男性心理(怒る男性の心理)

 男性心理はデリケートです。男性心理について「プライドが高いから傷つけられると怒る」と言いますが、心理学的に言うとむしろ逆です。一見プライドが高く見える人は、「自己評価」あるいは「自己肯定感」が低く、必死で自分の心を支えています。他人からの評価を渇望しています。男性心理の深い理解によれば、男性は不安や恐れの感情を隠すために怒るのです。男性の心理を理解して豊かな男と女の関係作りに役立ててほしいと思います。

 男性心理はデリケートです。よく、男性心理について「プライドが高いから傷つけられると怒る」と言いますが、心理学的にはむしろ逆です。一見プライドが高く見える人は、「自己評価」あるいは「自己肯定感」が低く、必死で自分の心を支えています。他人からの評価を渇望しています。(「プライドが高い=褒めてほしい」:心の化学反応式より)
 高い自己評価・セルフイメージを持っている男性は、少々の批判では自信が揺らぐことはありません。真に「誇り高く」生きることができます。逆に自己評価・セルフイメージの低い男性は心理的に不安定で、常に他人の評価によって自信を補充しなければならず、少々の批判で簡単に傷つきます。そして、男性自身の不安や不満、焦燥感などの心理を隠すために怒るのです。怒ることで相手より優位に立つ(様な気がする)し、一時的にせよ不安や不満、焦燥感などのネガティブな心理を忘れることができるのです。男性が相手より劣っていると常に怖れている場合も同様です。
 男性心理の深い理解によれば、男性は不安や恐れの感情を隠す(特に自分自身に対して隠す)ために、怒るのです。男性の心理を理解して豊かな男と女の関係作りに役立ててほしいと思います。

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自己評価・セルフイメージ 【じこひょうか せるふいめーじ】

 

自己評価・セルフイメージ 【じこひょうか せるふいめーじ】 (self-image)
 セルフイメージとは、潜在意識がもっている自分自身の評価のことをいう。自信があり少々の逆境や他人からの悪口、ストレスに対して、深く傷つくことが無く、心の健康が維持できる状態をセルフイメージの高い状態という。逆に、自信が無く、少々の逆境や他人からの何気ない一言に過敏に反応し傷つき、心の健康が維持できない状態をセルフイメージの低い状態という。夫婦間のいざこざ、職場や人間関係のトラブル、そして犯罪すらも低いセルフイメージが原因になることが多い。恋愛においては低い自己評価は相手を失う恐怖につながり、嫉妬深さや束縛してしまう心理的な原因になります。

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離婚後の感情

 

 離婚というのは、どんなにキレイ事を言っても結婚の失敗である。ただ、失敗したからといってその先の人生をずっと暗い気持ちで過ごすべきではない。頭では分かっていても、自分をどこかで責めてしまったり、自分は結婚生活を維持する能力がなかったと、低い自己評価をしてしまいがちなもの。私の経験でもそうだった。
 悲しむのはいい。一時的に落ち込むのも仕方ないと思う。無理に前向きに振る舞って、自分の感情を抑圧することは決して幸せにつながらないから。ただ、自分を責めたり自分自身を低く評価する態度は努めて変えていった方がいい。
 心から楽しめることをする。体を動かす。気の置けない仲間と過ごす時間を作る。また、自分の気持ちをうち明けられる相談相手がいるのは幸せなことである。決して馬鹿にしたり責めたりしないで話を聞いてくれて、感情のもつれや悩みを整理する手伝いをしてくれる人。
 こうして、離婚という辛い体験から、また幸せに毎日を生きようという意欲を持てるまで心が回復していくのである。

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男は失敗を責められることが怖い

 

 男性の潜在意識が恐れること。
 ☆失敗を責められること
 
 悩んだときに、自分の殻にこもるのも男性の特徴である。自分の力で解決できる場合、人に頼るのは嫌だ、という感覚を持っている。仕事がうまく行かない場合や、奥さんと口論してしまった場合、自分の失敗を認めるところに大変大きな心のバリヤがある。ましてや、これまでその相手に失敗を責められた経験があるような場合、尚更である。
 
 これを踏まえて行動するとどう変わるだろうか?

