本当につらい理由は「愛せなくなるから」

 

あづまです。
 
私は常々、
仕組みや人間関係は、
人間の感情と一致するように作るべきだ、
という考えを大事にしていますが、
 
浮気が起きたあとの相談を色々受けていると、
浮気されてつらい理由のひとつが、
 
「こんなことされ続けたら、私はこの人をもう愛せなくなる」
 
というものである、
ということに、気づくことがあります。
 
 
「私が、愛されていない」
 
ではなくて。
 
「私が、(彼を)愛することを、できなくなる」
 
なのです。
 
 
もちろん、
私が今まで、色々な記事で書いた来たような、インナーチャイルド的課題が十分にクリアできていない状態(=愛され足りない)であるとか、事が起きた直後で、心のエネルギーが枯渇している状態であるとか、色々な理由で、
 
「私が、愛されていなくてつらい」
 
という気持ちになることは、あります。
 
 
でも、そればかりではない。
 
 
成熟した人は、何かに愛情を注いでいる状態が、
生き生きと生きる上で、必要なこと。
 
 
それが、なくなることは、つらいこと。
 
 
ですよね?
 
 
 
これ以上このつらい状況が続いたら、
私が、彼を、愛することが、できなくなる。
 
セラピーの中で、
こういう状態であることに気づいたら、
私は、その相談者さんの中に、愛があることを、お伝えします。
 
あなたは、愛のある人ですね、と。
(まあホントはみんな、愛がある人だと思うんですけどね)
 
 
でも、そうやって、気づくことが大事なので。
 
 
そして、
愛を表現していられる、
素敵な自分でいたいからこそ、
 
問題のある状況を、解決していくべき、なのだと思います。
 
 
愛を表現したい、という大もとの感情があるわけだから、
それを、苦痛なく表現できるように、
 
安定した夫婦関係があるべき、
 
と、そう考えています。
 
 
 
カウンセラーや、宗教家の人などには、
 
つらい状況があっても、
自分自身のあり方で、愛は表現し続けられる、
 
そんな方向のことを、
おっしゃる方もいらっしゃいますが、
 
 
私はそんなに悟りを開けていないので、
 
それは無理だ、と思ってしまいます。
 
 
 
だからこそ、
 
相手が愛を表現できるためにこそ、
自分は、二人の関係を良好に保つべきだ、
 
そう考えるわけです。
 
 
仕組みや人間関係は、
人間の感情と一致するように作るべきだ、
というのは、そういうことです。
 
 
 
今の人間関係がつらいと感じるとき、
(全ての場合がそうだとは限りませんが)
実は、自分が十分に、安心して、
愛を表現できない状況にあるからつらい、
 
そんなことも、あるかもしれない。
 
一度そう考えてみてください。
 
 
そして、もしも、
 
その通り、私が愛を表現できないことがつらいのだ、
ということが、しっくりくると思ったら、どうか、
 
 
まず、自分自身の中に、愛があることを、
認めてください。
 
それだけでも、随分楽になると思います。
 
 
参考になれば。
 

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問題解決に必要な考え方ー人間関係セラピスト養成ws

 

こんにちは、あづまです。
 
旧:人間関係力向上セラピスト養成講座
新:幸せな恋愛、結婚、人間関係の、深い秘訣が分かる!
  人間関係セラピスト養成ワークショップ
 
新しい講座を公開するにあたり、
私が何を提供したいと考えているのか、
どこが、訴えたい想いなのか、
それを、動画で語りました。
 
多くは書きません。
動画を見て頂ければ、と思います。
 
まずは、問題解決って、
こうやって全体像を見て、客観的になることからなんだよ、という話(約15分)。

 
 
次に、しかし、客観的になれない、
問題の整理が全然出来ない、というときもあるよね、人間って。
そういうとき、何をすれば良いのか、という話(約8分)。

 
 
そして、現在(2014/10/8)募集中の「パートA」での主題、
心のエネルギーの補給方法について、簡単な講義をしています。

 
 
学びたい方は・・・
幸せな恋愛、結婚、人間関係の、深い秘訣が分かる!
人間関係セラピスト養成ワークショップ
のご検討をよろしくおねがいしますm(_^_)m

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彼女側の理由で、夫が浮気相手と別れないときに、一考すべきこと

 

夫が浮気していて、ばれて、かつ、(妻から見ると)訳の分からない理由を言って「別れられない」などと言う場合に、考慮に入れておくべき内容を、書いてみたいと思います。
 
この記事は、
読みようによっては誤解を生みそうなので、
 
まず、私の立場というか、前提を書いておきます。
 
 
まず、原則として、
不倫状態がいつまでも続くのは問題である。
三者が各自、自分のメンタルな課題と向き合い、解消に向けて努力すべきである、というのが、私の基本的なスタンスです。
 
それを前提として、書いていきます。
 
 
この記事の主張に該当するケースは、
 
・夫が不倫をしている
・もう(その女性に対して)愛がないようなことを言っている、
 あるいは、なんだかあんまり好きじゃなさそう。
 (この反対は、ぽわーんと夢見がちで、恋しちゃってる状態)
・にもかかわらず、「別れられない」と意味の分からないことを言う。
 
 
これに当てはまるケースが、全てそうだとは言いませんが、
私が受けた相談事例の中には、それなりにありました。
 
 
それは・・・
 
 
相手の女性が、若干境界性パーソナリティー障害傾向があったりして、
ストーカー化しそうな気配を見せている、
 
あるいは、もっとやばいケースでは、
完全に、ストーカー気質である、
 
ということです。
 
 
これをズバッと書いてしまうと、
気持ち的に痛い思いをされる方がいるのは承知で、あえて(大事なことなので)書かせて頂きますが、
 
 
不倫関係に陥ってしまう方には、(浮気夫側も、不倫相手の女性側も)幼少期の承認不足、愛情飢餓などがあることが多いです。
 
そしてまた、それは、ストーカー化する人の生育歴とも、共通点があります。
 
夫は、そうとは知らず、ストーカー気質の女性と不倫してしまったかもしれない、ということを、考慮に入れておく必要がある、ということです。
 
その場合、正直、夫と言い争いなんてしている場合ではありません、夫と共同戦線を張って、知恵を絞って、その「やばい女性」から、こちら(夫婦の側、家族の側)を守らなければなりません。
 
