夫と妻の「子供の機嫌取り競争」で離婚できない。ー怒れない男を夫にした顛末

 

あづまです。
 
恋愛するときに、もし万が一離婚になったら、というところまで想定して恋愛する人はまずいないと思うのですが。
 
しかし、離婚を考える段階の相談を受けていると、恋愛の時の相手選びの基準が祟って(たたって)、ここまでこじれることになったのだなぁ、と感じることは、よくあります。
 
この時点から、過去に戻ってやり直せるわけではないけれど。
 
 
典型的なパターンの一つが
 
離婚したいけれど、子供は夫になついていて、
 
だから、
 
私(妻)が親権を取って離婚すれば子どもたちにかわいそう
 
だし、逆に、
 
夫が親権を取って離婚すれば、私は子どもたちを失う
 
 
と、なってしまうので、離婚に躊躇してしまう。
という相談内容があります。
 
 
この悩みとセットになって語られることが多いのは、
夫は、子供にとっての「尊敬すべき父親像 ではない」という話。
 
あくまで、相談者である妻曰く、の話ですが、
「夫は、子供の機嫌取りをして、子供を甘やかしている」
ので、
「子供は、甘い顔をしている夫にばかり、くっついている」
 
 
という話。
 
 
離婚の時の交渉材料として「子供カード」を確保しておくために、私も子どもたちに好かれておくよう、努力しておこうかな。なるべく甘いものとか子どもたちに与えて・・・
 
というのは悪い冗談です。失礼しました。
(このパターンが醜悪であることに気づいてもらうためにあえて書いてみました。)
 
正直、親が、自分の身方を家族の中に増やすために、自分の陣営に子供を引き込もうとして、機嫌取り競争をする。
 
このパターンに陥っている段階で、問題が起きていることに気づくべきです。
 
 
 
まあ正直、このパターンが起きる、根本原因を言うならば、
妻が夫を認めていない(心の中で軽蔑している、見下している)ことでしょうね。
 
 
妻が夫を認めない(が、態度には出していないつもり)
 
なので、表立って問題は起きない(当てこすり的なイヤミの応酬ぐらいはあるだろうけど)
 
がしかし、夫は、妻から認められていないことは、一緒に暮らしていれば感じる
 
そこで、夫は、自分を認めてくれる、他の存在を探す
 
(1)それが浮気になることもあるし
(2)仕事に活路を見出す(妻から見たら「仕事に逃げた」と見える)こともあるし
(3)子供とくっつく(妻から見たら「子供に依存」「子供を甘やかす」)
ということも、あるわけです。
 
それで、今回は(3)の子供とくっつくパターンですよね。
 
というわけで、夫は、子供とくっつく方向を選んでしまいました。
 
 
すると、子供のことを、まず叱らない、甘い父親のできあがりです。
だって、叱ったら嫌われるかもしれないから、ね。
 
すると、妻(子供の母親)は、自分にほとんどの「叱り役」が回ってきます。
子供に注意する役は全部背負わなければならなくなります。
 
ますます、しんどいので、不機嫌になります。
ついでに、ますます、夫のことを軽蔑するようになります。
 
 
そして、一巡すると、このパターンが悪化して、
はじめにもどる、となりまして、
 
ますます、悪化しながら、悪いスパイラルに陥っていきます。
 
 
妻はますます不機嫌になり、夫を見下すようになり、
夫はますます妻を怖がるようになり、妻の代わりに自分を認めてくれる存在を求めて、子供と近い関係をキープするようになり、
 
以下ループは回り続ける・・・
 
 
となってしまう、というわけです。
 
 
 
さて。
 
どこで間違ったのでしょうか。
 
 
私は、根本的なことを言えば、
夫を尊敬できないという感覚を、ちゃんと解決しないまま、結婚したこと、だと思います。
 
 
では、「夫を尊敬できないという感覚を、ちゃんと解決する」とはどういうことでしょうか。
 
結婚前に夫に色々言うべきことを言って、しっかり教育する、という意味?
そういうことが、必要な男性もいるとは思います。
 
でも、夫に変わってもらうことから取り組み始めると、結局別れるしかなくなるのではないでしょうかね。(結婚前にやり始めたとすると、なおさらです。結婚後にやり始めたら、まあ、冷戦夫婦になるでしょう。)
 
最初に取り組み始めるべきことは、自分の内面の課題に取り組むことです。
 
この記事を、女性の側が読んでいると想定して、まず妻の側の課題を書きますが、夫への不満は、その多くが、自分(妻)が「親にしてもらえなかったこと」と関係が深いものです。
 
たとえば、父親が、子供同士のケンカが起きたときに、事情をしっかり聴いて、解決策を提示するような、尊敬できる対応をしてくれなかった。いつも「だまれ!」で事情も何もなく、ケンカをしたら「議論封殺」でおわりだった。私(妻)はそういう人を心から軽蔑している、とか。
 
あるいは、父親が、だらしない人で、子供に正しく「叱る」ことは全然出来ない人だった。でも、自分(父親)の都合で「怒る・キレる・当たる」はする人だった。そういうのが本当に嫌で、怒る人を軽蔑していた(ので、「怒らない」人である夫を選んだのだが、怒らない点以外は、あの、だらしない父親そっくりだと分かった)、とか。
 
 
ここで、大事なことは、
今書いたような、妻の側の課題があるからといって、
夫の側に何の課題もない、ということにはならない、ということです。
双方に課題があるわけです。
 
但し、このような、過去の未解決の課題を持ったまま、相手に働きかけると、
相手が変わってくれるどころか、地雷を踏む展開になりやすいのです。
 
相手に課題があるなら、自分は自分の課題を相手の10倍しっかり片付けてから、働きかけるのだ。そのぐらいの感覚でいないと、相手を導くことは出来ないのです。
 
というわけで、
 
相手に課題があることは、認めてもいいけれど、
そこに取り組むのは、本当に最後の段階。
 
自分の課題をしっかりと解決してからだ、と肝に銘じて下さい。
 
 
さて、
逆に、
 
夫の側が、この問題に気づいたとしますね。
(展開としては、あまり、ありえない気がしますが)
 
その場合、妻を助ける宣言をしてください。そして、叱り役を自分が引き受けることを妻に約束しましょう。「嫌われ役ばかりやらせてごめん。オレができるときは、叱る役を引き受けるから」と約束してください。そして、できるだけ実践すること。
 
ちなみに、夫の側が、同様の問題に気づくというパターンで、おそらく多いのは、
夫が叱ったり不機嫌になったりする役で、妻が、子供を甘やかしているという、上に書いたパターンの「男女逆バージョン」の場合ではないでしょうか。
その場合は、対応の仕方は、上に書いた、妻向けのアドバイスを、そのまま夫向けだと思って読んでいただければOKです。
 
 
でもね。
 
自分では気づきにくい問題もいっぱいあると思いますので、
できれば、一度ご相談にいらしてくださいね。
その方が、解決までの時間は短縮できると思います。
 
ではでは!
 

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【ココヘル707】見たらイタい情報と、どうつき合うか

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 707号 2016.6.9
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
★目覚めよ! 内なる輝き講座
 何歳からでも美しくなれる
 (札幌7/9・10 東京7/30・31)
 
この講座は、自分の内側にある、
「決して扱いやすくはない」エネルギー、感情、欲求などを、
同自分自身の中に統合していくか、というテーマを扱います。
 
・なぜか攻撃されやすい
・なぜか注目を浴びていることが多い
・なぜかオレサマを引き寄せてしまう
 
というように、
・なぜか○○になる
という場合、自分の内面に目を向けてみる
必要があるかもしれません。
 
表面的には「美」を入口にした講座ですが、
本質的には、自分らしい生き方を見つける方法が主眼です。
 
目覚めよ!内なる輝き 講座
講座の告知ページはこちら。
https://www.556health.com/sp/mezameyo/
 
 
 
自分にとって、耳の痛い話。
聞いていると(読んでいると)ズキッとする話。
過去の傷に触れるので、グサグサ胸に刺さる話。
 
そういう話と触れること、
生きていると、色々あると思います。
 
そういうときに、どうするのが良いのか。
 
 
今日は、その話をしたいと思います。
 
 
 
あんまり良くない態度というのは、こういうもの。
 
 
・完全にシャットアウト。見ない。聞かない。触れない。
 
 
逆に、こういうのも、実はイマイチ良くない。
 
 
・逃げてはいけない、直視しなくては。
 痛くても、絶対目を背けない!!!!!!!
 
 
 
 
フタをする、否認する、シャットアウトする、
という態度は、確かにあまり良くないですが、
 
逆に、
 
一歩も引かない、逃げない、目を背けない、
ぜったいに!ぜったいに!!!!!!!!!
 
みたいな姿勢も、
自分を傷つける結果になりますので、
 
 
私のオススメは、
 
 
心の体力に合わせて、
じわじわ、マイペースでやろう、
ということです。
 
 
 
たとえば、いま、ココヘルでは、
彼氏ができない理由について書いています。
 
同時に、問題のある人にどう関わるか、
という話も書いています。
 
 
たとえば、自分のテーマと、
ココヘルの現在のテーマがかぶったりすると、
 
読んでいて、イタイ、ということも、
起こると思うんですね。
 
 
あるいは、
 
 
自分の未解決の感情があるテーマ、
たとえば、離婚の頃の色々な痛みがある。
 
まだ、思い出したり、
関係した話をテレビやその他の情報で知ると、
 
そのときのつらい感情がわき上がってくるので、
まだまだ、自分は癒されていないのだな、
という事実に、
 
たびたび、直面させられる。
 
 
 
そういう場合、
どうすればよいのか?
 