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別れた時に、プレゼントを返せ…の心理

 

 つき合っているときはとても仲がよく、高価なプレゼントもしてくれた。頼りがいがあって、優しい彼氏だった。ところが別れた途端、今まであげたものを返せ!と豹変した。そんな経験はないだろうか。今まで嬉しいと感じた気持ちまで踏みにじられたような気がして、悔しいものだ。もうばかばかしくなって「全部返すわよ!このどケチ!」なんて言ってみたくなるかもしれない。
 今日は、その「プレゼントを返せの心理」について考えてみたい。
 まず、あげたものだと思っていないということは、プレゼントには明確な目的(私の嫌いな言葉だが、「下心」ともいう)があったということだ。交際を維持するために、プレゼントをして相手の気を引こうと。もしくは交際の維持ではなく、エッチしたいとか、もっと具体的な目的があったのかもしれない。心理的には具体的な目的がある方がむしろ健全だと思うが。
 その彼氏は無償の愛を信じられない心をもっているのだろう。根本の原因は、断定はできないがおそらく親の育て方にあるのだと思う。たとえば母親が、息子を自分の言う通りにしたいからといって、愛情にヒモを付ける。母親の望むこと、たとえばお手伝いをしたときだけ優しくする。言うことを聞かなかったときは、罰するような口調と態度で接する。こうしていくうちに、息子は母親(潜在意識では全ての女性)には勝てないことを学習し、言う通りに行動するよい子ができあがる。
 
 さて。
 
 こうして育った子供が大人になり、恋人ができたとしよう。常に相手の望むことをし続けなければ愛情を返してもらえないことを幼少時から学習した男は、プレゼントなど、まめに行動して女性を喜ばすかもしれない。但し、その潜在意識には女性には勝てないという刷り込みがある。
 女性より下手に出ることで事を荒立てないようにする男性もいるだろうが、本来男性は「女性から尊敬され、自由意志で行動できる」ことを心の底で求めているものである。この欲求が強い男性の場合、「女性の支配から抜け出す必要がある」わけである。
 世話をすることで支配する、という心理がある。自分が相手に与えることで、自分の意思が通りやすい状況を常に作っておく。男同士では「貸しを作る」と表現することもある。
 こういう考えをもっている男性の場合、プレゼントは全て女性の歓心を買うためのものであり、目的が果たされないのは極めて悔しいのである。プレゼントをもらっておいて別れるのは裏切り行為である。
 
 このように、世話をする、金品を与える、といった行為で相手を思い通りに動かそうとする男性の場合、うけとってしまったら最後、つきまとわれることになるわけである。「受け取るだけ受け取っておいて、裏切るのか!」という声が聞こえてきそうである。
 
※「下心」が嫌いな理由。目的があってプレゼントする方もあまり上品でないと言えるが、何もしなくても無償の愛を受けられると期待する側もお互い様である。こういうプレゼントを受け取らないように危険予知するアンテナの感度を高める努力をしてほしい。

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世話焼きの女性は歓迎されるか?

 

 大切な彼氏のために、家に行ってご飯を作ってあげる。とてもほほえましい光景です。男心をつかむコツをよく心得ている女性ですね。ただし、掃除や洗濯までするのはどうでしょうか?これは人によって判断の分かれるところのようです。私は結婚もしていないのにそこまでする必要はないと思いますが(同棲しているなら家事はしますよね)、歓迎するという男性の意見も聞いたことがあります。私は・・・うれしいとは思いますがそこまでしなくて良いと思います。
 結婚している男女や、同棲していて、生計を共にしている男女の場合、家事をどう分担するか、収入源の確保をどう分担するかは大事な課題です。男性が主に収入源の確保、女性が主に家事を担当した場合、家事は女性にとって大事な作業です。
 ここで問題にしたいのはそういうケースではありません。
 「世話をすることで強い立場を保ちたい」という深層心理が出ている場合です。世話焼きだが、二人でいるときの会話が命令調であったり、自分の意見を通すことが多い場合、要注意。いわゆる、「女房気取りで押しつけがましい」というやつです。女性がしっかりしていること自体は問題ではありません。問題なのは、男性の心を知らずに傷つけていることです。
 男性のセルフイメージは「クールなできる男」です。女性が何かあるたびに世話を焼き、決定権も持つ。そんな女性と一緒にいると男性としての自信が失われていきます。できる男であることを証明するために新しいことにチャレンジする心が失われていくのです。
 
 世話焼きすることも、良いことばかりではないのです。
 
 大事なことは、相手の男性が、仕事・遊び・家事などをこなせる、生活力のあるできる男だと信じてあげることです。そのうえで、愛情表現で料理を作ってあげるのなら、良い結果を生むことでしょう。
 
 まとめると、
 ・世話焼きそのものは悪いことではない。
 ・相手の力を奪うような世話焼きは絶対NG
 ・押しつけがましい態度はアウト
 ・相手の男性の力を信じたうえで、愛情表現でする世話焼きはOK
 
考えてみてください。
 
関連記事として、マザコン男が生まれるメカニズム息子を愛する母親も参照してください。

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真に男を立てるということ

 