そして、その女性の「気持ちを聞く・受け止める」ということをしつつ、
同時に、その女性の「感情的な脅しには乗らない」ということも徹底する。
 
言い換えると、
「バッサリ関係を切って、逆恨みされる」パターンも避けるが、
「怖がりすぎて、相手の言いなりになってしまう」のも避ける、
ということになります。
 
相手の女性が極端な行動に出るのを防ぐには、
毅然とした態度を取りつつも、コミュニケーションは、完全には断絶させない方がよいようです(ここは、しんどいところですね)。
 
 
この記事は、
いま、夫の浮気問題が表面化していて、
なんか意味の分からない理由で、夫が「彼女とは別れられない」ということを言っている。
 
そういう状況に悩んでいる女性の方に向けて、書いています。
 
 
始めに書いた通り、
私のスタンスは、
 
不倫状態がいつまでも続くのは問題である。
三者が各自、自分のメンタルな課題と向き合い、解消に向けて努力すべきである、というものです。
 
ただやみくもに、「別れろ」「別れろ」と説教するばかりでは、効果は薄いと思いますので、ちゃんとメンタルな課題を解決することが大事です。
 
 
そういう観点で見ていくと、
もう一つ、このパターンで問題になることがあります。
それは、女性問題を起こしている夫の、メンタルな問題(傾向)です。
 
相手の女性が「キーッ」となって、感情的に荒れても、
「もうこんな女イヤだ」という判断ができず、「何とかしよう」という方の判断しか、できない傾向の男性がいます。
 
まあある意味、優しいとも言えるのですが、別の言い方をすると、「感情的な人の言いなりになってしまう傾向」でもあります。
 
理想を言えば、
その場で、相手の感情は受け止めるけれど、
感情的な脅しには乗らない(相手が「キーッ」ってなっても、それを理由に、自分の判断が変わったりはしない)、
という対応が出来ることが大事なんですが、
 
今ここで、夫に届かないこんなサイトでこれを言っても、そうなってはくれないわけですが。
 
 
さて。
あなたのご主人さんは、
「感情的な人の言いなりになってしまう」という心理パターンは、持っていませんか?
 
この心理パターンを持っていると、
本物のストーカーでなくても、少々ストーカー気質的なものを持っている、(平たく言うと、「私をこんな扱いして、それで捨てたら、恨みます。」的な空気を出す女性(但し行動化はしない)、ということになるわけですが)
そういう女性のことが、
 
「怖くて別れられない」
 
という行動パターンが生まれます。
 
 
 
そろそろ話をまとめますが、
 
もし、あなたのご主人さんが、不倫がばれた状態なのに、別れようとしなくて、
 
しかも、
「好きだから別れられない」
わけでもないのだとしたら、
 
「(別れると)怖いから別れられない」
というパターンもあり得る、ということを、一度考えてみてください。
 
しかも、相手の女性が真にストーカー気質、ということもあり得るし、
アナタのご主人さんが、ちょっと恨むタイプの女性、ぐらいでも過剰に怖れて、言いなりになってしまう心理パターンを持っている、ということもあり得ます。
 
 
後者の場合、
ご主人さんをメンタル面で応援して、強くなってもらう必要があります。
そして、別れる勇気を出せるようになってもらう。
(正直、めんどくさい話ですし、そこまでする「義務」はないですが)
 
そういう取り組みが必要になってきます。
 
夫はどうして、その女性と別れられないのか。
まず最初はその、本音中の本音を、聞き出すことから、行う必要があります。
 
 
これをするためには、
まずは、こちら側のメンタル体力が必要ですので、
そこを補うためにこそ、セラピーを利用してください。
 
 
 
あくまで、判断はご自身の責任において行ってください。
この記事は、ひとつのパターンではありますが、常に当てはまるわけではありません。
 
ご参考になれば。
 

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コンサルティング的セッションを始めます2

 

あづまです。
 
コンサルティング的セッションを始めます。で、想いは書いたのですが、
 
こちらはもう少し、具体的な話。
 
 
当面、恋愛セラピーの枠を利用して、
コンサルティングを行いたいと考えています。
 
 
で、結局、同じ人(あづま)が、同じ時間枠で行うので、
何が違うのさ、という話になってくるわけですが、
 
長い目で見ると、同じものに収束していくと思うんですが、
現時点では、少し違いが出ると思います。
 
・共感力(セラピスト的)
・質問力(コーチ的)
・分析力・問題解決力(コンサルタント的)
 
な、関わりの中で、
三番目の、分析力・問題解決力を、
あえて、今まで以上に、積極的に使います。

この点、大事なポイントですので、
ご理解よろしくお願いいたします。
 
 
それと、分析力や、問題解決力は、
恋愛分野に限らないので、
基本的に、個人的相談なら何でも受けますし、
 
個人起業したセラピストの、集客コンサル
なども、お受けします。
 
 
 
それから、
申込に際しての、一番の違いは、
 
・コンサルティング セッションは、
 現在、モニター期間のため 1回から申込可能、
 
という点です(あづまのセラピーは3回セットが基本)。
 
あともう一つ、違う点がありまして、
 
・アンケートをお願いします
 
終わったあとに、メールでアンケートをお願いします。
但し、強制ではありません。
でも、できるだけ書いてもらえると、ありがたいです。
 
私も、自分の得意分野を、
さらに磨いていこうということではありますが、
それが、どの程度受け入れられるのか、
正直、意見を聞いてみないと、分かりませんので、
率直な意見をききたい、と思っています。
 