 
 
 
私は、こう考えます。
 
 
どんな出来事、経緯も、
何かのチャンスだと考えて、
活かそうとしてみる。
 
 
ということ。
 
 
自分の過去の痛みに触れるような、
情報が色々入ってくる。
 
これが、何かのチャンスだと思ってみる。
 
 
何の?
 
 
私は、癒しのチャンスだと考えるのが、
いちばん、建設的だと思います。
 
 
ネガティブな感情に引き戻されるのに、
なぜそれが、癒しのチャンスなのか?
 
 
忘れた方がいいんじゃないの?
 
 
もしかすると、
そう思う人も、いるかもしれません。
 
 
実は、ちがうんですね。
 
 
意識をそらすことでは、
実は、辛い出来事は(それが辛ければ辛いほど)
忘れたり、乗りこえたりすることは、
できないんですね。
 
 
大事なところなので、
もう一度書きます。
 
 
意識をそらすことでは、
忘れたり、乗りこえたりできない。
 
 
 
 
では、どうしたら、
忘れられるのか、乗りこえられるのか?
 
 
 
実は、感情の記憶は、忘れることは、
できないように、できています。
 
薄まる、中和される、プラスのエネルギーで相殺される。
そういうことは、起きます。
 
 
というわけで、
やりかたは、こうです。
 
 
ネガティブな記憶や、感情が、特にない状態を、
普通の状態と呼ぶことにしますと、
 
 
ネガティブな感情が、未解決になっている状態では、
普通の状態のとき以上に、
 
 
プラスのエネルギー補給に気を使います。
 
 
 
自分が、
だれと、
何をしていると、
元気補給できるのか。
 
 
それを、いつもの3割から、5割増しで、
行って下さい。
 
 
人との大切な時間は、
とても濃密なエネルギーを得られますが、
 
相手の都合などもありますから、
常に、得られるとは限りません。
 
 
自分ひとりで使えるエネルギーも
持っておく必要がありますね。
 
 
・自然
・動物
・芸術(ライブ系:音楽、劇、ダンスなど)
・子供の頃に楽しかったこと
 
 
こういったエネルギー源を、
実際に体験しましょう。
 
 
そして、
 
元気補給したら、
 
 
ちょっと、イタいことをしてみる。
 
 
読むとイタいメルマガを、
頑張って読んでみるとかね。
 
 
 
そうするとね、
 
マイナスの感情と、
プラスのエネルギーが、
相殺し合って、
 
 
ちょっとだけ、癒しが起こるんです。
 
 
中和です。
 
 
 
いまここで、
傷つく出来事が、起きたわけではない場合、
 
 
ネガティブな感情が出てきたとしても、
大抵の場合、
 
 
過去の出来事で、心の中に溜まって、
フタをしてしまっている、
 
未解決の感情が、
出てきたに過ぎないことが多いです。
 
 
つまり、毒が出たってこと。
 
 
出した方が、あとは、楽になる。
 
 
 
 
というわけで、
自分にとって、過去の傷に触れるので、
イタい情報と触れることが多いとき、
 
 
どうしたらいいか、の回答を、
まとめますと、
 
 
 
元気補給してから、やる。
 
 
これが、ポイントです。
 
 
そうやって、中和を繰り返して、
薄めていくんです。
 
それで、どんどん、楽になっていきますから。
 
 
 
但し、がっつり思い出すと、
その当時の感覚に、完全に引き戻されて、
ほぼ、パニックになってしまう、
というような場合は、
 
 
フラッシュバックですね。
 
 
専門家の助けを借りて下さい。
一人で取り組むと、
(いつか、解決はすると思いますが)
かなり、辛いですので。
 
 
 
そして、大事なのは、
 
ペースです。
 
 
 
元気補給のペースは、
できるだけ、上げていきます。
 
プラスのエネルギーを補給することは、
とにかく、できる限り増やすわけ。
 
 
そして、見たらイタいものを見るペースは、
 
 
ほどほどで。
 
 
マイペースでやる。
それが大事です。
 
 
 
 
そういう意味では、
少し、直面するのを、棚上げにして、
自分の心が、激しく不安定になるのを防ぐ、
 
 
そういう目的で、
 
 
しばらく、問題と距離を取る。
意識をそらす。
 
 
見ないフリをする(期間を持つ)
 
 
というのも、
(自分のペースを保つという目的なら)
 
 
いいと思います。
 
 
 
・がっつりだと辛いし
・目をそらすとずっと解決しない
 
だから、
イタいけど、
ちょっとずつ、触れようね。
 
 
みたいな話なんです、要するにね。
 
 
参考にしてみて下さい。
 
 
ではまた!
 
 
 
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◆ココヘル主催のワークショップ・セミナー一覧はこちら
 https://www.556health.com/work.html
 
 
◆編集後記
 
今週末の講座の最後の準備に追われてます・・・
 
┏━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┓
 ◆女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学
 祝!TBS・日テレ・フジテレビ出演(目指せNHK!)
 ◆ご意見、ご感想お待ちしています。このまま返信!
 ・頂いたメールは、事前確認なく掲載することがあります。
 ・お名前はイニシャルにします。
 ・メール相談は行っていません。また、多数のメールを頂くた
  め、個別の返信はできないことがございます。
 もっと幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を求める方に情報提供
 をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。
 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
 ◆自己紹介はこちらです↓(声の自己紹介があります!)
  https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html
 ◆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000164141.html
 (解除依頼は受けていません。ご自分でお願いします)
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 違法なアドレス収集は一切行っていません。
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愛とロマンスが広がる!飽きないパートナーシップを手に入れる方法

 

こんにちは。あづまです。
 
7/9追記:本講座は満席となりました。感謝!
(キャンセルが出たら再度受けつけます)
 
8/9(火) 13:30ー16:30
広島【場所】にて、
 
ミニワークショップを開催いたします。
 
題して、
愛とロマンスが広がる!
飽きないパートナーシップを手に入れる方法。
 
 
巷にあふれる、高校生レベルの恋愛テクニック話とは、
一線を画した、
 
始めから、長続きするパートナーシップに的を絞った講座です。
 
 
 
あなたは、
ふたりでいて、温かい気持ちが続くような、
長続きするパートナーシップを望みますか?
 
 
どうでしょう?
 
 
望むか望まないかで言えば、
望む、という人が多そうですが、
 
 
実際に自分のしている行動は、
 
長続きではなくて、短期的に盛り上がって盛り下がる、
みたいな恋愛になってしまっている。
 
あるいは、結婚したけれど、
気持ちが「冷めた」みたいなことになっている。
 
という人も、多いかもしれませんね。
 
 
 
本講座は、三部構成。
 
【第一部】では、私が、男女の心理の違いなど、
基本となる知識をお話しします。
 
いくつか例を挙げますと・・・
 
女性は、「男性は都合が悪くなると逃げる」と感じることが
多いようです。
 
でもそれは、女性目線で解釈しているから、
という側面も、多分にあります。
 
「逃げた」という解釈で、
本当に正しいのでしょうか?
 
男性に向かって「逃げた」と詰め寄り、
反発を食らったり、よけいこじらせた経験を
お持ちの女性も、いらっしゃるのでは?
 
だんまりになる男性側から見たときには、
本当は何が起きているのか。
 
ほかにも、
 
 
女性は、感情的に色々抱えたときに、
話して整理したいと感じることが多いですね。
 
というわけで、彼氏や旦那さんに対しても、
何か、抱えていそうだったら、
話して整理する手伝いをしようと、
色々話しかけてみると、
 
「うるさいな」
 
とか言われて、
 
 
え? なんで???
 
となることが、よくあるようです。
 
 
もちろんこれも、
 
男性側から見た世界は、随分違っているので、
男女の立場を逆にした場合も、同様の問題が起きます。
 
 
ちょっと落ち込んでいたり、イライラしている
彼女や奥さんに対しての、男性の対応。
 
これが、
ズレまくっていることは、よくあります。
 
いや、「よくあります」では控えめすぎるかな。
 
ものすごく、多々あります。
 
 
これって、自分を基準にして、相手も同じはず、って考えてしまうことが、
ひとつの原因なんですね。
まずは、知識を仕入れること。これが、相互理解の第一歩。
 
 
でも、こういう分野、
 
本で読んだだけではテニスが上達しないのと同じように、
話を聞いただけでは車が運転できるようにはならないように、
 
知識だけでは、実は不十分なんですね。
 
 
というわけで、
 
【第二部】では、
具体的に、ワークシートに記入して自分のことを見つめてみたり、
ペアワークで、大事なポイントである、素直なコミュニケーションの
仕方を練習してみたりと、
 
(午後、眠くなる時間帯でもありますからね・・・笑)
 
少し、参加型の内容を盛り込んであります。
 
 
そして、
 
【第三部】では、
どなたかの、具体的なお悩みを、題材として扱わせて頂きます。
ミニセッションを行います。
 
クライアントになった方は、あづまのセッションが受けられてオトクです。
(希望者多数の場合はサイコロなどで抽選を行います)
 
また、ひとりの悩みはみんなの悩み。
他の人の悩みではありますが、自分との共通点を見つけるかもしれません。
 
どんな風に、悩みができているのか、
そして、どのように、解決していくのか。
 
また、あづまが、「悩み」という得体の知れない物に対して、
どんな風に質問を投げ、どんな風に解釈して切り込んでいくのか。
 
どんな空気感で、受け答えをするのか。
 
恋愛セラピストとして起業して今年で10年目の、
こなれたセッションを、お見せできると思います。
 
 
 
【第一部の内容(予定)】
・男女の心理の違い
・「冷めた」は実は勘違い。本当は「○○○いる」。
・「依存」はいけないこと?
・自分で自分を満たす力
・「憧れ」で相手選びをするとうまく行かない理由
・自分の中に軸を持つこと
・夫婦といえども、友達感覚は大事
・自己開示こそ、長続きのコツ
 
【第二部の内容(予定)】
・パートナーとの間で「タブー化」していることをチェック
・怒りをぶつけないで済むコツ(コミュニケーションの実習)
(時間があればもう少し何かします)
 
【第三部の内容】
・ミニセッション(どなたのお悩みを扱うかは当日決めます)
 ↑おそらくは、1名様、だと思います。
 
 
 
今回、広島での開催ということで、
広島から、あづまの人間関係力向上セラピスト養成講座を
受講してくれた、卒業生の武田宏美さんが、
 
主催者、事務局を担当して下さってます。
 
 
そして、彼女、アロマセラピストでもあるので、
アロマの体験もできるそうです。
 
実は私も、ちょっと体験させてもらったのですが、
匂いというのは、本能、直感に、作用するらしいので、
匂いを嗅いでいるだけで、色々思い出したりします。
 
人によっては、過去の感情が開いて、泣き出すこともあるとか。
 
 
今回の講座の大事なテーマのひとつは、
長続きするパートナーシップのために、
わだかまり(ため込んだ負の感情)は、なるべく解消しよう。
臭い物にふた、とするのではなくて、本当にきれいにしておこう。
 
そういうことを大事にしています。
 
 
私は、アロマのことは、まったく素人ですが、
休憩時間などに、体験ができるそうですので、
 
興味のある方は、そちらも、ちょっと楽しみ・・・ですよね?
 
