭という安心できる場がある」ことは、
 
 まさに「生きるか死ぬかの問題」であって、
 安全の欲求の段階で反応しているわけです。
 
 
 私は常々、感情の90対10の法則などを引き合いに
 出して、人間は過去の未解決の感情によって反応している、
 ということを申し上げていますが、
 
 そしてその「過去」が幼少期のことである場合が
 一般的には非常に多いわけなんですが、
 
 子供時代に、
 安全が十分に充足されずに育った子供が大人になったとき、
 やはり、安全の欲求を中心として生きることになるのか、
 
 これについては、まだ確信を持ってはいません。
 
 
 確信はないのですが、仮説としては、
 
 「幼少期に安全でなかった人は、
  大人になっても安全の欲求を卒業できていない」
 
 と考えることにしています。
 
 
 
 どの段階に位置づけるかが、なぜ大事かというと、
 
 マズローの五段階欲求説の素晴らしいところは、
 下位の欲求、つまりより根源的な欲求が
 ある程度まで充足されないと、
 上位の欲求が現れてこない、
 という考えを提示したところです。
 
 
 どうしようもなく飢餓感があれば、
 食料を求めるしか考えられない。
 
 そのときに、崖の上に木の実があれば、
 危険を冒して(安全の欲求を後回しにして)それを取りに行く。
 
 でも、おなかがふくれていたら、
 目の前の木の実は明日の食料として拾うかもしれないけれど、
 崖の上までは行かない(安全の欲求が現れてきた)、
 
 というような話です。
 
 
 お金に異常に執着する人はきっと、
 自分の「安全の確保」が最優先事項になっていて、
 愛情がどうのとか、お互いに存在を承認し合うとか、
 そういう欲求は「後回し」になっているのでしょうね。
 
 この、安全の欲求は、まさに今すぐ命に関わる感覚なので、
 非常に強い感情を生みます。
 
 「居ても立ってもいられない」という感じでしょうか。
 
 
 幼少期の「見捨てられ不安」がとても強い場合、
 まさに「身の安全」に関わる感覚としての
 「孤独感」「不安」を持っていることになります。
 
 
 浮気する側の、メンタルな原因としても、
 幼児期に、安全の欲求が充足されたかどうかという点は、
 とても重要なポイントです。
 
 
 幼児期に、家族内が安全な場所だと感じられなかった場合、
 その頃の危機感・不安感・警戒心が解消せず、
 大人になった今でも、意味の分からない衝動に突き動かされる、
 
 ということが起こり得るわけです。
 本人も周りも、こういった心理学の知識がなければ、
 「そういう性格だから」で終わりにしてしまうんですが。
 
 
 ・・・で、
 自分の命の危険を感じていたら、なにか救いを求めますよね。
 
 
 恋愛というのは、とっても手近な
 「救いのような感じ」を与えてくれるものです。
 実はその感覚は、本質的には、一部は幻想なのですが。
 
 というのも、恋愛初期には、マイナスの感情を感じる
 脳の回路が抑制されることが知られているからです。
 
 一時的にマイナス感情を「痛み止め」した状態。
 
 
 実は、浮気された側の、メンタルな課題としても、
 幼児期に安全の欲求が充足されたかどうかは、
 とても重要なポイントです。
 
 
 続きは次回。
 
 お楽しみに!
 
 
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 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
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◆編集後記
 
 一昨日misiaのベストアルバムが突然届き、びっくり・・・
 ていうか、自分で注文していたんでした。かなり早くに。
 早速車で聴けるようにしました。
 一番乗りは幸恵ちゃん(と子どもたち)・・・
 ま、3月頃広島に帰省するときにたっぷり聴けるでしょう。
 
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“【ココヘル615】幼少期の「安全の欲求」が満たされていたか(浮気8)” の続きを読む

【ココヘル614】近況のご報告

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 614号 2013.2.13
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 しばらく、メルマガ発行をお休みしていましたが、
 実は、父が亡くなりまして、主に葬儀関係で、
 仕事から離れておりました。
 