 
コンサルティングセッションをご希望の方は、
通常の恋愛セラピーと同じ申込フォームから申し込んで下さい。
 
そして、悩みの概要を書く欄に、
悩みの概要と共に、コンサルティングセッション モニター
と、ご記入頂きたいと思います。
 
モニターは、10人を目処に、締め切る予定です。
 
その後は、通常価格に戻します。
 
 
あづまやすし
個人コンサルティング(対面。東京・小田原)
 定価(予定) 27000円/100分あたり のところ
 モニター価格 21600円/100分あたり
 
個人コンサルティング(電話・スカイプ)
 定価(予定) 27000円/120分あたり のところ
 モニター価格 21600円/120分あたり
 
 
 
 
申込は、
セラピー申込(対面)のページ、あるいは、
セラピー申込(電話・スカイプ)のページ
フォームから申し込んで下さい。
 
(現在、セラピー申込ページには、
 コンサルティングセッションの件は、まだ記載されていませんが、
 気にせず申し込んで下さい)
 
 

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コンサルティング的セッションを始めます。

 

あづまです。
 
セラピーという枠にとどまらず、
自分を広げてみようと思いまして、
コーチングとか、色々学んでみたんですが、
 
自分が一番、
しっくりくる相談業の形。
それは、カテゴリ的に言うと、
「コンサルティング」であるという結論に至りました。
 
ちなみに私の定義ですが、
・セラピー、カウンセリング
 このふたつは基本的に言い方の違いだけで、
 主に、トラウマを含む未解決の感情の問題、
 あるいは、機能不全家族などに起因する、承認不足の問題。
 あと、安全の欲求を十分に満たされなかったことによる、
 ネガティブな世界観(この世界は安全じゃない)の問題、
 などを、傾聴やワーク、行動課題で解決していく
 そういう分野。
 
・コーチング
 「不足感」「恐怖心」などの、セラピー領域の
 問題が解決している人向けの相談業の形で、
 「自分にとって意味のある人生とは?」
 「自分はどのような生き方をしたいのか?」
 など、マズローの五段階欲求説で言うと、
 自尊の欲求から自己実現の欲求のあたりを開いていく、
 そのために、傾聴や質問の技法を使う分野。
 
・コンサルティング
 必ずしも内面的な問題を扱うわけではなくて、
 現実問題に対処するための相談も請け負う。
 特に、コンサルティングらしい関わりとは、
 
 ・問題点を整理して、課題を再設定する
 ・問題解決スキルを活かして、問題に切り込む
 ・コンサルタントの知識も、むしろ積極的に使う
 
 そういう分野。
 
 
 といったことだと思います。
 
このなかで私は、
やはり、話を良く聞いて、
こじれているポイントがあったら、
それを発見し、
課題を再設定することで、
問題に取り組む姿勢を変えて、
結果、解決に導くという、
コンサルタント的関わりの部分が、自分の特長だし、
たとえ、セラピーのセッションを行っているときでも、
大事にしているポイントだな、と感じています。
 
 
 
アプローチの違いを、少し例を挙げて説明してみると、
 
たとえば、夫の浮気問題が起きた、
毎日苦しくて、相談に来た。
 
詳しい状況の設定ははしょりますが、
まあそんな相談が来たとしますね。
 
セラピー的な関わりは、
・まず、共感的に話を聞く。つらい気持ちを十分に吐き出す手助けをする
・もしそのつらさが、(夫ではなく)父親が昔浮気していたつらさと、
 重ね合わせになってしまっているのなら、過去の痛みも、
 傾聴やワークを使って、癒していく。
 
個別に状況や対応は色々ありますが、
たとえば、こんな感じになるでしょう。
 
 
コーチング的関わりは、
・あなたは、どんな人生を生きたいのか、そこに焦点を合わせる
・その人生を生きるために、今の出来事から学べることは?
 あるいは、今の状況の中で、やるべきことは?
 そんな質問を通じて、困難の中でも、前に進むことを、
 力強くサポートします。
 
コーチングでも、話を聞くことは大事ですし、
共感力も大事ですが、特徴的な部分は、今書いたようなことです。
 
 
それに対して、
コンサルティング的関わりというのは、
 
「コンサルタントの知識、問題解決スキルを積極的に使い」
 
・本当の課題を見つける
 いまつらいのが、本当はなぜなのか、きちんと見つける
 (よく起こる「課題の変化」が、
  a浮気がつらい
    →b夫が嘘をつくのがつらい
      →c私をないがしろにされているのがつらい
   などです。さらに言うと、
   本来、夫が何をしようが、夫の行動を、自分の評価に
   結びつけなくていいはずなのに、d夫を神さま(あるいは先生・親)
   みたいな「評価者」に仕立て上げてしまっていたりします。
  その「本当の課題」を見つける、ということを大事にします。)
 
 
・問題の整理
 現実問題と、内面の課題、
 自分の課題と、パートナーの課題など、
 複数の問題が絡むときに、
 とにかく、どれが誰の課題で、
 自分が取り組むべきなのはどこなのか、
 取捨選択するのを助ける。
 
 たとえば、「浮気がつらい」と言って相談に見える方の中には、
 「おまえが居心地のよい雰囲気を作らないからこうなるのだ(by夫)」
 と言われつづけて、受け入れたくないけれど、
 浮気問題が自分のせいかも、みたいに感じてしまっている。
 
 という場合もあるんですが、こういうとき、
 相談を受けた側(肩書きはセラピストでもコーチでも
 いいんですが)は、コンサルタント的関わりをして、
 きちんと「パートナーの課題はパートナーのもの」と、
 問題を相手に返す手助けをする、必要があります。
 
