私はどうして彼に尽くしてしまうのか。。

 

 時々、相談を受ける内容に、「いつも彼氏に尽くしてしまうんです」というのがあります。
 これは、ある種の「依存」状態なんです。
 彼氏がいる状態、彼氏と一緒にいられる立場。こういうものを失うことをとても怖れているわけです。彼氏がいなければ自分は幸せでいられない。依存です。
 だから、彼氏を失うことを怖れ、何でもしてあげよう、と、言うことを聞いてしまうんですね。
 
 自分が苦しくなったときに、素直に相手にお願いできる心を持つと、ずっと楽になりますよ。要求していいんですよ。だって、あなたのことを大切に思っている相手でしょ。あなたの要求を聞いてあげるのは嬉しいものなんです。
 丁寧に頼んで、頼って、そして応えてくれたら笑顔で感謝の気持ちをあらわしましょう。二人で幸せになれますね、これで。
 
 あなたは、愛情を受ける価値のある人間なんですよ。素直にお願いして、感謝して受け取ってみませんか?
 
関連記事として、図解!依存・自立・相互依存そして共依存も参考にしてください。

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マンネリ解消

 

 マンネリ解消は、長く交際していたり、結婚生活を続けている場合に大切なことです。マンネリの本来の意味はパターン化ですから、文字通りパターン化した生活で新鮮さが失われてしまうのがマンネリの意味ですが、実は刺激を入れれば解消するような単純なものではないのです。
 マンネリと思っている多くのケースでは、お互いの潜在意識を傷つけ合っていて、お互いに言いたいことが言えない、牽制し合った関係になっていることが多くあります。
 旦那さんがいつも、部屋を片付けないので不機嫌な顔でメッセージを送ってみたり、声の調子で悟らせようとする奥さんは結構いると思いますが、これが「機嫌が悪いので離れていよう」という旦那さんの態度を誘発しているとは気付いていないところに問題の根っこがあります。
 こういうケースでは男性は奥さんがなんか怖いと思って、距離をとります。その原因は奥さんの方が作った(さらにその原因は旦那さんが部屋を散らかしたことですが)わけですが、その結果として旦那さんは奥さんとの距離をとります。男性同士だと怒っていたり不機嫌な男性はしばらくほうっておきますから、同じように反応するわけです。
 奥さんはますます納得がいきません。自分が不機嫌な顔や声のメッセージを出しているのに「無視」かと。ますます不機嫌です。自分が種の一部をまいたことなど、まったく気付いていません。
 
 さあ、こうなると、お互いに話しかけづらいし、交際当初や新婚当初のラブラブな感じは完全に失われてしまいます。そして、「マンネリ」だと考えるわけですが、この手の「マンネリ」の解消は簡単ではありません。原因が単なるパターン化ではないことは明白です。お互いに相手が嫌がることをして、心の距離が離れてしまったわけです。この「マンネリ」と思っているけど「マンネリ」ではない状態。いわば夫婦の「冷戦」。経験があるのではないでしょうか。
 
 「夫婦の冷戦」の解消方法の基本は、相手への感謝を表すことです。それと、相手への愛情をきちんと示すこと。それが大切なことです。そして、相手を操作しようとしないこと。最も大切なことです。

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いい女

 

「いい女になりたい」
そう思いますよね。
 
いい女
 解釈は色々ありそうですが、男性から見た場合の、しかも結婚生活まで考えたいい女、つまり「長い目で見たときのいい女」について私見を述べます。
 長い目で見たときの「いい女」とは、男性の潜在意識を傷つけず、むしろ気持ちよくすることができる女性のことだと思います。潜在意識というと難しく聞こえますが、要するに感情を伴った記憶だと思えばいいのです。不快な感情を蓄積させるのが潜在意識を傷つけることです。
 
潜在意識を傷つける行為:
・男性からのセックスの誘いを冷たく断る
・男性を罵る
・男性に対して、あれこれ指示を出す(指示しないとやらないでしょ!という気持ちで)
・男性が一人になりたいときに、余計な心配をしてあれこれ質問する(信用していない)
・パートナーの好意を受け取らない(お礼を言わない、冷たいなど)
 
潜在意識にいいイメージを蓄積させる行為:
・笑顔
・感謝の言葉
・パートナーとのセックスを心から楽しんでいる(参考ページ
・上手に頼る(そして感謝)
・男性の能力(仕事など)を心から信じている
 
