月別アーカイブ: 2014年6月

小学校の朝顔のダニ退治をしたハナシ(笑)

先日まで、ハダニを見分ける話しやら、ハダニ退治の話を書いていましたが、そういうことに取り組んでいた効果として、葉をパッと見た瞬間にハダニ被害かどうか分かる能力を獲得しました(^O^)/

その能力が、どんな展開を見せたのか。
それが、今日のハナシ。

先日、学校からもらって来た朝顔にもハダニが付いていた話は書きましたが、その後、授業参観があったんですね。
で、小学校一年生の朝顔が並べて置いてあったわけですよ。

当然、
ハダニは大丈夫なのか?
って思うじゃないですか。

で、ちらっとみたら、同じように葉っぱが黄色くなっているわけですよ。

あ、やられてるな。

で、念のため、葉の裏を見てみると、やっぱりいました。ハダニたちが。

それで、先生への連絡帳に(本来の使い方じゃないけど)ハダニの件を書いて(笑)

その後やりとりがあって、
学校の朝顔にも、ハダニ駆除の薬を撒くことになりました。

その写真がこちら。

20140627-131950-47990498.jpg

結局学年全部分撒きました^^;

そして、
こちらはもらって来た方の、家の朝顔ですが、
今朝初めての花をつけました。

20140627-132139-48099288.jpg

ではまた!

バジルに付いたハダニの対処法

さて、こんな風に今年もハダニがやってきたわけですが、
来ました!ハダニ登場です|ハダニの見分け方

では、ハダニが付いてしまったら、
どう対処したらよいのでしょうか。

私も、バジル初心者の頃は、ネットで検索して、色々な人が書いているブログの対処法を参考にしてみました。

効果のない「都市伝説的風説」と私が考えているもの…
・水を毎日かけてあげるといい、とか、
・「粘着くん」で固めればOK、とか、
・手でつぶす、とか。

まず、私が去年、ガッツリ観察して分かったことがありますので、ハダニの性質から。

・葉の裏の成虫を完全に洗い流しても、半日から一日後にはまた成虫が現れる
したがって、以下のことが推測できます。
・1日から2日程度で、卵→成虫→卵、というサイクルが回る
・成虫を洗い流したつもりでも、卵は付着しているまま
・葉の裏に糸を張って体を固定するので、じょうろの水程度では流れない

こういう性質がありますので、

「水をかける」といっても、
×水をじょうろで全体にかける
○水鉄砲のような勢いで、全ての葉の裏を洗う
という話になります。後者のようにすれば、確かにハダニは地面に落ちますし、落ちたハダニはどうやら戻ってこられないみたいですので、それはそれで、一定の効果はあります。

但し、卵が成虫になるまでの期間が約一日と短いので、
×2、3日に一度、徹底的に葉の裏を洗う
○一日2回、徹底的に葉の裏を洗う
という話になります。昨年、実際試してみたのですが、徹底的に葉の裏を洗ってから、半日後ぐらいですと、赤い成虫が復活してはいますが、体が小さいです。つまり、まだ十分育ってないってこと。この時点でさらに洗い流せば、卵を産む前に駆除できると思いますので、効果はあるでしょう。
実際、これをしばらくやってみたところ、だんだんハダニの数が減っていくのが分かりました。
しかし、しかしですよ。たとえば仕事で数日そういう細やかな面倒が見られない時がある。すると、どうなるか。もう大変です。また元のように、ハダニの大復活です(最悪)。
一日二回、全ての葉の裏を徹底的に洗う、って普通の社会人には不可能です。

また、卵はなかなか洗い流せない、という点も厄介です。

成虫は水鉄砲ぐらいの勢いで洗えば落ちるわけですが、卵は見えないので、落ちたかどうか確信を持てません。
そして、例えば「粘着くん」で固めて駆除する、という方式にしても、成虫には一定の効果があるかもしれませんが、「粘着くん」が乾いたあとに孵化してきたやつには、多分効果はないでしょう。したがって、粘着くんを使う場合も、
×一度「粘着くん」を使えばダニが一網打尽
○何度も何度も「粘着くん」を使って、とにかく産卵前の成虫を倒し続ける
ということになると思います。実験してないので、あくまで推測ですが(試す気もないが)。

そんなわけで、
巷では色々な風説が囁かれているわけですが、
私は色々自分で試してみた結果、葉の裏に付いている、本物のハダニがついてしまったときは、殺ダニ剤を使うしかない、と考えています。