 ここは「そうですか。そう言われてつらいですね」
 とか言ってる場合じゃないんですね。
 「いやいや、それ不当な言われ方ですから」
 と、言うべきところなんです。
 
 
・あとは、これは説明するのが難しいのですが、
 「主語ナシ文を話す傾向がある」(母子分離がうまくできなかった?)
 「話の中心が、『人に嫌われてないか』になっている」(人は私を嫌う、という前提)
 「『私が悪い』が大前提になっているっぽい」(悪いことにしておくと安全)
 「何でも自分で背負う傾向」(信じられるのは自分の能力のみ。他人は危険)
 
 など、個々の話の内容と言うより、
 その人の話に繰り返し出てくる、その人の世界観みたいなものを、
 整理しながら聞いて、発見していく。
 
 そういう、「心理コンサルティング」みたいなことも、
 私の場合は、重視しています。
 というより、私のセラピーでは、ここが最重要ポイントかな。
 
 
 浮気問題でも、
・相談者が「寂しげな男性を見ると世話をしてしまう」パターンを持っている
 から、浮気に逃げそうな男性を、引き寄せてしまったのか、
・相談者が「相手に全部おんぶに抱っこ」のパターンを持っている
 から、夫が次第に「妻が重くなって」、浮気に逃げたのか、
 
によって、起きていることの本質(と、もちろん解決策)が違うんですね。
こういう、相談者の「メンタルなクセ」みたいなものを見極める。
 
それもまた、かなり心理寄りではありますが、コンサルタント的関わり、
だと考えています。
 
 
・また、コンサルタントとして、大事なことはもう一つ、
 解決策を幅広く提示する
 ことだと考えています。
 
夫の浮気でつらい、
という訴えであっても、
 
現実問題への対処、というくくりでは、
・夫に働きかけて、浮気が止むようにして、解決
・自分の楽しみに集中して、夫は放っていて、気にならなくする
・それでもつらいなら、離婚してスッキリする
 
内面的課題の解決、というくくりでは、
・夫以外に承認をくれる人を見つけて、受け取る
・過去に裏切られた痛みがあるなら、ちゃんと開いて癒す
・自分が悪いのかも、という思いを手放す
・自然・動物・芸術・子供時代の幸せ体験、からエネルギーを得る
 
→こうした色々な取り組みから、最終的には、
 人間は、聖人の側面もあり、欲に振り回される側面もあり、
 それでも、そんな「人間」にOKを出してつきあっていくんだ。
 という感覚に至ることをサポートします。
 
実は解決しないで、置いておく、というくくりでは、
・離婚せず、別居して、その状況でずっと行く
・離婚も別居もせず、家庭内別居のまま、しばらく行く

状況によっては、こういう「解決策」もあり得ます。
 
 
 
こんな風に、
・(いま起きている問題の中の)本当の課題を見つける
・自分⇔相手・現実⇔内面など、課題を分類して整理する
・(そもそも相談者のクセとしての)世界観や内面的課題を見つける
・解決の方法を幅広く考え、適切に提示する
 
といった、
コンサルタント的な関わりというのは、
とても大事なことだと考えています。
 
今までも大事にしてきましたし、
これからも、より一層、大事にしていくと思います。
 
 
セラピストとしてみたときの、共感力は、
あづまの場合、まあ平均ぐらいじゃないでしょうか。
すごい共感力のある、聞き上手のセラピストかと言ったら、
そうでもないかも、とは思います。
 
コーチとしてみたときの、質問力は、
あづまの場合、コーチとしての活動歴が浅いこともあり、
ぼちぼち、って感じかな、と思います。
ランダムにコーチを集めてきたら、平均よりちと下かも。
 
コンサルタントとしてみたときの、
問題を整理する力、
本質的課題を発見する力、
解決の方法を提示する力、
あと、
心理コンサルタント的に、
クライアントのクセを見抜く力、は、
 
結構自信があるところです。
私の強みと言っていいと思います。
 
 
今後、問題解決スキルをもう少し積極的に使い、
「恋愛セラピー」以外の「パーソナルなコンサルティング」も、
仕事の範囲に加えていきたいと考えています。
 
 

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【更に】売れる対人援助職になるためのマーケティング会議(2014.8.10)

 

あづまです。こんにちは。
 
今日は、心理セラピスト・コーチ・ワークショップ講師など、
心理学を用いた対人援助職の方にお知らせです。
 
来る8/10(日) 9:30〜16:30に、
札幌市 琴似のキノコ荘にて、
 
【更に】売れる対人援助職になるためのマーケティング会議
を開催いたします。
 
 
対象者は、
・既に心理系で開業している人
で、
・自分のマーケティング上の強みを発見したい人
で、もちろん結果的に、
・強みをさらに活かして、より発展したい人
 
です。
 
今回は、これまであなたがやってきて、
一定の成功をおさめてきた結果の中から、
あなたの強みを見つけていくという方針のため、
 
残念ながら、
・今まで有料のセッションをやったことがない人
・いま開業準備中(ホームページ作り中など)の人
は、対象外とさせて頂きます。
 
 
 
なぜ、このようなセミナーを企画したかと申しますと、
実は、売れているセラピストを観察していると、
 
・自分を知ってもらう(見込み客を集める)
 →信頼を築く
  →申込の発生
   →いいセッションをする
    →短期的なリピートがある
     →一旦セッションは卒業
      →関係を維持する方法があり、つながりを維持
       →だいぶ(〜数年)たって、また申込がある
 
といった、マーケティング上の共通性は、
大枠で捉えれば、一応あるものの、
 
・メルマガが得意
・ブログ集客が得意
・フェイスブック集客が得意
・直に会って人脈を広げている
・イベント出展が基本
・イベント開催が基本
・他人から紹介される仕組み作りがうまい
 
といったように、
細かく見ていくと、一人一人、
成功法則が大きく異なっているんです。
 
 
ですので、
本を読んだり(著者の成功法則が書いてある)
セミナーに出たり(講師自身の成功法則が語られる)
 