 
というわけで、申込ページはこちらですので、
ご興味を持たれた方はどうぞ♪
 
 

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【ココヘル706】問題のある相手に対して、どうするか1?(他人の意見も聞いてみる)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 706号 2016.5.31
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
★恋愛・人間関係コンサルティング(旧名称:恋愛セラピー)はこちら。
 
 個別に丁寧に、問題を紐解き、解決策を提案しております。
 https://www.556health.com/consulting.html
 
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 「魂の輝きで美しくなった女性のフォトエッセイ集を出版したい」
 
 珠帆美汐さんのフォトエッセイ集「Sleeping Eros」を
 出版するための、初版を作るための資金を集めています。
 予約販売形式なので、一定数のお申し込みがあって、成立、
 となります。現在50%弱。ご支援よろしくお願いいたします。
 
 こちらから、プロジェクト概要、進捗状況、その他が御覧頂けます。
 https://readyfor.jp/projects/sleepingeros
 
 
 
さて。
 
今日は、「問題のある相手に対して、どうするか?」
というテーマについて、考えてみたいと思います。
 
 
今日は、と書きましたが、
たぶん、かなり大きなテーマになるので、
 
今日から、数回にわたって書いていくことに
なると思います。
 
 
彼氏ができない理由系の配信も、
ココヘル+の方で、していますので、
それと、混ざりながらの配信になる予定です。
 
 
さてさて。
 
 
問題がある相手。
 
だいぶ広い概念ですが。
 
 
私たちの脳の仕組み的に、
まず最初に、相手に問題がある、と感じることが、
多いようです。
 
自分はそういうものだから、それを前提として、
で、そこに違和感があると、相手が悪い、と。
 
 
たとえば。
 
 
察してくれない夫。
 
 
察してくれない。
全然空気読めない。
何考えてるの?
人間として、どうなのよ?
 
 
相手が悪い+私には問題がない
 
というロジックになりやすいのです。
人間って。
 
 
 
実は、ネガティブな人は、
 
ちゃんと言えない。
空気読ませようと強要している。
相手のことを分かってない。
そんな自分って、
人間として、どうなのよ?
 
 
というように、
 
自分が悪い+相手の問題は指摘しない
 
というロジックになりやすい人もいます。
 
 
 
いずれにしても、
偏りやすいんです。
人間ってヤツは。
 
 
そこで、
少し客観的にものを見ることが大事なんです。
 
 
(1)他人の意見も聞いてみる
 
 ↑今日のテーマはこれ。
 
 
他人の意見も聞いてみよう。
ありきたりですが、
まず、こういうことは大事。
 
自分が勝手に思い込んでいるかもしれないので。
 
 
たとえば、
「よし、この件について5人の意見を聞いてみよう」
そうやって、客観的になろうと心がける。
 
あんまりやってないんじゃないですかね?
 
私の友人のスズキケンジさんは、
体調を崩した際に、いい方法はないかと言うことで、
 
あらゆる人に、効果があったと思う方法を、
ききまくったそうです。
 
 
少数の意見だと、偏るリスクが高いですが、
複数の意見を聞いてみることで、
偏りが、修正されます。
 
なるほど、と思いました。
 
まずは、やってみることですね。
 
 
 
 
但し・・・
 
それでは、余計混乱するケースもあります。
 
混乱するパターンは、
いくつか典型例があるのですが、
 
 
[1]相手が、人によって態度を変えている
[2]あなたが周りに引き寄せている人に偏りがある
[3]あなたが、その相手といるとき、どういう雰囲気なのか、
  相談した友達には分からない
 
 
順に行きます。
[1]相手が、人によって態度を変えている
 
これは、結構厄介なケースです。
たとえば、モラハラをする夫なのだけれど、
近所づきあいは良くて、愛想もいい。
 
一緒に買い物に行くなど、外に出かけるときは、
積極的で、愛妻家、イクメンに見える。
 
家の中では、暴言が多い。
 
しかし、外ヅラが極めて良いので、
近所の人も、会社の人も、
あなたがどんなに訴えても、
 
まったく、理解してくれない。
 
 
このパターンの場合、
他人の意見といっても、
実情を知らないでの意見になりますから、
参考になりません。
 
 
[2]あなたが周りに引き寄せている人に偏りがある
 
これも、割と、本当は根深い問題です。
 
たとえば、あなたが、とてもネガティブで、
自分を責める傾向が強いタイプだとします。
 
すると、
あなたは、あなたを責める
相手は、あなたを責める
 
という形が、深層心理の利害が一致しますから、
ぴったりハマるんですね。
 
いい意味ではありません。
共依存的な関係ではありますが、
くっついて、なぜか離れられない、というような
関係になりやすいんです。
 
 
そうやって、
他人を責める傾向がある人が、
あなたのパートナーになり、
 
同様のメカニズムで、
他人を責める傾向がある人が、
あなたの友達にもなり、
 
 
と、なると、
 
その「友達」に相談しても、
あなたを責める意見が出てくるわけですね。
 
 
これでは、
モラハラするその人の考えと、
 
せっかく相談した友達の考えが、
一致してしまい、
 
「あぁ、やっぱり私が悪いんだ」
という(間違った)結論が強化されてしまう
危険性がありますね。
 
 
 
 
[3]あなたが、その相手といるとき、どういう雰囲気なのか、
  相談した友達には分からない
 
 
これは、前のふたつとは違い、
実は、あなたの側にも、原因の一端がある場合です。
 
たとえばあなたが、
言葉では「ごめんなさい」などと言っていても、
 
醸し出している空気が、
相手に対する不信感や、怒りなどだったとします。
 
 
表面的に言っている言葉と、
空気、雰囲気で出しているものが、
違うことを、
 
ダブルメッセージと言うのですが、
 
 
悪い意味での、
ダブルメッセージになっているんですね。
 
 
もしここで、
友達といるときのあなたが、
変なネガティブ感情をただよわせたり、
していなければ、
 
友達は、そのときのあなたを基準にして、
あなたの相談内容を考えます。
 
 
こんなに爽やかな○○(あなたの名前)に対して、
モラハラ、暴言を吐くなんて、
なんてひどい夫なんだろう?
 
↑友達の解釈です。
 
 
あなたの出している空気が、
その「問題のある相手」と対面しているときには、
いつもと違っているのであれば、
 
相談した友達も、
正しく状況を認識できないわけです。
(あなたに過剰に有利に判断してしまう)
 
 
 
 
・・・と、まあ、
 
本当の原因は何なのか。これを確定させるのは、
なかなか難しいことではあります。
 
 
とはいえ、
だから、判断をあきらめるとか、
だから、解決をあきらめるとか、
そういう道は、よくないと思いますので、
 
 
結局は、
分からないながらも、
できるだけ、客観的で合理的で公平な判断を
するように、最大限注意を払いつつ、
 
考え続けるしかないのだろうな、
と、思うわけです。
 
 
 
それで、
原因を推定するときに、客観的になる努力をしよう
という努力の一環として、
 
他人に訊いてみたとして、
 
 
その際に、気をつけるポイントを、
再度まとめてみたいと思います。
 
今度は、解決方法中心に書いてみます。
 
 
[1]相手が、人によって態度を変えている
 
私、もしこういう人が身近にいたら、
実際の会話を録音するかな。
 
で、一番ポイントになるところを、
友達に聴いてもらいます。
 
外と家で態度を変えるような相手とは、
私なら、つき合ったりしませんが、
 
結婚してしまったら、発覚した、
それまで、うまく隠す人で、
分からなかった、
 
などの場合は、
こうやって、しっかり状況を説明する。
 
他人は何でも分かってくれる
わけじゃないですから、
 
分かりやすく、説明する努力は、
自分の責任です。
 
 
もうちょっと、根本的なことを言うと、
こういう相手と、結婚まで行く前に、
 
気づいて別れる方法ですが、
 
それは、結婚前から、ちゃんと、
自分の心の声に気づくことです。
 
相手に合わせる、
相手に親切にする、
相手の気持ちを察する、
 
そっちばかりに、意識が偏りがちな人ほど、
モラハラ的な相手を引き寄せやすいです。
 
 
相手が目の前にいても、
自分の気持ちをちゃんと感じられる、
そういう自分を育てる。
 
これが、そもそも論で言うと、
根本的に大事なことです。
 
 
ですが、
すでに、つき合ってしまっている、
結婚してしまっている、
 
で、周りに言っても、
分かってもらえないんだけど・・・
 
みたいなところまで、追い詰められているなら、
 
 
私なら、録音しますね。
 
 
そもそも、オープンにされて困るような
コミュニケーションが、
家族という閉鎖的な場なので通用する、
なんてのは、正義に反すると考えていますので。
 
オープンにされて困るようなことなら、
本来、いうべきでないのです。
 
それを言っている相手に、
同情しすぎるのは、いけません。
 
 
[2]あなたが周りに引き寄せている人に偏りがある
 
では次。
 
友達何人かに相談したけれど、
やっぱり、どっちかというと、モラハラ夫の肩を持つ
ような意見ばかり多くて、
 
相談すればするほど、自分の心が傷ついて、
つらくなってしまった。
 
そういうようなケースですよね。
 
これは、なかなかしんどいですね。
 
 
中立的な関係を求めるしかないと思います。
 
その方法ですが、
 
・バランス感覚のある記事を書いているプロのセラピストに相談
・そのような人の主催する心理学ワークショップに参加
・趣味など、まったく今までと違う人間関係を作ってみる
 