殺ダニ剤として、とりあえず、お勧めしたいのは「ダニ太郎」です。
ダニ太郎

コロマイトなど、プロ好みの別の薬剤もあるんですが、
素人には、ダニ太郎が使いやすいです。

理由は、成虫をすぐに駆除してくれるからです。

実は、ハダニの駆除で本質的なことは、卵をいかに効果的に殺すか、ってことなんです。
成虫は寿命が短いので、薬剤がある程度残留していれば、そいつが産んだ卵が死ぬ。で、そのうち成虫も死ぬ、ということになるわけ。

でも、素人的にはね、すぐにいなくなってほしいでしょ?
いくら、卵には効果あるから、って言われても、成虫がすぐにいなくならないと、不安になりますよね?
ちょっと関係ないけど、以前、ゴキブリを殺す殺虫剤で、殺虫効果は完璧で、既にゴキブリは死んでいるんだけど、死後硬直的な反応で、足がピクピク動くのが続いていたんだって。すると、素人的には「まだ生きてる!」って思って、規定量を超える、大量噴射をしてしまう。
で、殺虫効果の薬だけじゃなくて、筋肉を麻痺させて動きを止める薬を入れたところ、素人的にも「動かなくなった」→「死んだ」と認められて、大量噴射する人が少なくなった、という話を聞いたことがあります。

プロは慣れているので、目先のことにとらわれず、本質的に効果のあるものを選ぶと思うんですけど、年に何回もハダニ駆除をするわけではない、我々アマチュアは、やっぱり、成虫にいなくなってもらって「目で見て分かりやすく駆除できたという結果」を得たいもの。

まあそういうわけで、ダニ太郎をオススメします。

それで、希釈するのが難しいのね、これ。
というのも、1500倍に希釈して使うことになっているんですが、1cc量ったら、1500ccつまり、1.5Lのペットボトル一本分も薬剤の液が出来てしまうわけです。そんなに使わないし。

私がやっている方法は、こうです。
但し、メーカーの推奨している方法ではないので、あくまで自己責任でやって下さいね。

まず、水と同程度の表面張力&比重の液体を、一滴、滴下すると、それってどのぐらいの容積になるか知ってますか? 大体ね、0.05ccぐらいです。
したがって、こいつを1500倍から、まあ薄い方に間違う分には、農薬食べ過ぎてヤバイって事もないでしょうから(効果が出ないとそれは困りますが)、ざっくり2000倍にすると考えて、0.05×2000=100cc。

まあ、一滴垂らして、100ccに希釈する。
そうやって私は使っています。これだと、大体使い切れるので、そういう意味でもやりやすいです。

希釈液を作ったら、霧吹きに入れて(というか霧吹きのタンクの中で希釈液を作ってますが)、噴霧します。噴霧した霧は、吸い込まないように注意します。また、洗濯物に付いたり、手に付いたりしないように気をつけましょう。私はベランダで育てているので、洗濯物があるときは一旦室内に避難させ、手も、ゴム手袋をして噴霧しています。

あとは、風が強いとか、風向きが悪いとき(自分の方に向かってくるとか)は、噴霧しないようにしましょう。

殺ダニ剤、ダニ太郎の場合、収穫の三日前まで使っていいことになっています。
まあ、余裕を見て、ダニ太郎をまいた場合、一週間ぐらいは収穫しないようにしています。
そしてまた、数日して、ダニがいなくなったら、葉の表裏にたっぷり水をかけて、残留農薬を少しでも洗うようにしています。

水をかけて成虫を洗い流す、という方法では、本当に、埒のあかないダニ退治。
さすがに、殺ダニ剤は、一発で効きます。忙しい社会人でも、これならできます(笑)

ダニをなめてはいけません。
コイツだけは、しっかり気を引き締めて対応。

バジル育成で、大事なポイントのひとつです。

来ました!ハダニ登場です|ハダニの見分け方

今年もやってきました。
あの、にっくき難敵、ハダニです。

嬉しそうだって?
まあね。
対策もバッチリ分かってるし、このブログのネタになるから。

では、ハダニ対策をバッチリ解説します。

えと、実は、バジルにはハダニはたかっていなくて、
こんなに元気なんですね現在。
2014/06/20のバジル

目を皿のようにして、葉の裏まで見ましたが、今のところ大丈夫のようです。

で、ハダニがたかったのが、こちら。
奥さんから要望されて、シソも育てているんですが、
最近何となく元気ないなぁ、って思っていたら、ハダニ登場でした。
シソの葉に白い斑点
見て分かりますかね?
葉の表に、白い斑点状に葉緑素が抜けているところがあると思います。
これが、ハダニが葉の裏にいるサインです。
これを、見逃しちゃいけません。
(今年はたまたまバジルにはたかっていないので写真がありませんが、バジルも同様です)

