あづまです。
今日は、現在開講中の講座「あづまやすしの心理セラピー&人間関係コンサルティング講座」から、学びをシェアしたいと思います。
先週末、土日で講座を開講していたのですが、
初日のテーマは、主に、傾聴のスキルについてでした。
(具体的な悩みは、個人情報を他に漏らさない約束に反するのでここではシェアできません。したがって、どうしても漠然とした話になることをご了承下さい)
講座の中で、たぶん、生徒さんたちにとって意外だったのは、私が、
「では、今から、言葉を使わないで会話します」とか言い始めたこと。
話し手が・・・といっても話さないので「話し手」と表現してよいのか分かりませんが・・・自分のつらかった過去について「話し」ます。
但し、言葉を発してはいけないんです。
頭の中、というか心の中では、話しを組み立てて、聞き手に訴えかけます。
でも、声は出してはいけません。
一方で、聞き役の方は、「そうかそんなことがあったんですね。それはつらかったですね。」と共感の言葉を・・・これも、声は出してはいけないので・・・心の中で発し続けます。
で、全く、音声による、言語による、コミュニケーションができないわけですが、
では、これでは、何も起こらないと思いますか?
いや、とんでもない。
感受性の高い人が参加しているか、そうでもない人かによって、このワークの反応は、結構違うのですが、
今回は、感受性が高い+ペアになった二人のタイプが似ていて、すごく通じ合った、のだと思います。
一切会話をしていないのに、ちょっとうるっと来て・・・
という展開に。
カウンセリング、コーチング、コンサルティングにおいて、
言葉は大切です。
言葉の意味をしっかり捉えて、
言葉を使って、確認をして、
言葉を使って、コミットして、
言葉を使って、ほめて、
言葉を使って、苦言も言います。
でも、
言葉を使わない部分、
非言語の部分って、かなり重要なんです。
それを分かってほしくて、こういうワークを取り入れているんですが、
今回は、ガッツリはまりました。
コミュニケーションをするときに、非言語メッセージも意識する。
大事なことです。
ではまた!