 
その際にも、
自分が悪い、と自分を責める傾向が強い場合、
また、似たような人とがっつり引き合ってしまうかも
しれませんので、
 
自分自身の心理的傾向を見つめて、
直せる部分は修正していこうとする、
 
そういう努力と、共に、
新しい人間関係を求める。
 
そういう姿勢が、大事になります。
 
 
 
[3]あなたが、その相手といるとき、どういう雰囲気なのか、
  相談した友達には分からない
 
これは、わりと、
友達が、あなたに有利な判断をしてくれるパターン。
 
気持ちは楽ですよね。
 
ただ、あなたの側に何か原因があるのに、
そこに全く目を向けないでいる場合、
 
問題が解決しない、という、
最大の問題が起きます。
 
 
次回、この問題に対して、
最も有効な、心の実況中継について、
もう少し詳しく書く予定ですが、
 
 
今回のテーマは、
 
 
「相手に問題がある」と思った。
 →本当にそうなのか、客観的に考えて見よう
  →そのために、他人の意見も聞いてみよう
 
という話でした。
 
他人の意見が、そのまま参考にならないケースもあるので、
気をつけておこう、という話。
 
 
その文脈で言うなら、
 
友達に相談するときに、
自分も暴言を吐いたことがあること、
自分も相手を叩いたことがあること、
 
など、自分に不利なことも、
ちゃんと伝えた上で、意見を求めることが大事です。
 
 
 
 
今日の話は、
あくまで、
 
 
ある程度心の体力があって、
いまから、目の前で起きている問題に、
 
がっつり取り組んでいこう。
しっかり解決していこう。
 
そう思っている人が、
何をすべきか、
 
という文脈で書きました。
 
 
まだ、解決に向かうだけの力が出ない人は、
無理をして、実践すべきではないでしょうね。
 
他人の意見を聞いてみて、真っ直ぐ受け止める。
それが辛すぎてできない、という場合、
 
まだ、問題解決のための、
心の体力が十分ではない、ということです。
 
その場合は、
相手の問題は、なかなか解決しませんが、
 
 
まずは、自分の心の充電を心がける、
など、
 
 
問題解決の前に、
自分の心の土台作りを、
しっかりやりましょう。
 
 
相手の問題にも取り組むのは、
体力のいる作業ですから、
 
まずは、自分を整えるところからです。
 
 
今日の記事は、
自分を整えた、その先の話です。
 
 
段階を飛ばすと、
ただ辛いだけになりかねませんので、
 
 
その段階に来たら、することだよ、
と、念を押しておきます。
 
 
 
 
 
問題のある相手に対して、どうするか?
 
(0)まずは自分の心の体力・土台づくり
(1)客観的になるために、他人の意見も聞こう ←今日はここ
(2)客観的になるために、心の実況中継
(3)相手のコックピットに座ってみる
(4)クリエイティブに解決策を考える
(5)自分に「タブー」がないか考えてみる
 
全5回(4回かも)でお届けする予定です。
 
 
 
次回もお楽しみに!
 
 
 
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ご相談のご用命は、こちらから。
 
★恋愛・人間関係コンサルティング(旧名称:恋愛セラピー)はこちら。
 
 個別に丁寧に、問題を紐解き、解決策を提案しております。
 https://www.556health.com/consulting.html
 
 
◆ココヘル主催のワークショップ・セミナー一覧はこちら
 https://www.556health.com/work.html
 
 
◆編集後記
 
バジルがだいぶ大きくなってきました(2)
 
というわけで、そろそろ少し間引くので、
今年最初のトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼが、
そろそろ、食べられるかもしれません(やったー)。
 
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“【ココヘル706】問題のある相手に対して、どうするか1?(他人の意見も聞いてみる)” の続きを読む

【ココヘル705】運命の相手。現在交際中の方もOKです。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 705号 2016.5.22
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
★恋愛・人間関係コンサルティング(旧名称:恋愛セラピー)はこちら。
 
 個別に丁寧に、問題を紐解き、解決策を提案しております。
 https://www.556health.com/consulting.html
 
★クラウドファンディングにチャレンジ中です
 「魂の輝きで美しくなった女性のフォトエッセイ集を出版したい」
 
 珠帆美汐さんのフォトエッセイ集「Sleeping Eros」を
 出版するための、初版を作るための資金を集めています。
 予約販売形式なので、一定数のお申し込みがあって、成立、
 となります。現在50%弱。ご支援よろしくお願いいたします。
 
 こちらから、プロジェクト概要、進捗状況、その他が御覧頂けます。
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★運命の相手にだけ出会う 恋愛心理学ワークショップ
 東京 5/28-29
 
 自分の「本当の望み」を見つけ、それを実現することを、
 とことん大事にする。そして同時に、取り組みを通じて、
 しっかり自分自身も成長する。
 そんな、「出会い活動を通じて自己成長できる」道を
 学ぶ講座です。私の大好きな講座のひとつ♪
 https://www.556health.com/sp/bestpartnerwsnov/
 
 
 
運命の相手にだけ出会う恋愛心理学ワークショップ
 
もう、何年ぐらいやってますかね。
たぶん、5年ぐらい開催を続けている、
ココヘルでは定番の講座のひとつです。
 
 
先日も、札幌で開催してきまして、
 
ふせんに書いてまとめていく作業から、
それを整理するところ、
そして分類するところ、
 
本物(本心)かどうか確認するところ、
 
そして、分類に従って、
理想の相手を引き寄せるための、
行動課題を作るところまでの、
 
 
一連の流れを、
親友でもあり、セラピスト業の先輩でもある
珠帆美汐さん(たまちゃん)にも見て頂きまして、
 
 
よくできている。
すばらしい!
 
 
との、お褒めの言葉を頂きました。
 
やったー?(^o^)/
 
 
毎回、ちょっとずつ改良したり、
ときには、大きく改善したり、
 
工夫を積み重ねて、
かなり完成度が上がって、
 
今がありますからね。
 
 
スムーズで、自然な流れになっているのは、
ちょっと、自信があります。
 
 
それで、
先日、
 
 
その講座に対して、
質問を頂いたんですね。
 
 
いま、交際中の相手がいるのだけれど、
 
改めて、
私はどんなパートナーを求めているのか、
考えたい、と。
 
 
そういう立場で参加していいかどうか、
というご質問。
 
 
・・・・・・・。
 
 
なかなかいい質問ですね。
 
講座を始めたときには、
本来、想定していなかった状況です。
 
 
よくよく考えた結果、
受け入れてもいいんじゃないかと思いました。
 
 
というわけで、
いま、彼氏がいるけれど、
ちょっと関係に疑問がある、
本当は自分は、どんな相手がいいのか、
 
改めて、ちゃんと、考えてみたい、
というアナタ。
 
 
お待ちしています。
 
 
 
但し、少し、
考慮しておいた方がよいポイントがあります。
 
 
それを、ここに書いてみたいと思います。
 
 
 
(1)今の彼が「理想の相手ではない」となるかも
 
はい、この問題が必ず浮上しますね。
 
それで、私が言いたいのは、
つぎに述べることでは【ありません】
 
×先に、そうなったらどうするかを決めてから参加しよう。
 
 

あんまり、結論の出ていない話に対して、
その先どうするの? その先は?
 
みたいに・・・そういうのを取り越し苦労というのですが・・・
先回りばかりして考えるのは、オススメしません。
 
だって、
 
そんな風に考え始めたら、
何もできなくなっちゃうから。
 
 
そうではなくて、私が言いたいのは、
こういうことです。
 
 
○周りの人は、理想の相手が分かって「出会えそう。ワクワク♪」
 となって講座を終えるのに対して、
 私は、「自分の理想は分かったけれど、じゃあ今の彼との
 関係はどうしようか・・・」と、新たな悩みを抱えて、
 講座を終えることになるかもしれない、という覚悟を持って、
 講座に参加しよう。
 
 
結局、先のことを、あまり先回りして考えよう、
決めておこう、とばかりすると、
 
いまの自分の気持ち、
いまの自分の価値観を
見失ってしまうリスクが高くなるんですね。
 
 
だから、
結論はどう出るか分からないけど、
結論をちゃんと出してみよう
 
ごまかすのではなくて、
自分の気持ちとちゃんと向き合ってみよう。
 
その、覚悟だけ決めて、
参加してね、
ということです。
 
 
 
(2)現在のパートナーの影響を受ける
 
人間はそもそも、直前の出来事の影響を強く受ける
ものですので、現在シングルの人でも、直前の彼氏の
印象に影響されるのは、確かなんですね。
 
ですが、
現在進行形で、
 
彼氏とつき合っていて、
しかも、
(こういう講座を受けようと思うわけですから)
 
不満が色々あったりすると、
 
 
当然ながら、
それが、ワークに色濃く反映されます。
 
 
たとえば、三年前までは、
彼氏に「連絡をまめにしてほしい」ということは、
そんなに要求したい自分ではなかったのに、
 
 
今つき合っている彼は、
そんな私にとっても、あまりにもひどすぎる。
本当に全然、連絡が来ない彼。
 
何度も不安にさせられた結果、
 
 
「彼に何を求めているのか?」と、問われたときに、
「まめに連絡がほしい」という要素が、
 
かなりの上位に、
かなりの重要度で、
 
出てきた。
 
 
そういうことって、
よくあるわけです。
 
 
しかも、
運命の相手の、ワークを行ったあと、
 
また、数年して(その彼とは別れて)、
彼の印象も、ずいぶん薄れてから、
 
 
もう一度、同じように、
彼氏に求めることをリストアップしてみたとしますね?
 