 色々不慣れな出来事で大変だった以外は、
 基本的に、私は自分の家族と過ごすのが、
 生活の基盤になっていますので、大丈夫です。
 ご心配なく。
 
 
 その間、セミナーの受付や、セラピーの予約関係は、
 事務の山本が、しっかりやってくれていましたし、
 
 2/9の朝のタロット体験会も、
 登録セラピストが力を合わせて準備していて、
 
 まあ、私がいなくても回っていく部分が増えていて、
 これはこれで、受け継ぐという一つの変化だったのかな、
 という気がしています。
 
 
 今日は、少し重たい話になりますが、
 生と死について、書いてみたいと思います。
 
 
 このテーマについて考えるとき、
 必ず必要になるテーマは、
 生命の存在目的、というようなものだと思います。
 
 私たちは、自分の体を含む、生命を、
 単なる化学反応(と電気化学反応)の組み合わせ、
 そこに何の意味もない、
 
 と認識することには、やはり抵抗があるし、
 世界は無意味であるという考え方には、
 どうしても、違和感を覚えるものじゃないかと思います。
 
 
 そこに、宗教が、意味を与えたという、
 歴史的意義は大きいわけですが、
 
 最近では、リチャード・ドーキンス(進化論学者)が、
 「神は妄想である」という本を出していますし、
 http://amzn.to/X1efT0
 
 宗教そのものにも、疑問が投げかけられています。
 
 
 私はというと、
 わりと、進化論寄りの、無神論(創造主はいない)
 というあたりの考えを持っています。
 
 無神論というと、道徳も倫理も死者への尊敬も、
 何もないというイメージを持たれがちですが、
 
 死者に手を合わせる、みたいな、
 原始宗教観というか、人間の感情としての、
 そのような行為は、大事なものだと思っています。
 
 このあたりのことは、いつか、
 もう少し詳しく書ける場所と機会があると
 いいな、と考えていますが、
 
 今日は、私の考えの前提として、
 ・個体としてのヒトは、死に絶えるもの
 ・かわりに、遺伝子を受け継ぎ、それが「永遠の命」となる
 
 という、今日の進化論の基本を、
 私は考えの根っこに持っている、
 ということを、表明しておきます。
 
 
 もうひとつ、進化論の中で興味深い概念があって、
 それが文化遺伝子「ミーム」ですね。
 
 人の脳から脳へと、言葉・知識・音楽・など、
 さまざまな形で、伝わって広がって行くもの、ですね。
 
 遺伝子と同じように、広がりやすい性質を持っていれば、
 広まっていき、これもまた、原理的には永遠の命を持つ。
 
 
 個体というのは、
 最近の進化論では遺伝子やミームの乗り物という考え方に
 なっているんですね。主体ではないという。
 
 
 私は一応、その考え方を受け入れていて、
 
 ・生きているうちに、子孫(遺伝子の次の担い手)を残す
 ・生きているうちに、文化(ミーム)を受け継ぐ
 
 ということが、
 私たちの「生きる意味」ではないかと考えています。
 
 
 話を、父の話に戻しますと、
 
 父は2/3の夜おそくに亡くなったのですが、
 その約一週間ぐらい前に、容態が悪化しまして、
 ちょっと危ないかもしれないと思って、
 
 とりあえず、江ノ島水族館に行こうとか言っていた休日が
 あったので、その日に家族でお見舞いに行ったんですね。
 
 結果的には、父が孫と会えたのはそれが最後になりました
 ので、行っておいて良かったです。
 
 
 また、昨年末、ココヘル608号で、
 山本なっちゃんとスタバで語った話を書きましたが、
 
 私は、やりたいことができる、
 それって、基本的なことだよね、
 と考えています。
 
 
 父は
 「食べていくのはきっと何とかなるから、
  やりたいことをやったほうがいい」
 
 という教えの人でした。
 
 
 私も、いろいろやってみて、
 それで結局、いま、こうして恋愛セラピストをしている
 わけですが、確かに、自分らしく生きる道を見つけるという
 のは、なかなか難しく、しかし、大事なことだと感じます。
 
 
 そういえば、先週末、
 運命の相手ワークショップのあとの反省会で、
 
 セラピストも、正義や倫理の軸って必要だけど、
 正義や倫理の軸はどうやって育つのか?
 