しても、
 
たまたま、自分とその先生が、
同じ法則の人だったら、ズバリ大当たりを引けますが、
残念ながら、自分とその先生が、
違う法則の人だったら、残念な結果になります。
 
残念な結果というのは、
・不得意なので結果が出ない
とか
・途中でイヤになってしまってやめてしまった
とか
・ムリして頑張って、結果は出したが、つらいだけ
とか
・ムリしているので、変なお客さんがいっぱい来てしまう
といった感じの結果のことです。
 
 
 
そうならないためには、
あなたは、あなた自身の成功法則を見極めて、
そこに力を注ぐ必要があります。
 
 
上に書いたような、マーケティングの人の流れは、
必ず必要になるものではありますが、
 
では、「自分を知ってもらう」ための方法は、
ホームページを作り、SEO対策をする方法だけか?
というと、そうではありません。
(私の成功法則はそこでしたが)
 
今回、共同で講師を務める、珠帆美汐さん(以下、たまちゃん)
は、SEO対策なんて、何もやってません。
でも、人が集まっています。
 
既に、一緒に講座をやろうという講師二人からして、
お客さん集めの、第一ステップから、全然違うんです。
 
 
 
本講座は「会議」と名前をつけたとおり、
参加者全員に発言してもらいます。
自分がやってみてうまく行った方法を語ってもらいます。
 
もちろん、私もたまちゃんも、自分の話をします。
 
 
そして、ここが大事なところですが、
実は、自分が積み上げてきたことって、
自分にとって、あまりに当たり前になりすぎていて、
強みかどうかすら、分からなくなっているんですね。
 
そこで、
今回、私たち講師二人は、
「そこスゴイね!」
と言う係をやります(笑)
 
つまり、あなたが、別に普通だと思っているけれど、
他の人の目から見たら結構レベル高いよそれ、という部分を、
どんどん指摘します。気づいてもらいます。
 
参加したあなたも、
ぜひ「そこスゴイね係(笑)」を一緒にやってください。
 
私たち講師二人は、コーチでもあるので、
ひとりきりあなたの成功体験を聞いたら、
「そこから、普遍的な学びを引き出すとしたら?」
など、
頭を整理して、未来につながる思考を促すような、
そんな質問もする予定です。
 
 
今回は、
丸1日の、マーケティングのセミナーですから、
参加費用は三万円〜五万円ぐらいでもいいと思ったんですが、
 
その参加費用から、
あなたの貴重な成功体験談を語って頂く貢献分を引いて、
 
5400円、といたします。
 
場所が札幌、と
遠方だな〜と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、
せっかくの夏ですし(意味不明)、
旅行を兼ねて、いらっしゃってはいかがでしょうか?
 
まだ、未定ではありますが、
前日の夜に、懇親会を計画しています。
 
当日じゃなくて、前日の夜です。お間違いなく。
 
今回、お互いに、
仕事上の成功法則を語り合う場にするわけですが、
それぞれ、自分とは違う個性を持った仲間の集まる場に
なります、出会い自体も、貴重なものだと思います。
 
私も、いい仲間と出会えることを、
心から楽しみにしています(*^_^*)
 
 
 
講師1:恋愛セラピスト|人間関係力コーチ あづまやすし
     あづまやすしのプロフィール
講師2:スピリチュアルコーチ 珠帆美汐
     珠帆美汐のプロフィール
 
日時:2014年8月10日(日) 9:30〜16:30
場所:札幌 キノコ荘 http://kinoko-kotoni.jimdo.com/
講師:あづまやすし 珠帆美汐
参加費:5400円
定員:8名
申込方法:フォームから申込その後振り込みまたはカード決済で申込確定。
支払方法:銀行振込 クレジットカード(VISA MASTER AMEX JCB)
 
この講座は満席につき、締め切りました。

 
 

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心理セラピーが真に役立つとき3【得体の知れない感情の出どころ】

 

あづまです。
 
心理セラピーが真に役立つとき1
心理セラピーが真に役立つとき2
 
からのつづきです。
 
さて、【得体の知れない】感情に襲われる、
という症状が、幼児期の感情が未解決になったもの、
である可能性を、以前の記事でお伝えしました。
 
では、どうやったら、
 
本当にそうであるのか、知ることが出来るのでしょうか?
 
いや、そもそも、
 
幼児期の感情が原因であると特定することは、
可能なのでしょうか?
 
 
 
私は、こう考えます。
 
人は、心理学的には「転移」と言いますが、
似た状況、似た対象に対して感じた感情を、
呼び起こして、重ね合わせて感じる特性を持っています。
 
 
たとえば、夜ひとりになったときに、
ふと、恐ろしい闇に呑み込まれるような感覚に襲われた。
 
大人になってからの話ね。
 
 
このとき、
たとえば、赤ん坊とか、出来事の記憶が残らないぐらい小さい頃、
夜ひとりで起きてしまって、大人はみんな死んだように眠っていて、
あまりに恐ろしく、固まったという経験をしたかもしれません。
 
その経験から来た感情が、
夜、暗い、ひとり、という「似た状況」を引き金にして、
呼び覚まされた、ということが、起こりえます。
 
ここまでは、
可能性の話。
 
セラピーの現場で実際に必要なのは、
では、いまその症状に悩んでいる人が、
本当にその原因なのかどうか、
どうやったら分かるのか、という話。
 
 
結論から言うと、
調べよう、調べよう、としている限り、
 
分かりません。
 
要するに、心理分析に凝ってもムダだってこと。
 
 
その、大もとと思われる体験をセラピーで扱って、
思い出しても怖くなくなって、
 
 
そして、もしも、
 
 
悩んでいた症状が消えたとしたら、
 
 
ああ、やっぱりそれが原因だったのか、
と、分かる。
 
つまり、解決方法を試してみて、
症状が消えたら、ああそれだ、と証明できる。
 
これを、結果的証明法、と言います。
 
偉そうな名前が付いていますが、
要は試してみましょ、ダメだったら次、
って話なの。
 
 
でもね、これだと、
ひたすら当たりくじを引くまで、
くじを引き続けるみたいな、
体力勝負になりそうですよね?
 
