あづまです。
私も含めてなのですが、人は目の前のことを「原因だ」と思ってしまいがちですね。
恋愛で、彼にハッキリものを言ったら嫌われたとか。
本当にそれが「原因」という分析でいいんですかね。
(この例の続きは後ほど書きます)
私の体験で言うと、体調関係の話。
たとえば、左足の股関節まわりが痛い。よく歩いた日は痛くなりがち。と来れば、歩いたことで足を痛めている、と結論づけてしまいやすいです。
まあそれも一つの要因としてあるわけですが、じゃあ何で右足は痛くならないのかとか、ツッコミどころがいっぱいあるわけです。
結局この問題、一年ぐらい考え続けたんですが、
その結果どういう結論に至ったかというと、
直接原因:常に重めのカバンを右肩にかけていることで、歩き方にゆがみが出ていた。
間接原因:タンパク質の摂取が少なく、体の回復力が落ちていた。
でした。
今は、歩いてもあんまり痛くなりませんし、
少し痛くなっても、すぐ回復します。
恋愛問題でも、彼にハッキリとものを言ったせいで、関係が悪化して別れに至った経験があったりすると、ハッキリものを言うことが原因、関係悪化が結果、と結論づけやすいものです。
でも、私のセラピーでは、日頃から(つきあう前から)ハッキリものを言わないので、あなたを都合よく扱いたい男性が寄ってくるんだよ、という結論になる(ほんと真逆の結論!)ことも多いんですね。
原因と結果の時間的関係が、離れていれば離れているほど、そこに目を向けるのが難しくなり、手近にある(本当は因果関係ではない)要因を「原因だ!」と考えやすいのが、人間の陥りやすいワナ。
まずは、それを自覚しておくことが、その罠に陥らないためのコツです。
お気をつけ下さいませ。
(自戒を込めて)