 
あのときは、あんなに、
「まめに連絡がほしい」と思っていたけれど、
いまとなっては、そこまで重要じゃないっぽい。
 
ということに、気づくかもしれないわけです。
 
 
人は、直前の出来事に強く影響される。
 
 
このワークショップに即して言えば、
今つき合っている人や、別れたばかりの人がいれば、
その人への不満が、色濃く反映されます。
 
ふせんに、相手に求めることを書くわけですが、
そのときに、
 
今の彼氏への不満の【裏返し】の項目が、
いっぱい出てくる、
 
みたいなことは、
たぶん、あると思います。
 
 
なので、何度か自分でワークをしてみて、
次第に冷静になってくると思いますので、
 
本当に必要な項目かどうか、
よくよく、自分に確認してみる、
 
 
そのような作業を、
今シングルの人以上に、
 
しっかりやろう。
 
 
そういう意識を持って、
参加してください。
 
 
Q&Aもページに追加しました。
参考にしてみて下さい。
http://bit.ly/1VeOEWK
 
 
これらの点を、了承済みで、
申し込んで下さるのであれば、
 
 
現在、パートナーがいらっしゃる方でも、
参加は可能です。
 
というか、私もそういう方のサポートにまで、
幅を広げたいと思いましたので、
 
歓迎します♪
 
 
↓↓その講座は、こちらです↓↓
 
★運命の相手にだけ出会う 恋愛心理学ワークショップ
 東京 5/28-29
 
 自分の「本当の望み」を見つけ、それを実現することを、
 とことん大事にする。そして同時に、取り組みを通じて、
 しっかり自分自身も成長する。
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◆編集後記
 
バジルがだいぶ大きくなってきました。
 
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【ココヘル704】怒っていい!?

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 704号 2016.5.19
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
★恋愛・人間関係コンサルティング(旧名称:恋愛セラピー)はこちら。
 
 個別に丁寧に、問題を紐解き、解決策を提案しております。
 https://www.556health.com/consulting.html
 
 
★運命の相手にだけ出会う 恋愛心理学ワークショップ
 東京 5/28-29
 
 自分の「本当の望み」を見つけ、それを実現することを、
 とことん大事にする。そして同時に、取り組みを通じて、
 しっかり自分自身も成長する。
 そんな、「出会い活動を通じて自己成長できる」道を
 学ぶ講座です。私の大好きな講座のひとつ♪
 https://www.556health.com/sp/bestpartnerwsnov/
 
 
 
矢野惣一氏の「怒っていい!?」を読みました。
http://amzn.to/209bQFi
 
 
怒りは、扱いが難しい感情です。
あまりに強すぎるので、
怒ることを怖がってしまって、
 
結局ため込んでしまったり。
 
 
あるいは逆に、
そのままストレートにぶつけてしまって、
関係をこじらせてしまったり。
 
 
夫婦関係で「嫌悪感」というワードが出てきたら、
私は、大抵、抑圧した怒りの化けたものと想定します。
 
他の感情に化けてしまって、
さらに問題がこじれていく原因にもなるんですね。
 
 
さてそんな、
扱いの難しい、
 
 
高エネルギーの感情
 
 
怒り。
 
 
どうしましょうか?
 
 
 
そうなんです。
 
 
矢野惣一氏が、
怒りにまつわる、人間関係の問題を、
これ一冊で解決出来る、
 
そんな、素敵な本を、
出版されました。
 
そのタイトルが、ズバリそのもの
「怒っていい!?」
 
 
なんか、すでに懐かしい番組になりましたが、
「いいともー!」とか言いたくなりますね(違)
 
 
どうやら、出版記念講演会も、
行われるようです。
 
http://amba.to/209derh
 
 
 
【ここが重要】
私の印象に残った部分を紹介すると、
 
・怒れない人は粗末に扱われる
 
「怒りは、あなた自身とあなたにとって大切な人や物を
守るためのエネルギーを瞬時に引き出すための感情です。
ですから、怒りを抑えつけていると、あなた自身と、
あなたにとって大切な人や物を守ることができません。」
 
大事なことですねー。
 
 
・人間関係がうまくいかないのはうまく怒れないから
 
これは、名言ですよね(ちなみにエリク・H・エリクソン
という発達心理学者の言葉だそうです)。
 
うまく怒れないから、人間関係がうまく行かない。
深く同意します。
 
 
今度は、すぐ怒ってしまう人へのアドバイス
 
・怒れば怒るほど怒りは大きくなる
 
これは「発散すればいいわけじゃない」という
非常に深い真実を表現している名言だと思います。
 
・イラッとしたらすぐにその場を離れる
 
念を押しておきますが、すぐに怒ってしまう人は、
このアドバイスを実践すると良い、という話です。
 
怒りのスイッチが入ると、相手にぶつけずにはいられない
みたいになる人は、その場を離れるという選択肢を、
自分の行動に付け加える必要があります。
 
 
・夜の怒りは一晩寝かせて
 
夜にイライラするからと言って色々話し合ったり、
何かしようとすると、夜は「疲れているので」
余計こじれがちである、と。
 
なるほど、ものすごい実践的ですね。
つい「そこしか時間がないから」とかいって、
やってしまいがちですからね。
 
夜の怒りは一晩寝かせる。
肝に銘じます。
 
 
・「女は仕事ができなくてもニコニコ笑ってりゃいいんだ」
 
この項目が、一番深くうなずきましたね。
 
もちろん、矢野惣一氏がそう言っているのではなくて、
職場で、上司からそう言われた女性が、どのように振る舞えば
よいのか、その対応について書いた項目です。
 
曰く、
言葉を表面的に受け取るのではなくて、
 
言葉の裏にある本音、すなわち、
相手の「期待」と
相手の「価値観」について察しよう、と。
 
そして自分が嫌な思いをしたその裏にある
自分の「期待」と
自分の「価値観」についても考えよう、と。
 
これら全てを満たす解決策を実践しましょう、
という非常に建設的なお話。
 
 
結果というか、本にあった具体的な案だけ書きますが、
 
・ニコニコしよう(相手の期待に応える)
・相手を持ち上げよう(相手の価値観を尊重)
そのほうが、結果的に、
・自分の能力が認められる(自分の期待が満たされる)
・女性であっても仕事で認められる(自分の価値観が尊重される)
のも近道だ、というお話。
 
最後に、そのようにしても、相変わらず、
相手の価値観ばかりで、まったくこちらの期待や価値観を
認めてくれない相手だったら、
 
絶交すればいい、と締めてあります。
 
 
そうですね、
いきなり心を閉じてしまうのではなく、
ここまでやってみようよ。
 
相手の本心の部分までくみ取ってみれば、
意外と、通じる道があるかもよ、
 
それでもだめなら、仕方ないよね、絶交だ。
という、応用編、上級編のコミュニケーション。
 
 
私もサラリーマン時代、
このぐらいできていたら、
もっと出世していたかもしれないなー、
 
とか思いました。
 
 
そうしたら、恋愛セラピストに
なってなかったかもね。
 
 
よかったのか悪かったのか、分からなくなってきた(笑)
 
 
 
怒っていい!? 矢野惣一 著
http://amzn.to/209bQFi
 
おすすめ本です。
 
 
 
ではでは!
 
 
 
★運命の相手にだけ出会う 恋愛心理学ワークショップ
 東京 5/28-29
 
 自分の「本当の望み」を見つけ、それを実現することを、
 とことん大事にする。そして同時に、取り組みを通じて、
 しっかり自分自身も成長する。
 そんな、「出会い活動を通じて自己成長できる」道を
 学ぶ講座です。私の大好きな講座のひとつ♪
 https://www.556health.com/sp/bestpartnerwsnov/
 
 
 
 
ご相談のご用命は、こちらから。
 
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◆ココヘル主催のワークショップ・セミナー一覧はこちら
 https://www.556health.com/work.html
 
 
◆編集後記
 
今日はお昼が軽かったので、おなかすいた・・・
 
┏━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┓
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  め、個別の返信はできないことがございます。
 もっと幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を求める方に情報提供
 をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。
 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
 ◆自己紹介はこちらです↓(声の自己紹介があります!)
  https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html
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【ココヘル703】家族のコミュニケーションで大事なこと2

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 703号 2016.5.3
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
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さて、今日は、
 
ケンカになったり、険悪になったりする夫婦と、
 
たとえ、楽しくない話題を話す必要があるときでも、
ケンカになったり、険悪になったりしない夫婦。
 
その違いは何なのか。
という話のつづきです。
 
 
前回、
 
>残りの二つの要素、
>・感情をまったく言語化していない
>・自分の感情がそうなった「プロセス」を自覚していない
>については、
>長くなってきたので、次回お伝えします。
 