そこで、少しでも、
当たる確率を上げる方法がほしいと思うもの。
 
 
その方法を、次の記事で、お届けします(予定)。
 
 
 

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私の目指すセラピーは、真の解決志向

 

あづまです。こんにちは。
 
私が目指しているセラピーのスタイルは、
真の解決志向である、ということを、最近改めて意識しました。
 
最近、コーチングも学んでいるのですが、コーチングは基本的に解決志向です。原因を掘り下げるよりも「どうなったらいい?」「どうしたい?」「どうなりたい?」そして、「既にできていることは?」ということを問いかけることが、基本的に多いわけです。
 
そういえばここのところずっと(4〜5年ぐらいは)解決志向という言葉を使っていませんでした。なぜ使わなかったかというと、
 
 
私は、「浅い解決志向」が嫌いだから、です。
 
 
何でもかんでも、目的の方に目を向ける、解決方法の方を見る、とやると、
インナーチャイルド的課題などの、過去の未解決の問題を、
 
フタして無視する、という対応になりがちです。
 
いわゆる、無理矢理ポジティブ、ムリポジ君です。
 
 
ムリポジ君、見てると痛いんで。
それやめようよ、って思っちゃう。
あんまり効果的に前に進んでないよ。
 
 
それで、勘違いを誘発する言葉は、私は使うのを控えるので、解決志向という言葉は使わないようにしてきましたが、
 
でもやっぱり、自分の基本は解決志向にあるんだよな〜
って改めて思いました。
 
 
コーチングのスキルを学ぶと、
自分がセラピーで大事にしてきたことばかり。
 
てことは、私がやってきたことは、
セラピーと名のついた、コーチングなのか?
と思ったりして。
 
 
ただ、ひとつだけ、
典型的なコーチングと、
私が大事にしているセラピーの、大きな違いがあります。
 
 
それは、
過去の痛みを癒すこと
過去の未完了の事項を完了させること
ということに対して、むしろ積極的に扱う、という点。
 
 
解決志向セラピーの先駆者である、
ビル・オハンロンは、こう述べています。
「過去の感情を解消することは、解決志向である」と。
 
過去の感情的わだかまりがあるとき、
それとちゃんと向き合わずに前に進もうとすると、
かなりしんどいことになります。
 
 
たとえばね。
父親が母親に暴力をふるっていた家庭で育ったとするでしょ?
で、そのことに関する心の痛みを、封印したまま生きるとする。
 
「どうしたい?」
「何を目指したい?」
「どんな人生を歩みたい?」
「あなたは、社会にどう言う影響を与えたい?」
 
まあコーチング的な質問を投げられたとするじゃない?
 
過去の感情が解消していないと、
 
過去の感情を解消するために、
他人を利用したり、
仕事を利用したり、
社会を変えようとしたり、
 
してしまうわけ。
 
 
極端な話、そういう過去を持っている人が、
弁護士になったとして、
DV夫に、やたら厳しい法的要求をするかもしれない。
(それはそれで、妻側を助けることに、役立っている面もきっとあるけど)
 
現実を見た、公正な判断というよりも、
過去の自分の恨みを晴らすための行動になってしまう。
 
 
仕事でなくて、恋愛もそう。
 
愛してくれなかった親の分まで、
この人が私を愛してくれなければ困る。
 
内心、そう感じているまま、
それにフタをして、依存的じゃないフリをしても、
そう長いことごまかせない。
自分がしんどくなって別れたくなるか、
相手にその怒りをぶつけて、関係を壊してしまうか。
いつか、問題は爆発する。
 
(あとよくあるパターンは、そういう依存的な要求を、
 全部叶えてくれる(ように見える)人は結構、
 プレイボーイに多いので、そういう人ばかり引き寄せる、
 というパターン)
 
 
だから、
過去の感情を解消しておくことは、
未来のため、なんですね。
 
 
但し、なんでもかんでも、
親子関係に原因がある、みたいに考えたり、
過去のわだかまりを解消すれば全部解決する、みたいに、
 
過去ばっかり見るのも、
生産的でないと、私は考えています。
 
 
基本的に、
「どうなりたいか?」
「どうしたいか?」
という望みを大事にして、
そして、
「既にうまく行っていることは?」
「過去にうまく行ったことは?」
という、成功パターンを見つけることを大事にします。
 
そういう、解決志向の土台の上に、
 
未来に向けて進む上で、
「過去の感情」が一番の障害となって立ちはだかっているとき、
そこを無視したり、逃げたりすることなく、
しっかり扱って、解決する。
そうやって、ブレーキを外して、前に進みやすくする。
という方針が乗っかるのだと考えています。
 
 
今までそれを、大事にしてきたし、
これからも、大事にしたいと考えています。
 

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女と男の心のヘルス コーチングセッション

 

こんにちは。あづまです。
このたび、コーチングセッションをメニューに加え、
新たなサービスとして提供して参ります。
 
ここで、コーチングセッションというのは、
・一回あたり40分〜1時間程度のショートセッション
・継続が前提(3か月で9回程度を推奨)
・電話を切ったあと、行動課題を実践することも大事な取り組み
・こうした取り組みを通じて、現実を変えていくことを目指す
 
という特徴を持ったセッションのことです。
 
従来のセラピーが、
・一回あたり100分〜2時間程度
・明確な悩みが、解決、あるいは楽になるまでの期間行う
・セラピーの時間で、気持ちを吐き出し楽になることも重視
・過去の痛みや愛情飢餓を解消することを大事にする
 
という特徴ですので、
より積極的に幸せな未来を作りたい方向けのメニューと言えます。
(但し、時間枠以外、明確な線引きはありません。
 従来のセラピーでも、未来を作っていくような、
 コーチング的な関わりも、もちろんありました)
 