で、その葉っぱをめくってみると、
じゃじゃーん!
シソ葉の裏のハダニ

いましたね。逆光なので黒っぽく写ってますが、この赤い奴が、
にっくき難敵、ハダニです。

顕微鏡で拡大してお届けします(笑)
ハダニ顕微鏡画像
(お食事中の方、失礼しました)
えと、ちとピンボケっぽいのはご勘弁。
これは、顕微鏡の性質上、焦点深度が浅いんで、厳密にある面にしかピントが合わず、胴体に合わせると足はぼける、みたいなシビアな話なので、これでベストだと思うんですね。
いやー、キモイ奴です。

ダニは蜘蛛の仲間なので、足も8本。糸も出します。
で、葉の裏を見たときに、ハダニがいるかどうかの見分け方なのですが、

(1)こういう詳しい画像をよく見て覚えておいて、目視で確認。視力に自信がない方はルーペなどを使うといいと思います。顕微鏡は必要ありません(笑)
(2)糸で浮いている奴がいるかどうかを確認。ゴミは葉にくっついているが、ダニの抜け殻などは糸で若干葉から浮いている。
(3)じっと見つめていると、ゆっくり歩いている奴がいる(そいつです)。

というような感じで判別すると良いでしょう。
なお、5月上旬頃には、ブロック塀とか、地面とか、そこらじゅう、赤いダニが歩き回っていますが、そいつらはたぶん、違います。タカラダニとか言って、遠出するタイプのダニで、葉っぱの汁を吸ったりしません。
ハダニは、いったいどこからやってくるのか不明ですが、とにかく、葉っぱの裏に定住して、あんまり世界を歩き回ったりしません。それこそ、ある葉はダメージを食らって、となりの葉は無傷、なんてこともあるぐらい。但し、葉っぱがあまりに弱ったら、となりの葉にお引っ越しするらしいので、放置してはいけません。

で、糸で浮いている、ってどういうことかというと、二次元の写真で、どこまで表現できているか分かりませんが、焦点深度を浅くして、マクロ写真を撮ってみました。
ダニが糸で浮いているの図
分かりますかね?
画面の真ん中へん、黒っぽいものがくっきりと写ってるけど、葉っぱはボケてるでしょ?
浮いてる感じ、分かります?
たぶんこいつは、ダニの死骸か抜け殻です。
ハダニが巣を作ると、こんな風に糸を張り始めるんですね。
光に照らすと、糸自体もなんとなく見えます。

こういう症状が見えたら、ハダニ確定です。
対処しなければ、被害はどんどん拡大していきます。

ついでに・・・
実は、娘が育てている、というより、妻がやっているんですが、朝顔にもハダニがたかってました。
朝顔の葉
手前の、低い位置にある葉っぱ二枚が、少し色が悪いですよね?

その理由は、
朝顔の葉裏のハダニ

いやー、ハダニがたくさんいますねorz
写真中段右よりの、大きい奴が目に付きますが、こいつは…よく分かりません。
それよりも、点々と、結構沢山ついていますよね、小さいのが。
それらが、ハダニです。

さて、次の記事で、ハダニの対処法について書いていきます。

バジルの摘芯の仕方(花芽防止・収量をふやす)

バジル育成で、
初心者から中級者への関門と言えるのが「摘芯(摘心)」です。

摘芯というのは、バジルの中心(先端)の芽を摘み取って、脇芽が育つようにする、という手入れのことです。

さて今日も、花芽になりそうな、怪しい芽を発見。

バジルの先端の様子。中心に花芽になりそうな芽。

 

で、こいつを「摘芯」するわけですが…

そもそも、脇芽ってのはどれのこと?って話から。
同じ部分を横から見たのがこれ。
バジルの脇芽。矢印が脇芽。

まあ文字通りって感じですが、脇に芽がふたつありますね。これが脇芽です。
このちっちゃい芽が育つのかって話ですが、実はこの中心の芽も既に、一度摘芯して育った脇芽が大きくなったものなんですね。だからちょっと斜め向いているんです。

そう、バジルとは、摘芯するごとに、枝が2倍2倍と増えていく植物なんです。数学の世界じゃないので、無限に増えるって訳にはいかず、土や根の限界があります。限界になってくると、葉っぱが全体に小ぶりになってくるんです。

