バジルに付いたアザミウマの退治法

今年もバジルにアザミウマが付いた・・・ようです。

アザミウマのgoogle画像検索
http://bit.ly/thripsimage_google

アザミウマ(スリップス、thrips)は1mm程度の小さな虫ですが、れっきとした昆虫です。
5000種類ぐらいいるらしいですが、葉っぱをかじって、汁を吸う、みたいな種類が多いので、害虫であることが多いです。
成虫になると一応羽が付いていて、飛翔能力はあまり高くないものの、風に乗って移動してくるようです。

私の経験では、これまで、それほどアザミウマの大被害に遭ったことはないのですが、ネットで検索してみるとアザミウマによってバジルが壊滅した報告もあるようですので、油断ならない相手です。

アザミウマは、葉っぱの裏側にいますので、本体を見つけようと思ってもすぐには分かりませんが、葉っぱの色素が白く抜けたようになっているのを発見することが大事です。

アザミウマの食害にあったバジルの葉

昨年バジルについたアザミウマは、見た目が少し違っていたので、色々な種類がいるのでしょう。今年見た本体は、こんな感じです。アザミウマにしては大型でしたかね。1.5mm程度の体長でした。

バジルの葉裏のアザミウマの画像

それで、今回は、バジルが成長力旺盛で、葉っぱがたくさんあったことと、まだ被害を受けた葉が少なかったことから、食害を受けた葉っぱを摘み、要するに手作業で駆除しました。
被害が少ないうちに発見したら、手作業がオススメですね。
食害のあとを発見したら、葉の裏側をめくってみて、アザミウマがいたら葉っぱごと、取ってしまうのが楽です。意外とすばしこくて、ぴょんぴょん跳ね回る奴がいます。となりの葉に跳び移られてしまったら(食害のあとがないので)発見が困難になりますからね。

但し、大量にはびこってしまったり、バジル自体が弱ってきていて、葉を摘む方法が現実的でない場合は、やはり、薬剤を散布するしかないでしょうね。

バジルは葉っぱを食べる作物なので、表面積も大きく、薬剤の残留も気になるところですよね(その逆は厚い皮をむいて食べる果実など)。残留農薬などのコントロールが、素人だと難しいと思いますので、オススメの薬剤は、有機農法にも認められた、天然物由来の薬剤である、これです。
スピノエース顆粒水和剤
化学物質は、毒性の強さによって毒物>劇物>普通物、という指定になるのですが、こいつは、普通物、つまり毒性はあんまりないよ、というもので、安心して使えます。アザミウマにも効果的です。

以上、バジルに付いたアザミウマの駆除方法でした。

 

バジルに付いたアザミウマの退治法」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 今度はバジルにアザミウマがつきました | バジルを1000%満喫!バジル育成カレンダー

  2. ピンバック: バジルの葉が黄色(黄土色)になる理由を診断するチャート | バジルを1000%満喫!バジル育成カレンダー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。