女性は、男性への不信感がつのると、どうしても潜在意識を傷つける行動が増えるのではないでしょうか。男性も同じだと思いますが。潜在意識を傷つけられた男性は、怒るか逃げるかです。怒る場合は、喧嘩、暴力へと発展するでしょうし、逃げる場合は、無表情、不愛想になり、同居人夫婦や浮気へと発展します。
 
いい女になって、男性を上手に「気持ちよく」して、愛情を勝ち取ってください。
いい女への道のりは長くても、得る幸せは大きいですよ。

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専業主婦志向は幸せをつかめるか

 専業主婦がいいか、キャリアウーマンをしながら家庭も両立するのがいいか。男性が女性に心の底で求めているものは、精神的な応援です。ということは、専業主婦をするか、仕事を持ち続けるかはあまり関係ないことになります。

 これは、なかなか深い問題です。
 専業主婦がいいか、キャリアウーマンをしながら家庭も両立するのがいいか。もちろん、結婚しないという選択肢もあるが、ちょっと極論っぽいので未婚はいったん横に置いておきます。
 男性が女性に心の底で求めているものは、精神的な応援です。特に、自分の行動に対する女性の賞賛を求めています。仕事をして給料を貰って返ってきた→「お疲れさま。いつもありがとう。」→嬉しくなるわけです。それに自分で気付いていない男性は多いのですが、間違いなく、女性から精神的に応援されることで仕事にも家庭にも力を発揮できるように自信がついていきます。
 ということは、専業主婦をするか、仕事を持ち続けるかはあまり関係ないことになります。少なくとも形式的には。
 専業主婦にも色々ありますが、若いときに「仕事から解放される」ことを夢見て主婦になった「依存的」専業主婦の場合、その精神性にみあった将来がちゃんと待っています(ちょっと皮肉です)。すなわち、旦那さんが少しぐらい勝手なことを言っても、一家の大黒柱ですから立てなければなりません。これを生涯続けるわけですから、仕事から解放されて楽などと言っている場合ではありません。また、ひまな状態は精神を腐らせますから、専業主婦が楽だという発想は幸せにつながらないのです。
 逆に、自分の人生を預ける旦那さまを、徹底的に応援する覚悟を決めて、専業主婦になった場合、収入面では扶養されていますが、精神的には「自立」することも可能です。自分かいるからこそ、旦那さまは十二分に活躍できる。ちょっと理想的すぎますかね。旦那さんが失業したり病気したりした場合のリスクも考えると、いざというときには働ける心の準備をしておくことが必要でしょうね。
 一方、キャリアウーマン志向なら自立しているかというと、そうでもありません。収入面では扶養されていませんが、稼ぎも家事も分担していると、「自分がいるからこそ」という感覚は家庭内では持ちにくいものです。自分がいなくても、稼いで家事もできる旦那さんがいるわけですから。かけがえのない自分という役割を得にくいのがこのパターンです。
 女性の場合大切なのは、存在を認められること、言い換えると「一緒にいてくれて嬉しい」という優しい言葉をかけてもらうことですので、仕事ができるからとか、収入が多いから認められるというような条件付の認められかたでは、不満かもしれません。
 
 そう考えると、男が外で働き、女が家にいるという形はそれなりに意味があり、お互いに必要な精神的支えを得られる形であったわけです。但し、時代は変わり、共稼ぎしないと子供の教育費などが捻出できない時代になってきました。なかなか現実は厳しいものです。
 
 どちらを選ぶにしても、
 「私は、家族を豊かにしている。なぜなら○○をしているから。」
 そう自信を持って言えるようになれば、十分な幸せを得られるのではないかと思います。
 そしてその時の○○が家族内での役割です。

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タロット占いについて思うこと

 