 「男を立てる」この言葉ほど人によって解釈の違う言葉もないでしょう。私の意見を書こうと思います。これだけが正しいと主張するつもりはないけれど、多くの女性にこれを目指してほしいとは思います。
 基本的に男を立てるということは、女性が相手の男性を大切に扱うということ。男はみんな多かれ少なかれ自分は「クールなできる男」と思っていたいもの。だからそう勘違いさせてあげるのがいい女なわけです。ところが、相手を自分より上に扱うことのやりかたにも色々あります。たとえ話をすると、敬語です。敬語には、相手を持ち上げる「尊敬語」と自分がへりくだる「謙譲語」があります。今回問題にしたいのは、「謙譲語」的な態度。男を立てるとき、もっぱら自分を卑下することで相手を立ててしまう女性がいます。
 ダメ男製造プロセスとでも言いましょうか。自分には女としての魅力がない。だから、相手の世話をすることでつなぎ止めるしかない。こんな自信のない女性を見て、自信のない男性は安心するわけです。自信がない男性は、いい女をものにしようとは思いません。高嶺の花を狙おうとも思わない。自分と釣り合う相手、といいながら努力しなくてもいい相手を見つけるのです。頼りがいのあるいい男になってほしいという強い姿勢を見せないような、楽な相手に甘やかされていたいのです。
 真に男を立てること、それは、相手の男性が本当に「クールなできる男」であることを信じると同時に、落ち込んだときにも自力で復活することを信じ続けることです。すぐに救いの手をさしのべたりして甘やかさず、信じて見守ること。甘えが始まったら、いい男への道は遠くなるのだから。
 応援はするが手は貸さない。これが大事です。
 それから、女を磨くこと。色々な男性から声をかけられるような魅力的な顔、容姿、服装、お化粧、仕草、そして言葉。彼氏が焦るぐらいいい女になることが大事。自信のない男性は足を引っ張って来るかもしれない。でもそれに負けてはいけません。私と釣り合ういい男になりなさい、ぐらいの強い姿勢で臨むことが大切です。但し、相手の男性を見下すみたいな、上下意識を持つのは愛情ではありません。言葉に出すべきなのは、「もっといい女になりたい」だけで十分。甘えん坊の自信がない男が少し焦るぐらいのいい女。
 ポイントをまとめると、
 1.自分がいい女になり、
 2.男性を「クールなできる男」と信じて、
 3.手は貸さず、
 4.常に応援する
 
 ということです。
 自信のあるいい女はね、相手を持ち上げても、自分が苦しい気持ちになったりしないものなんですよ。男を立てて気持ちが苦しくなったら、まだ自分の中に勝ち負け、上下の意識が強いことに気づいてください。喜んで相手を持ち上げられるようになったとき、本当の安心、幸せが訪れます。

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電話・skype恋愛セラピーQ&A

 

よくある質問

Q.お金を払ってまで欠点を指摘されるのは辛い

おそらく、先生は私の心の問題を指摘されるのだと思いますが、そうやって欠点を指摘されるためだけにお金を払うなんて、自分を痛めつけるみたいでイヤです。

A.欠点というとらえ方自体を変えていきましょう

確かに学校の「道徳」や社会における認識は、自分の「欠点」を自分の「意志の力」で克服するというものです。成長期にはそれも必要なのですが、大人になって心が苦しい場合、むしろ愛情や受容といった心の栄養が切れている場合が多いのです。欠点というとらえ方ではなく、心の栄養切れ、心の叫びが表面化したものが「欠点」に見えると考えましょう。だから私は心に温かい優しさや愛情を補充するための方法をアドバイスしています。

Q.プライバシーが心配なのですが・・・

身内の問題を話す必要があり、プライバシーの保護が心配なのですが・・・。実名ではない名前で申し込んでも構いませんか?

A.個人情報は第三者に開示しません。

もちろん秘密は厳守いたします。また、多くの方が勘違いされていますが、詳しい状況説明は必ずしも必要ないのです。むしろその時どんな感情が湧いてきたかが大事です。どうしても言いたくないことは言わなくても大丈夫。私は「その状況」でどう感じましたか?という形で気持ちを聞いていきます。寂しかった、怒った、悔しかった、などの感情は人間に共通のものですから、個人を特定できる情報にはなりません。

また、実名ではない名前でのお申し込みですが、あまりオススメはしません。私はお名前を呼びながらセラピーを進めていきます。自分の名前でないと心が開きにくいと思います。

Q.1時間での予約はできないのでしょうか?