 
現在のところ、コーチングセッションをご提供するのは、
あづまやすしのみです。
 
 

あづまやすしのコーチングセッション

 
セッション時間 40分/1回
セッション回数 9回(追加は3回毎で可能)
セッション頻度 月2〜3回程度
セッション料金 97,200円(9回)、32,400円(追加3回)
 
オススメテーマ
以下のようなテーマに適しています。
 
■男女問題的テーマ
(1)運命の相手(ベストパートナー)と出会いたい
(2)夫の浮気のあと、自分も変わり、夫婦再生をしたい
■自己実現的テーマ
(3)これからの生き方を本気で考えたい
(4)個人事業主や起業家の、社員には言えない悩みの相談
※(3)(4)では特に「出る杭は打たれる」的な怖れに負けずに、
 自分の個性を生かしていくテーマに、あづまは熱いです。
 (優等生で目立っちゃう「出る杭」歴長かったですから、笑)
 
こちらの、コーチングのリーフレットもぜひ参考にして下さい。
 
なお、以下のテーマにつきましては、
従来通りの、恋愛セラピーの枠をお勧めいたします。
(不倫をやめたいが苦しくてやめられない | 恋人(配偶者)との関係が共依存的。どうにかしたい | 失恋や離婚のあとの、心の痛みを癒したい | 性的トラウマの解消 | 彼氏(彼女)いない歴=年齢 を解決したい | その他、過去の痛みの解消が課題になっているテーマ)
 
セラピー枠と、コーチング枠、判断がつきかねるケースも
あるかと思いますが、振り替えを行うなど、柔軟に対応いたしますので、
まずは、お問い合わせ下さい。
 
判断がつきにくいケースの例:
・夫の浮気問題。詰め寄ると夫は逃げる姿勢。
 腹が立って仕方ない。目が合うと責めてしまう。
 
このような場合、課題が山積しています。
 →夫のメンタルの改善(癒し)も必要。
  そのために、妻のメンタルの改善(癒し)も、まず必要。
  その後、現実問題に取り組むことも必要。
 
たとえば、以下のような対応が可能です。
 コーチング枠で申し込んで頂き、何回かは2枠分を使って、
 2時間のセラピー的セッション(時間の差はサービス)を利用して頂き、
 最初はセラピー的な、心の癒しの取り組みを優先し、
 落ち着いてきたら、本来のコーチング枠(40分)に戻す。
 
 
 あづまやすしのコーチングセッションのお申し込みはこちら。

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真面目なセラピストのための文章講座(2014.5.24)

 

こんにちは、あづまです。
 
azuma_face.jpg
 
ブログ集客、うまく行ってますか?
文章力講座とか、ブログ集客講座とか、そういうのを見ると、
 
「面白く書け」
 
みたいなこと、書いてありません?
 
で、実践してみて、
 
・・・私には無理かも、って思ってませんか?
 
 
ちなみにそれ、私です。
 
 
少なくとも私は、
あるときまでは、記事を面白くしようと頑張りましたが、
 
根がくそまじめなので、
やっぱり無理だったんですね。
 
おもしろ路線ってやつが。
 
 
あのね、
記事で笑いを取ったり、
おもしれ〜〜〜って言わせられる人って、
 
そもそも、生活が面白いんですよ。
考え方とか行動パターンが、と言いかえてもいいかな。
 
私にはそういうの、無理。やっぱり。
 
あるとき悟りました。
自分のキャラじゃないんだ、って。
悲しいけど、無理なものは無理って。
 
 
カウンセラー、セラピストを目指す人って、
基本的に、
 
物事を深く考えたり、
自分の内面を見つめたり、
 
そういうこと、好きじゃない?
 
真面目なんだよね。
おちゃらけたり、笑いを取ったり、
そんなに得意じゃないよね?
 
(ときどき例外がいるのは知ってます、もちろん)
 
 
同じ「面白い」でも、
 
ゲラゲラ笑う面白さ(funny)
 
よりも、
 
うなっちゃう深さ、興味深い面白さ(interesting)
 
の方を好むような人。
 
 
私は間違いなく後者ですが。
 
 
 
そういう人が、人を引きつけて、
お客さんを集めるって、できるの?
 
 
はい、できます。
現に私はできました。
 
 
でもね、方法論が違うわけ、
日記ブログが面白いタイプの人とは。
同じことやっていても、うまくいかないです。
 
 
 
真面目な人には、
真面目な人の成功法則があるの。
 
あ、言い間違いました。
 
くそ真面目な人には、
くそ真面目な人の成功法則があるんです。
 
 
ちょっと、この図を見てほしいんですが、
文章のタイプと、反応率の関係。
 
transition_rate_quiz_s_m.png
 
これは実際に、うちの登録セラピストたちが書いた記事を、
ある観点で(当日お話しします)分類して、
反応率に違いがあるかどうか分析してみた結果です。
 
結果は明白で、
文章のタイプによって、
かなり明確に、反応率に違いがあることが分かりました。
 
どういう指針で文章を書けば良いか、
明確な指針が立ちます。
(そしてこれは、明らかに「真面目な人」向きです)
 
 
一方で、セラピスト花桜里の記事で、カウンセリングを学んでいる仲間内では大絶賛だった記事があるんですね。「私が不倫相手と会って学んだこと」この話の本題とは直接関係ないので、内容はここでは紹介しませんが、興味がある人はあとで読んでみてくださいね。
 
それで、何が言いたいかというと、
 
実は、みんなから絶賛された、上記の記事は、あまりお客さんの申込につながっていないということが、データから分かったのです。
 
 
自分の書いた記事が、いいのかどうか、気になりますよね? そして、既に色々学んでいる人や、起業している先輩(や先生)に、記事を見てもらうことってあると思うんですね。
それが、必ずしも当てにならない、ってことが、データから示されたわけです。
 