 って話になって、みんなそれぞれ違ったんですが、
 私は、父親が間違ったことには厳しい人で、
 それが、一番の学びの元になったと感じています。
 
 セラピーで、
 「浮気症の夫と別れられないんだけど、どうしたら…」
 といった相談を受けたときには、
 
 セラピスト自身の中に、正義感や倫理観の軸が必要、
 と強く感じます。
 
 
 そう考えると、
 私自身も、深く深く、父の考えの影響を受けて、
 今ここにいるのだな、と感じますね。
 
 
 よく、故人の遺志を受け継いで、
 なんて言い方をするじゃないですか。
 
 そんなこと言わなくても、
 意識的に頑張らなくても、
 
 
 十分受け継いでいる。
 十分受け継いでしまっている。
 
 それが実際のところじゃないかと思います。
 
 
 ・子孫を残す(遺伝子を受け継ぐ)
 ・文化を受け継ぐ(言葉や正義感や考え方なども含め)
 
 そういう意味で言えば、
 既に十分、受け継いだなぁ、と思うわけですね。
 
 
 
 考えてみれば、
 受け継ぐことなしに、永久に続くものって、
 ほとんどありません。
 
 
 家族もそうですし、
 会社もそう。
 
 あらゆる団体や、
 国だってそうですね。
 
 
 
 思えば、タロットの13番は、
 死神のカード。
 
 死と言うよりは、新しく再生する意味の強いカード。
 決して悪い意味のカードではありません。
 
 
 
 そういえば以前にもどこかで書いたかもしれませんが、
 私たちが生きているうちになすべきことを、
 大きくまとめてみると、
 
 ・子孫を残す
 ・文化を受け継ぐ
 ・幸せを広げる
 
 のみっつに集約されると、私は考えています。
 
 恋愛セラピストをやっていると、
 子孫を残す、の部分ができなかったと後悔されている
 方の相談を受けることもあるのですが、
 
 人生の意味というのなら、
 みっつのうち、自分のできるところをやったらいい、
 
 そう、私は考えています。
 
 
 死というのは、なくなることではなくて、
 
 自分がいなくなることによって、
 遺伝子・文化・幸せを受け継いでいく活動が、
 完成すること。
 
 私は、そんな風に考えています。
 
 
 そして、父の死も、
 私が受け継いだものを再度振り返る機会になり、
 
 また、自分もまた、
 次の世代や、次のセラピストたちに、
 受け継ぐ活動を、しっかりやらないといけないな、
 と、再確認する機会にもなりました。
 
 
 今日は、日記調の記事を、
 最後まで読んでくださってありがとうございました。
 
 
 
◆編集後記
 
 一人になった母と、連絡を取る手段を増やそうと思い、
 母の実家にskypeを導入する方向で検討しています。
 
 大体いまどき、WindowsMEとか置いてあるので、
 新しいPCを買うところから、するわけです。
 
 まあ、たぶん何とかなるでしょう。
 
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【ココヘル613】浮気対策の基本は「出会い」から

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 613号 2013.1.29
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 さて、今年の活動について、想いを書いていましたが、
 今号から、昨年からのつづき、浮気問題についての特集に
 もどり、書き綴っていきたいと思います。
 
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
 というご要望がございましたら、
 いまなら採用される可能性が高いですので、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
 
◆ 浮気対策基本編。まずは出会いから。
 
 さて、昨年末は、
 
 浮気の心理学的基礎、なんて話を書いていましたが、
 (おぼえてますか? 私は忘れかけてました)
 
 心理学に偏ると眠くなるので、
 ここで、ちょっと目先を変えてみたいと思います。
 
 
 浮気対策の、一番の基本は、
 
 実は、
 
 
 「出会い」
 
 
 です。
 
 
 
 浮気の要素を持ったカップルができてしまったら、
 その後の努力は、かなり大変なものになるし、
 
 浮気が起きにくいカップルができたら、
 その後の努力は、実を結ぶ可能性が高いわけです。
 
 
 実際、多くの女性が相手に望む要素として
 「浮気をしない人」というものがありますが、
 
 しかし、つき合う前に分かる
 「浮気しない人の特徴」なんてあるんでしょうか。
 
 
 
 実際、浮気問題を完全に避けることは、
 かなり難しいと、私は考えています。
 
 
 但し、交通事故を完全に避けることが、
 かなり難しいからといって、外出しないとか、
 車の走っているところにはほとんど近寄らないとか。
 
 そういう判断にならないのと同じように、
 
 
 出会いの段階から気をつけて努力をしていけば、
 問題にぶつかる危険性は、下げることができると、
 
 考えています。
 
 
 
 さて、ここで大前提ですが、
 
 そもそも、8割方の男性は、状況によっては浮気する
 ものじゃないかと思います。
 
 最近では、比較的簡単に浮気(自分が二股かける側)を
 してしまう女性の相談も受けることがあるので、
 女性も浮気しやすい社会状況になってきていると言える
 のかもしれません。
 