 私は趣味でタロット占いをしていますが、タロット占いの面白いところはシャッフルという操作によってカードが混ぜられることで、どんな結果が出るかその時によって違うところです。四柱推命のように決定論的ではないのです。ところが面白いことに、結末が大体予想がつくような相談内容の場合、それにピタリとあてはまるカードが出ます。怖いぐらい当たることもあります。カードの意味には幅があり、全体の流れを見て話のつじつまが合うように読んでいくから当たったように感じるという要素はあるにしても、当たったと感じることは多いですね。
 もうひとつタロット占いで面白いところは、それぞれのカードが人の心のある側面を表しているところです。心理を学んだ者としては、タロットの深さにますます惹かれている、そんなところです。魔術師のカードは自らの意志で始めること、創造を表し、女教皇のカードは人の精神面や知性、知恵を表します。一方、塔のカードは心の狭さ、傲慢さと、そこから来る破滅を表します。一番悪い意味のカードがこの塔です。心の狭さを表すカードが一番悪い意味で、死のカード(変化を表す)よりも悪い位置づけになっているところが、心理的には大変面白いと思います。偏狭な傲慢さは死よりも手に負えない、そういうことでしょうか。哲学的な深遠さを感じます。
 とりとめのない話でした。

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男性は感情表現が苦手

 

 男性は、自分の感情を表に出すのが苦手です。女性との大きな違いです。理由は色々あると思います。仕事など、社会的な活動をしているときにはみんなで感情を出していてはやりづらいということもあるでしょう。また男女が一対一でいるときでも、あまり感情を出しませんね。特にネガティブな感情は苦手です、出すのが。これは生まれつきかもしれません。あと「男の子は泣くんじゃない」みたいにしつけられますので、このことも感情を抑圧する習性をつくる一因になっていると思われます。
 そして、感情を出すのが苦手ですから、男性が落ち込んだときは、悲しいとか辛いとかいうことをなかなか表に出せません。女性から見ると、自分の殻に閉じこもったように見えます。これが女性には不満になったりしますが、でもそういう習性ですから、ある程度は仕方ありません。
 また、「好きだ」という言葉を言うのも照れくさくてダメだという男性は結構いると思います。雨の中、コンビニに行っておにぎりを買ってくるのと、「好きだ」というのはどっちが楽かという問いに対して、おにぎりを選ぶ男性は結構いるのではないでしょうか。私もかつてそうでした。
 男性の(一見)不機嫌、無表情に過剰反応しないこと。女性がこのタイプの男性とうまくやっていくには、それが大切なようですね。

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息子を愛する母親

 

マザコンの話です。
 
先日ドラゴン桜というテレビドラマを見ていて、腹を空かせた生徒がいて、釣り竿がある。どうする?という質問に対して「魚を釣ってあげる」と答えた女性教師が「だからダメなんだ」と言われるシーンがありました。
 
これは、中国の故事だと思いますが、魚を与えることはその人を1日養うこと。それに対して魚の釣り方を教えることはその人を一生養うこと。親や教師が目指すのは後者であるはずです。
 
ところが、頭では分かっていても、世話をすることで自分の存在価値を確かめてしまうような母親が実際にはいます。つまり、息子の世話をすることで自立を阻害するんです。母親がいなければ生きていけない、依存的な人間を作り出すわけです。
 
これは、ある意味虐待であるとも言えます。精神的な。こうして育てられた男性は、自分一人で生きていけるという基本的な自信を身につけることを親からもらえなかったわけですから、弱いです。依存的になります。いわゆる「マザコン男」というやつですね。
 
今の自分の彼氏や旦那さんがこのタイプだとすれば、ちょっと厄介です。
 
尻を叩いていい男になってもらうしかありませんが、「やれば出来る」という基本的な自信がありませんから、これをつけるところから取り組む必要があります。ちょっとしたことでも、達成したら「すごい」とちょっと褒める。なんか、子供を育てるみたいですね。育て直しといっても良いと思います。
 
決して尻を叩く手をゆるめず、でも叩きすぎないよう、褒めながら、彼氏や旦那さんが男としての自信をつけていくように導いていく必要があります。大変ですね。
 
自信(セルフイメージといいます)がついてくれば、男性は一気にいい男に変貌します。だれも褒めてくれませんが、自分だけの楽しみですね。一人の男を、まさに「男にした」わけですから。
 
逆に、手に負えない、そう思ったときは、別れるときかもしれません。
 
関連記事として、真に男を立てるということや、甘えの欲求?マザコン男について男心をつかむ方法も参考になると思います。

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早漏克服法 【そうろうこくふくほう】

 

早漏克服法 【そうろうこくふくほう】 (treatment for premature ejaculation, prospermia)
 早漏の原因は通常心因性であり、不安や過度の興奮によって引き起こされる。夫婦の愛情生活にとっても障害になることがあるため、克服することが望ましい。早漏であること自体が不安の原因になり、ますます早漏になるという悪循環に陥るケースもある。したがって、早漏の治療方法は、心理セラピーによって不安を取り除くことや、スタート&ストップ法(ペニスを刺激し、射精の限界まで来たら刺激を止める、30秒休んで再開し、これを繰り返す)などが用いられる。最近では簡単な心理面のケアで早漏を治療する方法も紹介されている。

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人生初の三角関係!