A.1時間では短いため、お受けしておりません。

話しをしてみると分かりますが、1時間では短いと感じると思います。事前に状況を文章にまとめてくださる方もいらっしゃるのですが、状況の整理ではなくむしろ心の整理が重要ですから、状況説明→その時にどう感じたか→気持ちとしっかり向き合う→どうなりたいか?という単純な流れでも1時間では難しいです。

Q.海外からの決済はどうしたらいいですか?

現在、海外在住なのですが、日本への送金方法をどうしたらよいか教えてください。

A.個別にご相談下さい。paypalが便利です。

海外からの決済は、銀行送金の手数料が高いため、paypalが便利です。国内の方も、paypalをご利用になればクレジットカード決済ができますので、ご希望の方はご利用下さい。

Q.会社のPCから利用しても構いませんか?

メールマガジンを会社のPCで拝見しています。相談をしたいのですが、会社のPCから通話しても構いませんか?

A.基本的に、オススメしません

あなたの会社の規定によりますが、通常会社の設備を私用に使うことは禁止されているのではないでしょうか。こちらからあなたのPCが会社のものかどうか確認する方法はありませんので、あなたの良識でご利用下さい。また、一般電話も最近は通話料が安くなっています(フュージョンコミュニケーションだと全国均一3分20円で、2時間の通話でも800円です)ので、申込のメールのやりとりだけ会社のPCでやっていただいて、実際の通話は一般電話をご利用いただくのがよいと思います。

Q.国際電話の通話料の安い時間を希望なのですが?

海外在住です。skypeではなく国際電話をかけたいのですが、通話料の安い時間帯があづまさんのお仕事の時間9:00?23:00からはみ出してしまうのですが?

A.個別に対応いたします。ご相談下さい。

これまでも22:00?0:00などの時間帯でお受けしたことがございます。事情がある場合は遠慮なくご相談下さい(どうしても無理な場合もございますので、ご了解下さい)。

 
あづまの電話・skype恋愛セラピーお申込は、電話・Skype恋愛セラピーお申込のページより、HaNAの恋愛セラピーはHaNAの恋愛セラピーお申込のページよりお願いいたします。
 
電話・skype恋愛セラピーってどういうもの?
skypeって何? インストール・事前準備関係
電話・skype恋愛セラピー お客様の声

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離婚アドバイス

 

 時々、傍目から見るともう離婚するしかない、と思える方からアドバイスを受けることもあります。本人は修復したいと、真剣そのものですから、安易に「もうダメだから離婚しなさい」などとは言えません。このようなケースでは、修復のためにすべきことのアドバイスもしますが、「離婚をしてもあなたの価値がなくなるわけではないんですよ」というアドバイスをすることも大事だと感じています。
 「手放す」という言葉で表すことが多いですが、結婚している状態に執着している自分の心、離婚という「失敗」を受け入れられない心。それが執着している状態です。それを手放すことを助けるのもカウンセラーの仕事です。辛い決断ですが、乗り越えることで人生の次のステージに進める、そんな離婚アドバイスも必要なことがあります。

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離婚するかしないか、迷う心

 

 結婚したが生活してみたらがっかり。そういう経験をしている人は多いもの。離婚を考える前に、以下のチェック項目を見てはいかがでしょうか。
 
これらに当てはまる場合、問題は深刻です。本当によりを戻す気があるのなら、茨の道を通る覚悟をしてください。また、必ず心理カウンセラーなど第三者のサポートを受けることをおすすめします。
 
・相手が浮気をしている(特に一度きりでなく、繰り返している)
・相手がうつ系の病気を持っている
・暴力を振るわれる
・数ヶ月間夫婦の営みがない。今後回復する兆しもない
 
逆に、
 
・最近口論が多い
・仕事や家事で疲れ気味で、活き活きしていない、一緒にいても元気が出ない
・会話が少なくなった。それぞれ勝手に好きなことをしている
・お互い、身だしなみに気を遣わなくなった。魅力が無くなった
 
このような場合、マンネリに陥っていると言えます。新たな刺激を得ることで恋心の復活もあり得ます。
・家に花を飾ってみる
・おしゃれして出かけてみる
・お互いに、楽しかった想い出などを手紙にしたためる
このような工夫をしてみることをおすすめします。
 
 また、夫婦の間で、無意識に「どちらが上の立場になるか」のような(パワーゲームといいます)意地の張り合いをしてしまっている場合、一緒にいることが苦痛になることもあります。
 
 相手に自分を認めさせたり尊敬させるのではなく、自分で自分のことを認めることが、解決の第一歩になります(セルフイメージの向上といいます)。心理カウンセラーやセラピストのところに通う、心理に関する本を読む、などして、自分を大切にする習慣を付けると、自然に相手を大切に想う心が復活します。
 
 離婚を決断する前に、一度ご自分の生活全般を見直してみてはいかがでしょうか。

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