 但しこのシリーズは、女性の方が、夫の浮気を防ぐ、
 という視点で書いていますので、
 
 浮気するのは夫、されるのが妻、という構図で、
 書き進めていきます。
 
 
 そもそも、家庭内が安心できる場所ではなくて
 (=妻にいつも見張られたり責められたり
 していると感じていて)、その状態が数年続き、
 
 そこに、たとえば職場にかわいらしくて癒し系の女性が
 現れたら、多くの男性は、そっちの方がいいなぁ、
 と思うものだと思うのです。
 
 
 人間の感情・生理的反応、という面では、
 道徳なんて吹っ飛ぶような、反応をする。
 
 それが、人間である。
 
 
 ということだと思います。
 
 
 浮気という形で、けじめなく関係を持ってしまう
 男性もいるでしょうけど、
 
 浮気しなくても、その時点で妻に見切りをつけようと
 考えてしまう男性は、半分ぐらいはいるんじゃないかな。
 
 
 
 何が言いたいかというと、
 
 夫婦関係がどんなに荒れても、
 どんな状況下においても、
 絶対に私(女性)に忠誠を誓う男性、
 一度結婚したら、私との関係を良くすることに、
 全身全霊を注ぎ続けてくれる男性、
 
 
 みたいに、相手に全部おんぶにだっこの条件を
 つけることは、現実的でない、ってことなんです。
 
 
 まあ、当たり前と言えば当たり前すぎる話なんですが。
 
 多くの女性はこの辺のことは、私が言うまでもなく、
 まあそりゃそうだよね、って思っていると思いますが、
 
 
 ときどき、自分の男女関係運営能力に自信がなかったり、
 過去の体験、とくに、子供時代に
 親の浮気で家庭が壊れたなどの傷が癒えてなくて、
 
 ついつい相手に完璧なパートナーを期待してしまう、
 という方もいらっしゃるようですので、
 
 念を押してみました。
 
 
 つまり原則的に、
 (あなたが女性だとして)
 浮気の要素を持った男性を避けると同時に、
 相手を浮気に走らせてしまう自分の側の問題も解決する
 
 ・相手側の問題も少なくし
 ・自分側の問題も少なくする
 
 という原則が必要になるのです。
 
 
 
 では、出会いの段階から、出会った男性が、
 浮気に至るメンタルな課題を持っている人かどうか、
 『見抜く』方法はあるのでしょうか?
 
 
 
 実は、私の結論は、
 
 「ほとんどムリ。」
 
 です。
 
 
 
 希望のない話ですいません。
 
 
 但し、見抜くことは難しくても、
 うまく引き寄せることはできると考えています。
 
 いや、引き寄せるというと、語弊があります。
 
 浮気問題を起こしにくい男性は、基本的に、
 精神的に落ち着いた人ですから、
 
 変なテクニックを弄して「落とそう」なんて
 しても、あんまり引っかからないと思うんですよ。
 
 
 そうではなくて、あなたの側のこと。
 
 自分が、自分らしくイキイキとしていて、
 自分の意見をハッキリ言うことができて、
 イヤなことは明るくキッパリNOを言う。
 自分で自分を楽しませている。
 
 あと、大事なのは、
 筋が通っていないことには苦言を言える。
 
 
 そのような、自分らしさを表現している
 「あり方」で生きているとき、
 
 浮気問題を起こしそうな男性は、あなたの近くに
 「吹きだまることができない」わけです。
 
 
 そんなわけで、
 運命の相手にだけ出会う 恋愛心理学ワークショップ
 では、相手を「見抜く」ことよりも、
 
 出会いの活動を通じて、自分がどう成長すべきか、
 そちらに力点を置いています。
 
 
 
 ココヘル+にて、
 本当は、上の「運命の相手」講座で教えている、
 「浮気のリスクを下げる出会い方」をお伝えします。
 
 まだ登録してないって方は、こちらから、
 https://www.556health.com/sp/e-zine/
 
 「ココヘル+」っていう方を登録しておいて
 くださいね!(バックナンバーの再配信は一切なし)
 
 
 
◆編集後記
 
 バーバリーのトレンチコート買っちゃいました。
 気づいたら、椅子を買った丸の内のお店の、
 すぐ近くにその店舗もあったのでした。
 
 Gパンにトレンチコートって着崩し方が、
 とても気に入ってます。
 
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 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
 ◆自己紹介はこちらです↓(声の自己紹介があります!)
  https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html
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