と、書きました。
 
 
今日はその話。
 
 
・自分の感情がそうなった「プロセス」を自覚していない
まずこっちから。
 
 
これは、私が「心の実況中継」と言って、
大事だ大事だと、ずっと主張していること、
 
 
「出来事」→「解釈」→「感情」
 
を、自分の中で、自覚して、言語化すること。
 
それが、欠けていると、
地雷になる、ということです。
 
 
たとえば、同じ例で行きますと、
 
 
前回、何か行事があったときに、
夫が、色々理由を付けてドタキャンした。
 
妻の側から見た場合、これが「出来事」です。
 
それに対して、色々な解釈(考え)がわき起こったはず。
 
 
「またか」
「自分勝手な」
「家族のことなんかどうでもいいんだきっと」
「仕事のことばっかり」
「またつぎもするんじゃ?」
「私から逃げようとしている」
「子供からも逃げようとしている」
「最低の夫と結婚してしまった」
 
最後の方は、解釈が解釈を呼んで
勝手に暴走した感がある解釈ですが。
 
 
 
でも、解釈はあくまで解釈。
自分が勝手に頭の中で考えたことです。
 
相手が同じ解釈をするかどうかは分からない。
 
 
いや、私の相談経験上、
もめる夫婦ほど、
相手は、自分とは違う解釈をしています。
 
 
相手の解釈が、おかしい、と見えることは、
多いものですが、
 
それを指摘する前に、
自分の側も、解釈がゆがんでないか、
本当に、細心の注意を払ってチェックした方がいい。
 
ひとりのときに、何を言いたいのか原稿を書いて、
で、それがおかしな筋になっていないかチェックして、
という練習をするのは、わりとオススメです。
 
最初は紙に書いた方がいいと思います。
慣れると、紙に書かないでもできるようになります。
 
 
 
お互いに、相手のせいにしていても、
不毛なだけですので、
 
 
まず、自分から、解釈を真っ直ぐに出来るように、
練習する。それが大事なことです。
 
 
話を戻しますと、
 
 
解釈のあとに、感情がやってきます。
 
 
・ショックだった
・うんざりした
・腹が立ってきた
 
などなど、色々あると思います。
 
 
 
こんな風に、自分の感情が、
自分で自覚できていることって、
とても大事なんです。
 
 
 
前回紹介したOKせりふの例
 
どうしても「またああなったらどうしよう」って不安に
なってしまうの。
 
 
これ、分かりますかね?
 
 
「またドタキャンするんじゃないか」
というのは、自分が頭の中で勝手に考えたこと。
つまり「解釈」なんですね。
 
 
それを、
 
どうしても「・・・・・」って(解釈してしまい)
不安になってしまうの。
 
※あえてカギ括弧内は・・・にしてあります
 
 
どうしても・・・そうなのだ、
という言い方で、
 
 
自分の中で、どうしても起きてしまう自動解釈に、
自分で責任を持とうとしています。
 
 
自分の解釈に、自分で責任を持つことの、反対は、
 
 
 
「あなたのせいで、私は不安になった」
 
というロジックです。
 
 
 
これはまさに、
 
・自分の感情がそうなった「プロセス」を自覚していない
 
ことから、起きます。
 
 
 
あなたのドタキャンで、
あのときとても大変で(事実)、
 
今回またドタキャンされるんじゃないかと、
つい想像してしまう(解釈)。
 
すると、不安になる(感情)。
 
 
という、三点セットを、ちゃんと自分で自覚すること。
 
そして、それを、相手に伝えること。
 
 
それが、大事なコミュニケーションです。
 
 
いや、相手に伝えることの前に、
自分で自分のことがちゃんと分かるということ。
 
言うなれば、自分とのコミュニケーション。
 
 
これが、一番の土台です。
 
 
 
さて。
 
 
最後に、
 
 
・感情をまったく言語化していない
 
ということについて、付け加えたいと思います。
 
 
これは、男性に比較的多いかもしれません。
 
 
「仕事で○○はこうすべき」
「子供の教育は△△すべき」
 
あるいは、「べき」という言葉は言わないにしても、
 
「こうするのがいい」
「ああするのがいい」
 
という表現をしていても、
 
 
自分の感情を言わない
 
 
という人。
 
 
たとえば、先ほどの例、
私が勝手に状況設定は考えたわけですが、
 
 
前回の大事な用事をドタキャンされたとき、
 
 
夫は、本当に、仕事上で切羽詰まっていた。
 
まあ、仕事していれば、そういう日もあります。
 
 
 
で、そのときの、伝え方なんですよね、
大事なのは。
 
 
○○の仕事だから。
 
○○の仕事なんだよ!
 
いちいち、ごちゃごちゃ言うな!
 
そもそも、お前がやるべき仕事だろう!
 
 
こういうのは、もちろんダメですよね。
 
 
 
では、どう言うのがいいのか。
 
 
それは、自分の感情をちゃんと言うってこと。
 
 
自分の【感情】をちゃんと言うってことです。
 
 
 
○子の大事な行事だってのは分かってる。
ただ、この仕事、落としたら本当にやばいんだ。
 
会社自体も、どうなるか分からない大きな案件で、
当然、ここでしくじったら自分の居場所も危うい
かもしれない。
 
だから、そのことが【心配】で、それどころじゃない。
 
 
まあ、このぐらい言えれば良いと思います。
ちゃんと【心配】だ、と自分の気持ちを言いました。
 
本当は、【不安】とか【怖い】などのように、
さらに素直な言い方ができるといいんですが、
まあ合格ラインでしょう。
 
(相手との関係を、悪くしないで済むライン
 =合格ライン)
 
 
「そもそもお前の役割だ」とか、
そういう言い方はしていないですね。
 
自分が今どう感じているのか、
率直に言葉にしています。
 
 
私、思うんですけど、
 
 
 
夫婦の間に、
誰が何をする「べき」はないと思うんです。
 
決めごとをしたって、守れないことはある。
 
 
で、その時に大事なのは、
ちゃんと、率直な感情を、相手に伝えること。
 
 
これを、自己開示と言います。
 
 
 
子供の頃に、
ちゃんと気持ちを言う、それを受け止め合う、
というコミュニケーションを、
 
親がしていて、それを見て学んだり、
 
親が、気持ちを聞いてたので、
自分は、気持ちを言う習慣ができた、など、
 
 
家族の中で、気持ちをちゃんと伝え合う、
そしてそれを、受け止め合う、
 
 
そうした習慣を学べた人は、
大人になってからも、気持ちを言葉にするのが、
比較的自然に出来ると思いますが、
 
 
そうした習慣がない中で育った場合、
 
自分を変える努力をしないと、
できません。
 
 
気持ちを言っているつもりでも、
他人が聞いていると、
 
 
なに?
全然気持ちは言ってないよね?
 
 
ってこと、よくあります。
 
 
 
さらに、
警戒心が強いと、
 
気持ちを出せません。
 
 
人は、安全、安心な場所じゃないと、
素直な気持ちなんて、出せないものですから。
 
心の中で、戦闘モードが解けずにいる人は、
当然、素直な気持ちを言えません。
 
これが、仕事の激しいストレスから来る場合もあれば、
幼児期の安全の欲求が満たされずに育ったことが原因の
アダルトチルドレン的な問題のこともあります。
 
 
「素直な気持ちを出せない」
 
という症状の原因は、
ひとそれぞれ、異なっているんです。
 
 
あづまのコンサルでは、
ロジカルな分析と、経験と、直感などを総動員して、
原因を探りますが、
 
 
慣れないと、原因探しが迷宮入りするので、
 
 
自分でとり組む場合は、
まずは、行動から入ってみるのがオススメです。
 
 
つまり、
 
 
気持ちを言葉にして表現してみる。
 
とにかく、やってみる、ということですね。
 
 
やってみようとして、
何度やっても、全然できない。
ものすごく抵抗があるとか、
他人から見ると全然気持ちじゃないことを
言っているとか、
 
しまいには、気持ちって何だろう?
と分からなくなってきたとか。
 
 
そうなったら、やっぱり、
専門家を頼ってみた方が解決は早いでしょうね。
 
 
でも最初は自分で、
やってみることです。
 
 
気持ちを素直に表現する。
 
 
大事なことです。
 
 
 
今日のまとめ。
 
 
家族のコミュニケーションで大事なこと、後編。
 
・自分の感情がそうなった「プロセス」を自覚していない
・感情をまったく言語化していない
 
と、問題が起きる。
 
出来事→解釈→感情、の三点セットを自覚する練習。
心の実況中継の練習が有効。
 
そして、
 
自覚するだけではなくて、感情を言語化する習慣。
とくに、弱みを見せるような感情を表現すること。
これを「自己開示」と言う。
 
自己開示がちゃんとできているかどうか。
 
 
そこが、大事なことです。
 
 
 
家事をどっちが分担するとか、
話し合いをしたかしないかとか、
 
それこそ、
あやまったかどうかとか、
ほめたかどうかとか、
お礼を言ったかどうかとか、
 
 
そういうことよりも、
実は大事なことだと考えています。
 
 
ちゃんと自分を開いて素直になること。
弱みも見せること。
感情を言葉にして表現すること。
 
 
大事にしてくださいね。
ではでは!
 
 
 
 
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 ・メール相談は行っていません。また、多数のメールを頂くた
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 もっと幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を求める方に情報提供
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私が、急ぎの相談申込を受けつけていない理由

 

あづまです。
 
ときどき、急ぎで「今すぐお願いします」的なご相談の依頼があるのですが、私はそのようなご依頼を、原則お断りしています。
 
相談の受け方には、色々な考え方がありますから、私のようなやり方が絶対正義だと言うつもりはもちろんありませんが、しかし、大事な意味を込めています。
 
「苦しいので今すぐ」という気持ちは、分からなくもありません。
 
但し、私の得意としている問題解決は、現状をしっかりと真っ直ぐに見つめ、本当に変えるべきポイントについて、一度決めたらじっくりと取り組んでいく、
 
そのような、落ち着いた、長期的な取り組みに関するものです。
 
 
夫の浮気が発覚!
なんとかしてほしい!
たすけて!
 