話を戻しますと、では、真ん中の芽をどうやって摘むのか、って話ですが、
二種類のやり方を推奨します。

ひとつめは、王道のやり方です。手で摘む。
まず、こんな風に葉っぱをつまみます。
バジルの先端の芽を指でつまむ
美しくない指ですみません(笑)
このとき、裏なので見づらいですが、ちょうど脇芽の間あたりに、人差し指を当てています(下方にせり出して写っているのは中指です)。
人差し指を支点にして、芽を「折り取る」感じで摘みます。少し引っ張るとうまく摘むことができます。「折る50%」+「引っ張る50%」て感じですかね。状況に応じて力加減を調節します。

折りました。
バジル摘芯直後の様子。

で、摘芯が終わった状態がこちら。
摘芯後のバジルの芽。無傷の脇芽が見える。

双葉っぽくなってるふたつの脇芽が、無傷で残ってます。
これは結構重要なところで、摘芯するときに脇芽を傷つけてしまうと、その後、ねじくれた葉っぱが出てきて、うまく育ってくれません。下手をすると先の先の枝まで残念な形状になります。

育ち始めの、最初が肝心。脇芽は大切にしましょう。

ではもう一つ、摘芯の応用技をご紹介しましょう。
実は、5〜7月ぐらいの摘芯は、ある程度葉っぱが大きくなってから手で摘めばいいので、それほど難しくないのですが、9月10月となってくると、葉っぱが小さいうちに花芽化していることが結構あって、手で摘んで摘むのが難しいことがあります。
先に書きましたが、花芽は放置すると、花芽形成ホルモンがどんどん作られて、株全体が「花芽に栄養を送れー」モードになってしまい、それ以上葉っぱが取れなくなります。新しく出る芽が全部花芽化していきます。

まあ、花芽がつくのは、生命体としてのバジルとしては正しいわけですが、利用する側としては、もう少し葉っぱを取りたいと思うもの。

手で摘むのが難しいと思う人、あるいは手で摘むのが難しいような芽を摘みたい場合、このように、手芸用のはさみを使うのがいいと思います。文房具屋さんで普通に売っているはさみは、ほとんどが、安全のために先が丸くなっています。
このはさみは、先が刺さりそうなぐらいとんがってまして、取扱注意ですが、バジルの摘芯に使うには、このぐらい尖ってないとうまく行きません。

はさみで摘芯する、の図あと、写真では結構大きく見えますが、脇芽が2mmぐらいの長さなので、そう見えるだけです。はさみは刃の部分が2cm程度の、ちいさな手芸用のはさみです。

くどいようですが、脇芽を傷つけないことが大事です。あらかじめ脇芽の幅(≒真ん中の茎の幅)より、はさみの刃先を狭めに固定して構えておいて、切るというより、刺す感じで切り取ります。刺すなら細いカッターナイフみたいなもの(デザインカッターとか)でもいいじゃないかと思うかもしれませんが、屋外で風もあるし、茎もさわったら揺れるので細かい作業は難しいです。実際、デザインカッター系のもので試したことがあるんですが、どうしても片方の脇芽を傷つけやすいんですね。このはさみなら、刃は内側にしかないので、脇芽を傷つけずに、摘芯ができます。

こんな風に、摘芯をして、バジルの枝を倍々に増やしていって下さい。
これができれば、バジル育成中級者です。

 

 

新鮮バジル!ジェノベーゼソースのレシピ

昨日の、ジェノベーゼのパスタのレシピです。

このレシピの場合、料理に合わせて材料の量を決めるよりも、収穫できたバジルの量に合わせて作るジェノベーゼソースの量を決めた方が作りやすいです。(残ったものは、私は西松屋の離乳食を入れるプラ容器に小分けして冷凍、凍ったらラップで包み直してジップロック、としています。)

なので、レシピも、臨機応変に量を変えられるように、私はバジルの量に対する比率で記憶しています。バジルの葉を秤量したら、その場で暗算して、他の材料の量を決めています。

材料(括弧内は、バジルの量に対する比率)
バジル 10g(基準)
松の実 10g(1倍)
パルメザンチーズ 6g(0.6倍)
ニンニク 小1片《まあ適当に》
塩 0.5~1g《※実は麺をゆでるときの塩による》
オリーブオイル 30cc≒27g(ccの数値で3倍。gで2.7倍。※2)