 

 人生初の三角関係とは、父親、母親、自分のことです。
 
 なんだよそれ?!
 
 まぁまぁそういわずに。
 意外と、深い話なんですよ、これは。
 
 多くの人は、人生初めての三角関係を親子関係で経験します。まず、母親の愛情を得るわけですね。子供はお母さんがとても大好きなんです。父親の愛情も得ます。女の子はお父さんが大好きですね。「大きくなったらパパと結婚する」なんて言います。
 しかし、すぐに気づくんです。お父さんが愛しているのはお母さんだということに。お母さんが愛しているのはお父さんなんですね。子供心に嫉妬に燃えます(本当です)。
 そして、お父さん子になって、お父さんとべったりくっつく、三角関係の勝ち組に入ろうとする女の子、お母さんには勝てず、負け組になってしまう女の子、そして、お母さん子になって、勝つことも出来ないけれど、お母さんにも勝たせない、足の引っ張り合いをする女の子。こんなパターンが出てきます。
 この複雑な心理のことを「エレクトラ・コンプレックス」といいます。ファザコンという言い方もあります。
 一方男の子の場合は、母親に近づきたくても父親が壁になるわけです。父親を憎む気持ちを、母親が愛する父親のようになることで、(つまり父親の真似をするようになる)解消すると考えられています。これを「エディプス・コンプレックス」といいます。ギリシャ神話で父親を殺したエディプス王(オイディプス王)の名前を冠する、ちょっと怖い名前の心の葛藤です。マザーコンプレックスとも呼ばれていましたが、最近では、一般に「マザコン」は心の葛藤ではなく「(母親に)依存的な心理状態」を表すように意味が変わってしまいましたので、ここでは「エディプス・コンプレックス」と呼ぶことにします。
 
 このように、人は小さい頃に「エレクトラ・コンプレックス」「エディプス・コンプレックス」という形で三角関係による心の葛藤を経験しているものです。それが、大きくなってからの恋愛や結婚生活、ひいては人間関係や生活全般に影響を及ぼしています。
 
 人生初の三角関係。
 やはり、人生への影響は計り知れないものですね。

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男心をつかむ方法

 

 私の無料レポート『【男心理解】30分でわかる男心のつかみ方』にも書きましたが、
【男心理解】30分でわかる男心のつかみ方のページはこちら)
 
 男心をがっちりつかむ女性には、ある共通点があります。
 実は男性の心は、女性が思う以上にデリケートなものです。ただ、ネガティブな感情は表に出さない男性が多いので女性にとってつかむのが難しいのです。特に、女性から責められたときには内心深く傷ついている場合も多いのです。但し、女性の言葉で傷ついたなどということは、「認めたくない」男性が多いですから、傷ついていないフリをしているわけです。それが男心なんです。
 男性は、クールでできる男でいたい思っている反面、自分の実力が足りなくて女性からダメ男だと思われていないかという劣等感を持っています。
 男心をつかむ女性というのは、この男性の弱い部分を傷つけず、「この女性といると自信が持てる」と上手に思わせることが出来る女性のことをいいます。うまく持ち上げて、男性を「勝たせる」わけです。男性にとって「勝つ」とは、出世して社会での地位を得ること、お金を稼ぐこと、女性にモテることの3つしかありませんから、そのうちのひとつを十分に満たしてあげられる女性は男心をがっちりつかむ女性だと言えます。
 そして、自信をつけた男性はますます頑張りますから、始めは女性が持ち上げていたかもしれませんが、いつの間にか本物になってしまうことが起こります。これが「あげまん」の心理学的な仕組みです。
 つまり、男心をつかむ女性は、幸せをもつかむし、お金もつかむことになるんです。
 
 あなたも、男心をつかむ女性になってみませんか?

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