月別アーカイブ: 2014年8月

ついに来た!ベニフキノメイガがやってきました!

いやー、今年は来ないのかと思ったんですが。
お盆前後に登場するあいつが。

そう、バジルの新芽の部分を食い荒らす、
ベニフキノメイガ、です。

害虫なのに嬉しそうなのは、まあこうして、ネタになるからです。

ベニフキノメイガがバジルの新芽にいる

こちらは拡大写真ですが、実物は、体長3mm程度の小さいものでした(成長すると数cmになりますが)。

ベニフキノメイガの幼虫であることを見分けるポイントは、
・新芽を中心に食い荒らす
・糸を張って巣を作り、その中に潜んでいる
・拡大してみると、胴体に黒い斑点が(おそらく)二列に並んでいる

というところです。
多くの害虫がバジルの香気成分を嫌うのに対して、
ベニフキノメイガはむしろ、シソ科の植物を好んで食害します。
まあ、バジル好き、ってことですね。
害虫駆除の基本は、初期に発見し、迅速に対処することです。
食害が進んでしまうと、植物の勢いがなくなり、被害からの回復も遅れます。

今回、かなり初期に発見しましたので、
ベニフキノメイガによる初期の食害の状態がどんなものなのか、写真に撮って記録しておきます。

NEX-5R 043こんな感じです。

ぼうっと見ていると見逃しそうですが、先端の芽の周辺の葉に、写真のように穴が何個も開いているようになっていたら、ベニフキノメイガを疑ってみるべきです。あとは葉をめくってみて糸で巣が出来ていたら、確定です。

さて、今回の駆除方法ですが、
今回は、バジルが育ちすぎて困っていたぐらいだったので、食害が見られる芽を全部摘んで捨ててしまいました。

バジルに元気があれば、害虫の駆除もこんな風に思い切ってできますね。

これが、バジルの元気がいまいちで、発見も遅れたりすると、かなり被害が広がってしまって、対応も難しくなりますね。

元気が一番♪

※なお、被害がもっと広がっているときは、「ゼンターリ顆粒水和剤(BT剤)」などの、毒性の低い天然由来の薬剤を使うと効果的です。今回は出番がありませんでしたが。

 

育ちすぎたので・・・

今年はちょっとバジルが育ちすぎまして・・・
使い切れない、という贅沢な悩みが。

去年の生育状態から推測して、少し少なめに植えたつもりだったんですが、育て方がうまくなったからなのか、すごい育ってしまって、既に年末までのジェノベーゼソースの在庫は確保!って感じになってまして。これ以上ストックを作ると冷凍庫を圧迫するので・・・

で、そろそろ根っこから刈り取ってしまおうということで、
刈り取ったバジル
これで大体、葉っぱの重量で100gぐらい。
でもまだ、この2倍以上生えてます。

ま、豊作ですな。

バジルトマトライス レシピ

今日は、バジルトマトライス ポテチ添えを作ってみました。

こんな感じで。
IMG_2922.JPG

一人分の分量
トマト 中2個
ニンニク 一片
ベーコン 40g
バジル 15枚程度
ごはん 茶碗一杯程度
オリーブオイル 大さじ1
塩 1g程度 (ポテチの塩味がない時は多めに)
ポテトチップ お好みで。ざく切りタイプがオススメ。

作り方
トマトは1cm角ぐらいのざく切りにします。
バジルは洗って、枝をとって葉っぱだけを残します。
ニンニクは薄切りにし、ベーコンは1cm角程度に細かく切ります。

フライパンを温め、オリーブオイルを入れ、ベーコンとニンニクを中火で炒め、味と香りを出します。
ベーコンに少し焦げ目がついたらトマトを入れます。
調理中に水分が蒸発するので、(手際によって分量が変わりますが)ここで50cc程度の水を加えておきます。

10分程度煮て、トマトの形がなくなってきたら、バジルの葉を加えて、1、2分火を通して、火を止めます。

ボウルにごはんを平たくしき、上にポテトチップをのせます。
その上から、完成したトマトソースをかけてできあがり。

以上。

ホーリーバジルの芽が出ました。

さて、今年のバジル育成は、
ハダニやアザミウマなど、ほぼどんな課題がやってきても、事前に対応策を準備済みで、さくっと対応しておしまい、という感じで推移していて、実はちょっとつまらないと感じていたりします。

簡単すぎるゲームは飽きちゃうでしょ。そういう感じ。

収量も、昨年より少ない土で育てている(昨年:プランター+鉢→今年:プランターのみ)にもかかわらず、昨年と同等から少し多いぐらいの収量になっていまして、まあバジル育成の腕が向上したということではあるんですが・・・

胃袋は増えてないですから、
そんなにたくさん採れても、使い途がないわけです。

そこで、今のプランターの半分(苗から育てた方)を8月下旬を目処に刈り取ってしまおうかと考えていて、その跡地に、ホーリーバジルを植えてみようと計画しています。

ホーリーバジルというのは、タイバジルとかトゥルシーとも言われていて、タイ料理に入っているバジルは本来、ホーリーバジルであるべき、だと聞きました。
あと、アーユルヴェーダにも使われる香草なのだと。

しかし、こいつは本当になかなか売ってない。
手に入りにくい度で言うと、こんな順番です。

入手困難: 葉(ハーブとして) > 苗 > 種 >> 普通のバジルの葉・苗・種:入手容易

葉っぱを買うのはとても難しくて、聞いた話ですが、タイ料理屋さんでも、手に入れにくいので普通のスイートバジルを使っていることがあるとのこと。
苗は、先日近くの花屋さんで一株だけ売っているのを見かけましたが、やはりかなりマイナーですね。
種は、ネット通販で結構売っているので、これが一番入手しやすいかと。

それで、普通のバジル(スイートバジル)の種は、今年は適当にプランターに直まきしましたが、それは、たくさん入っていて安いから。
ホーリーバジルの種は、買ってみたんですが(これね↓)、
ホーリーバジルの種

意外に数が少なくて、大切に撒こうと思いました。

半日ぐらい、水に浸しておいて、
種の周りに白濁した半透明のゼリーみたいなのができたところで、スプーンで一個ずつすくって、丁寧にプラカップにまきました。
苗用のポットとか、用意していないので、普通に飲みもの用のプラカップで代用です。底に2個ぐらい穴を開けました。

で、撒いてから3日で、芽が出ました。
こんな感じ。

ホーリーバジルの双葉

一週間ぐらいかかるとか、色々書いてあるけど、
条件が良ければすっと芽が出るものなんですね。

うちの二階の南側の一部屋はかなり蒸し暑いんですが、そこに置いておきました。
やっぱりバジル、暑い気候が好きみたいです♪

ではでは!

帰宅しました。

バジルの自動灌水システムを作り、
沖縄に出かけていたわけですが、

無事帰ってきまして。

で、バジルも無事でした。

既に収穫してしまって、直後の状態の写真はありませんが、わっさわさに繁ってました(笑)
「しばらく見ないうちに、大きくなったね~」なんて、たったの三日でしたが、相当違いましたね。

100g程度収穫して、トマトソースのパスタに大量投入!
・・・だけだと、当然全部使い切れないので、80gぐらいがジェノベーゼソースになりました。