そういう状況のご相談を、断るのは、一見冷たく見えるかもしれません。
実際、そういう面もあるのかな、とは思います。
 
但し、私の考えをハッキリ申し上げますと、
そのような状態では、「どうしたいのか?」という基本的な方向すら、自分で言えない状態になります。
 
「浮気を何とか解決したいのです!」
「夫さんの、浮気を止めさせたいんですね?そこを何とかしたいんですね?」
「はい。お願いします!」
 
という会話が、成立したとしますね。
実際、よくあると思うんですね。
私のところ以外でも、占い師さんとか、他のカウンセラーさんとか、
こういう会話、よく成立すると思うんです。
 
でも、実際に取り組んでいくと・・・
夫さんにも、色々メンタルな課題があったりすると、
そこをサポートする側に、妻(つまり相談者)が回ることになります。
すると、相談者は、さらに辛い道を行くことになります。
 
 
実はそれは、目的と手段を取り違えているんです。
本当は、
「私が少しでも楽になりたい」←目的
そのために、
「夫の浮気が止んだらいいのではないか?」←手段
 
となっているんですが、その「手段」が実現するまであまりに長くて辛い道のりなら、違う手段をまず取った方がいいわけです。
 
ということで、
ほとんどのカウンセラーさんは、なんかアドバイスもどきのことをいいながら、話を聞くだけで終わり、にするんじゃないかな。
 
一部、叱咤激励系のカウンセラーさんや占い師さんだと、つらいけど前を向け、やるべきことをやれ、的な感じで、夫の浮気を止めるための行動を指導するかもしれない。
(まあ、イバラの道ですね・・・しかし・・・)
 
 
 
さて、話を「急ぎの相談を受けつけていない理由」に戻しますと、
私は、結局、「つらい話を聞くだけ」「傾聴するだけ」のカウンセリングは(それだってとても大事だということは、十分分かっていますが)、私の特色がそれほど出ないと考えています。
 
いまつらくて、混乱していて、今すぐどうにかしてほしい、となったら、結局、話を聞くぐらいになっちゃうんです。カウンセラー側は。
 
そして、私よりも、気持ちを受け止めるのがうまいカウンセラーさんは、いくらでもいると思っています。
 
逆に、
状況を整理して、
客観的にものを見て、
本当に今、やるべきことを(指示されるのではなく)、
本人も落ち着いた心で、きちんと決断して、
そして、解決に向けて進んでいく。
 
そのサポートをするのなら、多くのカウンセラーさんが世にいる中で、
私は、得意な方だと思っています。
 
 
でも、申込条件に、
「今混乱していない人」って書けないですよね?
そもそも、判定しようがないし。
 
そのための、工夫はいくつかあるのですが、
「今すぐ相談に乗って下さい!」をお断りしている、というのも、
そのひとつです。
 
 
辛い気持ちはあるけれど、
少し脇に置いて、
一旦冷静に考えてみよう。
 
そのような気持ちになって、
単に話を聞いてくれるカウンセラーではなくて、
一緒に問題解決の道を、考えてくれる、
 
コンサルタント的なカウンセラーを求めている方にこそ、
私のセッションを、利用してほしいと考えています。
 
 
というわけで、急ぎの相談は、
お断りしているのです。
 
といっても当日と翌日をお断りしている程度ですから、
何週間もお待たせしているわけではありません。
 
ご理解頂けますと幸いです。

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共働き時代の夫婦は、愛情にも「時間コスト」感覚が必要。

 

あづまです。こんにちは。
 
愛情。
あなたのためになら、私の人生の時間、全部費やしても惜しくない、みたいなもの、という人もいらっしゃるかと思いますが、
 
仕事もある。
生活もある。
 
そういう、現実的な世界の中で、一緒に家族を経営していくチームメイトとしてのパートナー。そう考えたとき、やっぱり、無限時間で頑張ります、は、非現実的ではあると思うんですね。
 
 
さすがに最近は、
手編みのセーター、みたいなのは、よほど趣味で好きな人はいいと思うんですが、それ以外では、古き良き時代のノスタルジー、みたいに思っている人が多くなったと思うんですが、
 
手作り料理、みたいなところになると、
まだまだ、愛情表現として、的なイメージも(特に男性には、かな?)残っているような気がします。
 
 
愛情にも「時間コスト」感覚を。
 
というと、愛情表現などに、長い時間を使わず、効率よくやろうぜ

(なんか、つまらないヤツ、な感じがしますよね)
 
と、聞こえるかもしれませんが、
 
 
そういう面もあり、
逆の面もあります。
 
 
それを、今から説明します。
 
 
夫婦共働きで、お互いに時間が無いとしたら、
ほんとうに、無駄なところをそぎ落としていく必要があります。
 
しかし、そぎ落としてはいけないものもあります。
その筆頭は、お互いの愛情表現だと思います。
 
効率、効率、効率・・・
仕事していると、ついついそういう脳みそになってしまうわけですが、
 
 
仕事上の効率って、結局は、
お金を稼ぐ効率、のことです。
 
 
今日の私の提案は、
愛情を表現する効率についても、考えてみよう、と言っているんです。
 
 
たとえば、
丁寧な手料理(1時間半)
 
これはどうでしょう。
 
同じ一時間半を使うなら、食事は買ってきて、
食後にふたりでソファでラブラブの時間を過ごす方が、
 
時間あたりの、愛情の密度は高いかもしれませんね。
 
 
 
ふたりで、家事を分担することや、
仕事をして、生活費を稼ぐことや、
その他の、生活に必要なことを、分担することも、
大事なことではあるのですが、
 
 
お互いの親密さを感じられる時間、
愛情表現ができる時間、
 
ふつうに会話するだけの時間かもしれないけど、
そういう時間は、とても大事なはず。
 
そのような時間を、どう捻出するか。
 
 
クリエイティブに考える必要があると思います。
 
その結果、
 
もしかしたら、
 
「うちは料理はしない」
「実はパンツも含めて業者さんに洗ってもらってます」
 
という、徹底した家事外注化を選ぶかもしれません。
というか、共働きで、愛情表現の時間を確保しようと思ったら、そのぐらいまで選択肢に入れて、合理的に考えた方がいいと、私はむしろそう思っているんですが。
 
もちろん、たまには、手料理を楽しんだり、
一緒に料理したりするのも、
きっと、豊かな時間になると思います。
 
 
好きならいいんですよ。
楽しいことならね。
時間の許す限り、いくらでもどうぞ、て感じ。
 
 
ここで言いたいのは、
 
前の世代が作った価値観を、
そんなに後生大事に守らなくてもいいってこと。
 
社会環境も変わっていて、同じ前提条件じゃなくなってるから。
今の自分を基準にして、ベストの選択を、みつける必要がある。
 
 
そして、その際には、結構、
「そこまで割り切っていいのか?」
「そこまでしたら、ひどいヨメじゃない?」
「なんか、相当の手抜きしている気がする・・・」
 
など、心の声と闘う必要があると思います。
 
もしかすると、同じように前世代の価値観をひきずっているパートナーからも、似たようなことを言われて、ちょっと自分でも気にしているだけに、何倍も「グサッ」と来るかもしれません。
 
それでも、
 
やっぱり、
 
今の自分を基準にして、ベストの選択をし続けていく必要があります。
それしかできないから、結局。
 
 
あなたの、未来に向けた決断を、応援します。
 
 
ではでは!

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セフレ、都合のいい女になってしまうのはなぜ? 抜け出し方は?

 

あづまです。こんにちは。
 
恋愛の悩みの上位に、あいまいな関係、セフレ的な扱い、都合のいい女、何股もかけられている、などの問題は、常に位置しています。
 
運が悪かった、相手がひどいやつ、などの理由も当然ありますが、セフレや都合のいい女になってしまう本人側の要因もあります。どうしてそうなってしまうのか。そして、ここから抜け出すにはどうしたらよいのかについて、書いていきたいと思います。
 

前置き 原因と責任は切り離して考えよう

話を始める前に、「原因」と「責任」は切り離して考える、ということを、たぶん難しいとは思いますが、意識して下さい。
 
原因とはそれが起こる、純粋な意味での「原因」です。立って歩けない。その「原因」は足に障害があるから、というのは歩けない「原因」です。でも、では、歩けない「責任」はその人のものでしょうか?生まれつきなら責任は問えませんね。
 
体の問題だと、このように、分かりやすいのですが、
 
相手に依存してしまう「原因」について考えるようなとき、つまり、精神的な問題について考え始めると、「原因」と「責任」がごっちゃになってしまいがちです。
 
 
たとえば、
「相手に依存してしまうのは、寂しい心を抱えているから。」
 
いま、純粋に「原因」について述べたつもりなんですが、どこか、本人の「責任」じゃないのそれ?というニュアンスがつきまといます。少なくとも体の問題よりは、本人の責任になってしまいがちだと思います。
 
 
前置きが長くなりましたが、「原因」と「責任」は切り離して考えましょう。
言い換えると、たとえ「原因」が本人の中にあったとしても、その「責任」が本人にあるとは限らない、という前提で、ものを考えましょう、ということです。
 
 

セフレや都合がいい女になってしまう原因

 
えぇと・・・ウェブサイトやブログを調べてみると、男性のこの行動があったら、あなたはセフレにされそうだ、だからやめとけ云々、的な、男性の側の問題について書いてある記事が多いですが、
 