※日本人はパスタをゆでるときに入れる塩が少ないといわれています。実感では、確かにそうかもしれません。すると、麺に塩味があまりつかないので、ソースの方に少し塩を足しておくと丁度いいです。自分の麺のゆで方のくせに合わせて調整すべきです。私が最初に調べたレシピでは塩の添加がありませんでしたが、いまいち薄味だったので…
※2容量で測ると、計量カップに油がつくので、重さで量っています。油の比重は大体0.9なので、ミキサーやミルの容器を秤に乗せたまま、9掛けした重量を入れています。例:バジル30g→他の材料を量る→30×3=90ccに9掛けして81gを加える。

作り方は簡単です。
(1)バジルは、葉っぱの柄など、固いところを除いて、よく洗い、ペーパータオルで水を切って使います。
(2)ニンニクは皮をむいて、粗く輪切りにしておきます。
(3)バジルを含めた全ての材料をミキサー(ミル)に入れ、1〜2分撹拌。
おしまい。
雰囲気は昨日の画像を見てくださいね。

できたペーストの使い方ですが、
一人前(乾麺100g)のパスタに対して、
できたペースト30~35g程度が適量です。
ゆであがったパスタに、からめるだけ(簡単!)

残ったら、冷凍して保存します。
ポテトをフライパンで軽く焦げ目がつくまで焼いて、
火を止めて、ジェノベーゼソースを投入!
軽く混ぜて、バジルポテトとか、
まあとにかく、ソースがあると色々使えるので、楽しいです♪

 

今季初ジェノベーゼ。作りました。

花芽が付いたバジルの株を間引いて、
あと、たくさん出た芽を間引いて、

それで、今季初のジェノベーゼソースを作りました。

20140605-182447-66287323.jpg
花芽と、双葉を、こんな感じで、水切ってます。

20140605-182615-66375053.jpg
バジルと、松の実、パルメザンチーズ、ニンニク、塩。

それにオリーブオイルを入れて…

20140605-182706-66426984.jpg
ミルで一気にペーストに。

20140605-182748-66468716.jpg
できたペースト。

ここからは選手交代(奥さんです♪ お箸しか写ってないけど、笑)

20140605-182915-66555403.jpg

できました!

20140605-182958-66598376.jpg

やっぱり作りたてはうまい〜〜〜

追記:ジェノベーゼソースのレシピはこちらをご参照ください。

バジルの花芽がついてしまいました。

苗で買ってきた方のバジルは、すくすくと育っているのですが、少し間引いて残った株のうち、一株が、花芽だらけになってしまいました。

20140603-113025-41425635.jpg

普通の芽より、こちゃこちゃっと細かい葉っぱ(というかたぶんガク)がたくさん見えるのが花芽です。この花芽、発見したら要対応なのです。

そのうち書きますが、バジルは「摘芯」と言って、頂点の芽を摘むことが必要です。花芽がつくのを遅らせて、枝分かれも促進します。やらないとひょろっと伸びて、すぐに花芽がつきがちです。(追記:バジルの摘芯の記事はこちら)

この写真は、摘芯したのに、花芽がついてしまったものです(二股に枝分かれしていますね)。こうなると、すでに花芽形成ホルモンが広がってますから、花芽から4~5cm離れた、かなり下の方まで切り戻さないと、また花芽がついてしまいます。花芽がつくと、葉っぱは自分の成長をやめ、花芽に栄養を送るようになって、硬くなります。株全体の育ちも悪くなります。

この株はあきらめて間引こうと考えています。まだ他が育ってるから。

こういうことがあるから、いきなり一本にはせずに、様子をみながら間引くようにしています。

なお、経験的な仮説で、厳密な検証をしていない話ですが、根詰まりすると早く花芽がつく気がしています。バジル的には、「あーもう根が張れないや。これ以上大きくなれないなら、この辺で花でもつけておくか」てな感じでしょうか。

プランターにはまだ根を張るスペースがありますが、苗がかなり育っていて、根が回ってしまっていたんですね。

植えるときに根をほぐしたんですが(バジルは、ほぐす。シソは、ほぐさない、のが大事)、ちょっと根のほぐされ方が不十分な株があったのかもしれません。

ただ、花芽がなぜつくかは、実際よくわからないのが実情です。シソ科は短日開花と言って、日照時間が短くなると花芽をつける性質を持っているのですが、育てている感覚とは合わない気がしますし。

まあとにかく、
・複数育てる
・早めに摘芯する
・花芽がついたら4~5cm切り戻す
・ダメなときはあきらめて刈り取る
ということになるかと。

では!