 
これは、後付けでの私の解釈ですが、
カウンセリングを学んで、学んで、学んで、自分を見つめたり、自己成長に興味があるような人が、オースゴイ、って思う記事と、今まさに悩みの渦中にいて、自己成長がどうとか言うより、まず誰かに相談して楽になりたい、って人が「この人に相談したい」って思う記事は、違うんだと思います。
 
 
文章というのは、正解のない世界です。
 
ですから、良い記事がどんな記事なのか、
それも、正解がない、難しい問いなのです。
 
だから、基準の持ち方や、
検証の仕方は、偏らないことが大事です。
 
 
先輩に言われたから、
先生に言われたから、
鵜呑みする。
 
では、偏ってると思います。
(先に書いたように、既に活動しているセラピストでも、
 売れない記事を絶賛してしまうことは大いにあるのです)
 
もちろん、
何でもかんでもデータを鵜呑みにする、
というのも、ある意味偏ってます。
 
 
データをまっすぐに見る謙虚さと、
先輩の意見を聞いてみる素直さ、
そして、自分の感覚を信じる思い切りの良さ、
 
すべて、大事なんだと思います。
 
 
この講座では、
データを真っ直ぐに見て、
私が得た結論を、お話しします。
 
分かりやすい結論ではありますので、
真面目な人が、売れる記事を書くという目的では、
かなり使える方法論だと思います。
 
 
講座内では、
私がデータ分析した結果を、
分かりやすい形にまとめてお話しするパートと、
 
実際に、文章を書いてみて、
「ああ、そういうことか」と納得して頂くパートと、
 
両方のパートがあります。
 
ぜひ、十二分に学んで帰ってください。
 
 
 
講座内容
 
知識編:クイズ文の使いこなし
本講座は、クイズ文をどのように使ったら反応の良い記事が書けるか、
その秘訣をお話しします。
 
実習編:クイズ文を書いてみよう
本講座では、単に知識を得るだけではなく、
簡単な文章を作成してみる実習を行います。
書き慣れたペンなどの筆記用具を持参してください。
(紙は用意してあります)
 
知識編:記事の役割について
記事には、役割があります。
役割に応じて、どのような文型にすれば良いか、
リンクを貼るときも、どのように貼れば良いか決まります。
「売れる」ための記事を書く上で大事なことを補足します。
 
 
講師 恋愛セラピスト|セラピスト養成講師 あづまやすし
 
米国NLP協会(TM)認定 NLPマスタープラクティショナー。
コア・トランスフォーメーション アドバンス修了。
アサーティブジャパン アドバンス修了。
交流分析士 1級
矢野惣一氏 「問題解決セラピスト養成講座」修了。
S47年生まれ。東京大学卒。工学博士。
 
 自身の離婚経験より、これからの時代はもの作りよりも、
男女の仲が社会を豊かにすると実感。恋愛セラピストとして、
恋愛セラピー、「運命の相手ワークショップ」
「癒し力ワークショップ」などを開催。
 
 また延べ3000人を超えるカウンセリング経験を生かし、
心理療法家を養成する「人間関係力向上セラピスト養成講座」を
開催している。元理系ならではの、心理学の図解が「分かりやすい」
と評判。
 
 集客力には定評があり、コラボセミナーで集客の勢い余って
定員オーバーし、講師に定員を増やしてもらった経験多数。
メインサイトは月間30万PVの人気サイト。
 
 2008年に著書「あなたの恋愛がうまく行かない本当の理由」
(毎日コミュニケーションズ)出版。2009年には雑誌ananや
日テレ「スッキリ」、2010年はTBS「ひるおび!」、
2012年にはフジテレビ「とくダネ!」の取材を受けるなど、
活動は各方面のメディアからも注目されている。
 
 
 
日時:5/24(土) 9:30〜17:00
場所:ウィズスクエア本館(最寄り駅:東京駅、東京メトロ日本橋駅)
   ウィズスクエア提供の地図はこちら
持ち物:筆記用具程度
受講料:16,200円(セラピスト養成講座 受講生・卒業生には割引がございます)
対象者:真面目な記事で集客したいカウンセラー・心理セラピスト・コーチ
   (既にデビューしていても、デビュー準備中でもOKです。
    但し、既にブログなどに記事を書いている人を想定しています。
    ブログをどう作ったらいいか分からない、といった
    段階については講座では扱いませんのでご了承ください)
定員:10名(5/17 10:00am時点で残席3です)
注意事項:クイズ文について予習して来てください。
 本講座では、文章の形として「クイズ文」を土台にして話をします。
 「クイズ文」が何なのか分からないと、理解が十分できない危険性が
 ございます。「非論理的な人のための論理的な文章の書き方入門
 (飯間浩明 著 ディスカバー携書)http://amzn.to/1j4V1tv
 を必ずお読みになり、クイズ文の四つの型とは何か、と聞かれて、
 本をぱらぱらっとめくって答えられる程度には理解してください。
 
 ※講座では詳しくお話し(&実習)しますが、クイズ文をそのまま書けば
 反応が良くなる、という話じゃないのでご注意ください。
 このページだけ読んで自己流で実践した場合の結果は一切保証しません。
 
申込方法:以下のリンク先のフォームから、必要事項を入力。
     その後、入金を以て、予約の成立となります。
 
本講座は、申込受付終了しました。

 
 
ちなみに、補足・・・
検索エンジン最大手Googleのマット・カッツ(超有名でその筋では怖れられている人です)
が、今後、バックリンクを得ているかどうかよりも、
どんな(=質の高い)書き手による文章かを判定することを重要視する、
ということを動画の中で語っています。
ま、英語ですが。

 
これが本当に実現していくと、
真面目な記事をコツコツ蓄積しているようなサイトが、
検索エンジンから好かれる、という時代になっていきます。
(今も結構そうなってますが、まだズルして検索順位を
 上げる試みが、ある程度通用します)
 
まじめ万歳!
 

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