私に言わせると、そんな対症療法、いつまでやるつもりですか、と言いたい。
自分の側の、本当の原因を解決しない限り、「セフレ狙い男」という火の粉がふりかかりつづけて、それを払い続けなければいけないわけです。
 
それよりも、自分の側にある、本当の原因に対処して、変えていった方が、貴重な人生を有意義に過ごせるというものです。
 
 
さて、それで、「セフレ」や「都合がいい女」になってしまう「原因」ですが、
 
私が色々相談を受けて感じるのは、
 
・自分の感情
・相手の感情
 
を天秤に乗せたときに、相手の感情の方を優先してしまう傾向が強いことです。
 
 
もう少し掘り下げてみると、いくつかバリエーションがあるように思います。
 
 
(1)相手が目の前にいると、自分の感情が消えてしまう
 
ひとつ目は、相手が目の前にいると、相手の感情を察するスイッチが入ってしまい、自分の感情が消えてしまいがちな人。
 
自分の都合と、相手の都合でいうと、相手の都合の方を、自動的に優先してしまう心が、どういうわけか、育ってしまったわけですね。
 
 
(2)捨てられたくない想いが強いため、自分を抑えてしまう
 
ふたつ目は、やはり、自分の気持ちより相手の気持ちを優先している、という点では同じなのですが、突き詰めると、自分の気持ちに従っているとも言えます。
 
何よりも、どんなことよりも、捨てられるのが怖い。
 
だから、捨てられないためには、そのほかの望みは全部捨てて、相手に合わせてもいい。
 
 
(3)わがままで相手を支配するような男に、トキメいてしまう
 
みっつ目は、あまりいい意味で書いたわけではありません。
二股かけられたら怒るくせに、
自分は、二股をかけている、みたいな、
自己中心的な発想の人、いますよね。
 
そんな人のどこがいいのか、と思うかもしれませんが、実はこういうタイプの人、その瞬間のことを言えば、魅力的でもあるのです。
 
どんどんイニシアチブを取りますし、積極的で、しかも、彼はあなたに、自分の感情をどんどん向けてきます。「好き」という表現だって、ストレートです。
 
恋愛初期には、こういう対応が、「私のことだけを見てくれている、わぁ嬉しい♪」と感じたりするものです。
 
 
(4)(比較的短期の場合)ついつい絆されてしまって・・・
 
よっつめは、これは、比較的短期間で目が覚めてきて、結局長続きはせずに終わることの多いパターンだと感じていますが、
 
女性は、継続的に親切にしてくれる人、継続的に助けてくれる人に絆されやすいので、職場の上司が不倫を仕掛けてきたりした場合、無防備に親切にされていると、気がついたら好きになっていた、なんて事故が起こりえます。
 
他の原因が特になくて、この要因だけの場合、短期間で正気に戻るので、なんか複雑な思いを抱えながら関係は解消して、でも職場にはソイツがいる、みたいな展開になるわけです。
 
※そのままズルズル行ってしまっている場合(1年以上)は、他の要因もあると考えた方がいいと思います。
 
 

原因別、解決のためのワンポイントアドバイス

 
(1)相手が目の前にいると、自分の感情が消えてしまう
 
目の前に人がいて、会話しているときに、
あなたの意識、注意は、どこに向かっていますか?
まずはそれを感じてみて下さい。
 
自分の気持ちをしっかり感じている?
それとも、
相手の気持ちや、相手の考えを察するスイッチが自動で入ってしまうの?
 
相手の気持ちばかりに意識が向くとしたら、このパターンです。
 
まずは、やりやすい相手から、目の前にその人がいても、自分の感情に意識を向けていられるように、日頃から練習しましょう。
 
次第に、ついつい相手の気持ちに意識を向けてしまいがちな「中級編」「上級編」の相手に対しても、相対しているときに、自分の気持ちに意識を向けていられるように練習していきましょう。
 
自分の気持ちに意識が向けられるようになったら、今度はそれを言葉にして表現する練習です。
 
日頃からやることが大事です。
 
ものを言わない、自己主張しない、そして「言いそうにない雰囲気を持っている」女性は、都合よく扱われやすいですのでね。
 
それを、脱却しましょう。頑張って!
 
 
 
(2)捨てられたくない想いが強いため、自分を抑えてしまう
 
(1)と似ていますし、結果的には同じことになっているんですが、その動機と本当の根っこがちょっと違います。
 
このパターンの場合、自分の気持ちも、ある程度自覚しています。しかし、自分の気持ちを言ってしまったら、相手を怒らせてしまうかもとか、相手に嫌われてしまうかもとか、そんな気持ちが出てきて、結局自分の気持ちを言えなくなってしまう。自分を抑えてしまう、というパターンです。
 
自分の気持ちが消えてしまうのではなくて、自分の「捨てられたくない」という想いが実現しているわけです。その他の多くの望みを犠牲にしながら、ですが。
 
セラピー的な取り組みが有効なケースです。捨てられたくない想いはどこから来たのでしょう?いつから? この頃の思い出が、思い出すと寂しかったり不安だったりしてつらい、そういう時期はありますか?
 
それをテーマにセラピーを受けて←これが大事! いまの彼との悩みを相談してもダメ
過去の、寂しい想い、不安な気持ちが癒されたとき、
 
本当に有意義な、豊かな男女関係に心が向かっていくはずです。
回り道のようですが、過去の痛みをしっかり癒しましょう。
 
 
 
(3)わがままで相手を支配するような男に、トキメいてしまう
 
これは、「頼りがいのある人」のイメージや、「自分を受け入れてくれる人」のイメージを潜在意識レベルで、はき違えてしまっていることが根本的な原因だと、あづまは考えています。
 
自分を持っていて、健全な正義感、倫理観を持っている人(=CP(しーぴー)が高い)
自分勝手で高圧的で、身勝手なルールを押しつけてくる人(=未熟なCPを持っている)
 
あなたの自由な感情を認め、それを受容してくれる人(=NP(えぬぴー)が高い)
自分の好みの女だから、本気で「好き」を表現してくる人(=未熟なFCの表現)
 
※CP、NP、A、FC、ACの意味など、エゴグラムに関連した記事はこちらを参照
 
子供の頃に、健全なCP、健全なNPを持った両親に、十分に関わってもらえなかった、ということはありませんか?
 
あなたの中に、健全なCP、健全なNPを持った人のイメージが育っていないので、CPに似たもの(実は未熟なCP)を持っている人、NPに似たもの(実は未熟なFC)を持っている人に惹かれてしまっているのだと思います。
 
健全なCPとは何か、健全なNPとは何かを、まずは勉強してみてはいかがでしょうか?
想像しづらくても、まずは頭で理解する、そこからで良いと思います。
 
そして、それ(CP、NP)を持っている人との関わりを、友人関係でも、職場でもいい、大切に味わって下さい。しっかり心で受け取って下さい。
 
そしていつか、
 
「あの彼、ほんと未熟だったわー。あんな人に心動かされちゃうような自分だったなんて、私も随分未熟だったなー。今はもう大丈夫だけど♪」
 
と、言える日が来ますように!
 
 
(4)(比較的短期の場合)ついつい絆されてしまって・・・
 
(1)から(3)の要因があまりない場合でも、この理由で、不倫相手になってしまう、というパターンが、それなりにあります。
 
ズルズルと続いてしまっている、などではない場合、この要因である可能性は、それなりに高いです。
 
で、次回、そうならないための対策ですが、
 
そのお相手の方からは、どんな親切をしてもらいましたか? どんなところに尊敬を感じましたか、要するに、どういうところに魅力を感じたのでしょうか。
 
それが、あなたの「渇望しているポイント」であって、次回も、そこを突かれると、あなたは恋愛スイッチが入ってしまうかもしれないわけです。
 
そんな危ないスイッチ、スキだらけのまま放置してはいけませんよね?
 
相手と距離を取るとか、受け取らないようにするとか、離れる方の対策ばかり取るのも、今度はいい出会いも減ってしまうという意味で、あまり得策ではないと思います。
 
そこで、その、心のスキマ的スイッチ、効果的に埋めてしまいましょう。
 
そのポイント、彼以外から受け取れる機会って、ないですか?
 
たとえば、困ったときに、あなたを責めずに、あなたの背負っていた課題を、黙って代わりに背負ってくれた。ああなんて素敵な人! すごい安心感!
 
ということがあったとしたら、
自分の責任で、友達にお願いするとか、人に頼るとか、そしてその結果として、助けてもらったら、そのありがたさを、しっかり心の底から味わうとか、
 
彼以外から、得られないか、考えて見て下さい。
 
 
そうやって、あなたの「渇望しているポイント」を、日頃からある程度埋めておくことで、親切にしてくれた人に絆されてしまうという「事故」を防ぎやすくなるのです。
 
 

セフレ、都合のいい女になってしまう理由。まとめ

 
 
最後に、まとめますが、
 
セフレ、都合のいい女になってしまう理由はいくつかあり、
列挙するなら、
 
(1)相手が目の前にいると、自分の感情が消えてしまう
(2)捨てられたくない想いが強いため、自分を抑えてしまう
(3)わがままで相手を支配するような男に、トキメいてしまう
(4)(比較的短期の場合)ついつい絆されてしまって・・・
 
それぞれに、対策が違っていますが、
一番大事なことは、
 
【日頃から】自分の心のケアを欠かさないこと、と言えるでしょう。
 
日頃から自分を寂しくさせない。日頃から自分の気持ちをちゃんと感じる。
日頃から自分の過去の傷と向き合う習慣を持つ。
 
などなど・・・
 
しっかり心のケアをして、
豊かで実り多い、パートナーシップを得て下さいね。
 
ではでは!
 
 
 

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